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2024年5月

2024年5月30日 (木)

母と九重へ

 

先週木曜日から34日の帰省から、もう1週間!

帰り道の電車の中で勝間塾とFacebookに投稿したものにもう少し書き足し、

写真を加えてブログに記載します。

つい、反応が返ってくるものへの投稿はリアルタイムに近くなってしまい、

ブログは後になりますがその文中身は長くなってます。

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木曜日は福岡空港到着後、レンタカーを借りてまずは義母のお参りで夫の実家へ。

お義父さんの話を聴き、もっとこうしてあげれば良かったかも、、、はあっても納得している様子を見れて、少しホッとしました。

 

義母入院中に一人暮らしに慣れたとは言っても、義父は90歳。

しかも、もう目も見えず耳も聞こえないのに、様々なサポート体制を確立して勇敢に一人で生活している姿にはとにかく驚きます!

 

主治医が夫の同級生で、リハビリや看護師さんの訪問、掃除も週に一回1時間来てもらって、

昼と夜の食事は病院の宅配のお弁当が届きます。

とはいえたくさんの不自由を抱えて、不安がないはずはない。

なのに、自分の人生は自分の思うようにと最後まで頑張る父から私たちも学びます。

でも、やっぱり心配です。

握った手がとても温かかったことが、父の生命力を語っているように想い嬉しかった。

 

その後私の実家に向かい、弟夫婦と母と共に

福岡の中心地天神に出かけて夕食。

レストランの窓から「フラワームーン」とも呼ぶらしい5月の満月を眺めることもできました。

帰り道、賑やかな福岡の夜と若者を見て、若い頃の自分を思い出しました。

故郷ならではの懐かしさに出会う。

 

翌日から一泊で、母と二人で阿蘇九重の旅。

九重は家族の夏の思い出の場所なんです。

もうなくなりましたが、湖のほとりに立つ九重レイクサイドホテルと、

城島高原に一泊ずつが定番の旅行でした。

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~九重連山は1700m級の山々が連なる九州の屋根~

 

 

今回は福岡在住の塾生の友人から教えていただいた下記のホテルを予約。

とても良かったですよー✨

 

九重星生ホテル(くじゅうほっしょうホテル)

https://search.app.goo.gl/u9WykJX

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~コーヒーコーナーのテラスからの眺めもまた素晴らしい~

 

 

自宅に戻って知ったのは、星生ホテルは来年で創立70周年を迎える老舗。

たしかに!どおりでおもてなしが素晴らしいのが頷けます。

建物は少々古めでも、室内はリニューアルされて清潔で広々。

星生山が目の前という雄大な眺め。

お風呂は416箇所もある目移りする嬉しさ!

特に露天風呂は眺めもお湯もサイコーでした!!

このお風呂「山恵の湯」は日帰り入浴も楽しめます。

 

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~ロビーには図書コーナーもあります~

 

 

HPには食事の写真がなかったので全く期待していなかったのに、

これがまたすごく良かったのです!

素材を生かした美しいお料理の数々。

新鮮なお刺身も、たっぷりの野菜も、上質なお肉も、何でも楽しめる素晴らしい夕食。

朝食ももちろん充実。

器も素敵。

スタッフさんも親しみやすく言うことなし!

 

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~食事に一例。美味しいものを少しずつの贅沢~

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~お肉料理の後には焼き野菜たっぷりの嬉しさ。この後にもう一度お肉が~

 

ホテルチェックインの前に、一日目はやまなみハイウェイの途中にある久住山登山口 長者原(ちょうじゃばる)にタデ原湿原という散策コースが3つあり、

86歳の母は一番短い20分コース。

60分コースは森の中も歩けるようで、いつかそれも!と思いました。

中学の時に登山研修があったので九重山には登ったことはあっても、

九重は爽快なやまなみハイウエイを通る楽しみが主で、

登山の趣味がない私はせいぜい馬に乗る、城島高原で遊ぶ、レイクサイドホテルの傍のボートハウスで卓球やボート漕ぎなどで遊ぶくらい。

子どもの頃は写生なんかもしてましたね。

いろいろな場所に行くのもいいけれど、定宿もいいですよ!

