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2020年7月

2020年7月30日 (木)

幸運がありますように

 

またまた感染拡大中で気になりますが、

K値は下降中で間もなく感染はピークアウトという予想もあり、

混乱している報道をどう読み解くのか?を自分なりに考えています。

身体の健康はもちろん、心の健康も大切。

心までコロナの恐怖に感染しないように!と

情報源を選ぶ毎日です。

何はともあれ、100分の1作戦ね!

 

「宮沢孝幸先生のコロナ100分の1作戦」

https://creamrobo.com/20200612a/

 

Fourleaf-clover

 

この1週間、とても嬉しいこともあったけれども、

相変わらず右往左往の毎日を波乗りしています。

 

右往左往はもちろん娘の発作。

今月も4回の大発作。

けれども1回は10秒~20秒なのでひどいことにはならず、

コロナと同じくともに生きていくしかないのか、、という気持ちにもなる。

 

今朝も緊急地震速報が流れる前は小発作中だった。

何曲も歌いながら発作の間隔が空いてきていたので「そろそろ終わりかな」と思ったところで、

あのドキッとする警報音。

歌もやめて構えていたら、娘も発作してる場合じゃない!と思ったのか(笑)

それっきり止まりました。

ぼっーっとしているのがよくない。

チコちゃんに叱られること間違いなしです。

 

思えば、主治医のところに行って「どうでしたか?」と尋ねられると

「いついつ大発作があり、、、」と心配な顔で私が言うものだから、

主治医としてはで「では、もう少し薬を増やしてみましょうか」となる。

 

現場を見ていないお医者様にとって、患者とその家族にできることは、

薬の調整くらい。

もしかして、私の心配性が薬を増量させてた?とも思い、

我慢できる範囲の薬の量でやっていけないものか?と考えているところです。

ゼロリスクではなく。

 

でないと、薬が増える=眠気も増える→眠気が増えると発作が増えることがある、というグルグル図式をたどり、

眠気が先か?発作が先か?どちらがその要因かわからなくなる。

なによりも、日中どんよりしている姿は母としても辛い。

 

食欲があって、笑顔があって、元気に手が動いて遊べて、、、

それなら少々発作があっても日常生活を少しでも幸せに送れる方がいい。

主治医からの医療情報提供書も揃い、

ようやくつくば大てんかんセンターの予約が取れたので、

来月末ですけれど新しい病院に参ります。

 

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嬉しいことの一つは、ちょっと遡って2週前の土曜日、

故郷の母と弟夫婦、関西の息子夫婦と3家族でリモート食事会をやったこと。

年に1度しか会えない母ともこれなら頻繁に会える♪

それぞれのペットたちも登場して、

新鮮なリモート食事会にワクワク。

 

娘も最初は「テレビの画面になぜ、おばあちゃんたちとお兄ちゃんたち、、?」と不思議がっていたけれど、

慣れてからは今年一番の喜びようで、

頭を抱える、手をたたく、足をばたつかせるの喜び最大限の表現。

みんなの笑顔が嬉しい。

これから月1の例会にしたいな♪と思っているところです。

 

 

リモート食事会の最中、ずっと私の左手の上にいたうちの小鳥。

弟からも「お利巧やね~」関心され、うちの子がほめられるのは嬉しい。

昨日の朝、やたら騒がしかったうちの小鳥。

外を見て何か気にしている様子。

物言わぬものたちの後姿には、いろんな想像力をかき立てられる。

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外に出たいのかな?

何か面白いものあった?

それとも、外で何が起きているのかパトロールの気持ち?

物言わぬ人の心の内をいろいろ考えてもきっと当たりはしないのだろうけれど、

その後ろ姿は何とも愛おしい。

 

コロナの感染拡大、豪雨災害と心騒がしいこの世にあって、

自然界とつないでくれる生き物たち。

一緒に暮らしていて、情報でも騒音でも心配でもない、

今を生きるという基本を思い出させてもらっている。

 

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そして嬉しいことのもう一つ。

幼稚園の年長さんからヴァイオリンに来ている生徒さんの最後のテニスの試合を応援に行った。

3の彼女はこれが最後の試合。

初日木曜日は雨で流れ、翌日その分早い時間からの試合開催。

 

まあなんて笑顔の素敵なこと!

