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2022年4月

2022年4月24日 (日)

雨の日曜日

 

このところお天気の変動が激しく、

暑くなったり、寒くなったり、

雨も多く着るもの、布団、体調管理が難しい。

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雨の日曜日。

お嫁さんがスタイを買いに出かけている間、

孫ちゃんをお預かり。

Youtubeでずっと同じ穏やかなピアノを流して孫ちゃんお昼寝の時間。

と思っていたら、20分で起きちゃった!

 

その後延々と泣き続け、

クレッシェンドになって手に負えなくなったため、

試しにヴァイオリンを弾いてみる。

孫ちゃんはママのお腹にいた時に、

エンドレスでおばあちゃんのCDを聴いていたそうなので、

記憶にあるフレーズのはず。

 

案の定、目を見張って左手を見入っていました。

もちろん私の顔もじっと見つめてくれて。

8曲弾き続け、ママが帰ってきたころにはすっかり泣き止んでご機嫌に。

良かった良かった💛

役に立った(^^

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先週の日曜日は毎年4月の第3日曜日開催の

茨城桐朋会演奏会と同窓会総会。

水戸に車で行くこともなかなかないけれども、

新緑のドライブは気持ちよく、

演奏会は半分だけ聴いて

隣の県立図書館の星乃珈琲店で美味しいコーヒーを飲んでから

高速に乗りました。

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息遣いのある演奏を聴いた後のコーヒーも加わって、

元気に帰宅。

即練習までできた。

生演奏のエネルギーは良い。

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翌月曜日は、演奏会の打ち上げランチ。

ドホナーニのメンバーで、会場は守谷の本物フレンチ

「コワン・ドゥ・フルノー」さんで。

一つ一つが驚きの素晴らしいフレンチを楽しみ、

このシリーズを終えることができてますます感謝の一日。

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その後は何かと細々とした用事で、

外に出ることが多い毎日ですが、

これから練習する楽譜を出して、

何のどの部分から練習に取り組むのか?の大まかな練習計画を立て、

少しずつさらい始めているところです。

落ち着いてたくさんの時間練習できるのは、

合わせが迫って来てとか、いよいよ本番が近づいてから。

まずは小さな下ごしらえ期です。

 

それと、打ち合わせや連絡の数々。

そんな感じで毎日があっという間に過ぎていく。

そうこうしているうちにもうすぐGW.

早いですね~~!

この連休は息子が帰って来て、息子家族が滞在するので

またまた賑やか。

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加えて、本番が近くなく、気候の良い今

片づけ物や掃除も待っている~。

家仕事はキリがないとはいえ、

たまりにたまっているのでね。。

 

家のことと、ヴァイオリンの練習、音楽の探求は

どこまでやっても終わりがない。

私の一生暇はないと思っています。(笑)

 

今日の写真は、今朝のうちのモッコウバラたち。

夫の撮影。

 

そうです!

22日金曜日から5月9日(月)まで、

守谷市中央図書館で、夫の個展をやっています!

写真サークルの順番がちょうどGWに回って来て、ラッキー!

10点ほどですが、

「かわいい生きものみいつけた」のタイトルで、

この地で共に命を育む生きものたちの姿を展示しています。

ぜひご覧ください!

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2022年4月14日 (木)

コンサートを振り返って その2

 

昨日のブログ「振り返り」が、

プログラム全体とその日に想ったことで、

今日の「振り返り・2」は、

コンサートに至るまでと、その後想うこと、

それらの個人的なことを。

長いので、ご興味のある方はお読みいただければと思います。

 

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~4月3日、コンサート終了の夜。いただいたお花を全員集合で記念撮影。

皆様の期待が込められたお祝いの花々。

改めて、ありがとうございました!~

 

 

一旦できた曲を時間をおいて練習するのって、

お倉から出してくるような感じです。

知っているけれど、着慣れているけれど、

今の自分はどう感じるか?似合うのか似合わないのか?

新しいものは発見できるのか?

