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2020年4月

2020年4月30日 (木)

救急外来

 

 

FBには昨日のうちに投稿しましたが、

もう少し書き加えてブログにup

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実は昨日朝630救急車要請。😰

このところ無事に過ごしていた我が家ですが、夜中の1:45に大発作。

ダイアップで治まり、しばらく様子を見て寝たところ、

6時に目覚めから再び大発作。

 

もう使える薬はない!なのに、

続けてもう1回!!!

落ち着いたかと思ったのに15分経って、さらにもう1回!!!!

うちの娘のてんかん大発作とは、全身がビクビクして突っ張ってしまう怖い状態。

最近は1回20秒くらいと短い方。

しかし最終回は40秒だったので、

もっと長くなって止まらなくなったらととても不安になり、

とうとう今年初の救急車を要請しました。💦

 

救急隊が到着した時はまだ意識は戻っておらず、

担架に乗せて救急車内に運んでもらううちに意識が戻る。

外の光、外の冷たい空気の刺激のお蔭?

あらっ意外に普通になってる。  

あんなに怖い思いしたのに。

もう病院に行かなくてもいいような気もする、、、、しかし搬送。

 

朝方は人は一番少ないとはいえ、誰もいない緊急外来は初めて。

待っている間に病院内の様子を観察。

前日の一般待合室も「距離を空けて座ってください」のパウチのシートがいっぱいだったけれど、

ここはさらに1つおきにしか座れないように工夫してあった。

 

すでに容態は落ち着いていたので、すぐに帰れることに。

本来今は必ずマスクをして病院に行くべきところを、

発作で息が苦しい方が怖い私は、娘にマスクをさせてあげていなかったので、

看護師さんから「マスクして来てくださいね」と言われる。

娘は病院の手作りマスクをかけてもらっていました。

貴重な一枚をすみません。😓

 

看護師さんに感謝の気持ちを伝えて、

実は昨日も外来に来て、

病院の万全の体制と、

こんな状況にも関わらず皆さんが笑顔で頑張っておられて凄いと思いました 

との賛辞を伝えると、

皆さんが笑顔に。

感謝は思っているだけでなく伝えなければ と思った昨日の救急外来。

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その後家に帰って、コンビニで買ったおにぎりとインスタントのワカメスープにお豆腐、

いつもの切り干し大根の酢の物他常備菜で朝ごはん。

薬を飲ませて、8時間後の2回目のダイアップも使ったら、ようやく眠れました。

私も前の日に買っておいたスイートポテトで心の疲れを癒す。

 

娘は3時間ぐっすり寝て目を覚まして昼食を食べ、家族でいつもの散歩。

発作の嵐は通り過ぎれば、何事もなかったようになる。

「もう大丈夫になったの?」の問いに「うん!」と力強い返事。

発作に振り回されている我が家だけれど、

落ち着いたらあっという間にいつもの生活が戻って来る。

コロナもこんな感じに収まってくれることを祈りたい。🌟

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ここまでの写真は昨日15時からの近所の散歩の景色。

ちょっと夕方に傾きかけた日差しは柔らかく、

今日も一日お疲れさまと言っている優しさに感じる。

 

このところ何とか無事に暮らせていて、

昨日は気圧もOK,気温差も問題なく、、、なら何が引き金になったかわからず、

今日から気温が上がって空気が替わった感じがあり、その影響?

よくわからない、、、。

わかっていても、恐れを手放すのは難しい。

 

でも、娘はつくづく勇敢な魂の持ち主なようで、

発作が終わって眠って回復すると元気になっている。

昨日は眠れるまでは何度も「あ~」と声を出して私を呼び、

母に傍に居て欲しいと言っているようだった。

昨日はちょっと怖かったのかな。

まだ心配があったのかな。

それとも、一緒に寝ようと誘ってくれたのかな。

夜中CD1枚分の時間、本を読みながら様子を見ていて起きていたため、

母も疲れていて隣でちょっとお昼寝に入ると、安心して眠りに落ちた。

 

 

その分、目が覚めるととても良い笑顔を向けてくれる。

「もう大丈夫よ」と告げてくれるような安心の笑顔。

私も怖い思いをした分、その笑顔に癒される。

そしてますます愛おしくなる。

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思えば、5年前までは朝目が覚めると

隣に寝ている私に抱きついて来て

笑顔で「ママ大好き!」を連発して朝が始まっていた。

こんな幸せ、他の人にはないだろうな~♪なんて思っていた。

私は世界で一番幸せな母親の一人だと思っていた。

 

しかし養護学校卒業後だんだんと言葉が減り、

今や「ママ」と言える時は大発作の予兆の時だけ。

この先どうなる?の心配の中に居てただ不安が増すだけだったけれど、

いや、あの頃に戻ろう!と思う。

何とかして。

 

3年前は大発作が全くない1年半があった。

その後2年前から発作が増えている。

それは気候変動とも同期しているように思う。

地球の痛みをどこかで感じているの?