さすがにサーブの時は真剣な顔だけれども、

決まれば「ナイス~♪」と笑顔、

ミスが出てもお互いに見合って「はい!」と次頑張ろうねの笑顔を交わす。

とても爽やかな様子に私も元気をたくさんもらって帰ってきました。

 

小さい頃から自分のペースがあり、自然体でユニークだった彼女。

その日は、いくつものサービスエースを決め、第3位入賞!

力みのない笑顔でテニスを楽しむ彼女の姿に

いつもの人となりを感じて嬉しかった。

 

その子のヴァイオリンも、華やかな曲は弾けなくとも、

いつも良い音程と音で響かせて、周りの人を喜ばせているらしく

とても嬉しい。

私は「あなたは自分を持っているから大丈夫」

「嘘がないから、いざとなったら頑張れる!」と励まし続けてきた。

信じる大人が一人そばにいることが、その子の成長を支えることを願って。

 

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この前の連休特に出かける予定もなく、

せめてものお楽しみにケーキを♪と思って、試合後の帰りに道地元の人気店「サンタムール」にプリンを買いに寄る。

駐車場は満車、店内も行列!

このムーミンカップが欲しくて買っている面もあり、、です。

お店に行くとどれもすごく美味しそうで、プリンのつもりが他に変更したこと多々あり。

でもその日は誘惑に負けずに初心貫徹。

この小さなカップは、夜のデザート「豆乳甘酒」を飲むのに使ってます。

甘酒はもちろん自家製。

炊飯器を使って簡単にできる。

お通じがよくなるので欠かせない。

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発作のあとぼんやりしていた娘。ちょっと2階を片付けた後、寝かせてみたら寝てしまって、

起きるのを待っているのでブログでした。

 

 

夫が摘んできてくれた四葉のクローバーは、

1週間のうちに背が伸び続け、キッチンの北側の窓のところでまだまだ成長中。

群生しているクローバーが夜暗くなると一人葉を閉じる姿はちょっと寂しげにも見え、

庭から小さなクローバーを仲間に入れてあげると、

がぜんしっかり真っ直ぐとなり喜んでいるような気がする♪

四葉に小さな三つ葉が頼っているようにも見え、支えあって生きている微笑ましさも感じる。

想像力で遊びます(^^♪

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2020年7月20日 (月)

平凡な日々ですが、、、

 

相変わらず代わり映えしない毎日と、それに準ずるブログでまたまた日常を綴ります。

 

昨日、今日と久しぶりの晴れのお天気が嬉しい♪

このところ昼寝もしっかりして夜が遅くなり、

そのせいで朝も起きられないうちの娘。

でも今朝は8時には目覚めてくれた。

あと一歩で大発作になりかけのところの発作を、母の歌で何とかこっちの世界に戻し(発作の世界とこっちの世界と呼んでいる)、セーフ。

 

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そうなんです。

その後も、母の歌う歌で発作から立ち直れるのは続いています!

一発固まった!(>_<)と駆けつけて

1曲歌ってもう大丈夫とそばを離れた数分後に大発作とか、

歌っていたけれどテレビの音もあって

音が混ざって効果が薄れたのか?大発作ということもあったけれど、

大発作になりかけて歌で戻せたことは数回あり、

私にようやく武器ができた!!とこのところずいぶん安心できるようになっています。

 

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そう、春から、いえ今年の初め骨折の手術後から発作の多さに悩まされ、

大発作多発に怯えていました。

でも今は、たとえ大発作が起きても歌があれば少なくとも1回で済む!となったので、歌いながら信じていられる。

これはすごく大きい。

私にとって。そして多分娘にとって。

歌がしっかり届くと必ず笑顔を向けてくれるから。

そして私の歌の後ろには、昔自宅で訓練をやっていた時に支えてくださったボランティアさんの笑顔の記憶もあるんだろうな、、、と思う。

人の想いは何よりの財産だと思う。

 

 

今朝はその後まあまあ大丈夫そうだったので、久しぶりの車椅子散歩。

少々暑くとも、小鳥のさえずり、蝉や虫の声に耳を澄まし、

水路の水は実はきれいではなくとも音だけはせせらぎを想わせて涼しい気分をくれ、久しぶりにいつもの散歩道の今を愛おしんだ。

 

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桜の樹は紅葉しかかっていて、落ち葉もチラホラ。

桜は紅葉の一番乗りではあるけれど、こんなに早かったっけ?

