異色のトリオ
日曜日、飯田橋のトッパンホールで異色のトリオを聴いて参りました。
フルートと三味線、ピアノという組み合わせは、
世界で唯一!
2019年春にヨーロッパツアーで大成功を収め、
日本公演を予定していたものの、
コロナで延期。
ようやくのお披露目です。
昨日は、小学校2年生からの親友と待ち合わせて、
2年ぶりの再会を喜び、
ランチとおしゃべりを楽しみ、
雲一つない冬ばれの空を見上げながら、
ホールへ向かう。
風がない晴れの日ならば
長年の友人との冬の散歩はいいものです♪
フルートは山形由美さん。
美しさと実力を兼ね備えたトップアーティストとして有名。
私は生は初めて。
演奏はもちろん、その美しさに圧倒されました!!
艶のある巻き髪、美しい肌、しなやかなスタイル、
立ち居振る舞いの上品でエレガントなこと。
同じ女性としてみても、うっとりする美しさ。
しかも、実は私たちも同年代、、、ということで、
休憩の時は親友と、彼女の美しさのことで
すっかり盛り上がってしまいました!
年取ったから白髪もシミも、疲れた肌も仕方がない、、
なんて言ってられない!
元が素晴らしいとはいえ、
努力のたまものであることは間違いない。
もう女性としては鑑です。
三味線の生演奏も初体験ながら、
凛とした音の出や迫力ある潔い音に魅力を感じました。
そして、なぜこの演奏会に足を運んだかというと、
ピアノが菅野潤先生だから。
2年前の主催コンサートに、「トリオルテシア」としてご出演いただき、
その際譜めくりで間近に先生の演奏を体験して以来、
すっかりファンなのです。
プログラムはドビュッシーの「版画」から3曲のピアノソロから始まり、
1曲目の「塔」の響きからもう
コンサートのタイトル「ヨーロッパと江戸の融合」が
伝わって来ます。
その後フルートとのデュオを様々な曲で演奏。
後半は三味線のソロから始まって、
三味線とフルート、三味線とピアノ、
そしていよいよトリオ。
お三方とも素晴らしい実力者なので文句なしの演奏ながらも、
何と言ってもこのトリオをまとめていらっしゃるのは、
菅野先生のピアノのお力だ!と強く感じました。
菅野先生のピアノは、フルートと三味線を両手で優しく抱くように響いていました。
今日は一日、しみじみと心に残った音楽の余韻と共に過ごしました。
2月27日(日)には、流山おおたかの森ホールでも
同じトリオの演奏が聴けるみたいですよ!
一緒に行ってくれた親友は、
コンサートは2年以上ぶりだったそうで、
「すごく良かった!大満足!」と喜んでくれました。
コンサートの感動を分かち合い、
また会おうね!と別れた日曜日。
こんな時間がとても愛おしい。
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