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2016年10月

2016年10月28日 (金)

シーモアさんの言葉と音楽

シネスイッチ銀座でやっている「シーモアさんと、大人のための人生入門」。

ピアニストの友人がFBでシェアしてくれて、すごく良さそうだったので、

この日なら行ける!という日を探して、早速観て来ました。

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映画のパンフレット♪

 

インタビューと演奏のみの、完全なドキュメンタリー。

派手なエンターテイメントの要素はなく、ある意味すごく地味な、

だからこそ大変味わい深い映画でした。

 

このようなものを体験すると、言葉になるまでに時間がかかります。

つまり表面的でない多くの情報が、どのように自分の中に沈殿し、

底に沈んだものがどういう姿をしているのか水が透き通るまで見えない。

言葉が出て来ないのです。

 

シーモア・バーンスタインさんは、御年89歳になられるNY在住の現役ピアノ教師。

50歳で現役を引退するまでは、

一流のコンサートピアニストとして演奏活動を行って来た人。

早い引退の理由に、音楽の商業的な側面に嫌気が差したこと、本番(暗譜)の恐怖、そして創作活動(作曲)の時間が足りないことの3つを、映画の中で語っていました。

 

つやつやとした福々しいお顔と身体の動き。(可愛いおじいちゃん♪なんて言ったら失礼?)

何と生き生きとした89歳なのだろうか!と感嘆して見ていました。

こんな風に歳を重ねたい!

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作曲中のシーモアさん

 

若さの秘訣は?

やっぱり音楽?

若い人たち(生徒さん)と交流しているから?

自分らしく生きているから?

それとも、、、?

 

書き留めておきたくなる多くの珠玉の言葉たちも素晴らしかったけれど、

何よりもシーモアさんの奏でるピアノのまろやかな優しさ、

心に降りてくる音の深さが身に沁みました。

彼のピアノを聴いていたら、本番前「千の言葉よりも、音楽の力を信じましょう」と

言ってくれた友人のことを思いだしていました。

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映画を観る前にネットで注文してしまったシーモアさんの著作。

どこを開いても、深い分析、鋭い考察に感嘆し、温かい気持ちが拡がります。

宝物の一冊になりそう。

 

シーモアさんの人となりを一言でいうと「神様のような人」なのだそうです。

人のことと自分のことを重ねていつも親身な人。

素敵な方ですね~。

 

シーモアさんが大事にしているのは「献身」。

私も、音楽への献身が伝わってくる演奏を聴くことを、何よりも喜びと感じます。

それは、作曲家への敬意と共感であり、音楽の神様への賛美でもあり、

会場の聴衆とかけがえのない瞬間を共にすることの感謝、

音楽を奏でることそのものへの感謝でもあるから。

 

「才能の差よりも、身を捧げて生きている度合いの差の方が結局は大きく、

個人にとっては、一生を送る甲斐がある」と。

~身を捧げて生きる~ なんと美しいことでしょう。

 

もう一つシーモアさんが大事にしていることは、「シェアすること」

「演奏するとは、感動を他人と分かち合うことなのだ」ということ。

深く頷きたくなりました。そうです。そうなんです。心からそう思います。

 

 

また一つ 理想の音が増えました。

あんな包容力のある温かい音を。

あんな優しく大切な音を。

あんな風に和声の中で呼吸して、

和声の感情に導かれるまま自然に、

あんな風に作品に身を捧げて情熱的に奏でたい。

 

瞬間で消えていくように思える音楽が、

永遠のものだと信じられる音。

 

ずっと耳の奥で、身体の中で響き続けています。

2016年10月23日 (日)

レッスン

先日急なお知らせだった 守谷市文化協会40周年記念式典での演奏、

さきほど楽しく終えました♪

 

8:30集合、8:45通しGP、本番は10:40からとバタバタした午前中でしたが、

明るい音楽部会のメンバーと一緒にステージ(楽屋も!)を創って行くのは楽しく、

地元の仲間の有難さを改めて感じました。

ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。

 

さて、私はこの10日ほどの間に2回、

ものすごく久しぶりにレッスンを受けて来ました。

 

先生は、パリ在住の素敵なマダム。

といっても、私がパリに飛んだのではなく、先生のご帰国中のこの期間にご紹介いただき、

レッスンのチャンスを得たのです。

 

紹介してくださった友人も、とても尊敬する演奏家。

友人からは「素晴らしい先生」と聞いていましたが、全く未知の方。

そしてレッスンを受けること自体があまりにも久しぶりなため、

お会いする前はかなり緊張していました~(~_~;)

 

でも、電話でお話しした時の声の温かさから、すごく素敵な方だという予感がして、

東京のお宅を楽しみに訪問。

1カ月まえのシュトラウス(もう崩れかかっていた~)と、

12月に弾く予定のシューベルト(まだ仕込中、、、)を材料に、

観ていただきました。

 

一番知りたかったのは、基礎練習のこと。

教材を元に、どんなことに気を付けて筋力を上げるのか?