お盆のころにはかなり茶色くなっている桜だけれど、日頃この季節に散歩しないので謎です。

 

なぜか、黄色や赤い葉っぱを見ると「美味しそう♪」と連想してしまう。

いえ、葉っぱを食べたいんじゃないんですけれどね(^^♪

りんごとか栗とか、、、かな。

その前に夏を安全に満喫したいね♪

 

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お散歩から帰って来たら11時。

1時間ほど外で過ごして気分転換できた。

しかし、暑い!

午前中からアイス~♪半分こで。

 

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ずっと家に居ると、欲しいものは器になってくる。

マグカップは一つ持っていたけれど、

前から欲しかった「楽園」という意味のパラティッシオの小皿も3枚我が家に仲間入り。

夏のデザートはこの元気が出るお皿に盛る!

 

 

セリアで買った1枚¥100のガラスの器も気に入ってます。

夏にガラスは涼しげでいいよね~。

今日のお昼のサラダとデザートのパイン♪

パインが入っている方は、実はキャンドルホルダーとして売られていたもの。

ちょこっとアイスを入れても可愛いし、

こちらは去年の夏から使ってます。

 

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あまり余計な物は地球のためにも家計のためにも買わないように、、、と思いつつも、

まったく変化のない毎日に食卓に新しいものが顔を出してくれるのは

何とも嬉しいものです♪

 

2020年7月16日 (木)

日々の暮らしの中に

 

 

またコロナが拡大し始めていますね、、、。

「新しい生活様式」が社会にまだ定着していないことの表れなのだと思う。

私もコロナにはかかりたくないけれど、

心まで委縮したくない。

 

春と違うことは、

暑くなってきて熱中症が懸念されていることから、マスクを外してもいいという話で、

じゃあ人との距離を取っているか?というと、

必ずしもそうはできない場面もあり、

あるいは自粛で疲れた、あるいは開放感から、気の緩みから(どれも仕方ない心の動き)

友人との食事や飲み会などの近い距離をマスクなしで過ごしているからだと

思う。

鎖国を続けていたのも徐々に開いて外国からの来訪も増え、

今の感染者増は当然の結果と言える。

 

なので、もう一度基本を押さえたいと思う。

でないと、感染者が増えることはもちろん、

怖がって委縮して社会が回らなくなることも心配です。

オーケストラもようやく演奏会が開催されるようになったばかりなのに。

 

基本はマスク、手洗いですよね?

暑くて付けられないとき、外したい時は、しゃべらない!

食事中も同じく。

ここを忘れないでいたいと思う。(つい忘れそうだけれど、、、)

 

うちも、あまりにも刺激のない生活を送っていてどんよりしている娘に、

せめて自然の中に連れて行ってあげたい♪とささやかな旅行(近場の日光あたり)を考えていたし、

今娘を飛行機に乗せるのはちょっと考えられないので、

夫と交代で田舎の親の顔を見に行こうか?とか相談していたのに、

この感染拡大では無理かしらね。。

せめて、お盆休みに息子夫婦が帰省できますように!!

 

心が萎えるような大雨も一応落ち着き、

季節は梅雨明けへと向かう。

私たちも一息つけるのかな?

いや被災地は惨状を目の前にどうしたらいいのか、、、と暗い気持ちになっているのだと思うと、毎晩の祈りに忘れてはならないと思う。

 

四季がある日本の恵みにはとても感謝ではあるけれど、

激しすぎる季節の変化に必死でついていっている感じ。

うちの娘もまあまあで過ごしていたのが、

この1週間で2回の大発作。

気温低下もあるでしょうし、季節がまた次へと向かうこともあるのかもしれない。

薬の調整はまだまだ続きます。

それに、私にやれることはまだある。

発作に一喜一憂しないでたくましく頑張ろうと思う。

 

 

一昨日読み終えたのは、

アフガニスタンで60万人以上の命を救った中村哲さんの本。(2010年出版の本の情報)

NHKのドキュメンタリーで、干上がった大地に用水路を引き、翌年には緑の大地が甦った映像には震える感動を覚えた。

現代のキリストのような人だと思う。

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そんな素晴らしい人が銃撃で命を落とすなんて、

なんて理不尽な世の中なのだろうとやりきれなくけれど、

その悲劇的な最期を持ってよりアフガニスタンの現状を世に知らしめることを選んだのかもしれない。

 

