ただ今 仕込みの真っ最中!
夜になると、秋の虫の声が聞こえるようになりましたね。
今近くで1匹鳴いています。
ミの音に近いピッチで「ジジジジジジジ、、、」と7連符リズムの虫って、なんでしょう?
1匹だからわかりやすいけれど、やはり虫であっても、
アンサンブルの方が聴きたいな、、、と思ってしまう私です♪
今準備しているのは、R.シュトラウスのヴァイオリンソナタ。
ヴァイオリンソナタと言っても、室内楽作品では二つの楽器は対等ですし、
特にこの曲はピアノの音がとにかく多く、難しい!(黒い譜面、、、)
ヴァイオリンも並みのヴァイオリンコンチェルトよりも難しい
という記述も見かけましたが、それほどでもありません。
私は自分でせがんで4歳からピアノを始め、
残念ながら手が小さいのでピアノには不向き、
けれどもすごく耳が良いからと薦められ、
小学5年生でヴァイオリンに転向したクチなので、
一応ピアノも少しは弾けます。
いつも本番を迎える自分の基準として、
ピアノパートも弾けるようになること
(もちろんゆっくりのテンポ)を目安にしていますが、
今回の曲はちょっと難しすぎる (>_<)
いつも譜読みの段階で、一度しどろもどろでピアノパートを弾いてみます。
その後ピアノパートを練習することはなくとも、
本番の前にまた弾いてみると、あら不思議 ゆっくりだったら何とか迷わず弾けるようになっている、、、というのがいつものこと。
でもこの曲は、臨時記号(♯♭)がすごく多く(どんどん転調していく)、
あまりにも音が多いので、私の頭ではついていけない。。。
そろそろ自分がどの程度ピアノパートが頭に入っているのか確かめるためにも、
再びピアノ譜を弾いてみる時期です。
作曲者から「あなた わかってるか?」と問いかけられるような
試験の気分!
いや、、もうちょっと後にしよう、、、、(~_~;)
毎晩お風呂上りに30分ほど、リビングのテーブルに譜面を広げて勉強中。
これが楽しいんですよね~。
夜遅い時間だとやっぱり眠くはなってくるけれど、毎日何か発見があって
明日音を出すのが楽しみになる♪
その繰り返し。
それよりも楽しいのが、リハーサル♪
私たちのリハーサルは、お互いの仕事は自分で責任を持ち、
それぞれが考え工夫して来たものを持ち寄って一緒に弾くスタイル。
(いや、正確には彼女に弾きにくいところをお世話になっていることも多々あります、、)
迷うところ、考えが違うところは相談するけれど、
基本的にはお互いにどうしたいか聴きあいながら弾いていると、
時にはどちらかが仕掛けてそれについていくと、
一人で弾くだけでは出てこない新しいものが生まれてきて、ワクワクします!
たった一つのアイディアから、その先に広がる未知のなるものに出会えた時は、
特に感動を覚えます☆
この感覚は、私にとっては彼女とだけのもの。
唯一無二のパートナーとの音楽の時間は、至福の時でもあるのです。
(一人で練習している時、なかなか思うように弾けない時は、
かなり気が滅入ることもあるけれど、、、)
さあ今回は、どこまで行き着けるかな?
少~しずつ見えて来ていて、皆さまを音楽の物語の世界にご案内できるよう、
仕込み頑張っています (*^_^*)
9月16日(金) 10:30~ 「第109回つくば朝のサロンコンサート」
つくば文化会館 2階 アルスホール 当日券のみ
http://forest-note.com/
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祈りのCD3枚希望です。どのような方法で購入できますか
投稿: 鈴木万紀子 | 2021年9月14日 (火) 13時44分
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投稿: 鈴木万紀子 | 2021年9月14日 (火) 13時45分