YouTube最新作 ラフマニノフ「ヴォカリーズ」
本日、2022年2つ目のYouTubeを配信いたしました。
ロシアで生まれたラフマニノフによる
「ヴォカリーズ」。
ヴォカリーズとは歌詞を用いずに、
母音のみで歌われる歌曲のスタイル。
歌詞に頼らずとも、作品に込められた心情は
十分に伝わってくるのではないでしょうか?
ラフマニノフはアメリカに亡命した後には歌曲を書いておらず、
このヴォカリーズは最後の作品です。
私はピアノが刻む八分音符のリズムが、
雪がしんしんと降り積もる景色のようであり、
あるいは雪の中を一人歩く姿であったり、、という光景が目に浮かびます。
寂しさや切なさを越えたもの悲しさを感じる和声がとても印象的。
曲は悲しみの中に消えていきますが、
今の時代にあってはあえて、
最後に希望の空が見える写真を配置してみました。
我が家の近辺はここ数年雪が降らなかったため、
ヴォカリーズを収録したものの、
写真がない!と困っていました。
ところが1月6日に大雪が降り、
夫が仕事帰りに、
そして翌日の通勤時に徒歩で写真を撮って来てくれて
めでたく編集ができた!と言うわけです。
せっかくの幻想的な写真なのに、
種を明かすと全部うちの近所の公園と我が家の雪景色から。
あ~イメージ壊す、、、と思われたらごめんなさい!
でも、どこにでも美は有るのですね。
雪化粧とはよく言ったもので、
いつもの公園が雪を纏うとこんな表情を見せるなんて!と
とても驚き喜びました。
美しいものは、心を慰めてくれます。
~このベンチは娘のお気に入り。いつもここを通ると必ず座りたがります~
もうすぐ立春で、春は間近。
私たちももう少しだけ冬を味わいましょうか、、、。
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