人がこの世を去るのは寿命でしかなく、

去り方はその人の魂の役割によって違うのだと思っている。

もしかしたら自分で選ぶのかも。

だって「あんなに良い人が」という人ほど、

自分の去り方で人に大きな影響を与えているのを多々目にする。

勇敢な魂なんだと心から感服する。

 

もちろん、家族や近親者にとっては悲しみ以外の何物でもないけれど。

7年闘病し、人工呼吸器を付けて最後は家族に囲まれて穏やかに去った

はるか20年前の父の最期を思い出してもそう思う。

 

 

中村医師、私にとって同郷の人生の先輩ということで、

勝手な親近感を抱いて本を開いた。

インタビューの言葉は地元の方言が出て、

気性や考え方など故郷の風土を感じる。

これほど器の大きな人が今の日本に他にいるのだろうか?と思う。

 

 

そして比べるまでもなく、中村さんの歩みには遠く及ばないけれども、

私も学生時代に海外青年協力隊に行きたいと思っていたことを思い出した。

なぜ音大生の私が?と当時も思ったけれど。

語学力も度胸もなく諦めた夢ではあったが、

息子の中学の担任の先生がその経験がおありだと聞いた時には

憧れを感じたものだった。

私は一体何をしたかった?

 

 

今読んでいるのは、副腎疲労に関する本。

娘の病院の待合室でほぼ読めるくらいの内容だったけれど、

もう何年も怪しいと感じていた私の不調はこれのようだと確信に近い感覚がある。

「ブレインフォグ」という頭の中に霧がかかったような状態になることがある。

私の場合多くは睡眠不足、血圧低下によることが多いけれども、

仕組みがわかってとても興味深かった。

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副腎から出るコルチゾールがストレス、現代の食生活等で減ってしまって出る不調の数々について、わかりやすく書かれている。

ごく普通の食生活が副腎を疲れさせる。

日本ではまだ新しい概念だそうだけれど、

アメリカの抗加齢医学学会では新常識とある。

 

女性ホルモンを作るのは、閉経後は副腎が担うとは初耳だった!

ストレスで疲弊している副腎にはその余力がなく、

副腎の健康が更年期障害の重さを決めているということ。

認知機能の低下、睡眠障害、感情のコントロール(老人がキレることも含めて)、生活習慣病、うつ、倦怠感、更年期障害、骨粗鬆症、腸のトラブル、皮膚、髪の廊下、自己免疫疾患、アレルギー、すべてに副腎が鍵となるというから驚きです!

大なり小なり、ほぼすべての人に当てはまるのでは?

 

要は、副腎によくないものを体内に入れないことで解決するという。

その良くない最たるものは、小麦と乳製品。

他でもこの二つの害は言われているので正直、またか、、、という気持ち。

牛乳は飲んでいないけれど、ヨーグルトもチーズもパンも大好き。

ああ~我慢の食生活のストレスとどちらが~~!

なんて言ってるとだめかしら。。(>_<)

 

娘とともに、とりえず取り組んでみようと思います。

もうや~めた、、にならないように、とりあえずゆっくりゆるくからね(^^

幸い本にも「60%で続けましょう」 とあります。

著者がこれで長年の不調から回復して、20代の頃よりも白髪が減っているそうなので説得力絶大で、一読の価値ありです!

 

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最近のささやかな楽しみは、横一列に並んだだけのミニ家庭菜園での収穫。

前にも書いたプチトマト、紫蘇、バジル等を、どんな風に食卓に乗せるか?

を考えるだけでちょっと楽しい。

60g収穫したバジルはバジルソースにして、半分は冷凍庫へ。

バジルや紫蘇やパセリはお腹にはたまらない割には買うと値段も高く、

しかし香高いアクセントは食欲を刺激してくれて

小さな幸せをもたらしてくれる。

それが摘みたててというのは嬉しい。

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プチトマトは出窓から見えるし、いつもとは違う風景にちょっとだけ心が動く。

何も変わらない生活というのは、どうしてもストレスになる。

人は呼吸し身体の中では常に循環があり、動いて生きているもの。

自粛や委縮で止められてストレスを感じるのは不自然と

身体が発しているのだと思う。

 