 

コロナが終わって元の世界に戻りたいとは思わない。

台風や大雨洪水竜巻に怯えてくらすなんて。

誰もが忙しくてギスギスしていて嫌なニュースばかりの世界には。

足元の小さな幸せを大事にする世界に、

社会的弱者が誰もが幸せになれる

ほっとできる世界に皆で還って行きたい。

 

昨日病院スタッフ自ら手作りのマスクをいただいてしまったので、

午前中、うちに備蓄してあったマスク一箱をささやかなお礼に届けた。

感謝のメッセージを添えて。

今年我が家はマスクを買っていない。

退院したらすでに薬局にはマスクはなかった。

けれども去年までの備蓄が4箱もあったので困らなかったし、

今は布マスクで過ごしている。

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昨日の散歩でここ!と決めていた公園の八重桜の下に散歩に向かう。

前の晩のかぼちゃの煮物と、茹でてあったブロッコリーを胡麻和えにして、

卵焼きを焼いて、病院の帰りに寄った地元の老舗和菓子屋の助六で

3人で桜の木の下でお昼ごはん。

裸足になって触った草と大地はとっても気持ち良かった。

昨日の怖い発作と、今日のこんな穏かな時間と、

不思議なくらい。

でも、こんな怖いことがあっても、守られているのだと思う。

お祈りいただきありがとうございます!

 

FBに投稿して慰めてもらって、救われました。

辛い時はヨシヨシと言ってもらえるとストレスが抜けて行きます。

女性はそういう生き物らしい。

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明日もまたここでお昼にしたい♪

 

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~我が家の庭のシランと こでまり。夫が飾ってくれました。~

 

2020年4月28日 (火)

前線を訪れる

なるべく今の時期病院へは行きたくなくとも、

何かと行かなければならない用事が発生してしまう。

私も緊張して出かけたけれど、

今朝訪れたJAとりで総合医療センターは前線さながらの構えでした!

 

 

正面玄関入り口には一方向からしか入れないような簡易の白い壁が作られ、

1m以上離れて整列して待つ。

入館制限があり、順番になって玄関に入るとまずは検温。

病院スタッフは赤いベンチコートを着て、マスクと防護メガネにフェイスシールド、

頭には手術の時の帽子で完全防護。

まるでテレビの中の世界!

 

私が当たったスタッフは、1月の娘の手術の時に説明も担当してくださったベテラン看護師さん。

その声で、身なりが替わっていてもわかる。

1月に手術でお世話になりました。あの大変だった子の母です」と言うと思い出してくれた。

手術の時に彼女に担当してもらえて、どんなに安心だったことか!

私の体温は37℃! 平熱も高いとはいえ、ちょっとどうしたこと?

(家に戻ってお昼ご飯の前に測ると36℃に。 

ウインドブレーカーを着て行ったとはいえ、興奮したのかしら、、?)

 

娘の主治医のところにいくのに、

周りを見渡すと看護師の皆さんは防護メガネとフェイスシールド。

各受付はもちろんビニールで覆われ、その中に座る事務員さんも防護メガネとマスク。

要所要所に消毒薬も配置。

完璧です!

 

そしてスタッフの笑顔。

これだけしっかりやっていれば、スタッフも安心して仕事ができるのか、

あるいはこんな状況でも頑張っている自分たちに誇りを持っている余裕と団結心なのか、

いや何よりも尊い使命感なのか。

今日は病院スタッフの笑顔がとても心に響いた。

帰り際に玄関を出る際、スタッフに「ありがとうございます!」と言うと、

また笑顔が返って来た。

 

 

ここは別棟に感染症隔離病棟を持つ大きな病院。

クルーズ船の乗客も担当し、その後院内感染が何度か起こり、

相当な覚悟と対策を持って病院運営を行っていることが伝わって来る。

 

行くまでは、感染しないように!と緊張していたけれど(一切椅子には座らず立ちっぱなしの私)、

見えないウイルスへの恐怖よりも、その中でも人間らしさが輝いているスタッフに

ちょっと感動すら覚えて帰って来ました。

 

 

家に着いたら即手を洗って、履いていたズボンを洗濯物入れへ。

そして家族でいつもの散歩。

今日は短い散歩だったけれど、今の季節毎日少しずつ変化するのを見つけるのも楽しみ。

山吹の、つぼみと咲いている花が連なっているリズムが素敵な風景を1枚♪

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いつも娘がお世話になっている病院スタッフの皆さんが、どうかご無事でありますように!!

 

 

2020年4月22日 (水)

黄色と緑のちから

 

前のブログは20日に書いたのですが、upしたら日付をまたぎ、二日連続に見える投稿。

 

つまり、このところましに暮らしています(^^

今朝は曇りのお天気でしたが、

その後晴れて来たので小貝川の川べりへ散歩に出かけることに決定!

