心を一つにして
遅くなりましたが、ようやくのご報告です!
日曜日、寒い雨の日に桜の花に見守られ、
「LunaClassicaと素晴らしき仲間たち」をほぼ満席のお客様を迎えて
無事に終えることができました。

3月頭の頃は、実は私の手元からは7枚しか出ておらず、
もう焦ること焦ること、、、。

何せその頃はまだコロナ拡大中で、
人を集めるなんて滅相もないという雰囲気でしたし。

1か月後にはコロナも何とかなっていると祈って、
3月に入ってからご案内を投函。
こんなに遅い展開は初めてでどうなることかと
ストレスいっぱい。

しかし、蔓防解除、
そして桜の開花に後押しされて
日々お申し込みが増えて、
最後の週はキャパを越えないように座席数の管理のカウントダウン。

まかさの満席となりました!

とても温かい会になりました。

お客様の笑顔、笑顔。





それが私たち演奏者にとっての最高のご褒美です。

書き始めたら長く長くなるので
後日ブログで改めて書こうかなあ、、、と思っていますが
思い描いた「祈りと希望の演奏会」が実現しました。

実現できたのは、
何よりも共演者の皆様のお陰であり、
スタッフで手伝ってくださった方々
宣伝を手伝って下さった方のお陰であり、
演奏会にお誘い合わせて来てくださった
お客様のお陰です。

念願の
相馬邦子さんの「祈り Hoffnung 希望」の
初演を果たすことができました





でも個人的には、録音を聴くと(いや聴かなくても)もうがっかり、、、。

もちろん酷いというわけではありませんが、
身体は硬く音は伸びず、理想からは遠い。
(技術的な反省)
私この2年間何やって来たんだろう、、、と反省ばかりです。

コロナだ娘のことが大変だったなんて言いたくない。
いや、悔しいから次に繋がると信じたい。
もちろん、
第一部の前半は繊細な祈りの世界を描き、
後半三曲は強い祈りの世界を
強い気持ちで伝える
作品に想うものは伝え切ることはできました。
CDより遥かにに熱い音楽をお届け出来ました。
けれども第二部
ドホナーニのアンサンブルは本当に楽しくて名残惜しく、



またドホナーニ、いえドホナーニでなくとも
またこのメンバーで演奏したいと強く願っています。

気心知れた仲間だからできた音楽であったのは
間違いありません。
耳を澄ましたいと願い、
自分の音を瞬間瞬間のハーモニーに溶け込ませたいと心合わせ、
寄り添い紡いでいった音でした。

信頼関係が作った音楽と言えるのかもしれません。
お客様には音からも、
目からもそれがひしひしと伝わったようです。
だから名残惜しいのでしょうね。

夫からも「思い出に残る本番になったね」と
まさに!のコメントをもらいました。

演奏会をご一緒に作り上げてくださった皆様。
そしてその日は来られないけれども
心の中では覚えてくださっていた方々、
心より感謝いたします。





どうか祈りと希望が、
会場を超えて彼の地に
世界に拡がりますように

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