はたまたどう脱力するのか?を丁寧に教えていただきました。

 

これからやることがたくさんあります!

時間のやり繰りして、練習時間もっと増やさなきゃ♪

 

4歳で始めたピアノに続いて、小5で始めたヴァイオリン。

特にヴァイオリンに興味があったわけでもなく、

音楽は大好きだけれどピアノには手が小さい、

けれども「すごく耳がいいから、、」と勧められて始めたので、

大してやる気もなく、何となくやっていたという

もったいない中途半端な青春時代でした。

 

あまりにも下手な自分が嫌になって、ようやく本気になったのは高2の秋。

そこから猛練習して桐朋に何とか入り、

そんな感じなので抜けている部分が多い、基礎練習、訓練が足りていない、、、と

常々思っていたのです。

驚かれるかもしれませんが正直言うと、ヴァイオリンは苦手、

コンプレックスと思っていた時間がすごく長かった。

 

大学時代とオケ在籍時はよく練習しましたが、

結婚後、娘の療育等に集中するため10年やめていた時期もあり、

復帰した後ようやく感覚が戻ったかな?と思ったところで

今度は筋力の衰え、ますますの硬さ、老化を感じることが増えてきて、

「何とかせねば!」だったのです。

 

そこで、昔は大嫌いだった基礎練習を6月から復活させ

(左の五十肩のリハビリもしながら)、

今回レッスンで、新たなしっかりした道筋のアイディアをいただき、

今 希望に満ちている気分です。

私はまだまだ成長できると思えるのが、すごく嬉しい。 ← 単純なわたしです(^_^)

(もちろん、これからの日々の努力が何よりも大事なのは、言うまでもないこと)

 

ヴァイオリンはピアノに比べて、年を取ると弾けなくなってしまう人が多い。

もともと弾く姿勢が不自然だからなのか?

あるいはよっぽど、弾くための筋肉を付けておかないといけないのか?

もしくは、持って生まれた柔軟性が必要なのか?

 

バレリーナは、毎日のバーレッスンを欠かさないように、

ヴァイオリニストも基礎練習は欠かしてはならない日課なのだ、、、と

最近つくづく思うようになりました。

(完璧なヴァイオリニスト ハイフェッツは、音階練習を大事にしていたと聞きます)

地味な基礎練習大嫌いだったのが、方向転換です!

そんな新しい自分が面白い。

いや、いよいよ困っているからかな、、、(+_+)

 

もともと歌やピアノの方が好きで、本当はそっちに進みたかった私。

ようやく自分はヴァイオリンでもいいかな?と思えるようになったのは、

大学卒業後3年目。オケに居た頃です。

そんな遅咲きなのですが、今はヴァイオリンが何よりも好きだと思う。

生まれ変わってもまた、ヴァイオリンを弾きたい。

 

いやそんなことを言う前に、

心から願う理想の音を出したいから、

心に思うものを思い通りに表現したいから、

今この楽器を通して伝えたいこと、

分かち合いたいことがたくさんあるからという気持ちが溢れて来ています。

 

アメリカの画家 グランマ・モーゼスが、

子育てを終え60過ぎて初めて絵筆を取って、

温かな素晴らしい絵を描き続けたように、

いつスタートしても、いつやり直しても、遅いということはない、、、と

自分にささやいてみています。

そしてその時が来たのなら、迷わず集中する。

 

若いからできること、

ある程度年齢を重ねたからこそできること、

人それぞれの時間を輝かせて過ごせたら、、と思うし、

頑張っている人を見ると自分も力をもらい、また誰かを応援しようと思う。

私もたくさんのありがとうのご縁のお蔭で、

谷あり山ありの道を何とか歩んでいます。

(谷の方が先の気分 (+_+)

 

そして、今出会った先生 とても素敵な方なんですよ!