今回はそんな感覚で、昨年の5月末の録音以来の練習でした。

 

弾くという意味での練習は、

ごくごく短い期間で。

それよりも、このコンサートで何をするのか?をじっと考えつつ、

コンサートの事務作業に励む毎日が

今回のコンサート前の私の生活。

いつもとはずいぶん違いました。

何しろコロナで委縮していたために、

自分の動きが遅くてすべてが後手に回る。。

 

 

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~長年応援してくださっているブティック・フラワーさんからのお花~

 

 

後半プログラムのドホナーニのクインテットは、

守谷で弾く2週間前につくばで本番を2回持てたので、

良いイメージで安心していられて、それはすごく助けられた。

 

コロナの中にあっても本番を重ねて来た

勇敢な友人たちと一緒に演奏というのはとても心強く、

とても勉強になり、

自分でも気が付かないうちに引っ込み思案になっていたことにも

気が付いた。

何よりポジティブなエネルギーをたくさんいただきました。

 

いろいろなところで聞かれることだけれど、

コロナになって慎重になってとか、

億劫になってとか、

そんな感覚自分はないつもりだったけれど、

いやいや私もそうでした!

冬眠していたみたい、、、。

 

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主催コンサートは特に、

お金をいただいて、

足を運んでくださる方の時間をいただいて、というそこに、

すごく責任(プレッシャー)を感じるのです。

 

一度失敗というか、面白くなかったら、

二度と来ていただけないな、、、と思ってしまう不安。

それは自分も、人のコンサートに行って

あら?と思うとちょっと足が遠ざかったりするので。

 

とはいえ演奏家も人間なので、

当日のコンディションだのいろいろ影響を受けるわけで、

必ず良いとは限らない。

そしてそれを許容できないと、とんでもなく苦しくなる。

最善を尽くすことは約束する

けれどもいつも万全の本番とはいかないというのは共通認識。

 

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今回何より大変だったのは、

コロナでお客様にお集まりいただいていいのか?

感染リスクは回避できるのか?

本番の頃の感染状況は?

それによって、また客席の状況も変わるし、

何よりスタッフさんを集めるのが最も悩んだ点でした。

結局は親しい友人や生徒さんやそのご家族という近しい人にお願いすることに。

さらに、スタッフの中には濃厚接触者の疑いありで、

直前に数人入れ替わりということもあり、

バタバタの連続でした。

 

そんなわけでギリギリの人数、

いや足りない人数での当日スタッフで

受付はてんてこ舞いだったみたいです。反省。

CD販売もわかりにくく、

リハーサル前の受付セッティングも全て私一人でやっていて

自分のウオーミングアップはとりあえず10分のみ。

受付設置してその後

楽屋で1時間くらい練習できるつもりだったのに、

甘かった。

 

あまりに雑多なことに頭を悩ませて

心がワサワサしている状態でヴァイオリンケースを開ける。

落ち着かない気分が、

10分で何とか落ち着いた。

 

つい、説明するのが面倒だから、

自分でやった方が簡単だからと思ってしまうけれども、

いや私も年取って来たのだから

次回からは、一日手伝っていただくスタッフさんをお願いし、

せめて当日は演奏に集中できるようにしようと心に決めました。

 

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今回の個人的にどうもしっくり来なかった最大の要因は二つ。

一つはコロナで本番から遠ざかり、2年ぶりだったこと。

(アンサンブルの本番は、ソロやデュオとは全く違うのでカウントに入れない)

「本番ってなんだっけ?」みたいな感覚喪失の不安。

 

いつもなら、本番前にどういう状態になっていればうまくいくのか、

本番数日前の状態はどうなのかが基準だけれど、

なんだかぼんやりした感覚。

 

それに加えて、楽器を替えたのでそれにまだ慣れてなかったことが

何より大きかったと思う。

先日火曜日に私がお世話になっているヴィアンネさんのところで

調整&楽器磨きをお願いし、

いろいろ話をしているうちに

もともとの自分の音と新しい楽器の音の乖離にはっきり気が付いた。

私は前の楽器の音を、今の楽器でやろうとしていたんだと。

 