強固な思いでとして心に残ります。

 

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~長者原のレストハウスやまなみなど、どこも昭和の雰囲気残っていて懐かしい。

そしてここでは亡くなった義母とも旅行で食事をしたことがある思い出の場所~

 

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~この旅一つ目のソフトクリーム。はちみつとカボス~

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~タデ原湿原の遊歩道。環境省のパンフレットによると、2005年にラムサール条約により、

希少な植物、生き物が生息する国際的に重要な湿地として登録されたそう。

九重火山群の山麓湧水地につくられた湿原。私たちは、サワオグルマやキツネノボタンなどの黄色い花を湿原に見かけました~

 

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~運転の途中で見かけて車を止めた面白いもの。全国発送承りますの旗が~

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 ~完成品の時はいいけれど、あとの手入れはどうするのかな?~

 

 

2日目は今見頃を迎えている高山植物ミヤマキリシマを見に行こうとなり、九重の山は登山が必要なので、

ロープウェイで登って見られる鶴見岳へ。

ミヤマキリシマは小さなサツキみたいな花です。

岩場にさえ生息するミヤマキリシマのたくましさ、別府湾を臨む展望台からの景色に心が開かれる気持ちになりました。

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~こちらは大分自動車道の別府SAからの眺め~

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~鶴見岳のミヤマキリシマ~

 

その後少々紆余曲折あり(ナビ使っているのに道を間違えるとか)、紅葉で有名な耶馬溪の新緑を見に行こうと思ったのに、

耶馬溪の道の駅に行ってしまって時間切れ。

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~ここは最終地点に近いところながら、7kmに渡ってガードレールなしのくねくね道をナビが勧めた。

対向車が来たらどうしよう??の細い山道にドキドキ。でも楽しかった~

 

 

でも、高原ドライブ、海を眺め、くねくね山道の楽しさ、川沿いの道の気持ち良さなど、

運転はあまり好きではない私がとても楽しくて、疲れ知らず。

母はずっと喋りっぱなしでナビの音声と重なって困ることが何度もありましたが、

でも繰り返す母の話もいつもより楽しく聞けました。

母も今回は「疲れなかった!!」と喜んでいました。

後で思ったのは、通った場所のやまなみハイウエイには高圧電線がなかったこと。

これも良かった要因ではないかしら?

 

毎朝30分かけて念入りなストレッチをして、ウォーキングも欠かさない母。

見かけもとても86には見えず10歳くらい若く見える元気さです。

それでも毎年疲れやすくなったと言い、来年はどうしているか?ともらします。

それと同時に、いつ逝ってもいいと思っている

と何度も言う。

そんな寂しいこと言わないでよ。

母も祖母を見て大変だったから、迷惑をかけたくないという気持ちが強いみたいですが、

最後には迷惑くらいかけてもいいんじゃない?と思う。

そんなこと言えるのは、私は年に一度しか会っていないから。

同居の弟夫婦たち、義父はの近くに住む義弟はいろいろ大変だと思いますが、本当によくやってくれていて感謝しかありません。

 

とにかくよく喋る母に、ひたすら聞き役に回る私たちですが、

母と会えるのもあと何回?とカウントダウンの気持ちも秘めて、

会える時を大切にしたいと改めて思った帰省。

母はこの世に居てくれるだけで良い。

義母が急に亡くなったので、今そんな心境です。

思い出の土地を巡り、自然を満喫できた母との旅。

もう一つ良い思い出が増えて感謝でした。

 

 

さて、昨日は先日録音したノバホールに、

もう一度USBメモリに入れなおしてもらいに行ってきました。

うちのUSBの状態が悪かったようで、1日目だけエラーが何か所も出て使い物にならなかったのです。

でもホールの音響室ではエラーは出なかったそうなので、しばらく保管していただいているバックアップで何とかなりました。

 

福岡に帰る前に自分の録音機で二日目の分は細かく判定していますが、

今日からようやく本録音状態のものをチェックする作業に入ります。

録音はもう2週間も前。。

さて、世に出していいものはあるのか?