帰って来たらまたすっかり曇ってしまったので、ラッキーでした。

とても気持ち良かった♪

 

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穏かな川の流れ。

爽やかな青空。

柔らかな新緑。

そして菜の花の群生。

私にとってこれ以上ない癒しの風景。

ここは天国?

 

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娘も体調がまあまあだったので、かなり歩いてもらいました。

家から出る時も、介護用の段差を使って歩いて降りてもらい、

一歩一歩リハビリ進んでいます。

GW中には2階まで階段を登って、お風呂に入れるようになる気がしてきた。

 

 

ここは人もちょっとしかいなく、

子どもは笑って走っている。

そんな子供の笑顔を目にするだけで幸せな気持ちになる。

しかし去年の秋の大雨の時は、河川敷の堤防の階段半分まで水に浸かったそう。

自然の回復力はすごい!

私たちの社会も回復する力があると信じたい。

 

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GWに帰って来れなくなった息子夫婦に写メを送る。

この時期にお誕生日が来る息子と私。

12月は娘と夫のお誕生月。

年末も合同お誕生会ができなかったので、GWにリベンジと思っていたけれど、

今は帰省を自粛しなければいけないね。。

 

 

夏には逢えるといいなあ、、、、。逢いたいなあ。。

そんな気持ちの家族が日本中にいっぱいいると思う。

いや、世界中に。

特に若いお嫁さんは、関西に行ってまだ1年。

故郷が恋しいだろうな。

息子よ、しっかり彼女を支えてあげてください!

 

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我が家は発作とコロナに怯えているようで、

夫も仕事が休みになた今ののんびりした暮らしは、自分と家族を取り戻している時間にも思える。

親子3人で散歩なんて、忙しくしているいつもは元日以外はないこと。

今手にあるこんな小さな幸せを心から大事にしたいと思う。

たとえ、看護と介護の繰り返しの毎日でも。

 

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逢えない家族、会えない友達、だからこそわかる愛おしさ。

ただただいつもの暮らしがあることの有難さ。

困難に直面している方々の心労を思って祈り、

医療現場で戦ってくださっている方々、市民の生活を支えてくださっている方々に

心からの感謝と共に無事を祈り、

祈りの力の輪に参加していたいと思う。

人は一人では生きていけない。

 

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我が家のキモッコウももうすぐ終わり。

パラパラと散る前に、家の中でも楽しみたい.。

黄色は元気が出る色。

そういえば、息子が幼い頃は黄色が好きで、

娘は黄緑と茶色が好きな女の子だったな、、、。

親子は知らずに何かを共有するのかも。

菜の花が大好きな私は、彼らから贈り物をもらったのかも。

 

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~あら、90度回転させたのに、、、。(+_+)

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二つもはいっちゃった(*_*)

 

白い小鳥がいると、平和に見える♪

 

 

 

2020年4月21日 (火)

小さな目標 ふたつ

 

 

前に「春の嵐」というタイトルでブログを書いたことがありますが、

やっぱり春は嵐が多い。

この前まで晴天は多くとも、春と冬がせめぎ合って気温差が大きすぎ。

このところ気温差はあまりなくとも低気圧が頻繁にやってきて、

これからの湿気の多い季節に向かう気配を伝えて来る大雨をもたらす。

この1週間で2回も嵐がやって来た。

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~このところ家に花を飾ることを忘れていた、というかそんな気持ちの余裕がなかったけれど、

嵐の前に庭のチューリップを避難させた~

 

 

今月に入って発作が多く、

特に4日から11日までは大変でそれしか考えられない私でしたが、

少し対応が慣れてきている感じです。

気温差が一番堪える。

アーシングも少しは役に立っている感じはする。

 

このところ発作のせいか、薬の副作用で眠いのか、午前中彼女は眠り姫。

一旦起きて、ちょっと発作があって、一応朝ごはんを少し食べたら再び寝る。

平均的には93013時過ぎまでは午前寝タイム。

今日は早く目が覚めて、けっこう発作を連発して疲れて寝てしまい、朝食は1020

こういう雨の日に娘が寝ていると、

様子を見ながらブログを書くというのが

一番落ち着く。

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~モッコウバラも花盛り。ピピはこれが大好きで、おやつみたいにプチプチする~

 

 

眠り姫の彼女の体調とお天気を見ながら、

車椅子で散歩に出たり、ドライブに出かけたりして、

太陽を浴びて、ほんの少しの楽しみと脳に刺激をと思う。

周りには自然がいっぱいなので、町内の散歩だけで充分楽しめる。

今日一番は、「お昼はフレンチトーストよ」と言った時の笑顔。

 

年末に足首を骨折して、

さて今後2階にある我が家のお風呂はどうしよう?

階段で発作が起きたら怖いし、

引っ越す?という案も浮上し、

モデルルームを見学したり、工務店に話を聞いたり、

マンションの1階の抽選にもトライしましたが、

もう今の状況ではここに居ます!

