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2017年6月16日 (金)

タイムスリップの一人旅

先週のことになりますが、家族を代表して一人で関西に行って来ました。

就職した息子の新居をチラッと見せてもらい、彼と一緒に夕食。

プレゼント交換(息子は母に小鳥グッズ、私は息子にハンカチと小さなお裁縫道具)、

地元野菜と三田牛を食べ、久しぶりにたくさん飲んで、

楽しかった~~♪

こういう気楽さを味わえる贅沢は、たまにはすご~く嬉しい!(^^)!

 

 

翌日の帰りがけには、京都を観光。

高校時代のヴァイオリンの恩師にも34年ぶりにお会いし、

玉手箱を開けたような感じでした。

 

嵐山を一人歩いてみながら、結局私が訪れたのは、

高校の修学旅行と同じコースの 

竹林の道→大河内山荘→常寂光寺→落柿舎というコース。

(成長がないのか、変わり映えしないというのか、、、)

高校時代は高山寺にも行ったのでしたが、今回はここまで。

Dsc_0670

~嵐山の竹林の道~

 

京都はすっかり外国人観光客が多い国際観光地になっていましたが、

お寺はもちろん昔と変わらず、変わったのは年取った私だけ?

確かな時間の流れ、けれども変わらぬもの、、、

懐かしさと不思議さの混じった感覚。

 

竹林の道は若い人が多かったけれど、

大河内山荘は入場料が\1000だからか、急に人が少なくなり、

静かにゆったり楽しめました。

一人旅ってあまりいない?

Dsc_0673

 

庭の、一人しか通れない細い道を歩いていると、すぐ傍に鶯の声。

目の前を飛び移り、しばし至近距離でのその美しい声を堪能。

なんて贅沢~。

緑の中に居る小さな鳥が、なんの反響板もない開けた自然の中で

こんな美しい声を響かせることの不思議に思いを馳せました。

Dsc_0684

 

散々、今回の守谷公演で、反響板が~~!と嘆いていた私ですが、

鶯はそんなこと関係なく、自然の中で美しい音を力みなく響かせる。

声の出し方、波長が違うにせよ、音のヒントとして閃きました。

その場でできることをする。

戦わないことですね。

Dsc_0686


 

入場料に付いてくるお抹茶で一服しながら

鶯はどうして鳴くんだろう?などども考えていました。

この景色を見ながら。

Dsc_0682

 

鶯に生まれてきたからには、その声で鳴くのが当たり前。

どうして?という問いには意味はない。

やるべきことをやっているだけ。

私も音楽をやりたいからやる。

それだけです。

 

京都は今、青もみじが美しい季節とTVで言っていましたが、

ほんとそうでしたね~。

6月下旬まで楽しめるそうですよ。

 

私がたどったコースは人も少なく、

景色と自分の心が響きあうのを十分に楽しめました。

 

 

 

その後、短い時間でしたが恩師との再会。

この先生に出会っていなければ、今の私はありません。

先生がコンサートマスターだったから、

ケーストラの定期演奏会に通い、

オーケストラ作品が好きになって桐朋を目指し、

卒業後もオケに就職。

オーケストラの豊かな世界に目を開かせてくださったのは、

先生のお蔭。

直接お礼を伝える機会を持てたことに心からの感謝の思いでした。

まだとてもお元気ですが、先生も来年は80になられるそうで、

いつまでもいつまでもお元気でいていただきたいと改めて思いました。

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~常寂光寺~

楽器の師匠との出会いは、多分他の出会いよりも人生での意味が深い。

レッスンとは、毎週1時間を自分のために

マンツーマンでアドバイスいただける貴重な時間。

音楽だけでなく、人生の導き手として出会うのです。

 

自分もそれなりに時間を重ねて来ると、かつての恩師はさらにお年を召されています。

もうすでに恩師の中お二人には、

どんなに願ってもこの世で会うことはかなわなくなりました。

だから、今回は息子に会った帰りにぜひ

今は京都にいらっしゃる懐かしい高校時代の先生に一目お会いして、

改めてお礼の気持ちを伝えたかった。

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~常寂光寺のこの石段の両脇は秋には色とりどりの紅葉になり、

階段は赤、ピンク、橙色になる~

 

願いが叶った旅を終えて帰って来ると、

当たり前のいつもの毎日が待っていましたが、

自分の中には何か小さな変化が宿っているような感じがしました。

それが何なのかはまだ明確に言葉にはできませんが、

ご縁の有難さ、

出会いの必然、

今生きていることの奇跡、

特別な日も、当たり前の日も

どちらも等しく大切な時間であること、

それを改めて感じることができたんだな、、と思います。

Dsc_0701


~茅葺き屋根の落柿舎~

 

特別な日があることで、

今のことも立ち止まって見ることができる。

一人になることで、

自分の内側と対話することができる。

過去を今の自分から見ることで、

必然であったことを悟る。

 

過去がそうであったように、

今もこの先から見る時に、

全ては必然となる出会いをいただいている瞬間に満ちていることを発見するのでしょう。

良いことも、嫌なことも、

楽しいことも、辛いことも、

経験を、心に響くことを、全て音にするために。

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~落柿舎のこのお部屋に座って、心静かな時間を持ってみたい、、、~

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~嵐山での家族へのお土産はやっぱり和物♪

京都のソフトクリームは抹茶味が多かったけれど、

まだ夏になっていない時期には冷たいものを食べると具合が悪くなる私はガマンでした。。  ~

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