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2023年2月

2023年2月26日 (日)

真壁の雛祭り

 

今年も雛祭りの季節。

毎年同じ行事がちゃんと巡ってくるだけでも幸せだと思う今の世です。

 

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あまり出かけない我が家ですが、

今日はレッスンがない日曜日だったので、

家族で桜川市真壁に雛人形を見に行ってきました。

真壁の雛祭りって茨城では有名らしいのに、

私知らなかった、、、、。

何年住んでるのかな?💦

 

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写真を撮っている夫が真壁の雛祭りを見たいと言い出し、

そうしたらFacebookのお友達が何人も写真を投稿してくれたので、

それを見て予習して期待が高まる。

お雛様以外にもいろいろあるみたい。

 

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特に泉恵さんのチョークアートの先生である

アーティストの理香さんの作品もいくつもあるということで、

ますます楽しみにしていました。

期待を裏切らない青空の元の雛祭り♪

 

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我が家からは車で1時間ほど。

ほぼ田んぼの間を通って行き、

右手に筑波山を見ながら進みます。

茨城は米どころ。

そしてフルーツも美味しい。

つまり気候も良く農作物に恵まれているので、

人ものんびりしているらしい。

 

真壁は街中にお雛様が飾られ、気合が入っているというものです。

って言っても、茨城県民はのんびりした気質なので、

気合というよりは、

私も私もという ならやるよ~♪のノリの良さかもしれません。

私たちは花の井酒造さんしか訪れていないのでよくわかりませんが、

地図にはあちこちにお雛様があるように書いてある。

 

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しかし、うちは足元が不安で疲れやすい娘を連れているので

目的地を楽しんだらお昼を食べてさっさと帰ります

の家族なのです。

わざわざ1時間かけて行って1か所だけとはいえ、

お雛様以外にも様々な飾りがあり、

十分に満足でした。

 

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お目当てはお雛様と理香さんのチョークアートだったのだけれど、

意外にひょうたんランプの幻想的な世界にも魅せられました!

思わずうちにも欲しい!となりそうだけれど、

ぐっとこらえる。

旅人はついついその時の感動や気分で買ってしまうけれど、

家に合うものとは限らないから、

よくよく考えることにする。

そしてその前に、基本何も買わない!と決めて観ることに専念。

 

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由緒正しい江戸時代から続く酒蔵は、

建物からして良い!

売り場に漂うお酒のフルーティーな良い匂い。

このところすっかり飲まなくなった我が家なので

香りだけで満足。

 

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真壁の雛祭り。

花の井酒造西岡本店では33日までらしいので、

今週まだ楽しめます!

 

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雛祭りマップは地域を4つのブロックに分け、

右下のDブロックの下の方に花の井酒造があります。

旧真壁小学校校庭の無料駐車場からすぐです。

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2023年2月16日 (木)

「夢のあとに」を配信

12月末の「ジュ・トゥ・ヴ」以来、

今年初めての配信は、ガブリエル・フォーレ(Gabriel Urbain Fauré,18451924)の名曲

「夢のあとに」です。

たまたま同時代のパリの作曲家が続きました。

 

https://youtu.be/VpsCeTzl-jI

 

フォーレ33歳の作品で、この前年に彼は大失恋していることも

この作品に反映されているように思われます。

原曲は歌曲ながら、様々な楽器によっても演奏され、

ピアノの八分音符の刻みが、雨のようにも、

したたる涙のようにも聴こえてくる心に染み入る名曲。

 

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詩の中では、夢で出会った美しい女性と幻想的な世界が描かれ、

夢から覚め現実に残された主人公の哀しい叫びが胸を打ちます。

歌詞は、イタリアのトスカーナ地方に古くから伝わる詩を、

フォーレの友人ロマン・ビュッシーヌ(Romain Bussine/1830-1899)

フランス

語に翻訳したもの。

 

けれど、演奏していて詩の世界とは少し違って、

全編を通して深い悲しみを感じています。

かといって、曲がドラマチックなので演奏までことさら強調する必要はないと考え、

くどくならないように弾くことを心がけました。

 

今回は全てモノクロ写真。

夫の作品の中から何を選ぶかまたまた迷いました。

音に合わせた写真を撮りに行ってもらうのではなく、

あるものでどうにかしようとする私たちなので苦労します。

 

