「月の光」でYouTubeデビュー!
私たちデュオ「Luna Classica」
昨晩無事にYouTubeデビューを果たしました!
コロナが始まって以来、若者はもちろん、
ベテラン超一流奏者に至るまで
皆がYouTubeで発信する時代になりました。
私は去年、娘のてんかん発作との戦いの一年だったので、
時流を眺めていただけでしたが、
遅ればせながらのスタートです。
動画の表紙の月の写真は、2014年の夫の作品。
2015の「月の光に魅せられて」というタイトルで
4曲の「月の光」を並べたフレンチプログラムでコンサートを企画した際に、
そのチラシに使ったものです。
ちょっとその時のチラシがPCの中から見つからないので、
またわかったら後ほどupしたいと思います。
と、昼間書きましたが、過去のチラシのストックの中からみつかりました。
月が左上にあるようにと、上の元写真の右側だけを使ったみたいですね。
初めての動画upは、
ドビュッシー作曲「月の光」のヴァイオリン&ピアノ版。
20代の終わりに楽譜をみつけ、
今までいろいろな機会に様々なピアニストと演奏する機会を持ちましたが、
何と言ってもLuna Classicaの泉恵さんとが
説明しなくてもピッタリくる!
微妙なルバートの加減が一致するパートナーです。
たまたま私たちデュオのユニット名も、
月を意味する「Luna」。
弾きなれていて、
考えなくてもリラックスして弾ける余裕があることはもちろん、
二人で弾くのに最適なデュオをお聴きいただけるであろうと思い、
まずはこの作品からの動画スタートです。
録音は会場にある吊りマイクの方を採用。
自宅の録音機も持ち込み、
1階10列15番のS席に設置した分のもありますが、
こちらはさらにホールの豊かな響きを楽しめる録音。
ヴァイオリンは会場の一番後ろにもっとも音が飛ぶようで、
最後列がバランスとしては最もヴァイオリンが聴こえる
と会場で聴いていてくれた友人の言葉もあるのだけれど、
すぐ近くで撮ることで細かいニュアンスが伝わる
舞台の吊りマイクの方を採用することにしました。
一般的なヴァイオリン&ピアノの演奏のCDは、
ピアノはいかにも伴奏という感じに
控えめに入っていることが多いのですが、
私たちはどの作品もデュオとして演奏したく、
対等に近いバランスを好みます。
世の中に出回っているCDでは、
いつもピアノパートが聴こえなくて不満でした。
だって、ヴァイオリンは旋律という言葉を奏でているのであって、
作品に込められた作曲家の感情は
和声を担うピアノパートに多くが書かれているのです。
だから、そのニュアンスを聴きたい。
もちろん、私もピアノパートを読み込み、
それを踏まえた上でヴァイオリンパートを表現したいと考えています。
しかしだからと言って、
ピアノパートが、その音の全部を弾いてうるさいのはもちろんごめんです!
そこのところのバランスが難しいのですが、
ちょうどいい感じに入っているのでは?と思っています。
作品についての解説は、
またCDが完成した折に。
まずはCDの予告編として、動画をご覧いただければ嬉しいです。
さらに、音楽の響きの中で和んでいただければ尚。
動画の最後に出てくる月とネコと小鳥の絵は、
泉恵さんの作品。
私たちのコンサートの看板です。
バックの楽譜は二人で弾いている「月の光」。
お洒落でしょ?(^^♪
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