昨年7月に購入したオールドヴァイオリンは、

とても豊かな響きが魅力で音の線が太い。

でも、古い楽器に多いように、

D線の第3ポジションで取るH(シ)の音が裏返る。

それをウルフというのだけれど。

ここはすごくストレス。

 

私はもともと繊細な演奏を好みとする。

今好きな演奏家は、イザベル・ファウストや、アリーナ・イヴラギモヴァといった

女性ヴァイオリニスト。

二人の共通するのは、バロックヴァイオリンも学んだしなやかさ。

 

新しい楽器との出逢いは、私にとって新しい表現との出逢いでもある。

自分の中で私らしさの個性である大事な部分と

新たな部分を意識して弾いて行かねばならなかったはずが、

ちゃんと意識できていなかったのだなあ、、と終わってみて思うのです。

本番とは、いろんなものが炙りあされる場。

だからこそ、本番を踏むことが何物にも代えがたい成長になる。

 

3月に弾いたMozartは太い音色でなく、

オペラ歌手の女性が歌うように弾きたいとイメージがあり、

太い音が出る楽器で

気が付くとかなり指板寄りで、随分弓を寝かせて弾いていた。

音は出ませんね。。

終わらないと気が付かない自分が悔しい。

自分のことが一番わかっていなかったりする。

 

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実際の道具をどうするか?身体をどうするか?よりも

イメージ優先に陥りがちな以前の私に戻ってしまい、

コロナ前の3年、レッスンに通って基礎をやり直して

改造してきたものを失いかけていたことにも気が付いた。

 

あと、守谷の中央公民館はリニューアルしてもやはりデッドで弾きにくい。

あそこではアンサンブルの演奏会はできても、

デュオではもうやらないだろうな、、、。

ピアノも家庭用の一番小さいサイズで、

機能も音色も良くない楽器で

ピアニストには気の毒で、あの楽器では思うことはできない。

 

でも、そんな中本当に精いっぱい弾きました。

目の前の方々のために。

そしてできることなら、会場を越えて祈りを届けるために。

そのこと自体は伝わったのではないか、、、と思う。

 

 

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こんなこと書くと驚かれると思うけれど、

実は自分はヴァイオリニストになりたいと思ったことがなく、

ただ単に好きで弾いていただけだったと

コロナ禍の中でいろいろ考えていて気が付いた。

 

小学校6年生の文集に書いた将来の夢は

政治家、詩人、先生。

大学卒業前は人の可能性を高める職業に就きたいとか、

海外青年協力隊に憧れ、

ヴァイオリンを仕事にしたいと考えていたわけではない。

 

卒業後出身地の福岡に戻って、

漠然と母校の先生になれないかな、、、と思っていたところ、

たまたま九州交響楽団のオーディションがあり、

私が辞めるまでヴァイオリンの募集はなかったのだから、

運というか、縁で人生はできているのだと思う。

そんな昔の自分、そしてだからこそ今ここに居る自分のことを

この2年考えていたわけです。

 

娘のてんかん発作がずいぶん改善されたとはいえ、

親としてのゴール 娘を託せる施設を探して

彼女の終の棲家で幸せに暮らせるのを見届ける

という大仕事にはまだ遠く、

娘のことは私の人生で一番大きな課題ではあるけれど。

 

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今はヴァイオリンを弾きたいとか、

音楽が好きだからではなく、

音楽で身近な人を慰め喜ばせたい、

社会貢献したいという気持ちが強い。

音楽を使って人の心に、社会に投げかけたい。

ウクライナ大使館に寄付できたのは、

私にとっても大きな喜びでした。

 

もともと自分が弾く作品の作曲家について深く知りたい性分で、

練習しながら楽譜を読み込み、

文献を読んで作曲家を深堀していく作業がとても好き。

最初は気が付かないことが、作品に馴染んでくると

炙り絵のように見えてくる。

自分なりに感じるその作曲家の心を伝えたいと強く思うし、

そんな作業、勉強が無上の喜びなのです。

 

その作品の素晴らしい本質を伝えたい、

そして生の演奏を聴いていただいてそれを分かち合うことで、

会場での一体感、悲しみも喜びも深いところで共有したいと願っている

というのが、私が自主企画コンサートを企画するエネルギーの元だと

今回確かめました。

 

言葉にすると、

演奏する側としてはそんな心の動きがあったのですが、

時間を共にして、受け取っていただき

感謝に堪えません。

 

来年の企画ももう大筋は決まっています。

コロナで一年遅れの企画になりますが、

Anniversaryな演奏会になる予定です。

練習しなきゃ!勉強しなきゃ!!

