YouTube第2弾「我が母の教えたまいし歌」
Luna Classica YouTube第2弾のお知らせです!
第2作目は、ドヴォルザーク作曲、クライスラー編曲
「我が母の教えたまいし歌」
原曲は素朴で短い歌曲ですが、
クライスラーがヴァイオリンとピアノ用にドラマチックな編曲を残してくれました。
3コーラス歌う間に気持ちがどう変化していくのか?の微妙なニュアンス、
何より母を想う気持ちが切々と歌われます。
写真と編集は夫が担当。
共同制作ですね。
良かったらチャンネル登録お願いいたします!
今週はいろいろなことがあった週でしたが、
もっとも重かったのは娘の一つ上のお友達の旅立ち。
夜中に突然だったそうです。
私たち障害児の親は、
これだけ一緒に居たから、
時間と労力と、何よりも膨大な愛情を注いできたから、
多分健常な子供以上に、子に先立たれるのは辛いのです。
障害のある子を育てるって一見、
もしかしたら大変なだけに見えるかもしれないけれど、
どんなにこの子が大事か、、、は言葉では表せられません。
娘さんを亡くした友人は、お悔やみに伺った際にまずは
「肩の荷が下りたのよ」と。
それはまるで心配する私を気づかうかのようでした。
~ここのお宅も娘のお友達の家。その昔、突然ご主人を亡くされ、女手一つで男の子4人を育てた彼女も、
今はこんなに花を飾っている、、、と思うと、彼女が元気でいることがわかって嬉しくなる。~
そしてまあ、なんと冷静な!と思いましたが、
帰り際に「明日の葬儀の時に自分が一体どうなるかわからない、、」と
本音を語ってくれました。
その日一日、そして翌日と何とも言えない気持ちに覆われました。
ある意味、どこかで覚悟を持って生きてきたのだと思う。
何度も肺炎で入院し、お母さんはいつも娘さんの話をしていた。
痛いほどにわかります。
私も同じ思いだから。
健康な人であっても、明日はどうなるかわからない。
ならば、リスクを背負って生きる障害を抱える人はますます。
だから、毎日を悔いなく一緒に生きたいと願う。
誰よりも幸せにしてあげたいと願う。
~お散歩でみたブラックベリーの垣根。美味しそうな実がフェンスに絡まって~
発作対応が大変でも、
夜中や明け方に起こされて慢性睡眠不足でも(でも私はお昼寝もする!)
体調がよくないと表情が優れなくとも、
調子良い日の娘の笑顔は天使のようです。
それにどれほど救われ癒されていることか。
朝起きると隣にいる娘とハグ。
当たり前のその習慣は幸せな始まり。
(その後発作が始まらなければ、、、)
凝縮した喜びも幸せ、そして苦しみ悲しみも、同じくらいもらっています。
何となくの日なんてない、生きている充実感満載。
いつも精いっぱい様子を見て、
危なくないか気を配り、
ちょっとした体調の変化に自分のセンサーを働かせる。
娘のお陰で日課となっている散歩も、
朝は日を浴びて外の空気を吸うために出かけ、
日が長くなった数週間前から
夕方親子3人で揃って歩く習慣も加わり、
この子を中心にまとまっている我が家は最強のチーム。
「今日も可愛くてありがとう」は夜寝る前にかける言葉。
長く濃密な母の時間を過ごさせてもらってありがとう。
2021の夏至を過ぎての気持ちです。
今朝upしたYouTubeを、うちの母がとても喜んでくれました。
合作というのが嬉しいらしい。
その母も、予防接種が無事終わり、
ようやくお友達と会える!と待ちわびています。
ちょっと遅れた母の日、父の日のプレゼントにもなったかな。
母を想う人。
子を想う人。
誰かを想う人。
全ての人と分かち合いたい作品を遺してくれた
ドヴォルザークとクライスラーにも改めて感謝。
~今週は、羊羹、サザコーヒー、続々と美味しいものをいただく。
和光のバウムクーヘンは絶品。
佐藤錦はこの季節の宝石。
ご馳走様ですm(__)m~
ちなみに、今週の娘はまあ安定でした(^^♪
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