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2018年3月

2018年3月31日 (土)

春の写真集

 

春の勢いがすごい!

特に寒かった今年の冬の後、つい最近もとても冷え込んだ日もあって、

まだまだ桜は先の話し、、、と思っていたのに、

あっという間に満開を迎え、

庭の新緑も芽吹きの勢いが目覚ましい。

こんなに変化を急激に感じるのは初めてかも?と思ったりしています。

 

 

このところちょっと写真のサイズを小さくし過ぎて画像が荒かったので、

今日は大きく載せてみます。

夫の作品(めじろちゃん)と私のスマホで撮ったものからいくつか。

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この子はウグイスではなく、メジロ。

花から花を飛び移り、ちょっとの時間しか一つの花に留まっていないのを

じっ~と待って写真を撮るらしい。

夫は写真を撮るようになってから、花や鳥の名前や生態に詳しくなった。

写真を眺めながら「この子の毛並みとスリムさを見るとまだ若いと思う」とか

「この子は私たちくらいの年齢?」とか、勝手な想像を膨らましている。

 

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我が家では、多分この子は女の子ではないか?と思っている。

 

 

 

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~こちらは男の子かな?~

 

 

 

どうも冬が苦手な私にとって、この時期は少しずつ心の元気を取り戻せる時期。

太陽が低いせいか、はたまた冬場は娘の体調管理優先で本番を入れないせいか

エネルギーが下がってしまうけれど、

春の景色の中を歩くと自然からエネルギーをもらえて

夏に向かって元気になっていく。

暑いのは嫌いだけれど、夏が一番元気な私。

自分も自然の一部だと感じる。

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桜に誘われて道歩く人が多く、

誰もが桜にカメラを向けている春の景色。

自然も華やいでいるけれど、人の同調して光や花と共に心が小さく踊り始める。

近所の桜の坂道で写メを撮っている時、

うぐいすが美しい声で鳴き始めた。

あんな小さな体でどうしてこんなによく響く声を出せるのか?と

いつも不思議に思う。

こんな声で弾けたらな~~。

 

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チューリップたちは、外の光を浴びていると笑顔全開のように花びらを開く。

日光浴を楽しんでいるのか? 

家に入れると大人しくお行儀よく花瓶の中でおすまし顔。

いや「ここはどこ?」と緊張している?

主役もいいけれど、脇役のクリスマスローズがなんとも素敵と思う私。

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~もうすぐ、あと30分ほどで4月だわ~。

 

2018年3月29日 (木)

春爛漫♪

 

この前まですごく寒い日があったというのに、急に気温が上がり桜が咲き、

辺りは花に溢れ、木々は芽を出し、、、 一気に春爛漫ですね!

 

 

 

 

今週は予定がとても少ない週で、私は心の中で「春休み~♪」とつぶやいています。

とは言っても、今朝もてんかん発作に疲れた娘が回復して

目を覚ましてから支度をさせて施設まで送ると、

結局は午前の時間は消えてなくなってしまいましたが、、、。

じっくり練習しようと思っていたのに、思い通りにならない人生です。。

でも、それは世の常。

送って帰る道中、桜をたくさん見れたのでよしとしましょう♪

 

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~娘の施設の隣の公民館のさらに隣の畑に、すてき~な花桃も満開♪~

 

 

 

月曜日は久しぶりにウォーキングに出かけたら、私の南周りコースでたくさんの「つくし」たちに出会いました。

単に茶色くなった草か?と思いきや、よく見ると あらっ つくし?

あそこにも!ここにも、、、 ここ全部!!!

お~!びっくりするほどのつくしの畑(?)を見つけた時の感覚は、

人生の思い出の意味が変わる時のインパクトに近いものがありました!

(おおげさ? いや、本当にそう感じた)

 

 

 

気が付かなかったら素通りした地味な足元の春たち。

この前はなかったものが、一気に命を芽吹くエネルギー。

しかし、茶色で目立たなく、すっくと立つ姿と、頭の先はほんの少し斜めにうなだれて見える小さき命。

幼い頃母と兄弟とつくしを摘んで、母が茹でて卵とじにして食卓に出してくれたことを思い出しましたよ。

 

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先っぽが少し茶色っぽくなっていたので、食べるにはもう苦いのか?それともこれからちょうどいいのか?わからないままに、

これだけのつくしを全部摘んだら つくしづくしの料理が並んで面白い~と

食べることばかり想像しつつ、

だまってそこを後にしました。

 

