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2018年12月

2018年12月24日 (月)

クリスマスコンサート♪




昨日はさくら坂vivaceでの「コスモスコンサート&クリスマスランチ」に。

演奏のデュオ コスモスのチェロの古谷真未さん、ピアノの相馬邦子さんは桐朋の先輩。

作曲家である相馬さんの編曲によるオールクリスマスのプログラムは、とってもお洒落で素敵で、息の合ったデュオを心行くまで楽しみました♪




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1曲目の「サンタが街にやってくる!」は、ピンクのコートを着た女の子が白い子犬を連れてスキップしているイメージが浮かんできた。

大好きなお父さんと手をつないでクリスマスに心が躍っているような光景を思い浮かべて、私もワクワク♪




 

 

ショパンのノクターン作品92の相馬さんアレンジもとっても素敵で、

温かいオレンジ色の光の下、甘いお菓子やケーキと温かい飲み物を手に、大事な人と過ごすクリスマスを想って聴いていました。

どれもがこの世に一つしかない作品と音たち。

あまりの素敵な編曲に、今日はまみさんが羨ましくなりました(^^





 

FBに投稿したら、相馬さんから「私が音で表したかった風景を見事に言い当ててくださっている感じで、びっくりしました」との返信。

たまにそういうことも起きるのですよね~。

私はそういうイメージの中で遊ばせてもらえる演奏が大好き♪

リラックスして聴いているからこそ起こる反応。

私の全てが楽しんでいる証拠。

ただ見えてくるのです。

自分がその音楽の中に一緒にいる実感を伴って。





 

演奏を聴いて、作曲家、演奏者と全く違ったイメージを持つこともあれば、

ほぼ同じイメージを共有することもある。

音を介して脳が反応するのでしょう。

一致するときは、共振した!ということなのかも(^^

双方にとって嬉しいことですね♪




 

 

まみさんの心の中心に降りてくる誠実な音と、その周りを軽やかに彩る相馬さんのピアノの絶妙さ。

長年の信頼関係から醸し出される音楽は、聴いている人をリラックスさせ、幸せにしてくれましたよ。

演奏者のお人柄溢れる演奏は、どれもとても温かかった💛


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~見て見て! オーナメントは生の野菜たちよ♪ ~



 

お二人の音楽と共に、「見上げてごらん夜の星を」や「きよしこの夜」も会場の皆さんと歌い、さらに心を一つに♪

音楽っていいなあ、、、と改めて思った素敵な時間。

地元でこんなコンサートを聴けるってとても嬉しい♪

演奏のコスモスのお二人、準備してくださった真未さんファンクラブの方々、

さくら坂vivaceの皆さんに感謝。





 

クリスマスランチは、ケーキバイキング付き。

一人3つまでOKという、女性大喜びのサービス。

お楽しみ抽選会のサービスまであり、私はボンのベートーヴェンハウスのお土産のメモ帳が当たりました。(袋にプリントされている楽譜は、「月光」の第3楽章!)

大人の私にもクリスマスプレゼントをいただいた一日に、心からありがとう!

 



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冒頭写真のまみさんはチェロの台に乗っているため通常より長身です。

いつもは私と同じくらいよね~(^^

 

 



FBの投稿をご覧になった方にはほぼ同じ内容ですが、

まだ年賀状も大掃除も何もしていない私は、今回はほぼ同じものにしてしまいます。。

もっと掘り下げて書きたいこと、感じたことはたくさんあるんだけれど、、、。

またの機会に!

 

しかし、今年のコンサートの締めくくりがこんな幸せなコンサートで良かった♪

真未さん、邦子さん、ありがとう💛



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~抽選で当たったメモ帳♪ 袋の楽譜に感激!~

2018年12月16日 (日)

重なり合う慶び




昨日、息子の結納でした。

10月に突然結婚すると言い出して驚いてから、

その後の進展の早いことと早いこと!

簡単ではありますが、なんとか結納までこぎつけ、

親としての役割を少しは果たせたかな、、、とようやく安堵の思いです。






 

息子のことは基本書かないことにしています。

怒られるからね(*_*;

でも、この秋娘の発作の心配と共に、何よりも私の心を占めていたのは息子のこと。

就職で関西に行ってからまだ1年半ですが、

私の母がそうであるように、子供はいつまで経っても母にとっては子供なのです。

もちろん、彼らのプライバシーには触れません。

なので、今日は書くことを許してね。





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~これは大昔の私の結納の時の写真。亡き父と~

 

 



 

彼は「女はめんどくさい。僕は結婚しない」と言って来た。

(あれ?これもプライバシー?)