前のブログで書いたように、

勝間塾入塾のワクワク感と、菅野先生のレッスンを受講したことで

ものすごくパワーアップし元気にやっている私ですが、

実は娘は大寒波以来発作が多くなり、

陰ではなかなか苦労しているこの冬です。

 

発作波が出ている時はむせそうで水が飲めない。

お昼までかけてようやくコップ1杯、、、なんてことがざらにあります。

そして、夜中の発作やら、お風呂で発作、お風呂上りに発作と

ずいぶん多い。

特に今週火曜日は大変で、トイレに連れて行くのも車椅子使用でした。

悪くなっていないかしら、、、とさすがに心配になります。

でも今日は快晴の穏やかなお天気のお陰もあって、

娘も久しぶりの安定で笑顔が傍にあって嬉しい。

3日ぶりに散歩にも出かけられました。

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お正月明けは家族三人でしっかりお散歩して、

施設の方にも「今年は体力を付けたい」とお願いして、

施設の中でも歩行器で歩いたり立っていたりでなかなかいい感じで

安定してスタートしていたのに、

大寒波には負けます。

体調悪い方いらっしゃいませんか?

 

さらに、トルコの大地震のニュースまで見てしまうと気が滅入る。

ニュースはもうあまり見ないようにしていても、

全く見ないわけにもいかない。

さらに昨日は悲しい知らせが入り、

どっぷり落ちていました。

悲しみと共に祈りの中にいます。

そんな状況と気持ちに同期しての「夢のあとに」の配信となりました。

生きているといろいろあって当然ですね。

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季節に四季があるように、

昼と夜があるように、

私たちも悲しみも喜びもたくさん味わって、

どんなことも人生の彩として受け取って、

充実して生きていたい。

音楽と共に。

 

 

2023年2月 5日 (日)

学ぶ喜び

 

昨日土曜日、

世界的ピアニスト菅野潤先生の室内楽レッスンを

ベヒシュタイン東京セントラムにて受講させていただきました!

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~ベヒシュタインのショールームは地下鉄を出てすぐのこの日比谷の交差園そば~

 

 

曲は3月に本番を予定している

モーツァルトのkv306のソナタ。

先週知って急遽申し込んだので、

この1週間は突貫工事で準備。

何とか聴いていただける状態にこぎつけてのレッスンで、

ドキドキ💓

 

でも憧れのピアニストである菅野先生に3年ぶりにお会いできるのはとても嬉しく、

何より具体的な様々なサジェスチョン、

音楽への愛溢れるレッスンに感激のとても濃いレッスンで

私はもう〜舞い上がってしまいました💕💕

 

他の方のレッスンも聴講。

そこでもタッチ、関節や身体の使い方、

フレージング、声部のバランスなど様々な教えを

目を見張りながら聴いていました。

先生が弾いてくださると、

作品が生き生きとその深い表情で語り始めます。

世界的ピアニストの持つ奥深い世界の一端を

ほんの少し知ることができてひたすら感激でした。

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~入ってすぐはショールームで、奥にスタジオがいくつか~

 

 

先生はこの後日本では3/6に紀尾井ホールで

トリオの演奏会。

その後ヨーロッパに戻られて、

再びGWの頃には再来日され、

国際モーツァルテウム財団主催のコンサートにご出演。

特に、5/36のロビーコンサート、5/7のコンサートもすべて無料で

しかもモーツァルト自身が弾いた当時の楽器で演奏されるそうです!

この先の楽しみまで待っていて嬉しい。

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なんて実は、

こんな嬉しい日の前日の夜は

娘がお風呂上がりに発作で椅子から倒れて落ちて

あわや怪我?

もしや私は明日は行けないかも?と

焦りと不安にも一瞬遭遇。

しかし何とか無事

大寒波に入ってから不安定が続いてるので、

要注意が続いています。

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~生協で求めた節分のお菓子。中身はきびだんご。包みが可愛い~

 

 

生きてることって、当たり前だけれど、

不安も喜びもどちらもある。

いつものではない、

極端なストレスと喜びが、

今日をより有難い1日にしてくれたように思います。

レッスンをご一緒してくださったDUOのパートナー

泉恵さんにも感謝!

 

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今晩はいただいたつくばワイナリーの美味しいスパークリングワインとささやかな夕食で乾杯!

二つの大きな目標を掲げた2023年がいよいよスタートしました。

 

母にも報告したところ「あなたの幸せはお母さんの幸せ」という返信があり、

いつまでもの親心に感謝!

 

 

 

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