 

あと何年できるかな、、、、。

元気でやっていきたいな。

私の願いは、使命は、音楽で「それでも、この世は美しい」を伝えること。

 

ぜひまた会場でお会いできますように。

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2022年4月13日 (水)

振り返ってみて

「振り返って」と題して、

このコンサートを想ってくださっていても

実際には来られなかったという方々のために。

 

そして、この日を共にしてくださった方には

私がヴァイオリンを弾きながら何を想っていたのかも、

ちょっと聞いてくださいね。

 

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~2020年の大晦日の朝焼け。

筑波大入院の年越し。この写真がコンサートのチラシのイメージの元~

 

まずはコンサート全体について。

 

一番実現したかったことは、

今の社会(と言っても、身の回りの方々)の息苦しさ、

未来への不安など様々なストレスを抱えている状況を

ほんの一時の音楽ででも、全て忘れて

希望を持てる時間を共にすること。

 

そのためには、現状への祈りを通ってから、

希望へと導きたいと願っていました。

 

 

プログラムは、

1曲目の エルガー愛の挨拶は、

文字通り会場のお客様へのウエルカムのご挨拶として。

親愛なる、、、という気持ちを、

ようこそというメッセージを込めて。

 

2曲目 ドヴォルザーク「我が母の教えたまいし歌」は

誰にとっても大切な母の存在を改めて想い

個人的な感情を普遍的な(全体的な)感情へと統合、

共有できるようにと願って。

 

3曲目 ロンドンデリーは、懐かしい故郷を想う歌として。

ダニーボーイの歌詞は、

戦場へ送り出す息子への母の切ない気持ちが歌われますが、

今の状況では一切戦争を連想していただきたくなかったので、

今回は「懐かしさ」にフォーカスしたいと願って演奏。

 

4曲目ドビュッシー「月の光」は、二人で何度も弾いた曲。

自然描写の音楽に、月に想う熱い心を乗せて、

前半でもっともリラックスしていただきたいと願って演奏。

ここまで全てゆっくりの静かな作品ばかり。

 

しかし、演奏会のプログラムとして通して弾いてみると、

意外にこれが難しい。

簡単な曲ばかりのようで、

これだけゆっくりの作品ばかりを並べると、

別の難しさが生じるのです。

発散する曲がなく、ずっと繊細な世界に神経を配る。

 

5曲目 カッチーニアヴェ・マリア。

ヴァイオリンのカデンツ付のドラマチックな編曲。

ここで初めて悩み苦しみの感情を表に出す。

心の底から祈る という気持ちで。

(ここから弾く方は楽になる)

 

6曲目 ラフマニノフ作曲クライスラー編曲

「パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏」。

二つ前のブログにも記したように

この作品はウクライナを想って演奏。

 

今は戦場となり、恐怖と悲しみに満ちた灰色の地が

いつの日か青空の元、

黄色の小麦畑、ひまわりの咲き乱れる

天国のような平和を取り戻すことを強く願って。

 

7曲目 相馬邦子さんの「祈り~Hoffnung希望」初演

この作品は、普遍的なメッセージを携えて、

全ての人に自分の人生を生きること願って。

まずはそれを自分に言い聞かせながら。

最後の音はまるで天の岩戸を自分で開けるように!