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~近所の桜の坂道~

 

 

春は毎日景色が変わるから面白い。

けれども、我が家の小さな庭にも草が生えて来て、

これからの季節は草取り、花がら摘み、庭の手入れの時間が必要なので、

そろそろウォーキングは終わりです。

といっても、せいぜい週に2回ほどでしたが。

 

 

夏は水撒き、秋は落ち葉掃除、唯一庭のことを何もしなくていい冬が

私のウォーキング限定期間。

 

 

 

今、ギル・シャハムが奏でるシューベルトの作品集がバックに流れています。

ギターのセルシェルとのデュオ。

温かくアマービレな音のギルさんは、ますます春に合うね~(^^♪ うっとり。。

幸せな気持ちにさせてくれる音です♪

 

 

 

さあちょうどCDも終わったことだし、

娘が帰って来るまで2階で冬物片づけ第1段やってこよう~。

 

 

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~うちの花壇のチューリップも半分咲いた。

今も雀たちがうるさいけれど、昨日は3羽で代わる代わる水浴びしてましたね。

みんな春だ春だと騒いでいるかのよう♪みんな嬉しいね♪~

2018年3月13日 (火)

6/10 デュオコンサート♪

 

チラシができました!

今年の私たちのコンサートは、610日(日)14時から

つくばのアルスホールです。  

つくばエクスプレスつくば駅から徒歩3分の好立地で響きも良い。

今年は「森と湖の音楽」というタイトルで♪

 

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~チラシおもて~

 

 

<プログラム>

シューベルト  アヴェ・マリア エレンの歌第3

マスネ タイスの瞑想曲

シューマン   「森の情景」より「予言の鳥」(ピアノソロ)

ブラームス ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」

グリーグ ヴァイオリンソナタ第3番 

 

 

 

クラシック音楽と呼ばれているものの多くは、

ろうそくやランプの灯り元で暮らし、

まだ馬車や徒歩で移動していた18世紀~19世紀のもの。

今よりもずっと自然が豊かな時代、作曲家たちも身近な自然の中でインスピレーションを得ていました。

 

 

 

都会派の作曲家もいましたが、多くの作曲家が都市で演奏活動を行いながらも、

夏の休暇は自然豊かな場所で作曲をするというスタイルを取ったのです。

都市は発表の場であり音楽を消費する場所。

自然はエネルギーを回復し、新しいものが生まれる場所、と言えるかもしれません。

私も都会には住めないなあ、、、と思う田舎が好きな人間なので共感します。

 

 

 

特に今回のプログラムのメインの2曲のソナタを書いた、

ブラームス(ドイツ)とグリーグ(ノルウェー)は自然を愛し散歩を好み、

彼らの音楽は自然と呼応する中で生まれて来ました。

楽譜からは風のそよぎや波しぶき太陽の暖かさなどが感じられ、

彼らが立っていた足元、彼らが観た光景が目に浮かびます。

そして単なる自然描写ではなく、その自然の中に居て彼らが何を感じ考えていたかも

音から聞こえて来ます。

ここに込められた作曲家その時の感情を、ホールで皆様と一緒に分かち合えたら、、と願って少しずつ準備しています。

 

 

ソナタとは、3章もしくは4章仕立ての物語のようなもの。

5分程度の短い小品は、どちらかというともう少し気軽に書かれたものが多く、

エッセイに近い。

 

 

作曲家は交響曲やソナタを発表するのに、ものすごいエネルギーをかけています。

この二つのジャンルは彼らの真剣勝負が詰まった作品。(オペラももちろん!)

交響曲が大衆に向かって演説するようなタイプであるのに対して、

ソナタは形式を守りつつ、親しい人に向かって心の内を明かしていくようなもの。

公私入り混じった作曲家の姿が感じられるところも面白い。

真剣勝負のエネルギーに満ちた曲は、弾く方も同じく大変なエネルギーを要します。

元気じゃないと練習もできない。

そして、作品と過ごしているうちに起こる、

始めは見えなかったものが少しずつ見えてくる楽しさ、

構成がわかって来た時に(!)と脳に灯が燈る感嘆の感覚は、

何よりもの勉強する醍醐味です♪

どこまで理解できて、どこまでそれを実際に音にできるか、、、が演奏する側の勝負です。

頑張らねば~~!

