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2023年6月

2023年6月20日 (火)

白い花たちに迎えられて

 

 白い花たちに迎えられた我が家に戻って

5日目になりました。

退院翌日は朝8時半から生徒さんのレッスンがあり、この日でないと予約が取れなかった美容院にも行き、

一気に日常が回り始めました。

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~友人から譲り受けたアナベルが27個も花を付けていました!~

 

 

娘も完全に元通りとはいかないものの、

まぁちょっとおとなしい位のいつもの感じです。

危険回避のために完全に車椅子生活なので、きっと不服なのでしょう。

でも、今最も優先されるのは安全であるので、

車いす+シートベルトの生活に慣れてもらうしかありません。

ずっと座っているだけというのも体に悪いので、1時間半に一回はトイレに連れて行って、

立ったり座ったり、

ついでにハグしています☺️

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~常緑ヤマボウシも今までで一番の花数~

 

 

夕方は日が暮れかかって涼しくなってから、

家族3人で散歩。

毎日少しずつ距離を伸ばし、

昨日は家から往復で460メートルほどの郵便局のポストまで行ってきました。

室温が一定の病院から外に出ると、

急な夏の暑さに体が慣れませんが、

昨日の夕方は風が涼しく、

今日も気候が穏やかなので、

家の中から風に揺れる樹々を眺めてほっとしています。

これ、音声入力しながら、うちの小鳥が肩の上にいることがとても愛おしい。

 

ヴァイオリンも土曜日の夜からようやく少し練習開始。

すっかり柔らかくなった左指に当たる弦が痛く感じて、3週間まるまる弾けなかったことを

自分の左指が教えてくれます。

79日には、モーツァルトのソナタのリハーサル&レッスンがあるので、

そこに向けて急ピッチで仕上げていきます。

目標があるのはいいことです!

 

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~門のところのシンボルツリー 沙羅の花。~

 

我が家はいいものです。

特に、もしかしたら失っていたかもしれない日常がまたあることを想うと、

なんてことのない普通の日々がとにかく嬉しい。

夕方は家族三人で散歩が日課。

穏やかな幸せに感謝。

 

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~退院のお祝いに届いたお花と娘の好きなカメもカード♫

ありがとうございました!~

 

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~ヘルパーさんからも退院おめでとう♫のチョコ。~

 

ありがとうございます!!

 

 

2023年6月14日 (水)

入院終盤

入院生活の付き添いは暇なようでいて、あまり落ち着いてゆっくりもできないのです。

術後の血栓を防ぐため、

足には加圧装置をつけて夜中寝ています。

でもこの装置の管がちょっと曲がるだけで、

ピーピーと機械音が鳴り、夜中に起こされます。

日中はしょっちゅうトントンとノックされ、誰かが入ってきます。

 

先日面白いことがありました。

下から病室に戻ってきた際に、

ドアが開いてるお隣から看護師さんのこんな声が聞こえてくる。

「何か用事があるときは、救急車を呼ばずに、ナースコールを押してくださいね」と

ゆっくり諭すような声で。

 

えーー!病院に居るのに救急車呼んだ❓

隣のお爺さん😱

その前から、確かに何度も「お願いしまーす」の声が聞こえていました。

私も看護師さんにそのことを伝えましたが、

あーわかっています😅と言う表情が返ってきて、

しょっちゅう呼ばれているんだろうな、、、

と思いました。

 

狼少年じゃないけれど、

たいした用でもないのに何度も呼ばれては、

忙しい看護師さん達もたまったもんじゃない。

でも笑ってしまいました🤣

少々ボケてけていらっしゃるのか?

奥さんか娘さんの名前を呼んでいるのもよく聞こえます。

病院ってやっぱりお年寄りが多い場所。

様々な病気の方が、

それぞれの人生を抱えてここにいます。

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3年前の入院の時は、私が通り掛かると様々な名前で私を呼び止めようとしているおじいさんもいました。

看護師さんも、私のことをどうも娘さんように思っているらしいという証言。

皆自宅が恋しいのでしょうね。

 

今回もそろそろ長くなってきたので、

何度も担当してもらっている看護師さん達と仲良くなり、硬い表情の看護師さんの笑顔も見れた嬉しかったり、お隣さんからの差し入れのチーズケーキを夫が持ってきてくれたのをおすそ分けしたり、

ここでの交流も楽しんでいます。

看護師さんたちに「お母さん」と呼ばれているうちに、彼女彼らのお母さんのような錯覚さえしてくるのです。

 

