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2020年1月 7日 (火)

平和の笑顔

 

 

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!

そして、手術無事に終わりました!!

お祈りいただき、心より感謝申し上げます。

 

昔の私なら、人に言わずに堪えていたかもしれませんが、

年取ってきて弱って来たせいか、

「一緒に祈ってください!」と言わずにはいれない心境でした。

心配に寄り添ってくれた方、

勇気と希望を与えてくれた方、

たくさんの温かい気持ちとメッセージに支えられました。

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~1/6手術の朝の病室から見える空~

 

 

1228日に娘が発作で転倒して左足首を骨折。

年末年始8日間家で過ごした間、

彼女は家族に幸せな笑顔を振りまき、

手術のために土曜日に入院。

手を叩き足もばたつかせて喜ぶほど嬉しかったお正月だったのに、

入院したら気落ちしたようで、一気に表情が暗くなりました。

「わたしはどうなるんだろう、、、」と思っている様子。

 

今回何よりも学んだことは、今を生きること。

先の心配でもなく、終わった過去の後悔でもなく。

「障害があるからわからないんでしょ」と思われがちですが、

いえ彼女の強い魂は全てを知っているはず。

麻酔がかかる直前の、母に向けてくれた完全なる平和の微笑み。

多分、私の中に一生残り続ける光に溢れた笑顔を娘からもらいました。

感動するほどの圧倒的な微笑みでした。

 

 

もちろん彼女はいつも能天気に笑っているだけの人ではありません。

脳波が乱れてくると、険しい表情になり、機嫌が悪くなる。

目の前にある物を忙し気に右から左へ、

再び左から右へと移し替える動作を繰り返す。

そんな時は声をかけられても耳に入らない。

それは彼女の頭の中がてんかん波で荒れている様子を

そのまま外に映し出すかのよう。

 

はっきりした性格なので、怒る時は激しく怒る。

嫌なものは嫌!

でも基本は陽気で楽しいことが大好き。

ふざけることも大好き。

誰とでもすぐ仲良くなれるようで、

本当に慣れないとこんな姿は見せてくれません。

 

ど~んとしていて平和な時は、

家族は癒されに擦り寄りたくなります。

娘が甘えて来ることよりも、

家族の方が癒されたくてハグしに行く。

心配や苦労は多くても、

娘からどんなに癒しの力をもらっていることか。

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お正月らしい寒さではあっても快晴のお天気には、心も晴れどこか安心があります。

年末年始は忙しいから、そして今月の本番のことが気になるからということで、

かえって前もって余計に手術のことを考える余裕がなかったのも

私には幸いしました。

常に今目の前のことを考え、次の準備に追われる。

 

いつもなら心配でたまらなくなるのが、

無事を信じて待つことが出来たのは

私にとっては大きな変化。

娘の笑顔の力。

そして、友人の力強いメッセージのお陰でもあります。

 

麻酔医に、執刀医に、看護師に、

繰り返し麻酔のリスク、寒さのリスクを伝える。

5年ほど前に、脳のMRI検査の際に眠り薬を使ったところ、

呼吸が落ちて人工呼吸で慌てるという経験をして以来、

麻酔が必要な手術は避けたい!と願って来ました。

 

でも、手術には麻酔医も、小児科医も入り、

寒い手術室を温め、

薄い手術着にはたくさん羽織ってよしとなり、

心の頼りのぬいぐるみ「かめちゃん」も連れて行っていいですよ

お母さんも麻酔が効くまで手術室に一緒に居てくださいと言われ、

お願いしてもいない数々の配慮をいただいた。

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病院スタッフが、安全に手術を進めるにはどうしたらいいか?を検討してくれたお陰だとその気持ちにとても嬉しくなりました。

お蔭で随分、安心だと思える状況が整って、

手術に臨むことができました。

 

病院スタッフも仕事とはいえ、ただマニュアル通りに動くのではなく、

目の前の人、目の前の状況に応じて考えて

心を使って最大限のことをやろうと動く。

どの仕事も音楽と同じなのですね。

 

手術自体は2時間で終わる、ごく一般的な整形外科手術ではあるものの、

本人と家族にとって手術は手術。

夜中まで点滴、酸素、血栓予防の装置を使い、絶対安静を守る。

なのに、翌日からリハビリ開始というから驚きます!