 

 

information

*私たちLuna ClassicaYouTubeチャンネルはこちら。

https://www.youtube.com/@lunaclassica3529

チャンネル登録もよろしくお願いします!

 

2枚目のCDに収録予定のブラームスのヴァイオリンソナタ第1番の冒頭部分を、下記YouTubeでお聴きいただけます。

https://youtu.be/_g0WW0caJMM

 

Luna ClassicaCD1作目「祈り」はこちらでご視聴、お求めいただけます。

https://www.tunecore.co.jp/artists/LunaClassica

 

 

 

 

2024年5月18日 (土)

録音の場

今週木金の二日間、つくばのノバホールで2作目のCD録音に挑みました。

「挑む」という言葉がぴったりの濃密な時間。

録音って一日中本番をやっているような緊張感の連続。

放出してクタクタになりました。

でもそのような経験ができることに心から感謝の想いです。

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3年前に1作目のCD「祈り」を製作しましたが、

その時と同じような小品はテイク2であっさり撮れたので自分の成長の手応えを感じたものの、

ソナタ3曲はそんなわけにはいかない。

大曲を無傷で、そして思うところを伝えられるように弾くことの二つを両立することの大変さ。

自分の足りなさを感じながらも諦めずに勇敢にチャレンジしました。

あ~~~💦と思うことは多々あっても、

泉恵さんと一緒に音楽できる時の二人の乗り自転車を空中でこぐような爽快な感覚(昔の映画ETのポスターみたいな)も、

たくさん味わうことができました。

時間内に撮れたものから選ぶ作業がこれから待っています。

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ノバのステージ天井の釣りマイクは良いものの、録音機材が古くてエラーも出て、

果たして使えるのかどうか?も含めてドキドキです。

二日目は念のためにいつもYouTube撮影時に使用している自分の録音機も持参。

さあどう撮れているか?

 

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~二日目には念のための私有の録音機もスタンバイ~

 

 

しかし、二日目の朝に訃報。

3月から転倒による骨折で入院している間に弱って来ていた義母が天に召されました。

一気に老衰が始まり、思った以上に早く逝ってしまいました。

食事が摂れなくなって点滴のみで命をつないでいたので、残りの時間は限られていることは覚悟していました。

夫は先週末から会いに帰れたので、最期の時間を一緒に穏やかに過ごせたことは本当に良かったと思います。

 

穏やかな癒しの作品集になった前回の「祈り」に対して、

実は今回のCDのプログラムは、作曲家自身の身内や大事な人の死に面した際に書かれた非常に内面的なソナタで構成を予定しています。

私自身このタイミングでの厳しい現実を与えられたことは、

むしろ天から人生から頑張れ!と期待されているように思いました。

このところkindleで続けて耳読している田坂広志さん(経営学者、原子力工学博士)の本の影響もあるかもしれません。

「人生で起こること すべて良きこと」他  田坂広志 

https://amzn.asia/d/4Ch6AOO

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https://amzn.asia/d/9QEEpHC

 

義父の希望で、葬儀のお花入れの時に私たちの演奏でヘンデルのラルゴを流したいと言ってもらい、それも1日目にノバで録音し

ギリギリ間に合って夫は音源を持って昨晩母の元に帰りました。

娘を連れて一緒に急に帰るのは無理と判断し、私たちは留守番組ですが、

音楽でその場に寄り添うことができて有難く思います。

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~陶芸も趣味だった義母がカメが好きな娘のために作ってくれたカメの家族~

 

 

