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2021年1月22日 (金)

成功です!

 

2回目の手術、無事に終わりました。

「できる限りのことはしました!」と主治医。

本当にありがとうございましたm(__)m

 

手術の時間は実質2時間、

前後の麻酔を含めて計4時間というのが

30分以上早く終えて10階に上がってきました。

それでも主治医から手術の内容説明を聞く際は、ドキドキ。

 

前回脳梁離断の手術の際、

硬膜が頭蓋骨にびっしり張り付いていて、はがすのが大変だったこと、

そして硬膜の下に静脈が隠れていたのを少し切ってしまい、

でもしっかり止血しました

と聞いていました。

 

ただ、張り付いた硬膜をはがす際に、

頭蓋骨と一緒に一部硬膜がはがれたそうで、

そこには保護材を置いたけれども、

静脈があるためしっかりとは縫うことができず

そこにほんの1mmの穴が開いていて、

脳髄液が漏れていたそう。

 

今回は前回の傷が回復しているので迂回路を作ることができ、そこもしっかり閉じて、

時間をかけてもう漏れがないことを確認して閉じたそう。

今日包帯を外してみたところ、

髄液の漏れはなく頭はぺっちゃんこ。

まずは よし!です。

Img_8147

~昨日の朝日。10階から~

 

 

でも手術は実は昨日のこと。

昨日の朝食後、「午後手術になりました!」と看護師さんが慌ただしくやってきた。

え~っ!そんな??

火曜日の入院の際に、木曜日か金曜日とは予告されていたとはいえ、

前日までに言われなければ木曜日はなくて金曜日だろうと思っていたのに、

朝のカンファレンスで決まったそう。

前日の夕方、オープンなスタッフステーションに先生方が集まって

うちの副主治医の先生がPCを前に説明していらっしゃった姿は拝見していたけれど。

 

一次救急救命指定のこの大病院では、

しょっちゅう脳卒中の患者さんが救急車で運ばれてきて

緊急手術は日常茶飯事なのでしょうから、

急に手術はあり得るのかな、、、。

 

夫に連絡するとやはり驚いて、

「午後休取る」との返信。

驚いて、心の準備が、、、と落ち着かない私に対して、

娘は落ち着いて寝ること寝ること。

いつものお昼寝CDをかけていたこともあって、

昨日の午前中とても精神的に安定して、お天気も穏やかで、

それは安心材料でした。

 

入院二日目の水曜日も全ての食事を完食。

食べること、寝ることで、ちゃんと手術に備えて体力を蓄えられている

と見ていました。

嫌な予感はない。

けれども、心配がないわけではない。

 

今回の手術にもこの前と同じように、

2年前の長男の結婚式での親子演奏のCDといつものお昼寝CDを持たせ、

家族の音、安心の音に包まれて穏やかに手術に臨みました。

良い思い出は人生を支えてくれる。

 

手術の合間に、その日の担当看護師さんが

「今どんな風か見て来ましょうか?」と言ってくれ、

PCに入力されている今現在のバイタルメーターが正常であることを

教えてもらえた親切は、

本当に有難かった。

 

すでに計6週間もここに入院しているので、

たくさんの看護師さんと馴染みになり、

とても仲良くなって特に温かいまごころをいただいている看護師さんが何人もいる。

「おかえりなさい~~♪」と言われたり、

私たちがまた来ているのを見て、

満面の笑みで手を遠くから振ってくれたり、

ほんと、大歓迎が有難く、娘もこの病棟なら安心して居られます。

 

今回は脳には触らず、硬膜をもう一度縫う手術だったので、

HCUに行かずに即病棟に上がり、

娘も術後から健気に私に微笑む。

ママ、居てくれて嬉しいよ と心の中で言ってくれていたのかな。

Img_8163 

 

熱も出ず、顔が腫れることもなく、

今日のお昼から食事も食べ、

今日撮ったCT,レントゲンも問題なく

今のところ順調です。

 

と、昼間に書いた後、夕食時から身体が小刻みに震えるような感じに動き、

表情も良くない。

熱は37.2℃。

身体を触るとちょっと熱いので、これから熱が上がるのかもしれない。

手術室は多分出血を防ぐためにかすごく室温が低いそうで、

病室のベッドは電気毛布で温めてあったけれど、

昨日の娘の身体は冷蔵庫状態だったのかもしれないと思う。

治るための道筋を、なるべく辛くなく通れればと願う。

 

そして、週明けに腰に入れているドレーンを抜いて

どこにも出口がなくなった脳髄液がどうなるか?

が次の関門。

先生方は「大丈夫でしょう」と言ってくださるけれど、

今まで予定外に長くかかり、

数々の小事件が起こって来た娘なので、

油断はなりません。

でも、3度目の入院は、三度目の正直であってほしい!

Img_8145

今回の緊急外来で駐車場に着いたら、

なんだか大喜びしちゃってGo Go!なんてジェスチャーをしながら

病院の扉をくぐったうちの娘は、

ここのことは痛い記憶以上に、

人の優しさに触れて嬉しいことの方が多かったのだなと思った。

看護師さんは、ケアをしてくださった後に「ありがとうございました」と言ってくださり、

部屋を出る時は「また来ますね」と笑顔で後にされる。

患者はどんなに嬉しいことか。

本当に有難いことです。

 

医療の仕事を選ぶ人は、そもそもの心持も志も高く、

私は娘のお陰でそんな素晴らしい方々に多く出会うチャンスをいただいている。

そして、娘が生まれてから7年ほど取り組んだドーマン方のプログラムを助けてもらった

多くのボランティアさんのことを思い出すたびに、

無償の愛にいまだに感謝で心の中に涙が拡がる。

 

身体を超越しているうち娘。

38℃後半の熱があって少々だるそうにしていても、

声をかけるとニッコリしてくれるし、

痛いときもよっぽどでないと痛いという表現には至らない。

むしろ、身体が辛い時ほど魂が輝き美しい笑顔になる。

 

看護師さんも、副主治医の先生も

「みなちゃんに鍛えられている。」

「みなちゃんのお陰で」

なんて言われるけれど、

もしかしたら自分の体を差し出しているのかな?とさえ思うほど。

 

これは単なる個人的な考えで、なんの確証もありませんが、

障害を持って生まれて来た人は、

周りの成長のために自分を差し出してくれているボランティアだと

思うことがあるのです。

その最大の恩恵を受けているのは親である私たち。

私たち親はそれはそれは大変ではあっても、恩恵も受けていると感じている。

そして周りの人たちも、

ここから感じ学べる何かがある。

今回もそんな気がしています。

 

ただね、もう自分の幸せ考えていいよ。

次のステップに行こうよ。

発作が減って安心な生活を楽しみ、

毎日の散歩などで運動をしっかり取り入れて、ちょっと痩せようよ。

そして何よりまた一人で歩く自由(ここは慎重に)

社会生活に復帰して、もっと多くの経験を得

自立に向けての第一歩のショートステイ。

次にやることいっぱいだよ と思う母です。

 

先の希望を思い描きながら、

今度こそは完全回復!と切に祈って入院生活を送ります。

 

昨晩はパルスオキシメーターが寝ている時に何度も外れので起きて付け替えて、

私完全寝不足ですが、

その音で目が覚めて様子を確認できるというのも

手術の晩としては安心なのかもしれない。

今晩はテープで留めるタイプに換えてもらったので、

私も少しは眠れそうです。

 

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