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2021年1月 6日 (水)

すべての出来事には時がある

 

娘は今朝テンション高くでもなく、

とても穏やかな微笑で目を覚ましました。

昨日FBに投稿して友人にお祈りをお願いして、

もしかしてそのお祈りを感じていたのかしら?と思ったほどの平安な笑顔でした。

きっとそうなのだと思う。

圧を上げたので、行き場が減った髄液が頭の傷口から漏れ出てこないか?

発作が来ないか?と緊張した昨晩を何事もなく過ごすことができて、

ほっとしています。

 

本日主治医の先生は午前中外来のため、

お二人揃って処置に来られたのは、お昼ご飯に来たカレーを食べようとした時。

先生は午後別の病院に行かれる水曜日なので、

お昼よりもまずは処置をしていただく。

でも目の前のカレーが載ったお盆を遠ざけると「んー!!」。

 

コネクターから髄液を抜いてみたところ、

頭のポコッが引っ込んだのでまだ残念ながらどこかに穴はあってつながっている様子。

今日は問題の場所にガーゼを当て、それを押さえるように包帯でぐるぐると巻く、

つまりバンディングをすることになりました。

尼さんみたいな感じになっています。

年末年始を挟んだせいでもあるけれど、

何も変わらなかった日々に比べると、

ほんの少しずつ前に進んでいる感じはあります。

先生方も日々じっくり触診してくださって悩み考え、

そして娘のペースを待ってくださっているのは有難い。

本人の治る力と時間と治療のタイミング全てがかみあう必要があるのでしょう。

 

年末最後の土曜日のお昼にたまたま付けていたEテレ「こころの時代」から

「すべての出来事には時がある」という言葉が聞こえて来た。

懐かしい聖書の言葉。

中高キリスト教の女子高に通った私にとって、

何十年ぶりに聞くその言葉は、

今の私に一筋の光のように届いた。

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~4月に放送されたものを、ただいま再放送中。今週末は6回あるうちの第4回かな。~

 

 

即ネットでテキストを注文。

年末から読んでいました。

ヘミングウェイの名作「陽はまた昇る」もコヘレトから来ているそうだし、

クリスチャンでなくても著名人の多くも、

このコヘレトから多くの影響を受けていると書かれている。

 

信仰を大事にしている方々を前に、

私がコヘレトの言葉について語るのは、大変おこがましくごめんなさい!なのですが、

コヘレトを35年研究してこられた小友聡氏のテキストから紹介させていただき、

困難な時代を生きるために共有したいと思いました。

 

「空の空、一切は空である。」

まるで仏教の聖典のような言葉のこれは、コヘレトの一節。

この空はヘブライ語で「へベル」という単語で、「束の間」と訳すこともできる、と小友氏。

そうすると、空しいという響きではなく、

人生は短く限りがある 束の間である 

だからこそ無駄にするな と。

人生がへベル=束の間だという認識においてこそ、

日常の小さな喜びが、掛け替えのない喜びだとわかる と続く。

そして、その喜びが、人生そのものが、神から与えられる恵みであると説きます。

 

そして、コヘレトの言葉の第3章に

「天の下では、すべてに時機があり、

すべての出来事に時がある」 から始まる

有名な「時の詩」がある。

 

小友聡氏によると時間には、

クロノスの時間とカイロスの時間

があるという。

 

クロノスとは 過ぎゆく 横軸の時間。

 

カイロスは、一瞬であり永遠である 縦軸の時間 

これは離れることなく深まっていく。

 

私が大事にしている「夜と霧」を書いたフランクルの思想に

「問いのコペルニクス的転換」があり、

 「人生とは生の意味への問いを発すべきものではなくて、

むしろ逆に人間自身が(人生から)問いかけられているものであって、

みずからが答えねばならぬ」という一節があり、

それも紹介されている。

 

 

キリスト教徒とクラシックファンは、共に日本の人口の1%と言われる中、

ここ数年知り合った友人に、なぜかクリスチャンの方が多いのが不思議だった私。

たくさんの方にお祈りいただいている中、

日々を祈りで過ごされる方々の想いが

私に届けてくれたように思えてならないのです。

もちろん、クリスチャンでない方のお祈りも。

 

うちの父は毎朝神棚を拝み、

毎月1日は早朝に近くの神社にお参りに行く篤い神道の人でしたが、

なぜかキリスト教の学校に通った私と妹。

何十年も経って今、これらの箴言名言に助けられています。

用意された出会いに、巡り合う言葉に、人生の不思議を想うと共に、

カメが好きでカメのようにゆっくり歩む娘の時間を、

治る力を信じたいと思う。

 

先輩とも電話で話してみて、

心配やマイナスな想いはほんの少しかすめるだけにして、

祈りも力を込めてではなく、

そうでありたい姿を思い浮かべ、

心はその中に居て、

信じて委ねるというのがいいのかもしれないと思う。

今日6日はそんな気持ち。

祈りに支えられて穏やかさをいただき感謝。

 

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