天から光が降り注ぐようにとイメージ。

でも、十分には楽器が鳴らなかったなあ。。

 

後半ドホナーニのクインテット。

secondヴァイオリン担当だったので、

ほぼ和声の係。

目立つことはほとんどなく、裏方に回り、

今はファーストと一緒、次はチェロと一緒に動く、

次の瞬間はヴィオラとハモる

などなど弾くことよりも頭を働かせ、心を寄せて。

 

4楽章の最後、

ピアノがテーマをフォルテで奏で、

弦は重音を弾く箇所の軋んだ和音は、

私はいつも街中の教会の鐘が鳴っているような映像が浮かんでいました。

戦いから戻った凱旋行進を称える祝福の鐘。

戻って来れた、還って来てくれた喜びの鐘の音。

 

一番最後はアーメン終止と呼ばれるスタイル。

祈りが成就しますように。

神の御心が叶いますようにという意味を

作曲家が込めて書いたであろう終わり方。

実に力強いメッセージ。

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~同じく筑波大10階西病棟の朝焼け。

ここから出られる日はいつだろうか、、、と、

まだどうなるかわからなかった不安なあの日。

それも懐かしい。朝焼けにはずいぶん力をいただきました。~

 

 

こう見ると、自画自賛ながらもよくできた配列のプログラムで、

優しく迎え、静かに心寄せながら曲を進め、

ようやく心の内を語り始め、

相馬さんの作品がプログラムの中心で、

最も強いメッセージを送る。

その後は仲間との楽しい音楽で

会場の皆様と生きる喜びを分かち合う。

 

アンコールの1曲目はマスカーニ作曲「カバレリアルスティカーナ」より間奏曲。

これも祈りの曲。

弦楽四重奏のみで始まり、

途中からピアノが入り、

後半私はオブリガートで天上から見守る天使の役割。

 

2曲目は皆知っているドヴォルザークの「ユーモレスク」

悲しみも喜びもあってこその人生を肯定する。

郷愁も感じる温かい作品。

 

そんなプログラムでした。

続きはまた明日、あるいは明後日にでも。

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2022年4月11日 (月)

ドホナーニを配信(つくばサロンコンサートチャンネルより)

先日、私たちのドホナーニピアノ五重奏の演奏が配信されました。

4楽章のみ。

つくばサロンコンサートのチャンネルから。

3回あった本番の中から、3/18()16時からの1回目の演奏をお聴きください。

https://youtu.be/kbK3U19P3jQ

 

つくばでは午後の会しか収録されておらず、

守谷公演は会場がデッドなので

響きが良いアルスでの演奏を配信しました。

 

先日のブログの写真

熱がこもった最後の一音を

実際にお聴きいただけたら嬉しいです。

もちろん、守谷の演奏は3回目最終回だったので、

つくばの後にさらに検討し、一番熱が入り、

最も熱い本番だったと思います。

その初々しい1回目。

 

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この1週間、演奏会の後片付けというか、

事務作業に努めていました。

ようやくほぼ終わったかな、、、という感じで、

ようやく次の準備に入ります。

 

本日は一人ランチの後、

さくら坂ビバーチェさんに打ち合わせに伺って、

ティータイムコンサートについて具体的に相談して参りました。

LunaClassica公式Lineも始めたので、

まずはそのご登録いただいた方々に、

先にお知らせ。

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~今日の打ち合わせの席からのさくら坂ビバーチェさん。

このお部屋にピアノがあるので、ここでコンサート~

 

 

729日(金)16時からになりました。

詳細はまた改めてお知らせしたいと思いますが、

先にケーキとお茶を楽しんでいただいて、

その後に夕暮れ時のコンサートというスケジュールです。

 

お天気が良ければ、

お庭でもお茶を楽しめるでしょう。

イタリアの景色を再現して大人気、

最近テレビにも出ているビバーチェさん。

楽しいコンサートになりそうです♪

 