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日頃手をつけていない場所の掃除や、

短い時間の読書で得られる知識や興奮、

練習での小さな進歩と収穫、

いくらでもよく見れば、変化はある。

できれば新しいレシピに挑戦ともいきたいものです。

今日も何か新しいこと見つけて暮らします(^^

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このところ、うちの娘は朝起きてくれない、、、(>_<)

ということで、朝からブログだったりしています。

今日もよい一日をお過ごしください。

 

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生徒さんのレッスンの合間に換気をするため、蚊対策で玄関に網戸を設置。

これで完璧とまではいかなくても、ちょっと安心。

ネットで¥1700で購入。

2020年7月 7日 (火)

梅雨真っただ中

いやあひどい!

こんな雨の被害は今までにない。

梅雨前線がいつになく長く停滞。

そして線状降水帯が故郷の九州にかかり続けている。

今少し落ち着いているようだけれど、

実家や友人、親戚のことがとても気がかり。

 

我が家の上空の雲も重く垂れこめていて、

コロナも豪雨災害も、、、となると、この季節を予想していたとはいえ気が滅入って来る。

 

どちらも、原因は同じ双子のようなもの。

気候変動が生み出した災害。

その気候変動を生み出したのは、ほかでもない私たち人間。

 

コロナで経済活動が停滞して、武漢の空が青い、

ヴェネツィアの海が青くなってイルカが戻ったと聞くと、

環境には良い面もあった!と少しはほっとしていたけれど、

そんな甘いものではなかったのですね。。

 

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~道端に咲く花だけでも十分可愛い~

 

 

ここ数年、6月末から7月にかけては九州を中心に、

その後秋の台風は関西から関東、そして東北にかけて大型台風が暴れまわる。

我が家の近くにも自然の堤防の川があり、

2年前の新ハザードマップで浸水地域に指定されてからというもの、

水害はまったく他人ごとではない、と緊張します。

 

台風は発生からやってくるまでに時間が少しあり、

進路や規模などの予報を頼りに準備する猶予を与えられるけれども、

線状降水帯に対応するのは至難の業。

夜中に想像を超える大雨が降ってしまうなんて。

どんなに怖い思いをしたのか。いえ、まだそれが続いているのか。

TVで被災地の様子を見るだけで何とも暗い気持ちになります。

 

水に浸かっている家に住んでいた人はどうしているのだろうか?

無事に避難できても、その後は?

コロナと自然災害が日本をどんどん暗く弱くする。

各地でこんなことが起きていては、

実際に被害に遭っていなくても、

同じ日本でこんなことが起きていると思うだけで

気が滅入ってしまう人は多いよね。。

 

今は無事を祈る立場で、

何とか普通の生活を送っているものとして

できることはなに?

 

コロナも自然災害も同じ原因から発生しているのなら、

根本から考えを変えないかぎり、

安心は来ないのだろうと思う。

対処療法的に何かやってもその場しのぎなだけで、問題は解決しない。

娘のてんかん発作と同じこと。

それはとても難しいことでも、やらないわけにはいかない。

私の一番の願いは、私がいなくなった後も娘が安心して笑顔で暮らせること。

社会が不安定であっては、弱者の幸せなど何も保証できない。。

 

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成田空港では国外から来た人が、

PCR検査の結果がわかるまで用意された段ボールベッドで休んでいると報道があったけれど、

その段ボールは使い捨てでしょ?

そこまで環境に負荷をかけて日本に来る必要がある?

仕事もリモートでできることは飛行機は使わず、海外旅行についてはもうやめた方がいいのでは、、。

 

 

外食産業を応援したいのはもちろん。

美味しいお店がなくなるのは、

人生の楽しみの一つがなくなることで寂しすぎる。

もちろん応援したいけれど、テイクアウトのプラスチック容器や、

スーパーやいろんな場所での飛沫防止の透明ビニールの数々など、

コロナ対策で使い捨てられる資源のおかげで、

さらに環境への負荷は増えていないか?