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~土曜日の散歩。~

 

 

うちの周りのご近所さんもとても良い方ばかりで、

これは他にはない幸運だといつも思う。

最近もいただきもののお裾分けなどの美味しいものの物々交換で、

せめて家にこもる日々を少しでも明るくという気持ちがお互いに嬉しい。

 

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~柏市にオープンした「銀座にしかわ」のパン~

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~うちからは、3月末に知人が始めたパン屋さんの美味しい食パンを差し入れ。

今人気の1種類の食パンのみ販売する専門店の味。くちどけが良くて美味しい。~

 

階段に電動リフトを付けるために見積もりに来てもらったけれど、

思った以上に値段が高く、しかも邪魔で生活しにくくなる。

では、1階にお風呂を作る?と考え始めても今は何もできない。

もう4か月近くお風呂に入っていない娘。

お風呂に入れたら喜ぶだろうな~。

さて、どうやって入浴させる?

 

発作の心配が一番少ないと思われる温かい日の昼間に、と思う。

そのためには、階段を登れるようにならなければ。

1日1回、夜お父さんがいる時間にトイレに歩いていく以外は歩いていないので、

すっかり筋力が衰えています。

でも今の世の中、なにかしら筋力落ちている人多いのでは?

 

明日からお父さんも会社が休業で家に居るので、

両側に付いて歩く訓練をこれから計画的にやっていく。

どんなに長く病院で寝ていて筋力がすっかり落ちた人でも、

少しずつ距離を長くしていけばフルマラソンにだって挑戦できるようになるという

プログラムの本を、昔読んだことがあります。(マフェトン理論というもの)

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~先週、あけぼのやま公園にチューリップを見に。

しかし、自宅から15分といえども、ここは千葉でした(*_*)~

 

 

本人が疲れない程度に、本人に気がつかれない程度に、

ほんの少しずつ距離と時間を長くしていく

地道なプログラム。

練習もどこか似ているね。

目標があるというのはいいものです。

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介護にも時間がかかるし、年末全くやれなかった大掃除を今頃やっていたりして、

このところヴァイオリンは夕方の1時間くらいしか弾いていない(*_*)

でも、今大掃除しなかったらいつやるの?で、

毎日忙しい!

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~寝室に飾っている子供たちの小さい頃の写真。

当時小2の息子は、あけぼのやまのチューリップの前で満面の笑顔。うちの二人は陽気な子供たちだった~

 

 

ここ数日、昔一緒にカルテットをやっていた友人が

FBに自宅での演奏をupしているのを見て、

私もトライしてみたくなっています。

童謡だったりの気軽な曲を毎日upしてくれて、その臨場感が良い。

 

私は自作自演ならぬ、自分でピアノ伴奏も録音しての多重録音に挑戦。

さて、うまくいくかな?

目標を作ると張り合いが出ます。

そのうちブログでもupできるといいなと思っています。

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~着れなくなったドレスを処分して、少しクローゼットがすっきり。

しかし、いつこんなもの着る日が来るのか?~

 

 

もし今1曲だけ弾けるとしたら、これを弾きたいと思う曲は、ピアノパートが難しい。。

ピアノも練習しないといけないので、しばらくお待ちください。

予告したのは、やっぱりやめた、、、にしないため。デス。

多分演奏動画をupするまでに、もう何本かブログを書くことになるでしょう。

 

 

2020年4月13日 (月)

区切り

 

 

今月、4日(土)は今年の主催コンサートをアルスホールで、

昨日12日(日)はうちの小さなヴァイオリン教室の発表会、

そして来週19日(日)は水戸で茨城桐朋会演奏会に出演と3週連続の

私にしてはタイトなスケジュールのはずでした。

しかし、この状況では当然全て中止。

 

最後に中止となったのは生徒さんの発表会。

意外にこれが一番堪えました。。

他はできなくなるかもと思っても、

規模の小さい発表会はできるのではないか?と思っていたから。

それに、こんな時だからこそ、日々に目標があって、

自分が輝く発表の場があるという特別な体験が、

必ず子供たちの喜び、力になると信じていたから。

 

もともとここ数年3名だけの小さな教室でしたが、

去年から新規の生徒さんが増え今6名に。

なので、いつもは自宅で行う発表会を今年は外で!と計画していた。

会場を天井が高くて広いとねっこ保育園のホールに変更!などいろいろ工夫しましたが、

どんどん状況は悪くなるばかりで、とてもコロナと社会不安には勝てなかった。

 

東京にお父さんがお勤めしているので、

もしかしたら私や娘に感染リスクが及ぶかもという配慮していただいて、

しばらくレッスンをお休みされる小さい生徒さんの顔を思い浮かべると、

発表会中止を決めた夜、眠れなくなってしまいました。

 

帰り際に笑顔でハイタッチをしてくれる時、

相手は5歳でも年齢を超えて、

どこか友情と呼べる信頼があると感じて来た子供たち。

それぞれしばらく会えなくなるんだなあ、、、と思うと

とても寂しい気持ちです。

 