その前の、お昼の一人ランチは、実は予約を間違えてしまい、

本当は友人と二人でのはずでした。

残念だったけれど、

ここなら一人でもリラックスできて、

落ち着けます。

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オーナー夫人のかおりさんとも結構おしゃべりできて、

一人本を読みながらお茶をいただいていると

ちょっと眠気も来たりして、

エントランス近くの新緑のもみじを眺めながらぼんやりできました。

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こういうぼんやり、のんびりも大事ですよね。

こんな贅沢こそご褒美というものだなあ、、、と想いながらの新緑の午後でした。

エネルギーチャージできました。

 

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~ローズポークの柔らかさ!たっぷりの野菜も美味しい!~

 

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~スパイスガーデンさんの入り口に、私たちのCDコーナーがあります。

愛犬さくらちゃんの肖像画と、ウクライナの平和を祈るリースとともに。

かおりさん ありがとうございます💛~

 

 

 

2022年4月 6日 (水)

祈りが一つ届きました

桜がまだ残る中、今日は市内の小中学校の始業式でした。
子どもたちが希望を持って新学期を始められますように。🌸


そして本日,私たちの祈りが一つ届きました。
4/3に開催した「LunaClassicaと素晴らしき仲間たち」の
収益より一部を、
ウクライナ大使館へ寄付させていただきました。
ご来場の皆様に謹んでご報告させていだきます。🙏

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~コルンスキー大使のこんな笑顔にこちらが癒されます。
ウクライナから非難してこられる方々が、日本で安心して暮らせますように~

小川一成県議会議員様が会長を務められる守谷市国際交流会(MIFA)が
ウクライナのための募金を行っていることは伺っていました。
コンサートでヴィオラを弾いてくださった
メンバーの山田圭子さんは
なんと!本番の朝9:00に守谷駅に駆けつけて、
募金のためにあの寒空のもと、
ウクライナ国歌を演奏されていた!と後から知りました。
山田さんの熱いお気持ちと行動力に感服いたします。🎻✨💐


そういう経緯も加わり、
ウクライナのために何かできるのなら、
守谷市国際交流会を通して と考えていたところに、
昨晩の小川県議さまの「明日ウクライナ大使に、
茨城県議会 他からの義援金をお渡しします」の
投稿を拝見して、
即メールさせていただき、バタバタと準備。


メンバーを代表して、今朝小川様にお会いさせていただき、
直接お届けしていただくことが実現いたしました。
広いお心で一市民の気持ちを汲んでくださった小川県議様にも
心から感謝しております。🤲


もともと、ウクライナのためにコンサートで
募金箱を設置しようかとか
ずいぶん考えていました。
が、コンサートの時は、一切の外のことには触れずに
純粋に音楽に浸っていただきたい、
まずは目の前の方々を癒し、
希望を共にしたいと考えるようになりました。


大変な人が世の中にいるのに、
自分だけ今この瞬間の楽しいことが後ろめたいだなんて、
それも悲しいことです。
赤ちゃんがスクスク育つためには、
まずはお母さんが元気でご機嫌でいることが必要なように
誰かの役に立つためには、
まずはその人が元気でなければなりません。


今の世の中は辛いこと悲しいことが多すぎて
参ってしまいます。
そんな空気を払拭したいと願った「祈りと希望」の
演奏会でした。
アンコール2曲の最後は
「皆様のご健康とお幸せを祈ります。
そして、皆様から愛と平和が拡がりますようお祈りいたします。」
で締めくくりました。❤️


「めっちゃ元気になりました!」
「生はやっぱり違う! 行けて本当に良かった!」
「心から癒されました」などなど
嬉しい感想の数々が寄せられています。
その気持ちの一部を義援金に換えて
直接ウクライナ大使にお届けできるなんて
それも奇跡のように思います。✨


義援金に加えて、一市民としての気持ちを綴った
お手紙も同封させていただき、
大変僭越ながら
前半プログラムで演奏した曲が収録されている
私たちのCD[祈り]も
大使に手渡していただけることになりました。


演奏会の第一部最後から2曲目
ラフマニノフ作曲「パガニーニの主題による狂詩曲」より
第18変奏を、
私たちはウクライナの平和を想って演奏していました。💐

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~演奏会の中央公民館の前の今日の桜。
隣の小学校の桜も見事で、子供たちが嬉しそうでした💛~