今はそれぞれ生き残るために仕方ないとはいえ、改めて問い直したくなる。

 

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~3年ほど前から使っているマグネシウム。洗濯機に入れれば洗剤を減らせ、

お風呂に入れれば水素浴ができる優れもの。

最近は「せんたくまぐちゃん」という既製品よりも、

袋入りマグネシウム単体で買って専用ネットに入れることで安く利用~

 

 

今生活すること、生き残ることに精いっぱいの私たちは、

次の世代に美しい地球を残すことにまで考えを及ぼす余裕がない。

悲しい。自分も含めて。

どこかで方向を変えなければ。

ウイルスも気候変動も、今教えてくれているのだから。

 

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~我が家もささやかな家庭菜園を始めて、毎朝の食卓に採りたてのプチトマトが乗る幸せ。

洗濯、お風呂で1年活躍した使用済みマグネシウムは、このトマトの土の栄養に還元される。~

 

 

今から遡ること13年ほど前、

新型の鳥インフルエンザのフェーズが上がったと騒がれたことがあった。

当時娘は小学校6年生で、同級生にお医者様の奥さまがいて、

彼女はそのN5H1型の鳥インフルエンザがパンデミックを起こすことを恐れ、

「子供たちを新型インフルエンザから守る会」を立ち上げ、

私も誘われて少しだけお手伝いをしたことがある。

 

行動力のある彼女は講演会も開催して、

講師には専門家会議のメンバーでもあるかつての国立衛生研究所の先生をお招きした。

その時の中心メンバーだった看護師の友人は、

強毒性N5H1のパンデミックに備えて押し入れいっぱい備蓄食料を備えたという話を

驚きの思いで聞いたのを今でも覚えている。

 

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このところ少しずつ大規模な大掃除をしている我が家からは、

当時買ってすっかり忘れていたN95のマスクまで出てきた!

子供たち用に飛沫防止のための眼鏡も出てきたけれど、

100円ショップか何かで買ったプラスチック製は割れてしまっていた。

今新たな豚インフルエンザも中国で懸念されており、

心配の種は尽きない。

 

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~この「新型インフルエンザ予防マニュアル」の冊子は、

コロナで頻繁にメディアに登場している岡田春恵氏監修~

 

 

ということで、地震への備えで食料の備蓄はもちろん、

新たな感染症に備えていつも多めにマスクを備蓄している我が家は、

今回世の中でマスクが手に入らなかった時期にも十分な予備があり、

4か所にマスクを寄付することができたのだけれど。

 

 

どちらにしても、うちの娘のように弱い子が、

自然災害も、新しい感染症も潜り抜けて生きていくことは

守る立場の私たちには相当な覚悟が必要。

いつも娘に「よくなろうね!」と言い続けている私。

 

 

昨日、こちらも雨の一日だったけれども、

お昼前に少し上がって明るくなりかけたので、

どんよりしていた娘を気分転換に短いドライブに連れ出した。

近くの川の様子を見に行かなきゃ!と。

 

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いや、増水している時には川に近づかないで!なのでしょうが、

やっぱり近所の川が気になるのですよ。

どこか決壊したらあっという間にうちの近辺に押し寄せてきそう。。

日頃は本当にのどかで大好きな風景なんですけれどね。

この川岸に住んでいる友人もいるのです。

自然の恵みと脅威は表裏一体。

 

 

今我が家はリフォームに向けて断捨離中で、

ありとあらゆる引き出しやらなんやらを開けて、

この家に越してきて以来25年分の大片づけをぼちぼちやっている。

娘の様子を見ながらなので少しずつしか進まないけれど、

すっきりしていくのは嬉しい。

 

しかし、もし浸水するならリフォームしてもね、、、という気持ちもあり、

複雑です。

運がよければずっとこの家で暮らせるかな。

コロナがあって大きな動きはできない今、

とりあえず今の暮らしをできる範囲で滞らないように整えるしかない。

 

 

今日は週に1度の娘の通所の日だったのに、

いざ出かけようとしたところで1発固まる発作があったのであきらめた。

先週も同じく。

大発作はかれこれ1か月起きていないので、無事と言えるけれど、

日々の小さな発作は散発していて注意を怠ることなく生活している。

でも一時期のような一発触発の空気はなくなったので、

これでも一応平和なのです。

 

うちには友人からいただいた赤紫の大きな紫陽花と、水色のヤマアジサイの差し木から育った2本と、

自分で買った墨田の花火の3つがあるけれど、

白い紫陽花を迎えたくて日曜日に夫に「アナベル買ってきて!」と注文。

 