母で懲りているのか?妹のことがあるからか?

でも、親亡きあと妹のことを一人で考えてもらうのは重すぎる、、、

とずっと心配してきました。




 

 

「お母さんには僕の気持ちはわからないでしょ!」と言われたことがあった。

そう。わかろうとしても、本当にはわからない。

障害のある兄弟の気持ちはどれほど重いものか。

ごめんね。




 

 

私たち親の一番の仕事は、娘の安心できる終の棲家となる施設をみつけてあげること。

でも、みつかったからと言っても、その施設がずっと存続するかどうかはわからない。

兄には親亡きあとは後見人になってもらわないと、、と思っている。

でも、まずはあなたから幸せになってねとは思っているし、伝えてある。

誰かを助ける時、まずは自分が幸せでないと人を助けることはできない。

共倒れにならないように。





 

な~んて重い話になりましたが、

そんな彼が結婚するというので嬉しい母なのです(^^

お相手は、中高の同窓生。

共通する思い出があるのは心強いし、共通の趣味があって気が合うそうで、

これをご縁というのかな?と思ったりしています。

彼女も可愛くて明るくとても元気。

二人で明るい家庭を作っていけそうです。






 

うちの父は、私と妹が高校生の頃から「裕美と久美は嫁にやらない」が口癖でした。

冗談ではなく、本当にどこか寂しそうに。

なので、私の結納の時も、結婚式の日も、まるでお葬式みたいに元気がなかった。

41日(エイプリルフール!)の結婚式の後、

GWに二人で両方の実家を訪問した時の父の喜んだ顔!

「学生時代みたいだね」と嬉しそうだった。(福岡生まれの私、大学4年間は東京)

愛犬たかちゃん(黒柴)も、1か月ぶりに私が帰って来て、

嬉しすぎておしっこちびってました♪(笑)






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20年も長生きした実家の愛犬たかちゃんが来た頃の、23歳の私~




 

 

結婚というお目出たいことでも、離れる家族は寂しいものです。

お相手のご家族も、関西に行く娘さんのことを心配していることでしょう。

結納で初めてお邪魔した相手のご家庭は明るく温かく

ここの娘さんなら大丈夫と感じて嬉しかった。




 

 

帰り際に、切った野菜を手渡してくださったおばあさまの福々しいお顔。

穏かに理想的に年を重ねて来られてきたのが伝わりました。

その里芋が絶品で!

今まで食べたことのある里芋の中で一番の美味しさ。

戻した干しシイタケと昆布の出汁で、夕食の一品の煮物になりました。

食事の支度って切るのに結構時間がかかるもの。

素朴だけれど飾らない温かい気持ちがとても嬉しい。





 

結婚は幸せのゴールではなく、スタート地点。

でも、誰もが祝福してくれます。

FBに先に投稿したところ、祝福の嵐をいただきました。

感謝。感謝。






 

今ね、「夫婦脳」(黒川伊保子)という本を読み始めたところ。

これは病院の待合室や電車の中で読むことにしているので、

たまにしか読めませんがとっても面白い!

「成熟脳」を先に読んでとても良かったので、読み進めるのが楽しみなのです。

これを読んで私も少しは賢くなりたいところです。




 

 

そして、障害のあるなしにかかわらず、そんなこと気にせず、

自由に気持ちも楽に、結婚を考えられる社会になって欲しいと願います。

息子の嬉しそうな顔は、小さい頃の彼の笑顔を思い出します。

そして、どこか私の結婚する前の笑顔と似ている気もする。

懐かしい気持ちになる。





 

全ての人が幸せになれる社会となりますように!




