本番報告
ご報告が遅くなりましたが、
日曜日に私にとってはもっとも緊張する同窓会の演奏会を無事終えました。
緊張する理由は2つ。
母校の名に傷をつけるような演奏をしてはならないというプレッシャー。
そして、最も耳の超えた人たちが聴いているから。
もちろん、今回はヴァイオリンが5名もいたということで、
必然的に比較されるだろうなということも加わり、事前はかなりの緊張でした。
~道下果奈さんと練り上げたブラームス1番のソナタ~
でも、最終的には3日前から暗譜も完了し、作品世界に入って演奏することができました。
とは言え、本番はやっぱり緊張があり、うまくいかない箇所もあったけれど、
100%でないと許さないなんて事は言わず、
まぁ及第点としたいと思います。
人からの評価もまちまちで、
素晴らしかった!と言ってくれる人、
あの解釈は違うのではないかと言ってくれる人、様々です。
オーソドックスな王道の解釈はもう演奏しつくされているので、
考えて考えて独自のアイディアを織り込んで本番に載せます。
本番はその時のパートナーとその時の自分が作り上げたもの。
ただ、録音を聴いてみるとテンポが遅い!12分もかかっていました。
直前練習でゆっくり確認作業をし過ぎたのが、全体テンポに影響を及ぼしたようです。
テンポが遅いと流れが悪い。
反省はいつも尽きません。。。
昨日弾いたブラームスの1番のバイオリンソナタをメインに、6月頭にCD録音を計画しています。
昨日の共演を誘ってくれた道下さんには、録音の前に本番という貴重な機会を与えてくれて感謝感謝。
当日まで奔走して指揮を執ってくださった和田会長、和田事務局長のお二人、
そして裏方として支えてくれた先輩、後輩同窓生の皆さんに心から感謝。
楽屋トークで懐かしい母校、寮の話は本当に楽しかった!
桐朋っていいな!
緊張と楽しさ、そして感謝が織り混ざった同窓会コンサートでした。
~総勢8組14名 2時間半のボリュームたっぷりのコンサートでした~
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