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夫は近くのホームセンターで見てくれたところ、

アナベルよりもこちらの「ホワイトライト」が素敵だったということで、

庭に仲間入り。

リビングから見える位置に咲いている。

丸い花のかたまりは茎に対して少し重いようで、

風に揺れる姿は踊っているようにも見える。

庭を明るくしてくれる新入り。

 

 

白い紫陽花が、相変わらずステイホームが続いている我が家に、変化を与えてくれる。

それだけで暗い雲の下でも気持ちが少し晴れる。

 

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先日はとても美味しい焼き芋をいただき、

今日は立派なサクランボがたくさん届いた。

自然の恵みに感謝!と言葉だけでなく、

改めてじっくり考えてみようと思う。

 

 

一日も早く雨が上がって、

一人でも多くの方が一刻も早く救出されて、

これ以上被害が出ませんように!

昨年の台風に怯えた時も、水害の際の避難持ち出しリストを作ったけれど、

さらに我が家もいざという時の行動計画の準備、始めます。

明日も雨なのに、お風呂のショールームの見学を予約しているので出かけなければ。

皆さまどうかご無事で!

 

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改めて、大雨の被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

 

2020年7月 1日 (水)

コロナ時代を生き抜く100分の1作戦!

 

 

コロナ時代を生きる宮沢孝幸先生の「1001作戦」!

 

 

 

ちょっと前にアップされた記事ですが、大変勉強になるので改めてシェアしたいと思います。

 

京都大学のウイルス専門家宮沢孝幸先生でさえ

 

「このウイルスはわからないことが多い」と言われるけれども、

 

日々コロナウイルスの研究を重ねられてこられた専門家の、ウイルスとの付き合い方を知ると、

 

どこを恐れて十分に気を付け、

 

どこは適切に対応すれば制限しないで済むのかの線引きがわかって、

 

一般人の私も気持ちが楽になる。

 

 

 

宮沢先生のコメントを拝見すると誠実なお人柄が伝わってきて、

 

もしも仮に間違ったことを発言されたとしても、

 

その時はしっかり訂正してくださるであろうという信頼もあり、

 

コロナに関してはこの方を見ていこうという気持ちになります。

 

ウイルスの歴史も踏まえて、イラスト付きでとてもわかりやすく

 

コロナについての全体像を知ることができます。

 

 

 

ウイルスは一個触っただけでもうアウトなのではなく、

 

100分の1に減らせれば感染は成立しなくなるという考え方。

 

 

 

とにかく、手を洗う、頻繁に手を拭く、マスク着用、

ここまでは今や常識。

 

食事はさっさと済ませて終わってから会話する。← 簡単そうで、徹底するのは難しいかも?でも習慣化すれば!

 

そして、マスクをしていれば、あるいは黙っていれば、ソーシャルディスタンスは必要なし! ← ここは社会生活に大事な提言!

 

つまり、暑い夏、熱中症対策でマスクを外したら、その間黙っている。

この夏はこれで行きましょう!

 

健康も、経済も、親しいお付き合いも、いろんなことが実現するウイルス専門家の提案、

 

以下、ぜひお読みください!! 

 

資料

 

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/resilience/documents/corona/miyazawa_0611_slides.pdf

 

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これからのコロナと生きる毎日について、私も社会のすみっこで考えている。

 

StayHomeは終わって新しい生活というのが始まり、少し時間が経った今。

 

感染に気を付けて、ある程度の制限のある生活には慣れた。

 

社会活動が再開されて再び少しずつ感染者が増加しているのをみると

 

不気味な気もするけれども、

 

詳細を見ると感染場所と感染機会は今現在、ある程度限定されているように思う。

 

 

昨日の新聞で、元国立感染症研究所にいらっしゃってこの前まで専門家委員会のメンバーであった岡部先生も、

 

このウイルスは特措法など持ち出す類のものではなく、2割の重傷者を見つけ出すことが先決だった。

しかし、イタリアやNYの感染爆発を見てそうせざるを得なくなった

 

とのコメントを寄せていらっしゃった。

 

一番の問題は、日本の医師の数はイタリアの半分だということなのかも。

(最近知って、驚いた!)