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ついでに、九響時代の写真をもう1枚。GP後に舞台袖でさらっている姿。

もうすぐ30年前だ~



2018年12月 8日 (土)

再生



昨日 今年の最後の本番、ナチュロアロマチカ20周年記念

「香りと音楽の癒しフェアversion4 ~天上の香りと音楽~」の

ピアノトリオの本番を無事終えました。






まあちょこちょこ何かありましたが、、、

短いリハーサルで何とかまとめてくださった長明氏に感謝です。

70分弾きっぱなしなのに、柔らかな弱音と引き締まった表現のダイナミズムで

絶妙のサポートをしてくださったMizueさんにも m(__)m

私は全身全霊で弾いたという満足感。




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大木先生の講演は演奏前なので聞けませんでしたが、

おおよその「天上と香りの音楽」の意味は伺っていたので、

自分なりにイメージを膨らませて本番に臨みました。

それは、大聖堂の中での演奏会。

前日「世界の大聖堂」の写真集を見て気持ちを持っていったのは言うまでもありません。

私はそういうアプローチを好むので♪




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今回はバロックで始まりバロックで終わるプログラム。

1曲目は、パッヘルベル「カノン」トリオ版。

終曲はバッハ~グノー「アヴェ・マリア」(トリオ)

アンコールはバッハ「主よ人の望みの喜びを」(トリオ)です。




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パッヘルベルのカノンの譜面上は4分の4拍子ですが、

曲の歩みは2分の2拍子の感覚で、

ゆっくり大聖堂に足を踏み入れていく感じ。

プログラムは途中、悩みも苦しみも、愛や憧れもあり、

激動の人生を振り返り役目を終えて天上に迎え入れられる。

チャイコフスキーのトリオ「偉大なる芸術家の思い出のために」は友人を追悼したもの。最後は葬送行進曲で締めくくられています。






そしてアンコール「主よ人の望みの喜びを」をもって、

生まれ変わる歩みで大聖堂を後にする。

新しい人生の始まりです。

曇り空がアヴェ・マリアで陽が差して来たのも、

願っていた絶好の演出となりました。




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人は毎晩生まれ変わる というのを何かで読みました。

寝て翌朝目が覚めると、そこにはまた新しい人生が待っているのだと。

毎日をそのような気持ちで迎えられたら、どんなに幸せでしょう、、、。

 

 



アンコールは4分の3拍子ながらも、

オープニング パッヘルベルのカノンの倍速の感覚で、

悩みも苦しみも洗い流されて浄化し、

軽い足取りになってコンサートを終えた、、、そんな感じがしました。

まあこれは全く私個人の感覚です。



 

 


特筆すべきは、チェロという楽器の可能性を改めて感じたこと。

大きな会場ということもあり響きはもともと豊でしたが、

チェロのエンドピンを通して床に音が響き、

それだけでなく壁の腰板にも共鳴していたそうで、

上手な歌い手が創り出す会場を包み込む響きの中にいる素晴らしい体験を持ちました。

撮影担当の夫曰く「木は木を響かせる」との感想。

そのような音が出せる長明氏と一緒に演奏させていただけて、

大変勉強になり光栄でした。




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祝宴のメニューも「これはなに?」と思うものばかりで、

サプライズの妙味を楽しみました。



 

以下、写真で報告しますね(^^


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~オードブル。

カナダ産オマール海老のポッシュと生ハム 黄金のコンソメ包み ホタテのカルパッチョ ローズの香りの淡雪を添えて~






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~葡萄牛フィレのロッシーニ風。(フォアグラのせ)





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~果物のゼリーとオレンジフラワーの香りのエスプーマ 

ライムのグラニテを添えて~





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~祝宴のフレンチ館「コートダジュール」~





娘も今週のジェットコースター気候にも関わらず安定していて、

無事に終えられたことに何よりもほっとしています。

結構気を遣ってくれているのかな、、、?

12月は娘の施設のクリスマス会での15分の演奏もあるので、

これから曲を決めて準備します。

ようやく本当にクリスマス気分。

今年もいろいろあったけれど、ここに来て心の平安を得ています。

感謝。

 

2018年12月 2日 (日)

祝祭

つづいてもう1本。




今年の最後の本番は、127日アジュール守谷での「天上の香りと音楽」。

守谷のアロマのお店ナチュロアロマチカさんの20周年を記念してのイベントは、

今回スペシャルゲストをお招きしているので、

私はすっかり舞い上がっています♪




 

音楽家として、素晴らしい共演者と演奏できるのは最上の幸せ。

リハーサルの回数はそれほど取れませんが、

2回目の前回は録音させてもらって、

家で食事の支度、一人での昼食時に録音を聴きながら

リハーサルの音と共に過ごしていると、

ずっと音楽の中にいるような感じで興奮が続き、

夜中も音で目が覚める、、、の状態です。(*_*;




 