2回のレッスンで、すっかりファンになってしまいました♪

 

教えることのスペシャリストでいらっしゃいますが、

エレガントで凛とした美しさと、洗練された魅力の憧れの女性であり、

それでいて 気さくで正直でとても親切な温かいお人柄。

1回目のレッスンの後、何よりも「またお会いしたい!」と思った先生でした。

 

このような出会いをもたらしてくれた友人、

そして今練習できる環境にあることに心より感謝。

 

次回のご帰国を楽しみに、精進します!

 

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写真はブログの内容とは全く関係ありませんが、

今日の午前中、娘を担当してくれた夫が娘と一緒にお散歩に行った

柏市のあけぼのやま公園(我が家から車で10分)の 今見ごろのコスモス。

秋ですね~。

2016年10月20日 (木)

祝・守谷市文化協会40周年

守谷市文化協会は、この度40周年を迎えます。

 

私は守谷に越してきて、もうすぐ22年になりますが、

先輩方がコツコツと築いて来られたんだなあ、、、と、

私の知らない40年という長い歴史に思いを馳せています。

 

今度の日曜日、1023日の午前中に、

守谷市中央公民館にて40周年の記念式典が執り行われ、

私も急きょ演奏することになりました。

当初、非公開の催しかと思っていましたが、

つい先日本部より「皆さまお誘いあわせの上、、、」とのお達しがありましたので、

直前ですが、ブログにてご案内いたします。

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昨年から参加している守谷市文化協会。

まだ新参者でまだよくわかっていないのですが、

聞くところによると会員数200名の大所帯だそうなのです。

 

私が参加している音楽部会(クラシック音楽)以外に、

美術、華道、茶道、園芸、芸能、事業部会などたくさんの部会があり、

先生もお弟子さんも会員となって、

守谷の文化を豊かにしようと協力して運営しているようです。

音楽部会でも役員さんの献身的な働きには、いつも頭が下がります。

皆のボランティア精神で成り立っている会なのです。

 

音楽部会の年間行事は、

6月の「舞と響き」(芸能部会と音楽部会による)、

11月の「若い芽のコンサート in Moriya」の運営と、

音楽部会会員による3月の「スプリングコンサート」の3本立て。

 

若い芽のコンサートは、1113日(日)14:00~ 中央公民館にて、

守谷の若い音楽家(今年は小1~高3まで)たち28名の演奏をサポートします。(無料)

 

毎年3月に行われる音楽部会会員による

スプリングコンサートは、今度で4回目。

プログラム後半は、

豪華客船他各地で演奏を行っているアンサンブル・リリアンと、

日本フィルハーモニーメンバーによる金管五重奏のゲスト演奏が目玉となっています。

こちらは、来年35日(日)14時開演  入場料 前売り大人¥1500、子供¥700

 

 

さて、今度の日曜日23日の記念式典終了後、

私も文化協会音楽部会のメンバーとピアノトリオで

小品を3曲、15分ほど演奏します。

 

演奏は10:30からで、私たちがトップバッター。

この日のピアノトリオは、KOSMOSの古谷真未さん(チェロ)、

アンサンブル・リリアンの増田みのりさん(ピアノ)と。

今日リハーサルを行って来たところですが、楽しい演奏をお届けする予定です♪

 

その後声楽、そして邦楽、踊りと続き、出し物(?)は11:30までの1時間。

この催しは無料ですので、お時間がある方はぜひ日曜日の午前中、

中央公民館にいらしてくださいね!

秋の日の楽しい一日となることと思います。

 

他の催し(若い芽のコンサート、来春のスプリングコンサート)では、

私もスタッフとしてお手伝いで会場に居ますので、

もし見かけかたらお声を掛けてください(^_^)

 

 

守谷市文化協会40周年記念式典

1023日(日)守谷市中央公民館ホールにて

 

10時より記念式典

10時半より演奏      入場無料

 

2016年10月10日 (月)

最初と最後の思い出の土地へ

この土日、とても久しぶりに裏磐梯まで出かけて来ました。

娘のてんかん発作が再発するまでは、

毎年帰省とは別に家族旅行を計画していた我が家。

その中でも一番多く訪れたのが、福島県の裏磐梯でした。

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息子が高2の時に、日光に行ったのが家族旅行の最後。

高校生の男子はさすがに、親と散策をするような旅行にはもう行きたくない、、

と言い出し、それに加えて娘のてんかん発作の対応の難しさで、

このところ旅行は気後れしていたのです。

多分、その日光の前年が裏磐梯だった、、と記憶しています。

そう、今回で多分7回目。

磐梯山の最後の噴火は1888年だそうで、

それ以来、300にも及ぶ湖や沼ができたという地形。

(湖好きにはたまりません♪)