ただ、今後の展開はちょっとはっきりしない。

通常なら入院は10日とのことですが、

松葉づえがつけない娘は、

もしかしたら1か月半~2か月の入院(転院して)になるかも、、、とのこと。

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今朝は5時にてんかんの大発作が起こり、

微熱もあり、昨日丸一日絶食だったのに食欲もなく、

どんよりしています。

明日は嵐の天気だそう。

また994hPaになるらしい。。

でも、いつものようにパズルをして遊ぶ姿を見れるのは

いい方向に向かっている証拠だと思える。

 

とりあえず、

家と施設用に転倒防止のサドル付きの歩行器を購入しよう。

足首を守るハイカットの靴は、

お正月の2日に夫に近くの靴屋をはしごして、

かき集めて買って来てもらった。

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寝るのは1階で。

椅子も替えよう。

しかし、2階のお風呂はどうする?

階段が一番リスクが高い。

1階にリフォームする?

今後安全に暮らすにはどうしたらいいかを検討することは

山のようにあります。

 

バン!と倒れる発作が増えているこの冬。

次の転倒、骨折のリスクを極限まで減らすには

どうしたらいいか?

気を付けるという心のエネルギーに頼る前に、

安全な環境造りが先決です。

娘の命と笑顔を守りたい。

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~病室にいつもの音楽を持ち込んで、空気の振動から安心を得る!~

 

 

こういう緊急事態になった時に

私が持ち出してくるのはある1冊の本。

20代の頃、一つ違いの最愛の妹が病気になって

悲しくて仕方なかった時期に支えてくれた1ページ。

なぜここなのか、自分でもわからなかったけれど、

それ以来、本当に困った時はこの言葉に支えてもらってきました。

この言葉に心を寄せて30年以上も経って、

今回ようやくこの境地の端っこにたどり着けたかも、、、という気がしています。

 

 

「あなたが何をするのであれ、たとえそれが急を要したり、

非常な注意を払ってすべきことであっても、

私はあなたにあれこれ考えたり、

心をかき乱されたりしないでもらいたい。

なぜかというに、

あなたのすることは、

それが大変なことであろうと些細なことだろうと、

その問題の八分の一にすぎないのだからだ。

 

万が一仕事を成し遂げるのに失敗するとしても、

心の状態を平静にしていることが八分の七に相当する。

 

それゆえ、もしある仕事にあなたが専心して、

それを完全に成し遂げたいと願うなら、

それを完成しようとせよ

それが私の説明したとおり問題の八分の一である。

 

そして同時にあなたの心の状態がかき乱されないように防いでおけ

この方が問題の八分の七となる。

しかしながら、もし仕事を成し遂げるためにあれこれ思いわずらって、

心が翻弄されたり、

自他とも傷つけあったりしたならば、

あなたは八分の一を守ろうとして八分の七を失ってしまうことになるのだ。

そのような事態を招かぬよう、気を付けてほしい。

 

16世紀の修道士 聖アバ・ドロテウスの言葉 

「覚醒への旅 瞑想者のガイドブック」 ラム・ダス  P174 より」

 

 

娘は私にとって人生の一番の先生です。

彼女を通して学ばせてもらっています。

障害を抱えて生きている人は、

周りの成長のために無償の心で自分を差し出してくれているのかもしれません。

誰よりもあなたにありがとう。

 

さあ、娘の体調、これからの日常のことも考えながら、

来週の本番の準備に戻らねば!

頑張ります!!

 

117日(金)つくば朝のサロンコンサート。

1030からアルスホールで開演です!

 

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