お祝いの会で
毎週末台風がやって来る今年の9月。
今日は久しぶりに快晴の日曜日にほっとする。
しかし昨日は大雨の懸念の中の本番。
私にしては珍しく2週連続の演奏。
私のブログにも何度も登場しているとねっこ保育園。
「絵を描く会」を訪れて、
素晴らしい園舎とロケーションに一目ぼれして以来、もうすぐ20年。
そのとねっこ保育園が、めでたく40周年を迎えました!
昨日はそのお祝いの会で演奏の機会をいただき、
アンコール含めて5曲ほど演奏。
なんの音響装置もないのに
素晴らしく響くホールで弾くのはとても気持ちよい。
しかし、昨日は雨による湿気がとても気になり、
本番の30分前からケースから楽器を出して
環境に慣らして準備。
結局のところ出番は押してだいぶ待ちましたが、
それが功を奏して弦の狂いはほぼなく
5度の和音を含む重音箇所も安心して弾けてほっとしました。
持参する楽器も、去年縁あって手元の置くことになったオールドではなく、
20歳の頃から使っているモダンの方にして、
様々な対策を練っての本番。
100名を超える卒園生、保護者の皆さんの
とねっこに集う喜びの笑顔に包まれて、
盛大な拍手をいただいて
こちらの方がたくさんのエネルギーをいただきました!
湿気のせいもあるけれど、
皆さんの熱をいただき、演奏する私たちも汗びしょ。
~本日のピアノは、つくばサロンコンサートの仲間 高瀬奈美さん~
思えば、娘の療育で音楽活動完全ストップの後、
最初の企画演奏会はこのとねっこチャリティーコンサートでした。
父母会メンバーであちこちに手作りポスターを貼りに出かけ、
当日は手作りのサツマイモのおやつを100円で販売したり、
みんなで協力してチャリティーコンサートをやり遂げた懐かしい思い出。
久しぶりに会った面々もたくさん!
いや~嬉しい!!
卒園生だけでなく、保護者の方もここでの縁を大事にしています。
2週間前の青山邸ジャズコンサートに一緒に行ったのも、
まさにこのとねっこ父母メンバー。
温故知新ではないけれど、
演奏を通じて昔からの友人と再びつながり、
そして新しい出会いがあります。
檜の床、漆喰の壁、吹き抜けの大空間も
園舎の素晴らしさだけでなく、
手作りの和食、
子供の意志を尊重する保育、
どろんこなどの自然とのふれあいから感性を育て、
リズム保育や芸術鑑賞(冬はミュージカルを観に)など、
ここには本物の保育があります。
こまちゃんこと小松原先生、
しがちゃんこと志賀先生 共の高齢になられたけれども、
どうかいつまでもお元気で、
その理念を伝え続け、とねっこをお守りください。
大切なお祝いの会に演奏にお招きいただき、
心より感謝いたします。
« 2回公演無事に終わりました。 | トップページ | 親としての宿題 »
コメント