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2019年7月 4日 (木)

七夕帰省

 

 

先週の土曜日から一年に 一度の帰省。

わりとこの6月の終わり頃が多い。

理由は、

夏の福岡は過激なほど暑い、秋は台風が心配、そして冬は寒さで発作が多い、、、、と

消去法で

この時期に定着しつつあります。

春も季節としてはいいのですが、去年帰省中の期間に2回も救急車のお世話になって以来、

春も怖くなってしまいました。

 

 

 

今年は、南九州の大雨を心配しながら、

けれども九州北部はごく普通の雨で、私たちはほとんど雨に当たらず、

無事に過ごせました。

南九州もそれほどひどいことにならずに、今のところ雨が収まりつつあって良かった。

 

 

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~行きの羽田で可愛い子たちに出会った。

ハロー♪ と言っているみたい~

 

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~こちらは ネエネエ♪ かしら?~

 

 

 

でも正確に言うと、

夫の両親、義弟夫婦、息子夫婦とうちの家族の計9人で集まっての夕食の際、

最初の一口を運ぼうとした時に発作が始まり、

しかも重かったものだから座薬のダイアップも使い、

しばし食事は中断。

ソファを運んできてもらって横にさせて娘の容態の安全を確認してから食事再開でした。

せめて個室だったからよかった、、、。

 

 

 

今回の発作は5段階の中で上から2番目の重さ。

もう一歩で大発作になりかけるところで危うかった。

でも、慣れているので落ち着いて対応できる私たち。

ある程度容態が安定したら、その後娘が寝ている横で食事は予定通りに。

これが日常の風景だと伝わってしまったかしら。(*_*)

 

 

 

でも、その最初の発作でダイアップ使用のお陰で、

その後は体調良く過ごせました!

8時間後の2個目の座薬使用の時間にもちょうど目が覚めた私。

母の責任感からなのか?

ぴったりの時間に目が覚めたものだから、自分でも驚く。

薬を最も有効に使え、お陰で笑顔が多い今回の帰省でした♪

初日の土曜日は気圧が下がって気圧アプリ「頭痛―る」が「警戒!」を示していたので、発作も仕方ないかな、、、。

 

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~機内では、ノイズキャンセリングのヘッドホン(20年前から持っている)と、

今回初使用の気圧調整耳栓を使用~

 

 

 

飛行機に乗った翌日はとにかく移動の疲れを取るために、

午前中も1時間お昼寝。

起きてからおじいいちゃんおばあちゃん家に行き、

うどん屋さんで軽い昼食。(福岡、久留米はうどんが美味しい♪)

 

 

 

そしてまたホテルに帰ってお昼寝をさせようとベッドに横になってもらって、

大好きなカメのぬいぐるみと遊んでいる姿を見ながら、

私はせっかく持ってきたらら、、とちょっと楽器ケースを開ける。

ふと見ると、もう寝ていました。

いつもの音は安心の音なのかな?

 

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~息子たちも来るので一緒に泊まりたくて、今回はホテルを予約。

しかし、駅前のビジネスはすでに満室で、駅からちょっと距離がある宿しか取れませんでした。

結婚式を主とする客室数は16室しかないホテル。

でも、マッサージチェアー付、最上階にはジャグジーの付いた大きなお風呂もあり、なかなか良かった♪

披露宴会場の前の日本庭園はちょっと良い感じ。

娘も初マッサージチェアーでリラックス♪

 

 

そして、うちのお嫁さんも親戚に大好評!

飾らない素直さがまぶしく、とっても可愛い♪

良いデビューを飾りました♪~

 

 

 

今回は久しぶりにヴァイオリンも持って帰ったわけです。

娘の手を引いて転ばないように気を付けて、

背中には娘の着替えのリュックを背負って、、、というと、

ヴァイオリンまで持って歩くのはちょっと、、、だったのですが、

去年新しく作成されたハザードマップによると、

うちの辺りは洪水の際は2.5m浸水する地域になっている。。(*_*)

で、ヴァイオリンは持って帰ることに。

 

 

 

娘の体調を考えて羽田まで夫が運転して行くことになり、移動がだいぶ楽。

バス、TX,山手線、モノレール、飛行機と乗り継いで行くのは、

健康で普通の人には何てことなくても、

身体の弱い人、高齢者には堪えるものです。

車で移動したお陰で、一度大きな発作があった以外は、

とても元気に過ごせました!

