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2020年11月10日 (火)

母に会いに

 

 

もう1週間も前のことになるけれども、

先週末の1113日、母に会いに行ってきました。

 

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年に1度は帰る故郷。

ここ数年は、春か6月末あたりに。

しかし今年はコロナで帰省もためらわれた。

というか、娘のてんかん発作多発で帰れない。

それ以前に娘を飛行機に乗せるなんてもってのほか!の状態が続いていた。

でも、ここしばらく今年ではもっとも落ち着いたというか、ましな状態をキープし、

私一人なら今ならチャンス!と思いつき即飛行機を予約。

夫も交代で帰るので、留守番も交代で。

 

 

このところ寒さが増してきてコロナの感染者がじわりじわりと増えてきている中、

なんとかぎりぎりセーフで安全に一人行ってきました。

その次の週末昨日までの3日間は、夫が彼の両親に会いに行って、

この1週間は濃い大事な時間を過ごした。

その二つの帰省の間に検査入院もあったのだけれども、まずは帰省の方から。

 

 

羽田は今までで最も人が少なく感じたけれども、

守谷からのTXはスーツケースを持った人が多く目につき、

世のGoToの風を感じる。

季節も良いので、我慢も怖れもここでちょっと一息入れたいよね。(^^

 

安いスカイマークの旅は、座席3席を二列のコンパクトな機体がほぼ満席。

お隣の若い男性との間には1席空いていたので、

お隣さんから「ここ荷物どうぞ」と声をかけていただく。

降り際には「荷物下ろしましょうか?」と親切な申し出をいただいたので、

私からは「この本面白いですよ!」と機内で読んでいた

「運のいい人の法則」リチャード・ワイズマン をシェア。

さらにその人は、通路の人の流れを止めて「どうぞ」と紳士的に先に通してくださった。

今の世の中こんな素敵な若い人にも出会えた!と嬉しくなる帰省の旅の始まり。

 

 

到着ロビーに着くと、母と義妹が迎えに来てくれていて、

車で2年前に新築した実家に向かう。

新しいこの家に行くのは2回目。

母が「リモート食事会のおかげで、久しぶりの気がしないね」と嬉しそう。

 

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福岡は帰る度にいろんなところが新しくなっていって、

エネルギーに溢れた街だといつも思う。

実家に着くといつもなら出迎えてくれる元気な愛犬がおらず、

物音がする度に彼がどこからか出てくるような気がしていた。

1か月半ほど前に亡くなった彼は、

周りにエネルギーを与えてくれる素晴らしい犬だった。

 

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夕食は、3歳まで住んでいた大手門の近くの大濠公園のボートハウスへ。

大濠公園を半周ほど母と弟夫婦と4人で散歩。

当時母はよくここに乳母車を押して散歩に来ていたのだという。

ほとんど覚えていないのだけれど、

私が湖のあるロケーションにやたら弱いのは、

その記憶の彼方にあるものから来るのかしら、、、。

 

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たくさんの犬の散歩の中から何度も同じ犬種の犬を見ると、皆で寄って行ってしまう。

私でさえこんなに懐かしく思うのだから、一緒に住んでいた家族はどんなに寂しいことか。

犬といっても大事な家族だから。

ありがとうしかないよね。

人が多かったのもあって、大濠公園の夕暮れは温かく感じた。

 

 

もともとよく喋る母。

9体1くらいの割合で、母の方がしゃべっている。

私の知らない親戚の話や、亡くなった父、妹の話など、過去のことが多いのだけれど、

伝えておきたいことは言っておきたいと願うのか?

あるいは未来のことを想うよりも人生を反芻する時間にいるのか、、、。

 

二日目は二人で福岡の中心地天神へ。

コロナ以降全く外食をしておらず、

仲良しの友人とも会っていない、

電話もしていないという母。

私が一人で来たものだから、

私たちの好きな雑貨を見て回ろうと思ったみたい。

私も天神は何年振り?

ここ数年娘の体調管理優先で、天神に出かけることもなかったなあ、、、。

そんな天神は、福岡の街はすっかり様変わりしてしまい、

私が知っている場所は本当に少なくなってしまった。

30年も経てば浦島太郎を実感。。

 

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好きなもの、いいなと思うものが母子は近いようで、

素敵♪と喜ぶ心が響きあう。

一人でワクワクするよりも、より一層楽しくなる。

私もデパートを歩くのっていつ以来?