 

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~チラシうら~

 

 

二つのソナタに加えて、小品の名曲マスネのタイスの瞑想曲と、

シューベルトのアヴェ・マリアは、湖のほとりが舞台となる作品。

湖のほとりで捧げる祈りには、何が込められているのでしょうか?

よく聴かれる有名作品ですが、作品の側面に新しい光を当てるような演奏ができたら、、、と願い準備に励みます。

 

 

 

もう1曲謎めいたタイトルのピアノソロ曲、 シューマンの「森の情景」より「予言の鳥」。

こちらがどんな曲かは当日のお楽しみに~♪

 

 

 

森と湖をキーワードにしたプログラム。

そこに込められた作曲家の豊かな心の世界を、皆様と分かち合いたいと願っています。

ご来場を心よりお待ちしておりますm(__)m

 

 

 

 

「森 裕美 山口泉恵 アンサンブル・ルナ デュオコンサート」

610日(日)14時開演 つくば文化会館 2階 アルスホール

 

 

一般 前売り¥3000 当日¥3500

学生 前売り¥1500 当日¥2000

未就学児は入場不可

 

 

チケットのお申込み、お問い合わせは、このブログのお問合せ欄、

あるいはHPのお問合せフォームにご記入ください。

http://forest-note.com/

 

まだ3か月前と言っても、今回の会場は100席限定ですので、ぜひご予約はお早めに!

 

 

下記店舗でもチケットを扱っていただいています。

長いお付き合いでいつも応援してくださっている、大木先生、平野様、大和久様、

いつもありがとうございますm(__)m

 

 

ナチュロアロマチカ   守谷市久保ヶ丘2-5-18 0297-46-2810 

花みずき&ウェルカム  守谷市本町4408    0297-46-3002

ブティック・フラワー  守谷市けやき台2-6-2    0297-46-0204

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~この暖かさで、近くの河津桜が急に満開に~

2018年3月 5日 (月)

バッハへの旅

 

生きている中で、物事は必然であると思うような出来事に巡り合う時があります。

ジョセフ・リンのバッハ無伴奏ソナタとパルティータ6曲全曲演奏会。

私にとってまさにそんなタイミングでした。

 

 

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知人から「森さん 知り合いがヴァイオリンのコンサートをダブルブッキングしてしまってね、、、。 あなた興味ない?」と電話がかかって来て知ったこのコンサート。

「あ その日空いてます。そのヴァイオリニスト知らないけれど、行ってみたいのでチケット譲ってください」と私。

ところがこの日は地域のボランティアがあるのでしたが、気が付いた時は遅し、、、。

ごめんなさいm(__)m

でも私にとってはこの上ない幸運の知らせでした。

 

 

 

このコンサートは、すみだトリフォニーホール開館20周年記念

「すみだ平和祈念コンサート2018」のシリーズの一つ。

この後に、38日(木)に広島交響楽団演奏会、

310日(土)は新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会も続きます。

 

https://www.triphony.com/concert/peace_concert2018/

 

 

 

チケットは二人分あったので、誰を誘おうかな~♪と考えて思い浮かんだ二人の中から

私が今このコンサートを分かち合うにふさわしいのは、

親友のヴァイオリニスト絵理ちゃんしかいない!

1300からの第1回目と1630からの第2回目の二つのコンサート。

格安で譲っていただきました。

長丁場の上に、コンサートの合間にはバッハスペシャリスト大槻カール晃士氏の

レクチャーもあるというとても贅沢な催し。

私たちは一日は1130錦糸町駅集合でランチから始まり、

レクチャーの後にさらにケーキタイムも楽しみ、

欲張りすぎて開演に毎回大急ぎで会場に駆け込むはめになる。

あまりに充実していて時間はあっという間に過ぎて行った、、、。

 

 

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~いつまでも可愛い美人な親友絵理ちゃん♪ 

学生コンクールの頃からの長年の良き友♪~

 

 

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~頼んだのはイチゴとベリーのタルトと紅茶。

このところ念願のケーキにありつき、しかもお代はなんとラッキーナンバーの¥777なり~

 

 

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~ティータイムの席の後ろにはスカイツリーも見えた!

ランチはすみだトリフォニーを本拠地とする新日フィルのヴィオラ奏者からちゃんに教えてもらったイタリアンで。

メイン、スープ、サラダ、コーヒーがついて¥1000の超お得な

トラットリアトムトムで満足のスタート♪~

 

 

 

 

やっぱり一人でこの全曲演奏会を聴くのは重くて、、、と思ってた。

でも桐朋時代のヴァイオリンの親友となら、何倍も楽しめる!