写真は今朝10:3012階展望デッキのラベンダー。

昨日久しぶりの晴れで花が開き始めました。

そしてこんな高いところまで飛んでくる蜂までいて驚きです。

 

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明後日が退院なので、病院ですることもなくなってきました。

退院間近とはそういうものなのです。

最後は治療と言うよりも、療養の数日を過ごしていよいよ自宅に帰れます。

 

私は娘のリハビリ、先生の回診、看護師さん達の出入り、その他の用事の合間に、

勝間塾の「ロジカルシンキング2023」のアーカイブを

1日に合計3時間分ぐらい聞いているところです。

715分ぐらいから聞き始めても細切れで、

1日合計してそのぐらい。

でも、このタイミングで聞けてとても良かったです!

 

退院後の生活をしっかり見直す、

大げさに言うとこれから私たち家族がどう生きていくかを考える

それらのターニングポイントにロジカルシンキング、

ラテラルシンキングが大いに力になります。

 

今まで発作で転倒して骨折するたびに、

対応の仕方を考え、環境を変えてきました。

最初にやった事は、立ち上がったらすぐ気がつくように、

リボンに鈴を通して足首に付けておくというアイディア。

キッチンで野菜を切っている時などは下を向いているので、

娘が立ち上がっても歩いても気がつかないことがあります。

でも チャリ と言う音で動いたと分かり注目できる。

 

それまでは、施設での骨折が2回続いて家では倒れかけても何とか阻止できていたのが、

4年前の年末に、朝起きてお父さんと一緒に階段を降りる前に、

2階の踊り場で発作で転び、

左足首骨折。

1ヵ月入院している間に発作が悪化。

手術したとは言え、娘は松葉杖を使えないので歩けない。

運動不足と体重増加が発作の悪化に追い打ちをかけました。

 

そして、家のリフォームを決意。

階段で発作が起きてしまったら大変なことになる。

お隣のおじいさんは、今から6年ほど前にやはり階段から落ちて亡くなっています。

その時に階段は両手すりにして、少しは安心を付加できたものの、これでは済ませられない。

 

1階の使っていない和室を寝室に、家の中の物置スペースをお風呂にリフォーム。

これでずいぶん安心が確保されました。

その時に車椅子も使用するようになり、椅子に座っているときに、

急に発作が始まってもそのままベッドに移動させることができるようになり、

ずいぶん発作の対応が楽になりました。

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~けやき棟の廊下は100mあるので、恰好のリハビリコース~

 

 

しかし今回分かったのは、大人が1人付くだけでは発作の転倒は防げないということ。

これからはそばにいない時は、必ず車椅子使用でシートベルトをする。

歩く時は両側に付く を徹底することに決めました。

 

シートベルトをいつもすることで自由がなくなる事がかわいそう、

心にも制限がかかるという事を私は選びたくなかったのですが、

そんなこと言っていられなということが今回はっきりわかったのです。

 

また、運動が制限されることで、

ますます骨密度が低下すると言う懸念が加わりますが、

毎日1人でも安全に立っていられる装置をお父さんに作ってもらい、

立ついうことで骨に負荷をかけたいと考えています。

 

どちらが本当にかわいそうなのか、

どうすることがトータルで今いいのか

今の状態がずっと続くわけではないので、

その時々に応じて仮説を立ててやってみる。

定期的に検証して改善を図る

そして、面白いアイディアがあれば取り入れる。

娘が小さい頃、フィラデルフィアのドーマン研究所の障害者の

能力開発プログラムに取り組んだことを考えれば、これくらいなんて事は無いのです。

 

ドーマン研究所のプログラムは、とても極端なものでした。

夜中に規則正しい深い呼吸をするための装置をつけて寝ていた時期もあり、

当時の訓練は24時間体制でした。

全く動けない子供が重力の力を借りて、

少し手足を動かせば前に進める「傾斜板」という装置を父親が手作りして、

自分が動けるんだと言う感覚と喜びを手に入れて、

前に進むことを覚えるというプログラムから始まり、

たくさんのユニークな装置を自作して、私たちは訓練に取り組みました。

そんな極端なとか、変な など言っていられません。

 

見かけではなく、心がどう思うか、いま何が本当に必要なのか

そして何よりも、これからの娘の人生、

私たち家族の生活がより安心で楽で楽しくなる工夫を続けていく

そのためにもロジカルシンキング、ラテラルシンキングを

自分のものにしていきたいと思います。

 

入院中、帰ってからの生活についてずっと考えて来たので、

もう準備は整っています!