阿蘇山噴火のニュースを聞いて、ここも火山地帯!と九州生まれの私は、

リアルに感じていました。

 

リピートするのは裏磐梯の自然が好きだから、、、というのはもちろん、

ここには家族の思い出の印がたくさんあるのです。

 

娘が生まれて初めて出かけた夏の家族旅行が、ここ裏磐梯。

当時首も座らず、この先どうなるのか不安でいっぱいだった私たちは、

泊まったペンションの近くで流れ星が見えると聞き、

流れ星に「娘の首が座りますように、、、」と

願いを掛けるまでは帰らない、、と粘って、

生後8か月の娘に風邪を引かせてしまったこと。

 

翌日たまたま立ち寄った、弥六沼という湖のほとりにある「裏磐梯高原ホテル」の庭で、夏の青空の下、車いすの男の子とその家族の笑顔を見て、

「私たちも子供に障害があっても、あんな幸せな笑顔の家族になりたい」と願ったこと。

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亡くなる前年の父が、病気で弱っていた身体にも関わらず無理を押して

幼かった孫に、家族に、

思い出を残そうと頑張って出かけた最後の旅行も、秋の裏磐梯。

同じこのホテルでお茶をしたときの写真は、ずっと記憶の中に残っていました。

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そして、私自身の子供の頃の夏の旅行が、

阿蘇九重のレイクサイドホテルというところに

毎年のように泊まっていたこと。 (現在は残念ながら、もう閉鎖。(>_<

ここも同じように湖に面する森の小さなホテル。

お蔭で私は、湖のほとりに佇むホテルというロケーションに、

めっぽう弱いのです。。

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息子は来春就職で関西に行ってしまう。

母も私よりも元気なくらいだけれど、それでも年齢は80に近づいている。

家族の現在のいろんなことを思うと、ぜひ今再びあの思い出の場所へ!

ということに、急きょ決まりました。

 

奮発して今回こそは、裏磐梯高原ホテルに泊まりたかったのですが、

すでに満室(>_<)

別の宿を取りました。

でも二日とも雨模様、しかも日曜日の現地は13℃という寒さ。

気温差と寒さが娘の発作の引き金になるので、

用心深い私は念のために、

ポケッタブルのダウンジャケットも持参していましたが、

それでも寒い!

コンビニでホッカイロを調達。 

(どこにでもコンビニがあって、日本ってありがた~い)

それで何とか忍んでも、風が強い中ではあまり外を散策する気にもならず、

残念ながら裏磐梯を満喫とまでは行きませんでした。

 

でも、父の話をたくさんして懐かしみ、美味しいものもいただき、

寒くとも笑顔がたくさんの写真が、新しい思い出に加わりました。

天気が悪かったからこそ、これで終わりではなく、

また来よう!と強く思った旅。

 

演奏もそう。

「今回はうまく行った~♪」と喜ぶよりも(ごくまれにしかない、、)、

いつものように「あそこが、ここが、、」と反省ばかりの時、

さらには「悔しい!」と思う時の方が、

落ち込んだ後、次に向けてのエネルギーがふつふつと湧いてきます。

 

今回は今回で思い出深い旅でしたが、

また行きたい!というさらに大きなエネルギーをもらったかな、、と

思います。 (火山の土地だからね~)

ここ数年娘の発作対応の難しさと自分の体調の変化で、

旅行に出かける気力さえなくなっていた私でしたが、

確実に元気になって来ているのを感じられたのも嬉しかった♪

復活の気分です!

 

旅は、人生の日常の記憶に残る印をつけてくれるアクセント。

アクセントという点を辿るとき、

その点と点の間にあるいつもの日常も振り返れる。

音楽もアクセントだらけだったら、何を聴いていいのかわからなくなる。

日常の雑事から離れ、自然の中でゆっくりとしていると、

ふと記憶に上ってくるもの。

今観ているもの感じているものだけでなく、

立ち止まっているからこそ得られる感覚。

 

旅、行事などの特別なことが映えるのは、日常を大事に生きるからこそ。

過去の懐かしさも、今の愛おしさも、これからの希望も不安も寂しさも。

そしてそれは、音楽の中にはいつもある、、、と思うのです。

だから、大変でも、生きていることも音楽も、素晴らしい。

 