 

だから、感染爆発が起きたらイタリア以上に医療崩壊はあっという間に進んでしまう。

 

けれども、コロナ騒ぎが始まって日本も混乱しながらも、専用病床確保も、軽症者用の宿泊施設も整い、

 

春と今は病院の受け皿はだいぶ違う。

 

でも何よりもコロナ専門病院を用意してほしいと思う。

 

そして、社会は、どこがどう問題なのか?何を恐れ、何は動いても大丈夫なのかを、冷静に分けて考える必要がある時期なのでは?

 

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自粛要請が終わっても、いつまでも何も変わらない前に進めない職業の人がたくさんいる。

 

文化、音楽業界はその最たるものでしょう。

 

 

 

先日シティフィルの定期演奏会をYouTubeで生で聴けて感激しましたが、

 

アップで見れる楽しみはあっても、

 

あの肌がゾワゾワとする生ならではの感動とは違う質のもの。

 

そこに生きている人がいて、これから始まる生演奏の期待が高まるあの時間が

 

とても好きです。

 

チューニングの それぞれの人がいて、、、という音から

 

さあ一斉に呼吸と心を合わせて、と心高鳴る時間がとても好き。

 

生きていることの悲しみ喜びの全てを含んだ、祝祭の時間が始まる。

 

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演奏会とは、日常の中に非日常の祝祭をもたらすもの。

 

古代から人は祈りの時、喜びの時、あるいは悲しみの時に歌や音楽を用いてきた。

 

その大昔からの習慣や本能がある意味呼び覚まされるのが演奏会ともいえる。

 

 

 

マイク等の機器を通してではなく、

 

肌で感じ五感の全てで受け取る音楽が

 

社会に戻って来れるのはいつの日なんでしょう、、、?

 

収容人数を減らして三密を避けた状態で、少しずつ始まっていますが。

 

新しい形での演奏会も模索しなければならないのでしょうが、

 

オーケストラのような伝統を奏者の中で受け継いでいく文化は、

 

決してネットの中だけでは熟成できない。

 

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オンラインで合奏ができたとしても、

 

それはビートを刻むポップスのような一定のテンポの中でできる

 

ほんの一部分の表現。

 

本来音楽は音というよりも、呼吸、リズム、ゆらぎのなかに

 

生きている。

 

生の場で生まれるものしか、自然ではあり得ない。

 

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熟考し、様々な工夫を凝らして、少しずつ音楽活動も再開されているようではありますが、

 

オーケストラやオペラなどの大人数の演奏会開催にはなかなか届かない。

 

私が行っている小さな規模の演奏会でも、

 

客席の半分以下のお客様での開催では、やれても赤字。

 

演奏会開催は、ホール代、調律、空調、マイク他備品、チラシ印刷費、宣伝にかかる費用、

会場スタッフお礼等、とにかく経費がかかる。

 

それがオーケストラやオペラのように、出演者スタッフが多い企画になると膨大な費用、、、。

 

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おとなしく座って集中してじっと聴くクラシック音楽は、

 

隣に人がいてもマスクさえしていれば

 

三密リスクの規定からは外されると思う。

 

 

 

これから社会はどうなっていくのか?

 

元に戻ることを期待するよりも、

 

新しい良き方向を模索する方が現実的。

 

そのためには、まずは今わかっているコロナを正しく知りたい。

 

 

 

私にできることはなく何もなく、

 

何が本当に正しいことかもわからないけれど、

 

せめて自分のもとに来た情報で分かち合いたいことは、一人でも多くの友人、知人に届くように発信したいと思う。

 

 

 

ウイルス専門家 宮沢先生の提言をぜひお読みください!

 

先に張り付けたリンク先と同じですが、再度、しつこく!

コピペして飛んでください。

それでもうまくいかない場合、ぜひ検索して読んでみて!

PDF版とてもわかりやすくまとまっています!

 

資料

 

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/resilience/documents/corona/miyazawa_0611_slides.pdf

 

 

今日は何も写真がなかったので、前からのうちの小鳥のを集めて♪

白い鳥は平和を連想する。無邪気な小鳥がいるだけで癒される。

一緒に居てくれてありがとうと思う。

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うちの娘はこの嵐を寝て耐えています。

というか、寝ながら無事に通り過ぎるのを待つ。

娘の施設のお友達は先週発作で入院したそうで、このところ周辺ではてんかん発作が多いそうだけれど、

お陰様で我が家は何とか無事に。

お祈りいただきありがとうございます!

 

 

 

 

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