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2024年7月

2024年7月13日 (土)

コンサートの予習会・1

 

来週末、東京文化会館小ホールで開催される「桐五重奏団」の演奏会に友人と一緒に行く予定で

楽しみにしているところです。

メンバーは勝間塾の友達。

イベントを立てて募集したところ、前回の「オーケストラを聴きに行こう!」のイベントがとても良かったからと言ってくださる方々や、

クラシック好きな方、なんだか惹かれる、、ということで参加表明してくださった方々をご案内してまいります。

 

ということで、塾内のイベント欄で解説を書いています。

最初に参考音源をお知らせして曲に耳慣れしていただき、

具体的な構成などをお知らせする感じで演奏会を聴きに行く準備を進めています。

もしかしたら慣れない音楽用語もあるかもしれませんし、

クラシックに慣れていないと??と思うこともあるかもしれません。

この世界にいる人間は当たり前でも世間は違うということが、

中にいる人間にはわからないことも多い。

けれども、皆さん本をたくさん読まれる方々なので、

もしわからない言葉があったら自分で調べてくれるか、訊ねてくれると思います。

解説の中身は解説書を元に、私の感覚を交えて独自の見解も入れて書いています。

 

Img_6081

 

まずはプログラム前半のドヴォルザークのピアノ五重奏曲の解説。


https://youtu.be/dnarQ7fh1w4?si=tFsGZ7A71RBcwxdD

 

チェコの作曲家ドヴォルザークアントニン・レオポルト・ドヴォルザーク(184198日 ~190451日)の作品では、

交響曲第8番「新世界より」(第2楽章ラルゴは家路のメロディー)がもっとも有名でしょう。

交響曲を9曲残していますが、実はドヴォルザークはブラームスと同じく室内楽の作品に多くの名作を残しています。

残されている室内楽作品は32曲に上ります。

この時代の多くの作曲家がそうであったように、同じチェコで同時代に活躍したスメタナ(「わが祖国より」が特に有名)のように訴えたいことを作品名をもって具体的に手っ取り早く伝えられる「標題音楽」に対して、

ドヴォルザークの作曲スタイルは「絶対音楽」というものでした。

 

「標題音楽」というのは、わかりやすいタイトルが付いている音楽のことを指します。

そのタイトルを見れば中身が想像しやすく、作曲家もそれを意図した曲たちです。

例:ヴィヴァルディ作曲『四季』、ムソルグスキーの「展覧会の絵」など。

 

それに対して「絶対音楽」という分類に入る作品は、単純に言えばタイトルがなく作品のイメージは

聞く人にすべて委ねられている作品とも言えます。

もちろんドヴォルザークにも、「新世界より」や弦楽四重奏曲「アメリカ」など、標題を持つ作品もあります。

基本的な作曲スタイルが、時代よりも古い絶対音楽の方であったと記憶しておいてください。

 

ドヴォルザークは五重奏曲5曲作り、ピアノ五重奏曲は二つ作曲しているうちの最後の作品81がもっとも有名です。

旋律の美しさと地方色(民族的な)、楽器法のたくみさとに円熟したドヴォルザークの長所が発揮された名曲です。

 

 

曲は4つの楽章に分かれます。

 

1楽章アレグロ・マ・ノン・トロッポ(快活にしかしほどほどに の意味のイタリア語)

イ長調 二分の2拍子。ソナタ形式。

 

ソナタ形式というのは、クラシック音楽の中でよく出てきます。

交響曲、ソナタ、室内楽に使われます。

「ソナタ形式」というのは、ハイドンから始まります。

ハイドンが発明したわけではなく、便利に使える形式として愛用していたのを、後の人が「ソナタ形式」と名前を付けました。

この形式に則って作曲すれば、まとまりやすく書きやすいと作曲家たちは考えたのでしょう。

 

では、ソナタ形式とは具体的にどういうものか?

「提示部」「展開部」「再現部」時には「コーダ」が付く起承転結のように曲が進みます。

提示部では性格が異なる二つのテーマが出てきます。

曲の冒頭で演奏される旋律が第1テーマ。

男性的な性格のテーマであることが多いです。

対して第2テーマは女性的な性格であることが多いです。

第1テーマがもしハ長調で始まるなら、長調の曲であれば第2テーマは5度上

(この場合ドの音から数えて5つ上のソ)のト長調で提示されるので、

これか!とわかりやすいです。

 

ではここから具体的にドヴォルザークのことを。

ドヴォルザークのピアノクインテット第2番の第1楽章はイ長調で始まります。

チェロが演奏しています。ここにはespress.(エスプレッシーボ)表情豊かに という指示が書いてあります。

 