日常に戻り(今日は旅の片づけに追われていました)、

また自分の持ち場で頑張ります。(*^_^*)

2016年10月 7日 (金)

イタリア再訪

イタリア再訪、、、なんていうタイトル付けましたが、

もちろん守谷に居ます。

守谷のイタリア「さくら坂vivace」♪

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ここはかわいいものがたくさん置かれています。

 

念願の娘の成人式写真を午前中に無事撮り終え、

お昼は母をぜひ連れて来たかった守谷のイタリアンレストランへ。

 

トリオコンサートの打ち上げ(6月)にも使ったここですが、

今日もお天気に恵まれて、秋もとても良かったのでした!

あの時以来だけれど、私が頼んだのはまたしても

小柱のレモンクリームのパスタ。 (美味しいものは忘れない(^_^)

 

ウェルカムドリンク(今日はりんごとレモン)、

新鮮なグリーンサラダとかぼちゃとエビのマッシュサラダ、

ビシソワーズ、

お好みのパスタ、

そしてデザートセット、飲み物。

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メインダイニングで食事をした後のデザートは、

別棟のイタリアのトラットリアに移って気分を替えて、

その後楽しいお庭を散歩しました。

娘と母のとびきりの笑顔、

写真を撮るのにワクワクしている夫、

残念ながら提出物がある息子は大学に行きましたが、

「守谷っていいところよね~♪」を満喫できる時間でした。

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ハンモックが揺れる 楽しい東屋。

ここでお昼寝したら気持ちよさそう~♪

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イタリア民家風の小屋もある。

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我が家のカメラマン。

 

まず朝何事もなく(朝起こりがちなてんかん発作が心配だった)一日をスタートでき、

9:30~写真撮影の前に美容院で髪をセット。

カーラーで巻いてもらっている時の娘の緊張した顔。

(これって何してるの?という表情)

外したら「ああ~何事もなかった、、」とほっとした笑顔。

 

スタジオマリオ小絹店に行くたった15分の間に娘は寝てしまい、

さくら坂vivaceの帰りにも寝てしまい、

うちに帰ってもただ今お昼寝中です。(私以外みんな休憩中)

おばあちゃんが作ってくれたドレスに大喜びし、

日頃と違う特別な行事で緊張したりで、疲れたのね、、、。

 

小絹店には娘の同級生のママが勤めているので、

安心できる雰囲気の中で撮影ができ、感謝です。

出来上がりが楽しみ♪

 

www.sakurazaka-vivace.com/  さくら坂vivace

2016年10月 5日 (水)

手作りの優しさの中に

一つ違いの妹とはずっと部屋が一緒で、分身のように仲が良かった私たち姉妹。

この着物の生地は、亡き妹の晴れ着。

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27歳という若さで病気で亡くなった妹の振袖は、

その後従姉妹たちの成人式でも活用され、

この度うちの娘のドレスに変身しました!

 

身体はまん丸いのに手足は細いという体型のうちの娘は、

服選びが難しくいつもリフォームが必要。

ましてや着物はもっと難しいと思われ、

昔洋裁を教えていた母が、ドレスに仕立て直してくれたのです。

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今年の12月で21歳になってしまう前に、

ちょっと遅れて成人式の写真を撮りに行こうと計画。

この3連休はドレスの作者である母が上京し、

うちの家族四人と共に写真撮影。

そして思い出の地への1泊旅行という二つの行事を計画しています。

 

以前のブログでも母のドールハウスの話題を出しましたが、

母はそれに加えて無類の綺麗好きで整理上手。

私が知っている中で、母の家が一番すっきり片付いていて綺麗。

でもその娘の私はというと、、、

子ども達が成人して、ようやく自分の本当にやりたいことを、、と思って以来、

家の大掃除が手薄になっていました(>_<)

 

世の中は1億総活躍時代と推奨され、

外に出て働くことだけが活躍することのように言われていますが、

主婦業をきっちりやるのって、相当な時間とエネルギーが必要なのです。

どこまでやるかはその人次第、その家次第でお任せですけれど、

綺麗好きな人にとっては、家事はきりがない仕事。

しかも休日も定年退職もない。

好きじゃないとできない仕事なのかもしれませんね。

 

私も家仕事は好きな方ですが、それよりももっと音楽がしたい。

音楽の勉強はさらにきりがないんです。(時間が足りな~い、、、)

 