これからこのパターンにしようと思う。

お父さん、運転よろしくね! (私は首都高はムリ、、)

 

 

 

初日の土曜日、福岡空港で息子夫婦と合流してレンタカーで夫の実家に向かう。

31室なので大きな部屋に当たり、

朝食は珍しいことにルームサービスというのも楽しく、

旅行気分でした♪

 

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2泊ずつの旅の後半は私の実家へ。

昨年、築53年の古い実家から近くの土地に建て替えて、

初めての訪問。

弟夫婦の洗練されたセンスが光る素敵な新居。

玄関の生け花はお茶を教えている義妹のしつらえ。

庭に植わっている樹を持ってきたようです。

面白い風情のこの花の名前、尋ねるのを忘れてしまったのでこれから調べなきゃ。

 

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やはりこちらに来ても相変わらず、

娘のお昼寝時間をしっかり確保して休ませることが第一で、

私はいつも帰省中に本を12冊読み終えてしまいます。

お昼寝のお供に隣で読み続けると、あっという間に終わってしまう。

今回のお供は、トルストイの「クロイツェルソナタ」。

何もこんな重いものを!ですが、

これから本番を予定しているベートーヴェンのクロイツェルソナタを弾く仕込みの一環として、

必読書にしていました。

 

 

 

弾くのは来年の1月と3月だけれど、

今回は何を読んで内容を検討していくかは、早めから着手します。

イメージが固定されることもあれば、弾くたびに変わることもある。

 

 

 

大学生の時はドストエフスキーにはまった私。

トルストイは中2の時に「アンナ・カレーニナ」を読んでみたところさっぱりわからず、

それ以来ご縁がありませんでした。

2の女の子に不倫の話しがわかるわけがない。

 

 

 

久しぶりのトルストイさんは過激で独特の発想で驚きました!

「私はそんな風には考えない、、」と共感できない面はたくさんあったものの、

言葉のリズムと小説のテンポ感、

突き詰めて考える姿勢、

深い心理描写などは考えさせられることばかりで、

内容は違っても「追及する」という面では音楽と通じるところがたくさんある。

名作ですからね。

これが自分の中でどう育っていくか、培養されるかが楽しみです。

 

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~もう1冊の方もとても面白い。ただいま勉強中。~

 

 

特に、主人公の妻が客人のヴァイオリニストとベートーヴェンのクロイツェルソナタを演奏する場面の描写と、

トルストイがその音楽をどう感じているかを表現するくだりは

非常に興味深く、

人の理性ではどうにもできないものの力の一つに

音楽があることを改めて感じ入る。

 

 

 

この人上手 とか

説得力がある演奏 だとか

素晴らしいと思うことはあっても、

理性を超えて心を摑まれるものがあると、

それはもう魔力なのかもしれない。

その多くの場合は「音」が何よりの力となる。

 

 

 

「心に残るのは大きな音ではなく、美しい音」という名言を残したのは誰だったか?

何かの本で偉大なるヴァイオリニストの言葉として書かれていたのを記憶しているのに、

それが誰だったのか思い出せません。

 

 

 

それ以上に、作曲家がインスピレーションを得て着想し、

練り上げて書き残した作品は時間を超えて輝き続けます。

しっかり読譜して理解できた演奏で作品の鍵を開けることができたら、魔法は完成する。

そして、トルストイがベートーヴェンのクロイツェルソナタを聴いてこの物語を書いたように、

エピソードがつながって発展していくこともまた素敵です。

ああ、勉強しなきゃ!

 

 

 

娘の体調管理

年老いていく親を見舞うこと

何もできないもどかしさ

弟夫婦や息子夫婦と会えること

懐かしい故郷の風景

変わって行く実家の周り

新しい実家の空気

美味しい食事

そして、その合間にそれらの現実とは全く関係のない本の世界を行き来する。

旅は特別な時間です。

 

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~楽器を上の棚に上げるために、最初に乗り込んで誰もいない機内を撮影。

降りる時もゆっくり立ち上がる娘と楽器を下ろすために最後に。

つまり一番滞在時間が長いお客さんでした。~

 

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~実家の愛犬もお年寄りに、、、。あなたも長生きしてね!~

 

 

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