思えば、私が定期的に会っている人というと、

生徒さんとそのお母さんたちなんですね。

お母さん方も皆さん真面目で熱心。

いつしか生徒さんたちは、親戚の子供のような気持ちになっていた自分を思う。

大学時代、友人の先生が門下生のことを「うちの子たち」と呼んでいた

その気持ちが今わかる。

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~先週初の外出自粛が言い渡された週末。食料品の買い出しに行く前に、「四季の里公園」を散歩してみた。散歩はOK~

 

 

今は子ども大好きですが、元は幼稚園の先生が最も無縁の仕事と思って来た私。

でも息子が生まれて、子供がこんなに可愛いということを知り、

娘が来てくれてたくさんのことを学び、

娘の学校に付き添う経験のお陰で、

彼女の同級生たちを通してもっと広く子供を知る機会を得、

子供はこの世の希望の宝だと思うようになりました。

 

怒ったり泣いたり笑ったり甘えたり、得意げになったり

あるいは小さなことで自信喪失に陥ったりという

自分の心をそのままに表現してくれる子供たちと過ごす週に1回の時間に、

あるいは学校のことなどを話してくれる大きくなった子たちに、

私も確実にエネルギーをもらっていたのだ、、、、と思います。

 

そして私は子供たちの人生の一番の応援者でありたいと願っている。

もし本人が自分を信じられなくなっても、

私はその子の可能性、潜在能力を信じているし、引き出す手伝いをしたい。

 

毎回実は「今日は○○ちゃんがね!」とか

「○○くんがね~!」とかいう話しを夫にしていたのでしたよ。

中高生の二人はこれからオンラインレッスンにトライするとして、

小さいお子さんには無理かしら? 

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~同じくアサヒビール工場近くの 四季の里公園。水辺があることでますます癒される。~

 

 

しかし、毎日コロナ一色のテレビの報道を見ていたら気が滅入って来ます。

かといって、知らないままでは済まされない。

テレビも不安を煽る内容も多く、

ネットの情報の半分は偽物?という話しもあり、

どれが本当なのか、今何が必要なのかはよ~く考えねば。

 

信用できる引用が書かれているところから判断するしかないのでしょうか?

そして、書いているその人の履歴、

日頃どんな発言、行動を取っているのか?を見てシェアしないと

ただただ恐怖を拡散することに手を貸してしまうことになるのかも、、、と

最近注意しています。

 

でも前回、前々回のブログ「4つの記事から」と「ぜひお読みください!」の二つは

確かな情報と胸を張っています。

正しいかどうかということの前に、

素顔を出して書くことは、自分に責任を持って発信しているということ。

当然、読んだ人から共感や感謝の気持ちと共に、

反感反論も受けることも覚悟しての勇気ある公での発言。

 

京都大学のウイルス研究者の宮沢孝之先生(「ぜひお読みください!」の項)は、

猫好き音楽好きというだけでも勝手に親近感を抱きます。

その二つが好きな人に悪い人がいるとは思えないと思ってしまうワタシ(^^

音楽が好きな人には猫好きが多い。

自分を持っているマイペースさと、

しなやかな動きや柔らかな感触に、

決してガチガチには固められない生きている音楽と共通する感触があると言えるかもしれない。

 

宮沢先生の研究室のHPを拝見したところ、

「地球の生物は全て、助け合いながら生きている。

ウイルスの真の姿を伝えたい。」とあり、

地球生命全体からウイルスの存在意義を考察する研究を続けていらっしゃるそうです。

 

私は理系の頭では全くないのでさっぱりわからない世界ですが、

宮沢先生の姿勢にはとても共感し、

もっぱらFBで投稿を楽しみに読んでいるところ。

こわ~いコロナも、先生の背中の後ろから眺めると、

ほんの少しだけ違って見えて来るかな?

といっても、見えないし手強そうだし、やっぱりこわいけど、、、、。

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StayHome、手洗い、マスク、消毒くらいしか協力できることがない私。

それに比べて、出勤しなければならない方々のストレスたるや!

特に東京にお勤めの方は戦地に行く覚悟なのでしょうか?

うちの夫はバイクで15分ほどの通勤ですが、

会社に送り出すこと自体「今日も無事で!」と祈っています。

 

そして、コロナの感染もだけれど、

仕事をやめると明日の生活が困る状況にいる方たちのストレスは

二重にもなって耐えがたいものだとお察しします。

ヨーロッパの諸外国のように、休業中の賃金80%を保証したら、

みんな落ち着いて家に引きこもってコロナの嵐が通り過ぎるを待てるのに。

そしてその方が社会は安全なのに。

我が家も定年後再雇用なので、いつそちらの側に行くかわからない。

そして、てんかん発作との闘いという二重のストレスがあるので、

重なった心配や不安という点では同じ気持ちです。

 

こんな時は鬱々しがちだけれど、

だからこそマスクをして、外に出て屋外の空気を吸った方がいい。

社会はコロナに翻弄されているのに、

自然は全く変わりないのです!

