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2022年4月 6日 (水)

祈りが一つ届きました

桜がまだ残る中、今日は市内の小中学校の始業式でした。
子どもたちが希望を持って新学期を始められますように。🌸


そして本日,私たちの祈りが一つ届きました。
4/3に開催した「LunaClassicaと素晴らしき仲間たち」の
収益より一部を、
ウクライナ大使館へ寄付させていただきました。
ご来場の皆様に謹んでご報告させていだきます。🙏

Img_4054
~コルンスキー大使のこんな笑顔にこちらが癒されます。
ウクライナから非難してこられる方々が、日本で安心して暮らせますように~

小川一成県議会議員様が会長を務められる守谷市国際交流会(MIFA)が
ウクライナのための募金を行っていることは伺っていました。
コンサートでヴィオラを弾いてくださった
メンバーの山田圭子さんは
なんと!本番の朝9:00に守谷駅に駆けつけて、
募金のためにあの寒空のもと、
ウクライナ国歌を演奏されていた!と後から知りました。
山田さんの熱いお気持ちと行動力に感服いたします。🎻✨💐


そういう経緯も加わり、
ウクライナのために何かできるのなら、
守谷市国際交流会を通して と考えていたところに、
昨晩の小川県議さまの「明日ウクライナ大使に、
茨城県議会 他からの義援金をお渡しします」の
投稿を拝見して、
即メールさせていただき、バタバタと準備。


メンバーを代表して、今朝小川様にお会いさせていただき、
直接お届けしていただくことが実現いたしました。
広いお心で一市民の気持ちを汲んでくださった小川県議様にも
心から感謝しております。🤲


もともと、ウクライナのためにコンサートで
募金箱を設置しようかとか
ずいぶん考えていました。
が、コンサートの時は、一切の外のことには触れずに
純粋に音楽に浸っていただきたい、
まずは目の前の方々を癒し、
希望を共にしたいと考えるようになりました。


大変な人が世の中にいるのに、
自分だけ今この瞬間の楽しいことが後ろめたいだなんて、
それも悲しいことです。
赤ちゃんがスクスク育つためには、
まずはお母さんが元気でご機嫌でいることが必要なように
誰かの役に立つためには、
まずはその人が元気でなければなりません。


今の世の中は辛いこと悲しいことが多すぎて
参ってしまいます。
そんな空気を払拭したいと願った「祈りと希望」の
演奏会でした。
アンコール2曲の最後は
「皆様のご健康とお幸せを祈ります。
そして、皆様から愛と平和が拡がりますようお祈りいたします。」
で締めくくりました。❤️


「めっちゃ元気になりました!」
「生はやっぱり違う! 行けて本当に良かった!」
「心から癒されました」などなど
嬉しい感想の数々が寄せられています。
その気持ちの一部を義援金に換えて
直接ウクライナ大使にお届けできるなんて
それも奇跡のように思います。✨


義援金に加えて、一市民としての気持ちを綴った
お手紙も同封させていただき、
大変僭越ながら
前半プログラムで演奏した曲が収録されている
私たちのCD[祈り]も
大使に手渡していただけることになりました。


演奏会の第一部最後から2曲目
ラフマニノフ作曲「パガニーニの主題による狂詩曲」より
第18変奏を、
私たちはウクライナの平和を想って演奏していました。💐

Img_4044
~演奏会の中央公民館の前の今日の桜。
隣の小学校の桜も見事で、子供たちが嬉しそうでした💛~

ラフマニノフは旧ソビエトの作曲家ですが、
アメリカに亡命しています。
作品は、「怒りの日」の旋律を含む暗い色調が全体を占める中
なぜか天国的なこの18変奏だけは異彩を放っています。
砂漠のオアシス、暗闇に灯り一筋の灯りのような
位置にあります。
彼の地の平和と希望を祈っての演奏でした。🌷


祈りの数々がほんの少しでも届いて、
ウクライナが、
世界の紛争地が、
そしてこの世が平和になることを願ってやみません。🙏✨🎻🎹 
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