 

数百円から千円代の手ごろで素敵に思うものを買って、

天神の大通りを見下ろすレストランでランチ。

母にとって、コロナ以降初めての天神ランチ。

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夜は母とLineを開通作業。

私は家族以外とはほとんどlineはやっていないので、

そもそもどうやって開通するのかもよくわかっていない。(>_<)

でもググって試みて何とかなった!

PCは人より早く始めた割には、ある範囲のことしか知らない無知な私。

この機械音痴の私が、さらに苦手な母に指南するという面白い構図(^^

 

お茶を教えている義妹がお花をしつらえてくれているお茶室で夜は早めに休んで、

ぐっすり眠るものの朝は5時には目が覚める。

でも、持って来た2冊の本があり、Facebookに投稿したりして、

何も仕事がない早朝の時間を布団の中でのんびり過ごす。

 

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~もらって帰って来た母の梅酢と刻み梅。健康の元に。~

 

 

天神で買った物、母からもらった梅酢や刻み梅などを小さめの宅急便に仕立てて、

空港に向かう道中郵便局から送る。

空港で別れ際に母が

「えらい楽しかった!」と言ってくれた♪

 

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~母が「これ玄関のドールハウスに飾って」と小さなクリスマスツリーをくれた~

 

 

思うに高齢者は、

コロナに怯え、

社会のIT化についていけず、

疎外感や不安の中で過ごしているのだろう。

母はもともととても気丈な人。

うちの母を知っている友人は母のことを

「明治のご婦人のような人」と言っていたけれど、

まさにそんな感じ。

 

年齢に思えない元気な母でさえ、コロナのせいで外に出ることを躊躇し、

その間に「頭が弱くなってきた」(本人の弁)と嘆き、

元気が失われて行っていた。

それが、弟曰く私が来る2週間前からだいぶ元気が回復して(多分、私が帰って来るのを楽しみに)

久しぶりに天神でショッピングを楽しみ、

たくさん喋って元気を取り戻せたみたい。

何もできていない私も、ささやかな親孝行ができているといいな。

 

 

年を取ると体力に応じて若い時よりも行動範囲が狭くなり、

楽しみに待つことが減ってくるように思う。

母は「東京オリンピックを目標に生きると思っていたのに、もうその年になってしまった、、」とちょっと寂し気に言っていたので、

「じゃあ コロナが終わったら、リフォームしたうちに来て!そして笠間に一緒に行こう」と誘ったら、先の目標ができたみたい。

小さな目標、先の予定は、まずはそこまで元気に頑張ろうという光になる。

 

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~2020年のクリスマスの記念に。

帰ったらまずこれを飾る~

 

 

最終日の飛行機は13:50とゆっくり目に設定していたので、

お昼は空港で博多ラーメンを。

娘が一緒の時は、たいていパンなどを買って機内で食べることが多いけれど、

今回は一人なのでたまにはラーメン。

新しくなった福岡の板付空港には

弟から教えてもらった「ラーメン滑走路」なるラーメン店がひしめくコーナーがあり、

もっとも行列を作っていたお店に入る。

店内は臭いのだけれど、味は意外にあっさり塩気も強くなかった。

 

 

その後、

なかなかLineが既読にならず、

やっぱり面倒なのかな、、、とちょっと残念に思っていたら、

二日目からメッセージが入り、

毎日小さなメッセージのやり取りを楽しんでいる。

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~お一人様用のティーセット。今日のお昼に出したら、娘が喜んだ♪

母も一人お茶の時に楽しんでいると思う。

上段は、母のドールハウスの粘土。~

 

 

一昨日母が「毎日会っているみたい。」

「楽しくなってきた。頭の体操になる」と言ってくれて、

Lineが元気のもとになってくれるといいなと思い、

今日もまたメッセージを送る。

もともと母も自分でPCで年賀状を作っていた人だから、意欲さえ戻れば!

コロナよ

母から、人々から、生きる気力を奪わないで!

 

83歳の母とのLine

新しい嬉しい習慣ができました♪

 

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 ~母とは柄違いの木製のコースター。母は1個購入。~

 

 

 

 

 

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