そこに癒されます。

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桜は終わったけれども、今近場は菜の花がこんもりと花盛り。

私は菜の花の黄色と葉の黄緑の組み合わせがなんとも好き♪

どんな豪華な花束よりも、

道端に菜の花が太陽の元に元気に輝いているのを見ると、

生きるエネルギーをもらえます。

 

電車に乗れば40分で秋葉原に着くというのに、

幸い良い感じの田舎である我が家の近辺は、

車に乗って数分で、菜の花が道の両側にたっぷり拡がる景色に恵まれます。

菜の花ドライブ。

菜の花散歩。

ついこの前までは、娘と桜ドライブ、桜散歩を楽しんでいたけれど、

ピンクが終わればすぐ次に黄色が待っていた!と外に出るのが嬉しい♪

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しかし、この道中で娘の苦手な高圧電線の下をくぐってしまった後に、

後部座席で娘がくしゃみ。(よく景色が見えるように窓を開けていた)

日頃もくしゃみから発作につながることもあり、

すぐにバックミラーを見たところ、

やっぱり発作で固まりかけてる~~!!

すぐに収まりましたが、あぶないあぶない(*_*)

残念ながらもうここには行けないな、、、。

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彼女、電磁波に弱い。

なぜそれがわかったかというと、

高圧電線の下に建っている回転寿司に行くと、

決まって店内で発作になっていたから。

最初は理由がわかりませんでしたが、

店の外に出るとほぼ真上に近い場所に高圧電線が聳え立っていた。

それに気が付いて以来、高速インター傍のその店にはもう近寄りません。

 

そのせいか、菜の花ドライブの翌朝重い発作。

手術以来発作が増えて、今までで最も大変な状態を綱渡りしている毎日。

しかし、その弱点に対してもしかしたら助けになるかも?というグッズを探し当てて、

今試運転中です。

アーシングというもの。

そのうち、良いご報告ができるといいなあ、、、と願っています。

 

前に、頭を冷やすといい!便秘に気を付けるといい!と書きましたが、

しっかり関連はあるものの、残念ながらそれだけでは対応しきれていません。

そんなに単純なものではないのよね。。

急に手が熱くなったり冷たくなったりしている時は、

てんかんの嵐に見舞われ始めている時。

 

外から発作は見えなくとも、彼女の中は嵐が起こり始めている。

あるいは山火事のイメージ。

火や嵐は小さく留めなければならない。

手からわかるその兆候から、着せるもの、被せるもの、あるいは頭を冷やすかやめるか、

試行錯誤は続いています。

 

骨折入院から家に戻って最初の車いすでのお出かけは、

スロープを降りて外に出るのに四苦八苦して20分もかかってしまい

汗だくでしたが、

今や外に出るのは2分弱で済むように。

要領を得るとこんなにも違う。

これは嬉しいこと。

 

夫が「介護をしていたら体力は落ちないよね」というけれど、

ほんと!

車椅子を押してスロープを使って家に入るのも、

腕ではなく腹筋で押していけばだいぶ楽になる。

そして、それらは全て私の筋トレになっている。

やせ我慢ではなく、本当にそう思う。

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~土曜日、珍しく三人で散歩。いつもはお父さんの役目だけれど、こんな時はみんなでゆったり時間を楽しもうと思う~

 

 

うちの娘の施設の先輩お母さん方(80歳に近い方も!)も、

あちこち調子悪いと言っていても、

見た感じとても元気。

みんな自分のこどものために元気でいなきゃ!という使命感で生きている。

その使命感が私たちにエネルギーを与えてくれる。

 

自分のためだけの人生であれば、

やりたいことやったら未練はあってもどこで終わってもいいのかもしれないけれど、

私たちは必要としてくれる人のために、どうしても生きなければならない。

このところコロナも恐れるだけでなく、

生き延びるにはどうしたらいいのか?と前向きに考えるように。

考えうる限りの想像力を駆使して、感染防止に努めます。

 

実は6月に計画していた録音も来年に延期にして、

今年はもう予定が全てなくなりました。

CD制作は、私にとっての「2020プロジェクト」と定めていたのに、とても残念です。

音楽は地道な勉強と先の準備に徹し、

今は再びてんかんにしっかり向き合い、

コロナを皆と共に乗り越え、

最も本質的な問い、何のために生きているのか、

どう生きるのかを問う一年としたいと思います。

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娘が突きつける課題は、

命を考えることだと最近気が付く。

彼女は本来とても陽気で明るい笑顔の持ち主。

娘が笑顔でいてくれるだけで幸せになれます。

その娘が発作で苦しまないで済むように(本人は発作から戻ると何も覚えていないけれど)、

本来の姿でいられるように、

一から考えます。

 