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2023年6月11日 (日)

ストリーミング配信が始まりました!

ストリーミング配信が始まりました!

 

昨日6/10から、LunaClassicaの第1作「祈り」のCDのリリース開始です。

 

https://www.tunecore.co.jp/artists/LunaClassica

 

上記をクリックしていただくと、たくさんのストアが出て参ります。

Amazon、アップルmusic,楽天musicTikTok,なんでもありです。

その中からご契約のストアがありましたら無料で聴けますし、

あるいはお馴染みのストアからの購入もできます。

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1曲¥200、全14曲まとめてですと¥2000です。

コンセプトは「心に寄り添う音楽を」。

全てスローテンポの作品ばかりを集めたという珍しい構成のクラシック音楽。

ヴァイオリンとピアノのデュオで12曲、そしてピアノのソロ2曲をお楽しみいただけます。

視聴はもちろん無料です。

 

すでにCDをお求めの方もストリーミング配信で、さらに気軽に聴いていただけると思います。

もちろん、音質はCDが一番良いです!

ネットで聴いていただいて、CDが欲しいと思っていただけましたら、

このブログのコメント欄に書いていただいても構いません。

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前から考えていたストリーミング配信。

ITに弱い私にはどうしたらいいのかさっぱりわからず、

うちのパソコン先生の夫もやったことはない。

今どきはこれでしょ!と思う方式ながらちょっとハードルが高かったのでした。

 

しかし、今月の勝間塾の月例会課題が「自己紹介動画を限定公開で塾内に発信する」というもので、

今病院の私は夫に教えてもらうこともできず、

自力で頑張ろうと心に決めていました。

 

ググって、スマホをいじって、結構簡単に自力で動画をアップできました!

パチパチパチ。自画自賛です。

自分一人でできる喜び。

勝間塾の課題に出なければやらなかったかもしれない新しいチャレンジ。

勝間塾にいると、どんどん新しいことを試してみたくなります。

お互いに感想や応援の言葉が飛び交い、活発かつ温かい。

私もAudibleや音声入力も始めて少しずつ前に進んでいます。

周りがやっている楽しそうな様子を見ていると、

自分もやってみたくなります。

楽しい仲間がいっぱいです。

 

そしてせっかくならその自己紹介動画にプラスして、

塾内の投稿にこのストリーミング配信のお知らせもしたいと思いつきました。

ストリーム配信の手続きはさすがに夫に頼みましたが、

著作権等の審査があって少し時間がかかり、

昨日の配信開始となったのです。

 

そして、何よりも先週の第2作録音の中止の無念さもあって

何かしたい!いまできることを!とエネルギーが動きました。

転んだら藁くらいはつかんで立ち上がりたい。

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お陰様で娘はすっかり元気です。

首の後ろの傷がなかったら、頚椎骨折して手術をしてまだ9日目とは思えないほど。

驚くべき回復力です。

笑顔もいっぱい、目もしっかり輝いて、足取りもいつもと同じ、

自分で立ち上がりたがる、外見は完全に元通りです。

病院でやることも、後は抜糸と最後のCTレントゲン。

リハビリに至ってはもう大丈夫のレベルですが、

せっかくなので一緒に安全に歩かせます。

 

まだ本当は骨はくっついていないので慎重に過ごさなければなりませんが、

目の前の嵐は通り過ぎ、新しい景色が見えてきました。

自分のヴァイオリンは聞き返すとう~~。。と思ってしまいますが、

とにかく世界に向けて発信です。

お祝いの2023610日。

何よりも、娘の安全環境を整えて、

もっと練習したいと思います!!

 

 

2023年6月 5日 (月)

リベンジを誓う

この土日、本当は私たちLunaClassicaCD第二弾の録音の日でした。

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私は今まで何があっても本番を行なって来ました。

本番前日に娘がてんかん発作で救急車で病院に搬送されたこともあり、

2日前に腕を骨折してギブスになったこともあり。

しかし、今回だけは命に関わる首の手術。

そして高度救急救命医療担う大学病院のため、

いまだに面会禁止。

とても1人で置いて帰るわけにはいきませんでした。

しかし、最も迷惑をかけたのは、DUOの相方ピアニストの泉恵さんでした。

今週の月曜日の診察までは、まだはっきりと手術とは決まっておらず、もしかしたらネックカラーだけでも済むかも?と言われる先生もあったりで、いくつもの道を考えました。

泉恵さんからもたくさんの前向きな提案をいただきました。

その一つ一つが私には希望でした。

ノバの響きの中で音楽できるのは最高の幸せです!