お祈りを欠かさない義両親ですが、義母にもずっと私たち家族のことを祈ってもらいました。

お父さんを立てる賢夫人で、自分もたくさんの趣味を楽しみ、お話が大好きで好奇心旺盛。コロナ渦もパソコン教室に通うのが一番の楽しみ。

戦時中の満州引き上げの苦労以外、愚痴や文句もない立派な人。

いつも私たちの帰り際には「楽しかった」と言って笑顔で見送ってくれました。

おしゃれも大好きで凛として生きて来たお母さんには感謝しかありません。

何とも思いの詰まった忘れられない202451617日になりました。

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~結婚ご最初の私の誕生日のプレゼントに義母から贈られたエプロンは、毎年この時期に活躍

 

 義母の意向で、お花料(クリスチャンなので)はすべてADORAジャパンに寄付されるそうです。

アドラのサイトを見たところ、能登地震はもちろん1年前の取手市の水害にも、ブラジルの洪水、

戦地の人道支援にも活動は多岐に渡っていました。

https://www.adrajpn.org/

私も今後の寄付は、義母の遺志を継いでアドラに託そうと考えています。

 

 

録音一日目の朝9時の調律から夜の調整まで、丸一日お付き合いくださった調律師の相田康夫さん。

もしもの時のために急遽娘のことをお願いしたヘルパーステーションどんぐりの朋子さん。

お世話になった先生方、先輩、

録音のことを心にかけてくださった皆さまに改めて感謝申し上げます。

 

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*私たちヴァイオリンとピアノのデュオ Luna Classica(ルナクラシカ)YouTubeチャンネルはこちら。

https://www.youtube.com/@lunaclassica3529

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2枚目のCDに収録予定のブラームスのヴァイオリンソナタ第1番の冒頭部分を、下記YouTubeでお聴きいただけます。

https://youtu.be/_g0WW0caJMM

 

Luna ClassicaCD1作目「祈り」はこちらでご視聴、お求めいただけます。

https://www.tunecore.co.jp/artists/LunaClassica

 

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今我が家はこの薔薇が花盛りです

挿し木で育った丈夫な子

 

2024年5月 7日 (火)

誕生日に思うこと

GW中にお誕生日を迎えました。

毎年必ず晴れが約束されています。

LineFacebook等で祝いのメッセージをお寄せいただき、大変ありがとうございました!

お陰様で健康で無事にまた一つ歳を重ることができました✨

以下、先にFacebookに投稿した内容に加筆してブログにアップします。

 

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~うちのカメラマン~

 

 

お誕生日の一日はどんな日だったかというと、

息子家族とお嫁さんのご両親と久しぶりに一緒に食事をしようということになっていて、孫ちゃんが喜びそうなふれあい動物コーナーがある自然がいっぱいの「あすなろの里」に3年前にオープンした里カフェで待ち合わせ。

GWはどこも混み混みで駐車場も入れないかも、、、と予想して、

私たちは10時には着いて散策してのんびり過ごしました。

 

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~この前まで赤ちゃんだったのに、お子様ランチを食べるようになりました。~

 

特に、菅生沼を挟んで対岸にある茨城県自然博物館に渡る遊歩道の木陰で、ウグイスの美しい声を聴きながら風に吹かれている時間はとても気持ち良かった🍀

夫と、「ハンモックがあったらお昼寝したいね~」と。

録音が近いので本当はこんなにのんびりお出かけなんてしている場合ではないのに、

時間を気にせず外の木陰でゆったりなんて、なんて贅沢。

 

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帰り道にお菓子のメイプルでケーキを買って帰り、家でハッピーバースデー。

風邪を引いて熱がある息子は残念ながら今日は参加できませんでしたが、

行く前に寄って差し入れを渡して顔を見て、プレゼント交換。(彼も誕生日が近い)。

いつもはどこにも行かないGWですが、近場で家族と過ごす時間はいいものですね。

 

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夜中2回起きたため朝から眠かったので、20分ほどお昼寝してから練習。