家庭訪問前の気分で、母が来る前に片づけ掃除に励んでいますが、

そういうことでちょっと言い訳(^_^)。 (←母への)

あまりきれいでないのよね、、、。  (間に合わない~)

 

 

でも、リハーサルでうちを使ってもらう、

誰かを食事に招く、

泊まりに来てもらう

というのも、主婦である役割を中心に置く良いチャンスです♪

 

うちの母の手編みのセーターを冬は愛用し、

ドールハウスを飾って和ませてもらっていますが、

義母も多彩な人で、数々の趣味の最後の方にはまっていた陶芸の作品に、

私たちは見守れて暮らしています。

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このかめの側には、亡き父と妹、そして前の桜文鳥の遺影が飾ってあり、

さながら我が家の仏壇のような感じです

 

義母が、カメが好きなうちの娘のために作ってくれたカメの家族。

この子たちがうちに来た頃は、確かにこどもたちはこんな感じの子カメでしたが、

今はすっかり大きくなってしまいました。

けれどもこのカメのファミリーを見る時に、

私たち家族が歩んできた道のりも

自分の中に息づいているのを感じます。

 

遠く離れて暮らす親が想ってくれている気持ちと共に生活できること。

改めて有難い、、、と思います。

我が家はずっと娘のことが大変なままの暮らしで、心配してもらうばかりでした、、、。

 

家族は空気のような当たり前の存在だけれど、

その空気こそが何より有難いのだということに、

ふと立ち止まって気が付く。

今はそういう時間の中に居ます。

 

お母さん ありがとう。

2016年10月 1日 (土)

アンサンブル・ルナの看板完成!

私たちのデュオ「アンサンブル・ルナ」の看板が完成しました!

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4月のピアノトリオコンサートの時がお披露目となったコンサートの看板ですが、

実はあちらは私たち二人が参加するコンサート(3人以上の)で使うもの。

私たちのデュオコンサートの看板はまた別に、、ということで、

Mizueさんがもう一つ作ってくれました!

 

今回もまた、私たちの癒しのパートナー ネコのみーちゃんと、

文鳥のピピがおもてなしです。

でもチラッとのぞいているだけ、、、。

「これから何が始まるの~?」という目をしてのぞきこんでいます。

いや、本番を見守ってくれるのか? (*^_^*)

(ほぼすべて私の練習を聞かされているうちのピピ、、、、

   いつも寝ている、、、zzz)

 

看板初お目見えとなるのは、

多分来年5月の企画コンサートの時になると思います。

この看板を目印に、どうぞいらしてくださいませ~。

 

実は、私たちが参加させていただいている

「つくば朝のサロンコンサート」の看板も、

彼女の手によるもの。

1階につくばの中央図書館があるアルスホールには、

まだお馴染みでないという方。

ぜひ、こちらにもお出かけくださいね。

TXつくば駅A2出口より徒歩2分ほどの交通の便の良いアルス。

ホールは2階ですが、天井が高く響きが良いのですよ!

 

次に私たちがお知らせできる本番は、1216日(金)。

この「つくば朝のサロンコンサート 第112回目」です。

毎月第3金曜日の午前中に開催されている出演者リレー方式の、

通称「朝コン」。

もう112回なんてすごいことです!

「朝コン」ぜひ覚えてくださいね!!

 

月に1回、アルスに行って仲間の演奏を聴き、

会場のお手伝いをし、おしゃべりもし、

コンサート後の「お茶会」と称するミーティングに参加するのは、

私の毎月の楽しい行事♪

 

仲間がいるって本当に素敵なこと と思えるコンサートに参加させていただいて

とても有難い、、、といつも思います。m(__)m

 

あれっ アンサンブル ルナの看板の話のはずが、

朝コンのことに話題がそれました。

 

そう、次回の私たちの演奏のご案内と言っても、

実はそれぞれ別の演奏家との共演となります。

 

Mizue さんはベートーヴェンのピアノトリオ第3番。

私はシューベルトのロンド・ブリランテと、パガニーニのカンタービレ。

組み合わせが変わると、どんな音になるか?どんな音楽が生まれるか?

お互いの演奏に、エールを送りたいと思います♪

 

来年は、5月、7月、9月のコンサートで、

アンサンブル・ルナのデュオをご案内できる予定です。

 

デュオの看板はまだ出し惜しみして恐縮ですが、

まずは1216日、アルスホールにぜひいらしてくださいね!

 

 

http://forest-note.com/

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