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しかし、手術をしなければ無理であろうと言うことになり、私はノバに立つことを断念。 

けれども、せっかくノバホールが二日間使えるならと

泉恵さんはもともと収録予定だったPiano SOLO 3曲に加えて、急遽特別ゲストにもお手伝いいただいて、夢のピアノソロCDを制作することになりました。

その冷静な判断力、行動力に心から尊敬いたします。

 

我が家のアクシデントに巻き込んでしまって、本当に申し訳なかったのですが、

私も泉恵さんのソロCDも制作できたらと考えていたので、昨日今日収録したものはぜひその第一歩に。

そしてせめてもの償いに、その制作をお手伝いできたらと願っています。

 

写真は昨日の朝、HCUから娘が病棟に上がってくる前に立ち寄ったノバホール。

私もここで弾きたかった!

必ずリベンジします‼️

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娘はお陰様で今日は点滴が外れ、リハビリで歩き、

お陰様で順調に回復しています。

 

 

2023年6月 3日 (土)

無事に終わりました!

昨日、お陰様で無事に手術が終わりました!

懸念されていた骨の弱さも思ったよりはしっかりしていたと言われ、

本当にホッとしています。

 

良いイメージで包んであげよう!と決めていても、

私は日中お腹にストレスを感じ、

そして私は日頃低血圧なのに血圧の上が148(下は80)もあり、

一日中戦闘体制なのだと数値を見て知りました。

母とはそういうものなのですね。

 

とは言っても、ちょうど昨日今日は半年後の主催コンサートの会場予約の日で、

私の代わりに朝9時に夫に予約に行ってもらいましたが抽選からは外れ、

もう一度トライの作戦を練り、

他にもいろいろ連絡事項もあり、

手術のことばかり考えていたわけではないのも助かりました。

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~手術待ちの時間、午前中は12階の展望ラウンジで夫と今後について話し合い~

 

 

昨晩娘はHCUにお世話になるので、

私は一旦家に帰りました。

外に出ると台風の大嵐🌀

車に乗るだけでずぶ濡れです。

うちの市には大雨洪水警報も出て、線状降雨帯もやって来る。

何もこんな日に、、、、。

娘にも私たちにも無事に朝が来ますようにと願いながら、

念のためにヴァイオリンは2階に避難させて家のベッドで眠りました。

 

家に戻ればやることはたくさんあるわけで、

しかし疲れている。。

シンプルな夕食を終えてちょっとうちの文鳥を出して遊び、

そのままソファで30分ほど休んだら少し回復しました。

その間うちのみどりちゃんはずっと私の手に乗ったまま。

私を母だと思っている小鳥はべったりでした。

癒されました。

その頃には血圧もいつもの10060に。

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今朝は9時にアルスホールの予約のためにつくばに向かい、

ちょっとノバホールにも寄って、それから夫と二人でモーニング。

高倉山珈琲店の落ち着いた店内で、アボガトトーストとスクランブルエッグを半分こ。

朝食としては高くつきますが、これからまたコンビニ食が続くので、

心の栄養のためにも。

ただ今病棟に上がって来た娘と合流する前のPCR検査を受けて、

その結果待ちです。

救急で入院した際の私は唾液検査でしたが、

今日は早く会えるために初のPCR検査、痛かった💦

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でも、手術をした娘のことを考えたらPCRごときなんのその!

娘はますます精神的に強くなっています。

もしも、エジプトのミイラのように娘が保存されたなら、

後世の人は「この人はなんて過酷な一生を生きたのだ!!」と驚愕するでしょう。

 

でもこれからの課題は、気を付けて守るのでは無理だとわかったので、

完全に近い安全な環境と仕組み造りです。

その上で、骨密度をこれ以上下げないための運動を考えなければなりません。

まずは明日、リハビリ室を見学させていただいて、

リハビリの器具を見せていただいてヒントを得たい。

 

私が考えているのはかつて歩けない頃にやっていた訓練の道具をまた造ること。

造るのはお父さんですが、日曜大工は得意なので大丈夫。

立っているだけでも骨に荷重がかかって良いとリハビリの先生に伺ったので、

安全に飽きずに立っていられる装置を検討しています。

それはVKEという装置です。

もしそのアイディアを採用し、完成したらまた写真をお見せしますね。

 

 

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