睡眠時間、体温、表情、食べたもの、気圧、気温、気温差、

細かな体調と環境を記録して、

私の感覚だけでなく、データから見えるものと母の直感を組み合わせて分析したいと思う。

これも去年の秋から取り組まなければ、、と思って来たことなので、

家に居る今こそやるべき時。

 

今日は気圧が急降下。

15時には985hPaまで下る警戒下の中、何とか無事です。

竜巻注意情報も出ていて、外は怖い風の音が鳴っている。

要注意の一日ですが、

娘の場合こんな雨の荒天の日よりも、

その前の晴れている日の方が体調が悪い。

誰よりも敏感に次に来るものを察知しているようです。

 

というわけで、昨日は朝から危なかったのだけれど何とかなって割と眠れ、

今朝は630に目が覚めてから発作は見ていないけれども手がずっと冷たく、

温かくして寝かせて9401315まで寝ていました。

よく眠れたから多分大丈夫だと思う。

 

てんかんの嵐に見舞われている時は、

眠ってもすぐに目を開け、また眠るを繰り返す。

去年の春もそうだった。

2年前の今日は救急車を呼んだ日。

10月末からの冬だけでなく、ここ数年どうも春も苦手になっています。。

何とかせねば!

オロオロしているだけでは済まさない!と思う。

 

お互い無事に過ごせますように!

 

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ついたまっていて、長くなり過ぎましたm(__)m

 

 

 

2020年4月 4日 (土)

4つの記事から

 

相変わらず、夢を見ているような気持ちでいます。

日々のコロナのニュースは本当なのか?

あまりに大変なことが起こっているのに、

しかしまだ自分の身近には感染者がいないので、

どこかまだ実感が湧かない。

ニュースというTVの向こうの恐怖と悲鳴と、

今の家から見るのどかな春の景色の落差。

 

100年おきに新しいウイルスによって人類は脅かされて来たそうだし、

戦時を生きなければならなかった時代も多々あった。

生きることは大変なことでもあり、美しいことでもある。

それを大きく実感する振幅の大きな毎日。

 

 

このところ目にしたものの中で特に心に残った4つの記事。

シェアしたい気持ちと、自分の忘備録として、転載させていただきます。

ただ、下記の省略の仕方は書かれた方の主張を反映しているかどうかは保証できず、

どちらかというと、私が何に共感したかに焦点を当てて抜き出した形となっていますことをご了承ください。

(つまり、言葉は変えていないものの、結果として編集という作業になっている)

出来事をマクロに見たりミクロに見たり、引いたり近寄ったりしながら

頭も心も柔軟でいたいと願っているところです。

 

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325日付の朝日新聞インタビュー欄での、國井修さんのコメント。

(世界エイズ・結核・マラリア対策基金戦略投資効果局長)

見出しは「国境なき感染症 新たな病に供え途上国にも目を

 

國井さんが所属するグローバルファンドでは、

 

「各国政府や企業から資金を調達し、

感染症対策をする力が十分でない約130か国に対し、

医薬品や検査機器の提供を行っている。

 

エイズ、結核、マラリアという世界三大感染症への支援を通じ、

これまで3千人以上の死亡を防ぎ、数億人の感染を予防してきた。

 

途上国ではこれまで、新型コロナ以上の威力を持つ病原体が多く流行してきたが、

世界はそれほど真剣に取り組んで来なかった。

それが主要7か国(G7)が当事者になると、

こんな反応になるんだなと少し冷静に見ている。

エボラ出血熱が出た際、当時は致死率90%以上とも言われたが、

先進国で流行しない限り、製薬会社も研究者もあまり関心を持たない。」

 

「新型コロナでは、治療薬やワクチンがなく、

目の前で感染者や死亡者が増えていくことで、

その恐怖は実際の病原性以上に増幅されているように見える」

 

「そして、新型コロナで国境が封鎖されている間にも、

もっと大変な三大感染症での犠牲が増えかねない。

都市化や交通の高速化によって、今や感染症は国境なきものとなった。

抗生物質の過剰使用による新たな耐性菌は確実に増え、

地球温暖化で蚊の生息域が拡がりマラリアの流行拡大も報告されている。

途上国などでの対岸の火事ではなく、

自分事として真剣に準備する必要がある。

 

環境や自然を含む地球の健康を総合的に考えるプラネタリーヘルスを発展させ、

人類と微生物の共存を模索することも大事と考える。」 以上、一部のみ転載。

 

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~近所の桜の坂道。毎年見事で何度も往復してしまう。~

 

 

『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、 “新型コロナウィルス”について

TIME誌に緊急寄稿されたものよりほんの一部抜粋

 

「世界には、基本的な医療サービスさえ受けられない人が何億人もいる。

このため、私たち全員が危うい状況にある。

健康と言えば国家の単位で考えるのが当たり前になっているが、

イラン人や中国人により良い医療を提供すれば、

イスラエル人やアメリカ人も感染症から守る役に立つ。

この単純な事実は誰にとっても明白であってしかるべきなのだが、

不幸なことに、世界でもとりわけ重要な地位を占めている人のうちにさえ、

それに思いが至らない者がいる。」

 

