祈りが一つ届きました
桜がまだ残る中、今日は市内の小中学校の始業式でした。
子どもたちが希望を持って新学期を始められますように。
子どもたちが希望を持って新学期を始められますように。

そして本日,私たちの祈りが一つ届きました。
4/3に開催した「LunaClassicaと素晴らしき仲間たち」の
収益より一部を、
ウクライナ大使館へ寄付させていただきました。
ご来場の皆様に謹んでご報告させていだきます。

~コルンスキー大使のこんな笑顔にこちらが癒されます。
ウクライナから非難してこられる方々が、日本で安心して暮らせますように~
小川一成県議会議員様が会長を務められる守谷市国際交流会(MIFA)が
ウクライナのための募金を行っていることは伺っていました。
コンサートでヴィオラを弾いてくださった
メンバーの山田圭子さんは
なんと!本番の朝9:00に守谷駅に駆けつけて、
募金のためにあの寒空のもと、
ウクライナ国歌を演奏されていた!と後から知りました。
山田さんの熱いお気持ちと行動力に感服いたします。



そういう経緯も加わり、
ウクライナのために何かできるのなら、
守谷市国際交流会を通して と考えていたところに、
昨晩の小川県議さまの「明日ウクライナ大使に、
茨城県議会 他からの義援金をお渡しします」の
投稿を拝見して、
即メールさせていただき、バタバタと準備。
メンバーを代表して、今朝小川様にお会いさせていただき、
直接お届けしていただくことが実現いたしました。
広いお心で一市民の気持ちを汲んでくださった小川県議様にも
心から感謝しております。

もともと、ウクライナのためにコンサートで
募金箱を設置しようかとか
ずいぶん考えていました。
が、コンサートの時は、一切の外のことには触れずに
純粋に音楽に浸っていただきたい、
まずは目の前の方々を癒し、
希望を共にしたいと考えるようになりました。
大変な人が世の中にいるのに、
自分だけ今この瞬間の楽しいことが後ろめたいだなんて、
それも悲しいことです。
赤ちゃんがスクスク育つためには、
まずはお母さんが元気でご機嫌でいることが必要なように
誰かの役に立つためには、
まずはその人が元気でなければなりません。
今の世の中は辛いこと悲しいことが多すぎて
参ってしまいます。
そんな空気を払拭したいと願った「祈りと希望」の
演奏会でした。
アンコール2曲の最後は
「皆様のご健康とお幸せを祈ります。
そして、皆様から愛と平和が拡がりますようお祈りいたします。」
で締めくくりました。

「めっちゃ元気になりました!」
「生はやっぱり違う! 行けて本当に良かった!」
「心から癒されました」などなど
嬉しい感想の数々が寄せられています。
その気持ちの一部を義援金に換えて
直接ウクライナ大使にお届けできるなんて
それも奇跡のように思います。

義援金に加えて、一市民としての気持ちを綴った
お手紙も同封させていただき、
大変僭越ながら
前半プログラムで演奏した曲が収録されている
私たちのCD[祈り]も
大使に手渡していただけることになりました。
演奏会の第一部最後から2曲目
ラフマニノフ作曲「パガニーニの主題による狂詩曲」より
第18変奏を、
私たちはウクライナの平和を想って演奏していました。

~演奏会の中央公民館の前の今日の桜。
隣の小学校の桜も見事で、子供たちが嬉しそうでした💛~
ラフマニノフは旧ソビエトの作曲家ですが、
アメリカに亡命しています。
作品は、「怒りの日」の旋律を含む暗い色調が全体を占める中
なぜか天国的なこの18変奏だけは異彩を放っています。
砂漠のオアシス、暗闇に灯り一筋の灯りのような
位置にあります。
彼の地の平和と希望を祈っての演奏でした。

祈りの数々がほんの少しでも届いて、
ウクライナが、
世界の紛争地が、
そしてこの世が平和になることを願ってやみません。




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