第2テーマは古典の法則に従うならホ長調のはずですが、時代が進んで自由になり、

この作品の場合はヴィオラが嬰ハ短調で旋律を演奏します。

もうすべて過去の作曲家に言い尽くされたら、作曲も時代が進むと新しいことを始めます。

ヴィオラが演奏する第2テーマには、レガート(legato)なめらかに の指示が書かれています。

ドヴォルザークは旋律をわかりやすく浮き立たせるのも特徴で、各楽器で二つのテーマが行き来するのを追うのも楽しい聴き方です。

提示部が終わるのも区切りがあるのでわかりやすく、

第1テーマが再び戻って来るところが再現部なので段落がはっきりしているのがソナタ形式です。

 

交響曲は、オーケストラが演奏するソナタ形式を第1楽章に持つ作品のことで、

ソナタは、ピアノやヴァイオリンのソロの多楽章(3つか4つの楽章を持つ)作品で、

やはり第1楽章にソナタ形式を使っているものです。

演奏ジャンルとしては最もドイツ的で、かちっとした印象になります。

 

第2楽章 ドゥムカ  アンダンテ コン モート(歩く速さで 動きをもって)

嬰へ短調  四分の2拍子

ドゥムカというのは、ウクライナのバラード風の民謡形式の名称で、哀歌的、回顧的な性格を持ち、

多くはゆるやかな悲しいメロディと情熱的なメロディが対照的に出てくるスタイルです。

ドゥムカはドヴォルザークが愛用したことも特徴で、ピアノトリオの傑作「ドゥムキー」があります。

出だしのヴィオラが切々と歌い上げます。スラヴ民謡の哀調と情熱が心を打つ美しい楽章です。

 

第3楽章 スケルツォ(フリアント) モルト・ヴィヴァーチェ(非常に快活に) イ長調 四分の三拍子

フリアントというのはボヘミヤの民族舞曲。激しい旋律と甘い旋律が交互に現れます。

強いアクセントが付く速いテンポの活発な舞曲ですが、フリアントの典型的なタイプではないようです。

第2楽章と同じく、3部に分かれています。

 

第4楽章 終曲 アレグロ(快活に)イ長調 四分の三拍子 

11小節分の序奏ののち、第1ヴァイオリンが流麗な第1主題を奏でます。

それが展開されてから、ヴァイオリンで軽快な第2主題をホ長調で演奏。

つまり、ソナタ形式ですね!

この第4楽章にはコーダ(終結部)もついていて、第1主題を激しく盛り上げて終わります。

 

という風に、簡単にテーマや主要な旋律の性格と、形式を見てきました。

これらを道しるべに大枠を頭の片隅に置いた上で、

今曲のどこら辺にいるのか?を頭の中の空間地図で想像しつつ、曲の中を旅しましょう。

曲のイメージは聴く人に託されていますので、自由にイメージを広げて聴いてください。

正解はありません!

 

次はブラームスのクインテットについて。

 

 

 

2024年7月 3日 (水)

塾生コラム

昨日、塾生コラムに掲載されました。

それってなに? ですよね。

時々話題に出している勝間塾のコラムです。

勝間和代さんが配信されているオフィシャルメールの後半に、

塾生で希望者の文章を載せていただけるのです。

半年に1回のコミュニティで応募があり、取り仕切ってくださるのも塾生ボランティア。

で、私も1年経って初チャレンジしました。

 

1回目の掲載は3月23日。

ほぼ同じ内容ですが一部変えて、昨日が2回目の掲載でした。

お陰でこのブログを訪れてくださる方がたくさん!

細々と、しかし継続だけはしっかり長い道のりになった私のブログも

もう10年かな?

いつも音楽のことと娘のことが中心で、あとは日々のこと、

心が動いたことを書いているだけですが、

このブログは主に、Facebookではつながっていない近いしい方や

昔の友人に宛てて書いている近況報告、手紙のようなものです。

時に心境報告。

 

塾生コラムは勝間塾での1年半と所信表明も付いた内容になりました。

勝間さんのオフィシャルメールという気流に乗せていただいて、

新しい方のもとにも運んでいただき感謝です。

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以下、7月2日の勝間さんのオフィシャルメールに掲載していただいた塾生コラム

・・・・・・・・・・

子育て、介護、家事、ヴァイオリンだけをやってきて還暦を迎えた時に、このままでいいの?よくないよね!と思い、

猛烈に何か新しいことを始めたくなった2022年。

いろいろ事情があり、サポートメール会員を半年続けた後の昨年1月に勝間塾に入ってから1年半経ちました。

 