「今日、人類が深刻な危機に直面しているのは、

新型コロナウイルスのせいばかりではなく、

人間どうしの信頼の欠如のせいでもある。

感染症を打ち負かすためには、人々は科学の専門家を信頼し、

国民は公的機関を信頼し、各国は互いを信頼する必要がある。」

 

「信頼とグローバルな団結抜きでは、新型コロナウイルスの大流行は止められないし、

将来、この種の大流行に繰り返し見舞われる可能性が高い。

だが、あらゆる危機は好機でもある。

目下の大流行が、

グローバルな不和によってもたらされた深刻な危機に

人類が気づく助けとなることを願いたい。」

 

「今回の危機の現段階では、決定的な戦いは人類そのものの中で起こる。

もしこの感染症の大流行が人間の間の不和と不信を募らせるなら、

それはこのウイルスにとって最大の勝利となるだろう。

人間どうしが争えば、ウイルスは倍増する。

対照的に、もしこの大流行からより緊密な国際協力が生じれば、

それは新型コロナウイルスに対する勝利だけではなく、

将来現れるあらゆる病原体に対しての勝利ともなることだろう。」

 

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そして、ちょっと衝撃的だった昨日の新聞記事から抜粋

*「福岡伸一の 動的平衡 ウイルスという存在 

  (青山学院大学教授、ロックフェラー大学客員教授)

 

「ウイルスの振る舞いをよく見ると、

ウイルスは自己複製だけしている利己的な存在ではない。

むしろウイルスは利他的な存在である。」

 

「新型コロナウイルスは一方的に襲撃してくるのではない。

まず、ウイルスの表面のたんぱく質が、

細胞側にある血圧の調整に関わるたんぱく質と強力にに結合する。

これは偶然にも思えるが、ウイルスたんぱく質と宿主たんぱく質ともには、

もともと友だち関係にあったとも解釈できる。

 

中略・・・かくしてウイルスは宿主の細胞内に感染するわけだが、

それは宿主側が極めて積極的に、

ウイルスを招き入れているとさえいえる挙動をした結果である。

 

これはいったいどういうことだろうか。

問いはウイルスの起源について思いをはせると自ずと解けてくる。

 

中略・・・

進化の結果、高等生物が登場したあと、はじめてウイルスは現れた。

高等生物の遺伝子の一部が、外部に飛び出したものとして。

つまり、ウイルスはもともと私たちのものだった。

それが家出し、また、どこかから流れて来た家出人を宿主は優しく迎え入れているのだ。

 

なぜそんなことをするのか。

それはおそらくウイルスこそが進化を加速させてくれるからだ。

 

親から子に遺伝する情報は垂直方向にしか伝わらない。

しかしウイルスのような存在があれば、情報は水平方向に、

場合によっては種を超えてさえ伝達しうる。

それゆえにウイルスという存在が進化のプロセスで温存されたのだ。」

 

「病気は免疫システムの動的平衡を揺らし、

新しい平衡状態を求めることに役立つ。

そして個体の死は、、、、新しい生命に渡すという、

生態系全体の動的平衡を促進する行為である。

 

かくしてウイルスは私たち生命の不可避的な一部であるがゆえに、

それを根絶したり撲滅することはできない。

私たちはこれまでも、これからもウイルスを受け入れ、

共に動的平衡を生きていくしかない」

 

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~先日結婚30周年を迎えました♪ こういろんなことがあると、もう戦友と呼ぶしかない!~

 

 

最後に、

41日の茂木健一郎氏のブログより

「脳の中に発見された、利他性で価値を生み出す ブレインコイン回路 の画期的な意味

 

「先日参加した学会で画期的な研究が発表された。

脳の中に、利他性をもとに価値がつくられる回路があるのだ。

研究者たちは「ブレインコイン」と名付けた。

 

どれくらい他人のことを想像して、他人のために働くかということによって、

脳内のブレインコインの回路が活性化し、、、、中略 

つまり、利他的活動が「貯金」されるのだ。

 

今回の研究で画期的だったのは、

たしかに他人のために頑張って検証が、

脳のネットワークで行われているということ。

誰かがどれくらい他人のために頑張っているかという「プルーフオブワーク」が、

その人の脳だけでなく、

いろいろな人の脳に、「分散台帳」として記憶されている。

 

この「ブレインコイン」の研究が画期的なのは、

価値の創造が個人にとどまらず、

人間の脳のネットワークによって支えられているということ。

脳の社会性、利他性を象徴する研究として、

脳科学界に衝撃を与えている。   中略。

 

なお、脳内のブレインコイン回路の活動を世界的にモニターする研究がすでにスタートし、

この1~2週間は、特に、病院で患者さんのためにがんばっている医療関係者と

それを応援し、支える脳の中で、一番のマイニングが確認されているという。

みんなで、利他性の活動を支えたい。」

 

 

 

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