お互いの実家の家族も今の家族も知っている仲。

近況報告、ヴァイオリンのこと、話は尽きません。

本当はコンサート後に夕食も一緒にして、コンサートの感想をじっくり話し合いたかったけれど、家族が待っているので家路を急いだのでした。

 

 

 

 

幸せな、そしてとても勉強になったコンサート。

このところの一番だったかな。

理想のバッハを観たように思います。

聴いた、、、というよりも、身体全体で感じたものはどこか「観た」という言葉で表現したくなる。

夜中もバッハは頭の中で鳴り続け、今日もバッハで一杯です♪

 

 

 

バッハは複雑で難しく、けれども奥深さはピカ一で知れば知るほど面白い。

でも、本番に上げるのが一番怖い作曲家。

特に一人で弾く無伴奏は、技量も理解も音楽性も、人としての器も全て見えてしまうから、、。

うちのホームコンサート発表会ではこの中から1曲弾いたりしてはいるけれど、

怖くてずっと外の本番には乗せて来なかったけれど、、

そろそろ弾こうかな、、、という気持ちが湧いてきていたところなのです。

そのタイミングで巡り合ったこのコンサート、そしてジョセフ・リン氏。

 

 

 

ジョセフ・リン氏は、1978年生まれの台湾系アメリカ人。

ハーバードの比較宗教学を出て、現在は名門のジュリアード弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者、ジュリアード音楽院の教授を務める逸材。

世の中のメディアからは騒がれていなくても、本物は確かに光っているを実感。

 

 

 

私たちの席は2B1415だったので、弾いているお顔はよく見えなかったけれど、

響きはよく全体が見える良いお席でした。

終演後のサイン会で見た彼は、何とも清々しく優しさに溢れた好青年。

(ん 青年でもないか、、、? でもすっきりしていて若く見える♪)

弾いている時は、丸刈りの頭のせいか僧侶のように見えたけれど、

なかなかチャーミングな親しみやすい笑顔の方でした。

 

 

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ジャズにもなんにでも応用されているくらい、バッハは懐が深い。

だから同じクラシックの中でもいろんなタイプの演奏がある。

けれど、このところの大きな傾向として私が好きなのは「和声感がある演奏」。

いくら上手くても流れが良くても、和声感を持ったヴァイオリニストは意外に少ないものです。

ヴァイオリンは技術の種類が多いため、

学生の時はひたすら技術のレッスンが主になり、

私は室内楽のレッスンではいつも作曲家の先生に好んでお世話になりました。

当時学内で人気の「三吉トリオ」と呼ばれていた、三善晃先生、末吉保雄先生、

平吉毅州先生。  懐かしい。

 

 

 

もちろんリン氏は和声感だけでなく、さらに奥行きのある深みと

自然な呼吸、豊かな響きで、聴衆を幸せにしてくれるヴァイオリン。

全く疲れない。ずっ~と聴いていたい。

 

 

 

dur(長調)の曲は野外の光の中にいる拡がりを感じ、 

moll(短調)の曲は石造りの大きな建物の中に居るような気分に。

あるいは、dur は陽でmollは陰のエネルギーの質を思い宇宙を連想し、

ある時は、「わ~あんな風に弾いてる!」と弓使いを記憶しよう(笑)と

必死で記憶回路を回したりもし、

気持ちいい響きにうっとりして気を失いかけた瞬間もあり。(笑)

 

身をゆだねて全身リラックスのラルゴ、

緩やかなジェットコースターの爽快感も味わえるアレグロ、

構築美と積み重なるエネルギーが説得力を持って語り掛けるフーガ、

自在な緩急を楽しめる生きている豊かなバッハの世界。

バッハと目の前の演奏者の人柄さえ伝わって来るような温かい時間。

いろいろ言ってますが本当は批評なんておこがましく、

理想の高みを見せてもらった感謝しかありません。

 

 

 

彼の人となりが垣間見え、日常とバッハがつながるプログラムノートからちょっと抜粋、、、

 

 

 

~孤独な道のりとなるはずだった「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲演奏会への準備、、、。 数か月前から、なんとそれが家族と共に歩むものになりました。