まあ私の本番前はいつもこんな感じ。

自分が弾く曲が頭の中を流れ続け、

それをもとにさらに練り上げていくのが常ですが、

今回は長明氏の美しくエネルギーに溢れた音楽に大いに刺激を受けて、

眠れない日々を送っています。




 

昨日はさすがにここら辺でちょっと抜かないと身体がもたない、、、と

夕食時にはワインを飲んでリラックスし、

録音は一切聞かず、なるべく早く寝る!を心掛けました。



 

リハーサルをBGMにするだけでなく、

楽譜を開いてチェックしないと意味ないので、

ブログを書いたらしっかり勉強しないとね。




 

私が主催でないのであまり会の趣旨については書けませんが、

ナチュロアロマチカの大木いずみ先生が願っている究極のリラクゼーションを

香りと音楽と味覚と美しい室内(視覚)でお届けいたします。




 

金曜日、ピアノのⅯizueさんと二人で会場で音出ししてきましたが、

やっぱりあの空間は素敵です。

光の入る天上の高い室内はよく響き、

音が天から舞い降りるかのようです。



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弦を替えたばかりだったので、なんだかちょっと金属的な音でしたが、

本番までにはヴァイオリンに馴染んで自分の音になってきます。

それでも、とりあえずプログラムを通して弾いてみたところ、

とても良いプログラムを組めている!と改めて思いました。




 

お馴染みの名曲も、作曲家入魂のシリアスな作品も、

全て意味があってその日に鳴り響くことと思います。

ご予約の方はどうぞお楽しみにいらしてください!




 

残念ながら今年は都合がつかなかったという方は、

ブログの報告をお待ちくださいね。




 

書きたいことはいろいろあるけれど、最終準備の方に戻ります。

それでは、127日アジュールで!



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~演奏する側から見る会場はこんな感じ。

テーブルのセッティング他装飾も当日の楽しみの一つ。

祝宴のお料理も♪~



12月スタート





今年もあっという間に最後の月に突入。

さっさとクリスマス飾りをした我が家はとっくに12月気分を先取りしていましたが、

やはりカレンダーが残り一枚になると、

なんとなくソワソワ、ワクワクの気分です。

お昼前に娘と買い物に行ったスーパーは、

入り口付近の右手にお餅の山、左手にはたくさんのシクラメンと、

クリスマスとお正月が近づくのを感じました。




 

 

しばらくブログもFBもご無沙汰していました。

音沙汰なしだったのでご心配かけていたらごめんなさいm(__)m

娘は週に1回ほど、朝の発作で寝てしまって施設に送ることになる程度で、

日常的にてんかん発作はありますけれど、

まあ通常範囲以内です。





 

忙しかったのは、1111日の30分間に4回の大発作の疲れで状態が不安定だったため、

私もしばらくは気が気でなく、いろんなことが滞ってしまい、

後でしわ寄せがきて忙しくなった、、、という感じ。

今はこの時期らしい毎日です。

朝の最低気温の予報をチェックして、着るもの布団の枚数等を調整する。

寒い日はお雛様状態になる冬が近づいています。






 

庭の紅葉が進むのを、ベランダで洗濯物を干しながら、

家の中から外を覗きながら楽しんでいます。

かつて、自宅で機能回復訓練に明け暮れていた頃の名残で、

家に居ても季節が感じられるように、

我が家は季節ごとにちょっと模様替えをします。

今は紅葉を見ながら家の中はクリスマス色。






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~母と私のクリスマスドールハウス。

正確には、うちの長男が生まれた年にフェリシモの通販で私が手作りキットを購入し、半分の6回で止まっていたものを、残りを母に託して仕上げてもらったもの。

キットだけでなく、母がいろんなものを加えてオリジナルに仕上げてくれました。~

 

 



毎年同じ、、、は子供たちの絵本の繰り返しと同じで、

心に安定感をもたらしてくれます。

そんないつもと同じの幸せを嬉しく思う。

年末は忙しいけれど、

今年も頑張ったね、

いろいろあったけれど無事に元気に年越せそうで良かったね♪

という気分。




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~ダイニングから見る庭は今こんな感じ。ウッドデッキは夫の手作りです。

24年に近づく我が家~

 



 

私はクリスマス、年越しにはまだ遠く、

今は今週金曜日に迫った本番準備の最終段階です!

 

 



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~出窓もにぎやかです♪~

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