まだ張り替えた弦が安定しない、、、。

でも、新しい弦は響きが良い。音がこなれるまでの辛抱。

 

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気温差が激しいため先週から発作が多い娘。

でもその前の1週間は発作ゼロが記録的に続いて、てんかんは治ったのか!と思ったほどでした。

このところ夜中の発作や布団のお世話で何度も起きて、私も寝不足が続いています。

良い日もそうでない日もある。

それが人生というもの。

歳を重ねて良いことの一つは、長いスパンでものを見られるようになって楽になったこと。

新しい一年をこれからも音楽と皆さまと共に、笑顔で歩んでいきたいと思います。

 

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録音まであと8日になりました。

去年はこの時点で娘が発作で倒れて頸椎骨折なんていう大事件で録音が流れたので、

かなり注意しています。

5月って良い季節なのに、過去を思い出すと竜巻注意報が頻繁に出たり、

雷があったりの不安定な時期でもあります。雹が降ったのも5月末でした。

娘の発作はお天気連動なので気を抜かずに見てあげないと。

 

そして自分のことは、日々揺れます。

1作目の時の大変な緊張に比べると、落ち着いています。

演奏の仕上がりは自己イメージと一致したところまでしかできないのを、

今回はいつも以上を目指している。

それってどんな感じなのか?自分でもわかりません。

新しい扉を開くために何をする必要があるのか?

ただ練習していても新しい次元には行けなもちろん

かといって、焦っても良いことはない。

 

すでに明け方トイレに起きたり、発作のお世話で起きたりしたら、

そのあとは音が駆け巡って眠れないので、毎日5時間睡眠です。

緊張なのか興奮なのか、平常とは違う状態。

スマートウオッチは横になっていたら騙されるので、

正味5時間しか寝ていなくても睡眠スコアは84と出たりします。

当てにならないな~。。

 

自分がどう弾くか?はもちろんのことだけれど、それだけ考えていても仕方ない。

まだ音程がはまらない箇所、かすれる音はあり、う~~ん間に合うのか?の不安はある。

音が、音程が、構成がというクオリティはもちろん大事、でもそれは評価の対象、

自分の満足のためだけで、

なんのために作るのか?誰を喜ばせたいのか?の

自分から離れた問いを立てることが大事だと最近考えています。

前にCDを作ることは残すことと書いたけれど、

同時に世界に向けて、未来に向かって発信すること。

何のメッセージを発信したいのか。

 

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本番が近づくと、自分がどう弾けるか?ではなく、

来てくれる友人の顔を思い浮かべてその人に喜んでほしいからエネルギーが出て、

良い結果につながります。

自分のため自分たちのためだけではマイナスにばかり目が行って萎縮して緊張するだけ。

そこは経験からよ~くわかっています。

音楽は差し出すもの、分かち合うもの。

 

心構えとしては、思い悩まないこと。

今日やるべきことを見定めて、深く追求するだけ。

眠れない私が自分に言い聞かせています。(笑)

 

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~泉恵さんからいただいたプレゼント💛私の好きな色♪~

 

 

20代の頃に読んでなぜか大事に思っている文章が下記のもの。

困った時、煮詰まった時、いよいよという時に、なぜか毎回これを思い出します。

 

「あなたが何をするのであれ、たとえそれが急を要したり、非常な注意を払ってすべきことであっても、あなたにあれこれ考えたり心を乱されたりしてもらいたくはない。

なぜかというに、あなたのすることは、それが大変なことだろうと些細なことだろうと、その問題の八分の一に過ぎないからだ。

万が一仕事を成し遂げるのに失敗するとしても、心の状態を平静にしていることが八分の七に相当する。

中略

しかしながら、もし仕事を成し遂げるためにあれこれ思い煩って、心が翻弄されたり、自他ともに傷つけあったりしたならば、あなたは八分の一を守ろうとして八分の七を失ったことになるのだ。

そのような事態を招かぬよう、気を付けてほしい。」

初期の教父たちのフィロカリア

 

