昨日の日曜日、念願の発表会が無事終わりました。

昨年4月に企画していたものは、
最初の緊急事態宣言で中止。
その後は、娘の発作がひどく、コロナも重なっては
とても無理、、、、と延び延びになり、
今年9月5日に予定していたものの、
今度はデルタ株の猛威にさらされて
またもや会場使用停止。
どこまでもついていないものです。。
でも、めげない!
その後年内で取れる会場と、生徒さんたちの予定を合わせて考えると
12月5日ログハウスしかない!ということでの
昨日の開催でした。
まあここまで来るのに、いろいろありましたね~。
夏休み中はデルタ株に怯えて、
レッスンもリモートに。
直接指導ができない分、
Dropboxを活用して伴奏音源を作って送り、
時には練習用の書き込み楽譜を写メで送り、
それなりに工夫を重ねました。
練習音源作りでけっこう忙しかった夏休みのレッスン。
Dropboxの使い方も覚えたし、
できることが少し広がったのは
私にとっても収穫。
娘の入院中も、病室からリモートレッスンやってましたし、
この1年半何かとオンラインが多かった中で、
何とかこぎつけた発表会。
~隣の小ホールで調弦。可愛い分数楽器~
最後のご挨拶で私泣くかも、、、と思っていたけれど、
一人で何役もやって疲れたからか、
子供たちもまだ緊張していたからか
意外に落ち着いていました。
5人だけの生徒さんなので、
本当に小さな発表会。
でも、保護者方々、それぞれのお客様に見守られ、
温かい会になりました(^^♪
小学校入学前は不安定で、
できないと怒って泣き出していた女の子も
その後とても気持ちが落ち着いて、
レッスンに来ると毎回楽しいおじゃべりを聞かせてくれる。
その子にとってかなり難しいパッセージを
リズム練習を頑張ってクリア。
最初に弾いたアイネクライネの2楽章は、
ピアノと一緒にオルゴールの響きをイメージして。
元気すぎていつも話を聞いてくれない男の子は、
どうなることかと思ったら
本番はとてもまじめにしっかり頑張って弾いてくれて
底力を発揮。
とてもユニークな女の子は、
この中では最後にヴァイオリンを始めた子。
なかなか毎日の練習が軌道に乗らず、
発表会も出ないと言い出さないか?とちょっとひやひやしたけれど、
良い音で弾けるようになり、
音の良さで会場を満たしました。

~頑張ったお疲れ様のお土産は、高野フルーツパーラのフルーツチョコと、
CDを置いていただいているBaby Moonさんのお花~
小学生3名の次は、高1の女の子。
この子が一番の古株で長い付き合い。
小さい頃から見ている子は、
もう完全に親戚の粋です。
彼女も私を親戚のおばさんだと思っているに違いないと思う(笑)
そんな信頼関係の中、
いつもまずはいろんなことをおしゃべりしてから
レッスンは始まる。
今回選んだ2曲は全く違うタイプの曲で
それぞれの曲の持ち味を精いっぱい表現してくれました。
最後の高3の子は、これが最後のヴァイオリン発表会。
もっともっと上手にしてあげたかったなあ、、と思いつつ、
本科のピアノや就職準備で忙しく、
練習の仕方のアイディア等は出せても、
そうそう追い込むこともできず本人に任せるしかない。
けれども本番は、前日のレッスン言ったことを活かして、
それまでうまくいかなかった箇所もうまく弾けるようにして
立派に終えました。
~山口先生がお祝いにくださった見事なシクラメンが、
会場を華やかに~
全ての伴奏を担当するのは
かなり大変なことでした。
やっぱり副科ピアノには限界がある。
見守っているだけでドキドキしているより、
困った時に手助けできる伴奏の方がいい!と前日は思っていたけれど、
当日は私の方が間違って足を引っ張ったりして
ごめんなさい!で緊張し、
もう難しい曲には手を出すまいと思いました。(^^;)
でも夫は、絶妙の助け舟!と私の伴奏を褒めてくれた。
先週はひたすらピアノ練習の日々だったので、
今日ヴァイオリンを練習していて指使いを書いた際に
間違って5と書いてしまう。
ヴァイオリンの場合、
親指は押さえないので指番号は1~4まで。
ピアノは1~5.
私の頭は完全にピアノ仕様になっていました(笑)
生徒さんのことと、ピアノ伴奏で頭がいっぱいの後には
ちょっとだけ講師演奏。
Luna Classicaのユニットで一緒に演奏している泉恵さんに
スペシャルゲストでおいでいただき、
これからYouTubeにupする2曲を披露。
とりあえず一度出来上がったものなので、
ちょっと練習するだけでも何とかなるかな、、、といった具合で
完全後回しでしたが、
私にとっては久しぶりの本番で楽しく演奏しました♪
弾き逃げだけれど、、、(^_-)-☆
生徒さんたちも、お母さん方もとても喜んでくださって
開催できて本当に良かったと思いました。
中でも、自分のお子さんだけでなく、
「他の生徒さんたちの一生懸命に演奏している姿に
目に涙が溢れそうでした」とメールをくださった
お母さんのコメントが嬉しかった。
ご本人が真面目に取り組んでくださるからこそのコメントだと共感。
楽しいことって、
テレビや娯楽などの
受け身で自動的にもらえる楽しさと、
何かを頑張って取り組んで達成した時の楽しさなど
いろいろある。
受け身でもらえる楽しさは楽だけれど、
浅く儚い。
苦労を伴って、頑張った人だけが得られる楽しさを
楽器に取り組む人は知っている。
子どもの頃から、そんな体験を積んで成長してほしいと願っています。
何しろ、生徒さん本人、指導する人だけでは成り立たない発表会。
各御家庭でのサポートあってこそ。
どこのご家庭もそれぞれのやり方で
お子さんを想い、応援してこられた結果の発表会でした。
拍手!!
しかし私は、先日初孫誕生にハラハラドキドキした直後の発表会で
ジェットコースターのような1週間。
今年のイベントはこれで全て終わり。
この1週間が最も大きな週だったなあ、、、。
年末行事や来年の仕事の仕込みなど
地味な作業に徹する日々に戻ります。
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