最後の決め手は、月に一度YouTubeライブで開催される「勝間塾ライブ」を聴いたことです。

毎朝届くサポートメールは幅広い内容を網羅され、1週間通して課題を深めていくのはもちろん素晴らしい。

さらに、塾長勝間さんの豊かな人生経験と膨大な読書量から、塾生の相談に親身に乗ってくださるのを聴いて、ますますファンになりました。

温かいのです。

 

塾生になって1年半で何が変わったって、デジタル苦手な私でも塾内で飛び交うカタカナ単語と会話を目にするたびに調べて自分なりに少しずつ進化しています。

傍にいる夫(我が家のデジタル担当大臣)が何より喜んでいます。

今からわからないお手上げでは、この先の人生真っ暗ですからね。心配が減りましたよ。

 

ここでは皆の健康意識が高いので、スマートウォッチを付けて睡眠スコアを図り、結果睡眠管理ができる。

皆がウオーキングをするので、自然に運動習慣が身に着く。環境って大事ですね。

私も3040代は腰痛に、50代ではひどい五十肩に悩まされましたが、今はどこも痛いところもなく、健康に全く問題がない元気な60代を謳歌しています。

何とか時代について行って、歳を重ねていくのも悪くない、むしろ経験からくる余裕から楽しい!、

そして社会貢献できる生き方をしたいと未来に希望を抱いて、学び考え交流していく毎日が楽しいのです。

 

娘のてんかん発作が一番ひどくて手術を決断した3年前に、入院生活と療養の合間に自主製作でCD「祈り」を発表しました。

聴いてくださった方からは「すごく落ち着く。ずっと聴いている」と好評をいただき、昨年からはネット配信も始めました。

https://www.tunecore.co.jp/artists/LunaClassica

無料で視聴できるので、ぜひ聴いてみてくださいね!

今年5月には2作目のCD録音にもチャレンジし、ただ今製作中です。

そしてここでも、応援してくれる仲間の存在は心の大きな支えになっています。

 

また、夫の写真とのコラボでYouTubeもやっています。こちらもぜひ覗いてみてください

https://www.youtube.com/@lunaclassica3529

 

私の夢は障害のある人どんな人でも安心して暮らせる社会。

いつの日か安心して娘を社会に託してこの世を去れること。そして音楽で役に立てること。

ずっと介護をしてきた私にしか出せない音があるはずだと探求し続けています。

 

勝間塾の何が良いって、今まで全く知り合えなかった職業の人、遠い地域の人、そして幅広い年齢層の人と知り合えて世界が拡がります。

気が合う大切な友人仲間に出会えます。

有益な情報以外にも、楽しい話題では盛り上がり、困ったことや愚痴も聞いてもらい、ニックネームでクローズドの空間の安心感、

マイナスなことは言わないルールなど、とても居心地の良いコミュニティです。

Facebookもブログも以前からやっていますが、言いにくいこともここなら安心して打ち明け相談できます。でも、長い時はブログに。

 http://forest-note.cocolog-nifty.com/

 

私も娘の将来のこと、以前よりは良くなったとはいえ気を抜けないてんかん発作の対応など、まだまだ心配材料はありますが、

今できることを楽しみ、将来のことも見据えて少しでも安心して生きていたい。

ここでは「二日後に死んでも、100歳まで生きてもいい生き方を」と勝間さんが声をかけてくださるので、

やるべきこととやりたいことのバランスが自然と取れてきます。

 

塾長の勝間さん率いる心のセーフティネットの役割も果たしてくれる貴重なコミュニティ。

よりよく生きたい、自分を成長させたいと願うたくさんの仲間があなたを待っています!

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・・・・・・・・・・・・

以下勝間塾メルマガより。

 

メルマガは無料ですが、さらに、みなさんのコミュニケーションと成長をサポートするための、定期・有料のプラットフォームを2種類、用意しています。

 

-勝間塾に入る(月額5029円、含むサポートメールサービス)

https://krs.bz/katsumaweb/c?c=150295&m=215278&v=04602e72

毎日届くサポートメールに加え、毎月ごとに決まる課題や課題図書と月例会で、みなさんの大幅な年収アップや、資格取得、起業や出版、資産形成などをサポートします。

オフ会や合宿も盛んです。学びたい仲間に出会うことができます。

 

 

-サポートメール (月額1027円、当初1ヶ月は無料体験あり)

https://krs.bz/katsumaweb/c?c=150296&m=215278&v=f637c38a

毎日届くサポートメールのサービスです。1週間に1つのテーマを扱っています。これまでの数年分のバックナンバーも読めます。

 

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