「覚醒への旅」 ラム・ダス著 平河出版社

注:ラム・ダスは過去にハーバード大学で心理学を教え、初著「ビー・ヒア・ナウ(Be Here Now)(1971)200万部のヒットとなり、ヒッピー文化を牽引しました。

1970年代のヨガ、瞑想、マインドフルネスブームの火付け役となり、現在の世界的なブームと繋がっていきます。

Be Here Nowは、アップル社の創業者スティーブ・ジョブズの愛読書としても知られています。

私が持っている「覚醒への旅」第八刷は1985年発行。初版は1980年なので、当時の人気がうかがえます。

 

 

どう思います?

私はなぜ30年以上、たびたびこの言葉に立ち返るのか?

 

 

今夕食の支度の際に耳読している田坂広志さんの「運気を磨く」でも、

心の状態の大切さが説かれています。

運気を磨く 心を浄化する三つの技法 (光文社新書)
https://amzn.asia/d/3iV8R2k

 

ほぼ読み終えたので、これからしばらく他の田坂さんのアンリミを聴き続けます。

 

この後のブログは終わってからになるかもしれません。

心からの音楽を収録できますように。

応援ありがとうございます!

 

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~息子からは可愛いカレルチャペックの紅茶~

 

 

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2枚目のCDに収録予定のブラームスのヴァイオリンソナタ第1番の冒頭部分を、下記YouTubeでお聴きいただけます。

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2024年5月 5日 (日)

新たな学びと刺激

 

先日バロックヴァイオリンの先生の初レッスン。

録音予定のMozartKV304 のソナタと、残り時間で少しだけパラディスのシチリアーノを見ていただきました。

とてもワクワクする面白いレッスン!

まさに感覚と理論をつなげる時間でした!

 

身振りと歌を交えて言われたメッセージをすぐに感覚に落とし込んでやってみるのは、運動神経が鈍い私にはなかなか難度が高いのですが、

でも面白い!

拍節感、ビートが大事。和声感にこだわる私はここ弱いところ。

今日はようやく腑に落ちました。

いくつものことを覚えていて弾きながら次を瞬時に行っていくので頭が疲れて、帰りの運転は眠くなりかけました。。あぶな~い。

 

常日頃思うことは、ヴァイオリンって運動としては左右が違うことをしながら協調する必要があり、

音と音程を作ること(イメージと耳)が他の楽器以上に要求され、

曲をどうこうする前にマスターすることが多すぎるのです。

それで結果、ヴァイオリンのレッスンは技術的なことばかり。

今もここ8年ほど時々見ていただいている先生には基礎やり直しを相談しています。

 

元は体の使い方を相談したかったのですが、

拍節の中心はどこにあるかで体のつくり方も変わってくるわけで、

そういう風に考えればいいのではないのですか?

今やってる方向でいいですよと言っていただけて、

このところ取り入れて弾いていた「ヴァイオリン骨体操」の応用で良さそうだなというのが確認できました。

・「みるみる音が変わる! ヴァイオリン骨体操」

https://amzn.asia/d/9Ae2qcU

迷いが減ってよかった。

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そして具体的に作品の表情について多彩な提案をいただいてとってもわくわく♪

Mozartはオペラと考える(私もそう思う!)、など方向性は同じでさらに深い提案がたくさん。

ほかの収録曲についてもこういう視点で勉強し直そうと、ものすごい刺激になりました。ここからは応用力。

 

おかげさまで余計なプレッシャーで自分を追い込みすぎず、

何が必要なのか今何をしなければならないのかを考えながら、深く集中できています。

悔いがないようにやり切りたい。

 

と、書いてみたけれど、昨晩弦を替えたら狂うこと狂うこと。

音程練習にならなくて困ります。

ここ数日とにかくとことんゆっくり、深く感覚に落とし込む練習をやっていて、

今日から再びテンポを上げたら音程が変で焦る💦

しかし、落ち着いて考えれば弦のせいだと納得。

こういうときは音程練習には向かないので、別の練習に切り替える。

と、気が付いたのは練習の終わり掛け。

不安になっても何もいいことない、焦っては落ちていくとわかっているので、

冷静に考えて前向きな気持ちで取り組むように努めています。

 