ラフマニノフは旧ソビエトの作曲家ですが、
アメリカに亡命しています。
作品は、「怒りの日」の旋律を含む暗い色調が全体を占める中
なぜか天国的なこの18変奏だけは異彩を放っています。
砂漠のオアシス、暗闇に灯り一筋の灯りのような
位置にあります。
彼の地の平和と希望を祈っての演奏でした。🌷


祈りの数々がほんの少しでも届いて、
ウクライナが、
世界の紛争地が、
そしてこの世が平和になることを願ってやみません。🙏✨🎻🎹 
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2022年4月 5日 (火)

心を一つにして






遅くなりましたが、ようやくのご報告です!
日曜日、寒い雨の日に桜の花に見守られ、
「LunaClassicaと素晴らしき仲間たち」をほぼ満席のお客様を迎えて
無事に終えることができました。🌸

3月頭の頃は、実は私の手元からは7枚しか出ておらず、
もう焦ること焦ること、、、。💦
何せその頃はまだコロナ拡大中で、
人を集めるなんて滅相もないという雰囲気でしたし。😅

1か月後にはコロナも何とかなっていると祈って、
3月に入ってからご案内を投函。
こんなに遅い展開は初めてでどうなることかと
ストレスいっぱい。😱
しかし、蔓防解除、
そして桜の開花に後押しされて
日々お申し込みが増えて、
最後の週はキャパを越えないように座席数の管理のカウントダウン。🌸
まかさの満席となりました!㊗️

とても温かい会になりました。✨
お客様の笑顔、笑顔。😊😊😊
それが私たち演奏者にとっての最高のご褒美です。💐
書き始めたら長く長くなるので
後日ブログで改めて書こうかなあ、、、と思っていますが
思い描いた「祈りと希望の演奏会」が実現しました。✨

実現できたのは、
何よりも共演者の皆様のお陰であり、
スタッフで手伝ってくださった方々
宣伝を手伝って下さった方のお陰であり、
演奏会にお誘い合わせて来てくださった
お客様のお陰です。🙏

念願の
相馬邦子さんの「祈り Hoffnung 希望」の
初演を果たすことができました✨🎻🎹

でも個人的には、録音を聴くと(いや聴かなくても)もうがっかり、、、。😰
もちろん酷いというわけではありませんが、
身体は硬く音は伸びず、理想からは遠い。
(技術的な反省)
私この2年間何やって来たんだろう、、、と反省ばかりです。😩
コロナだ娘のことが大変だったなんて言いたくない。
いや、悔しいから次に繋がると信じたい。

もちろん、
第一部の前半は繊細な祈りの世界を描き、
後半三曲は強い祈りの世界を
強い気持ちで伝える
作品に想うものは伝え切ることはできました。
CDより遥かにに熱い音楽をお届け出来ました。

けれども第二部
ドホナーニのアンサンブルは本当に楽しくて名残惜しく、🎻🎹
またドホナーニ、いえドホナーニでなくとも
またこのメンバーで演奏したいと強く願っています。💐

気心知れた仲間だからできた音楽であったのは
間違いありません。
耳を澄ましたいと願い、
自分の音を瞬間瞬間のハーモニーに溶け込ませたいと心合わせ、
寄り添い紡いでいった音でした。✨
信頼関係が作った音楽と言えるのかもしれません。

お客様には音からも、
目からもそれがひしひしと伝わったようです。
だから名残惜しいのでしょうね。❤️
夫からも「思い出に残る本番になったね」と
まさに!のコメントをもらいました。💐

無音シャッターで大量に夫が撮ってくれた写真の中から、
最後の一音の瞬間を切り取りました。✨
本番の熱さが伝わってくると思います。🎻🎻🎻🎻🎹
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演奏会をご一緒に作り上げてくださった皆様。
そしてその日は来られないけれども
心の中では覚えてくださっていた方々、
心より感謝いたします。🙏✨🌸

どうか祈りと希望が、
会場を超えて彼の地に
世界に拡がりますように✨





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