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2024年5月 5日 (日)

新たな学びと刺激

 

先日バロックヴァイオリンの先生の初レッスン。

録音予定のMozartKV304 のソナタと、残り時間で少しだけパラディスのシチリアーノを見ていただきました。

とてもワクワクする面白いレッスン!

まさに感覚と理論をつなげる時間でした!

 

身振りと歌を交えて言われたメッセージをすぐに感覚に落とし込んでやってみるのは、運動神経が鈍い私にはなかなか難度が高いのですが、

でも面白い!

拍節感、ビートが大事。和声感にこだわる私はここ弱いところ。

今日はようやく腑に落ちました。

いくつものことを覚えていて弾きながら次を瞬時に行っていくので頭が疲れて、帰りの運転は眠くなりかけました。。あぶな~い。

 

常日頃思うことは、ヴァイオリンって運動としては左右が違うことをしながら協調する必要があり、

音と音程を作ること(イメージと耳)が他の楽器以上に要求され、

曲をどうこうする前にマスターすることが多すぎるのです。

それで結果、ヴァイオリンのレッスンは技術的なことばかり。

今もここ8年ほど時々見ていただいている先生には基礎やり直しを相談しています。

 

元は体の使い方を相談したかったのですが、

拍節の中心はどこにあるかで体のつくり方も変わってくるわけで、

そういう風に考えればいいのではないのですか?

今やってる方向でいいですよと言っていただけて、

このところ取り入れて弾いていた「ヴァイオリン骨体操」の応用で良さそうだなというのが確認できました。

・「みるみる音が変わる! ヴァイオリン骨体操」

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迷いが減ってよかった。

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そして具体的に作品の表情について多彩な提案をいただいてとってもわくわく♪

Mozartはオペラと考える(私もそう思う!)、など方向性は同じでさらに深い提案がたくさん。

ほかの収録曲についてもこういう視点で勉強し直そうと、ものすごい刺激になりました。ここからは応用力。

 

おかげさまで余計なプレッシャーで自分を追い込みすぎず、

何が必要なのか今何をしなければならないのかを考えながら、深く集中できています。

悔いがないようにやり切りたい。

 

と、書いてみたけれど、昨晩弦を替えたら狂うこと狂うこと。

音程練習にならなくて困ります。

ここ数日とにかくとことんゆっくり、深く感覚に落とし込む練習をやっていて、

今日から再びテンポを上げたら音程が変で焦る💦

しかし、落ち着いて考えれば弦のせいだと納得。

こういうときは音程練習には向かないので、別の練習に切り替える。

と、気が付いたのは練習の終わり掛け。

不安になっても何もいいことない、焦っては落ちていくとわかっているので、

冷静に考えて前向きな気持ちで取り組むように努めています。

 

ちょうど昨日聞き終わった本の中に「自己限定を外す」という言葉があり、

今の自分にとって一つのテーマだなと思いました。

「直観を磨く 深く考える七つの技法 」~あなたは自分の中に天才がいることに気が付いているか~ (講談社現代新書)  田坂広志

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他にも読んでいる本の中に、録音に向かう自分を支えてくれる言葉に出会います。

必要なことはちゃんと与えられているという信頼のもと、

静かな燃える心で準備に励みます。

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このブログの内容は、実は前日に勝間塾の投稿にも書いたものに少し手を加えています。

そうしたら、塾内の友人からコメントいただいたので続きができました。

 

以下、拍や拍節についての考察です。

まず、リズムと拍の違いを生徒たちには説明しますが、

子どもたち何度も何度も言ってもなかなかわからないみたいです。

 

拍(ビート)は、音楽の中での心臓の鼓動のようなもの。

心臓が止まると人間の生も終わるように、

音楽の中にも、脈々と拍が刻まれています。

 

ただ、メトロノームのように規則正しくではないのがクラシックの拍です。

対してポップスは、ある大きなかたまりの中ではビートは一定なことが多いです。

 

また、1拍目に1番エネルギーがあるというルールもあります。

ポップスはどの拍も同じ重さです。

 

クラシックの場合は、音が上がっていけば拍も前に進む、

音が下がっていく時は拍は少し落ち着いていく。微妙にです。

これは坂を上るときに、心臓がドキドキ速くなり、

下っていくときには、足取りも少しゆっくりになるようなそんな感覚です。

それは、古典の時代まではアゴーギク、ロマンは以降はルバートと呼ばれます。

 

拍は音楽の中に常に在るもの。

しかし、拍節はまた別の意味を待ちます。

竹の節と同じで、曲の中に節があることで小さなグループを形成します。

始まりの役割の拍節、区切りの役割の拍節もあれば、

印象的な和音のところに置く強調の役割の拍節もあります。

 

また、4拍子の曲はいつも1.2.3.4と拍を刻むかというとそうでもなく、

一小節を2拍に取る箇所、

一小節を1拍に取ることで大きな時間空間を作ることもできます。

ゆっくりしていく時は、拍を等分に細かく刻んでテンポ落としていくのが最も自然な方法と言われます。

 

これらのことが、作品の中でどこがどうなのかを見ていくのが分析です。

経験から直感的にわかる部分も多いのですが。

 

ブラームスはよく、三拍子と二拍子を同時に書いていて、それは感情のきしみを表現します。

全てのパートが同じ拍子で一致して動く箇所は、

きしみの葛藤が解消された気持ちの良い一体感、大きな流れが生まれます。

 

時計は60進法と12進法の組み合わせで、

パソコンは二進法のように、

音楽の4拍子は四進法、3拍子は三進法と例えることもできます。

の割には、その中身の表現の仕方のイレギュラーさに面白みがあるのです。

 

よく3拍子は、

一小節を1拍でとったり、

一小節を1.2〜 ととったり、

あるいは13ととったり変化に富みます。

 

それを読み解いて、あるいはいくつかの選択肢から何を選ぶかが演奏する側の仕事、個性です。

言葉で説明してもわかりにくいですよね。

楽譜があったら身振り手振りを入れて、簡単に説明できるのですけれどね。

 

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我が家の庭はモッコウバラがピークを過ぎ、紫蘭が花盛り。

いただいた芍薬と共に家の中にも飾りました。

紫蘭の青紫は5月の色。集中できる落ち着く色です。

 

 

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