4人いる子供たちのうち、ヴァイオリンを学んでいる7歳の長男と5歳の次男に、

一音一音バッハを紹介するという幸運に恵まれたのです。

この子たちの弟、2歳の三男もいつも一緒に聴いています。生まれたばかりの彼らの妹は、バッハを耳にしながら人生の最初の数か月を過ごしています。 (中略)

 

 

 

 バッハは複雑です。だからこそバッハに接するのは、純真さ、好奇心、そして

偏らない耳を持つ子供の頃が一番いいのかもしれない、と最近思うようになりました。

意表を突く和声にびっくりしたり、格好いいアレグロにははしゃいで走り回ったり、

たくさんの音がつまったスラーにあっけにとられたり、、、。

バッハに聴きなれてしまうと出てこない反応が、子供からは次々と出てくるのです。

もちろん、バッハの作品の絡み合った要素を少しずつ解かしていくのは、

一生をかける仕事です。

しかし、我々がバッハに最も近いのは、実は純粋な喜びと新鮮に満ち溢れた最初の出会いの時なのではないでしょうか。

 子供たちから教えられたことに感謝しつつ今日、私は新たなバッハ体験の心構えを持って皆さんのために演奏します。 後略 、、、、、、」ジョセフ・リン  

 

 

 

確かな道しるべを得たことで、

私ももう一度バッハ探求の旅に出ようと気持ちを新たにしました。

親友と同じ素晴らしい時間を分かち合えた幸せにも感謝!

して皆様もぜひ、バッハの素晴らしい世界へどうぞ!

 

2018年3月 3日 (土)

幸せのいちごロールケーキ♪

 

一気に春になりましたね~。

庭のこぼれ種のクリスマスローズがどんどん咲いています。

 

 

和菓子の方が好きなのですが、このところ久しぶりにケーキ食べたい気分♪

私の代わりに、昨日娘が「ロール海岸」というお店にいちごのロールケーキを食べに行ったようです(^^

 

 

ロール海岸  TEL 0297-46-3114

住所: 茨城県守谷市大木1712-1

営業時間: 10:0018:00※売り切れ次第終了

定休日: 日曜・月曜

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~私は食べていないので、母のドールハウスのケーキでも眺めてます、、、

近々行かなきゃ  

 

 

 

娘は発作もあって時々ぼーっとする、そして話ができないため、

施設では「生活介護」という一番障害が重い班に所属。

この班は必ず健康と体力維持のために散歩と、

軽作業を組み合わせて一日のスケジュールを組んでくれています。

そして、時々季節のお楽しみ行事も♪

 

 

今週は月曜日に吊るし雛を見に午後バスで出かけたそうで、

その時は思いがけずソフトクリームもある場所だったのに

誰もお財布を持っておらずにただ見て帰ることになり、

連絡帳によると「皆さんから笑顔が消えた、、、、!」ということでした。

見るだけなんて、、、、ね。残念だったね~~。。

でもお金なかったら仕方ない。(*_*)

 

 

 

で、今週金曜日は前々から計画していたいちご狩りの代わりの

いちごロールケーキのお楽しみに歩いて出かけたそうです。

家に帰って来た時の娘の嬉しそうな満足そうな顔を見るだけで、

私もなんだかハッピーな気分に♪

 

 

彼女たちにとって、楽しみと言ったら何といっても食べることでしょう。

だって、「何が食べたい」を言えないんですよ。

出されたものを食べるしかない。

時々自分の好きなものが出て来たら、それだけですごく幸せ。

そういう与えられたものの中で日常の心を収めて、

時々やってくるラッキーにとても喜んで、、、というシンプルな幸せを

隣で見ていてもいいなあ~と思っています。

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~母のケーキ屋さん。10個ほど母から譲り受けたドールハウスを、

季節ごとに入れ替えて飾ります。

今はこれよ♪   だからケーキを食べたくなるのかな?~

 

 

もっともっと便利に、、、という欲は、文明を進化させてくれたけれど、

行きすぎても疲れるだけで、そのために自然も破壊され、、、。

もちろん努力も上昇志向も素敵なこと。

でも、自分のいる場所を大事にして、

弱い人に寄り添う生き方は温かく、

ほっとするものです。

施設の職員さんを見る度にそう思う。

 

 

私も頑張り屋の方なので疲れやすい毎日を送ってはいるけれど、

だからこそうちの娘の存在に癒されます。

娘は私たち家族にとって、天から与えられたプレゼントなのかもね♪

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今日はひな祭り。

今年の散らし寿司は、ケーキ風。

ケーキが食べたい私なのでした(^^

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