ちょうど昨日聞き終わった本の中に「自己限定を外す」という言葉があり、

今の自分にとって一つのテーマだなと思いました。

「直観を磨く 深く考える七つの技法 」~あなたは自分の中に天才がいることに気が付いているか~ (講談社現代新書)  田坂広志

https://amzn.asia/d/7L3Mmrl     アンリミですよ。

 

他にも読んでいる本の中に、録音に向かう自分を支えてくれる言葉に出会います。

必要なことはちゃんと与えられているという信頼のもと、

静かな燃える心で準備に励みます。

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このブログの内容は、実は前日に勝間塾の投稿にも書いたものに少し手を加えています。

そうしたら、塾内の友人からコメントいただいたので続きができました。

 

以下、拍や拍節についての考察です。

まず、リズムと拍の違いを生徒たちには説明しますが、

子どもたち何度も何度も言ってもなかなかわからないみたいです。

 

拍(ビート)は、音楽の中での心臓の鼓動のようなもの。

心臓が止まると人間の生も終わるように、

音楽の中にも、脈々と拍が刻まれています。

 

ただ、メトロノームのように規則正しくではないのがクラシックの拍です。

対してポップスは、ある大きなかたまりの中ではビートは一定なことが多いです。

 

また、1拍目に1番エネルギーがあるというルールもあります。

ポップスはどの拍も同じ重さです。

 

クラシックの場合は、音が上がっていけば拍も前に進む、

音が下がっていく時は拍は少し落ち着いていく。微妙にです。

これは坂を上るときに、心臓がドキドキ速くなり、

下っていくときには、足取りも少しゆっくりになるようなそんな感覚です。

それは、古典の時代まではアゴーギク、ロマンは以降はルバートと呼ばれます。

 

拍は音楽の中に常に在るもの。

しかし、拍節はまた別の意味を待ちます。

竹の節と同じで、曲の中に節があることで小さなグループを形成します。

始まりの役割の拍節、区切りの役割の拍節もあれば、

印象的な和音のところに置く強調の役割の拍節もあります。

 

また、4拍子の曲はいつも1.2.3.4と拍を刻むかというとそうでもなく、

一小節を2拍に取る箇所、

一小節を1拍に取ることで大きな時間空間を作ることもできます。

ゆっくりしていく時は、拍を等分に細かく刻んでテンポ落としていくのが最も自然な方法と言われます。

 

これらのことが、作品の中でどこがどうなのかを見ていくのが分析です。

経験から直感的にわかる部分も多いのですが。

 

ブラームスはよく、三拍子と二拍子を同時に書いていて、それは感情のきしみを表現します。

全てのパートが同じ拍子で一致して動く箇所は、

きしみの葛藤が解消された気持ちの良い一体感、大きな流れが生まれます。

 

時計は60進法と12進法の組み合わせで、

パソコンは二進法のように、

音楽の4拍子は四進法、3拍子は三進法と例えることもできます。

の割には、その中身の表現の仕方のイレギュラーさに面白みがあるのです。

 

よく3拍子は、

一小節を1拍でとったり、

一小節を1.2〜 ととったり、

あるいは13ととったり変化に富みます。

 

それを読み解いて、あるいはいくつかの選択肢から何を選ぶかが演奏する側の仕事、個性です。

言葉で説明してもわかりにくいですよね。

楽譜があったら身振り手振りを入れて、簡単に説明できるのですけれどね。

 

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我が家の庭はモッコウバラがピークを過ぎ、紫蘭が花盛り。

いただいた芍薬と共に家の中にも飾りました。

紫蘭の青紫は5月の色。集中できる落ち着く色です。

 

 

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