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2016年5月15日 (日)

ねむの木学園 美術展

昨日、以前から観たいと思っていた「ねむの木学園」の美術展に行って参りました。

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会場には優しい空気が流れていました。

無心な集中力から生み出される作品の数々は、健常者には真似できない世界のものばかり。

健常者と障害者を分けて考えたくはないのですが、

日常生活、社会生活の能力は健常者が勝っていても、

見えているもの、感じていることの微細さというレベルでは、格段に彼らの方が上だと感じます。

目が曇っていない、心が曇っていないからなのでしょうか。

 

無心であることの素晴らしさ、

目の前のことにとことん向き合う 今を生きる心、

苦難の末に、自分らしくあることを受け入れていること、

静かに語りかけてくる作品からは感嘆と共に、学ぶべきことをたくさん受け取りました。

 

夫も日を換えて観に行って、「初めて図録を買った!」とお土産に。

どれも素敵だったので、図録分の値段買ってしまったポストカード。(私)

 

宮城まりこさんは、もう89歳になられるそう。

夫も言っておりましたが、宮城さんは優しくて厳しい空気をお持ちでした。

本物の愛を持つ人の空気だと感じました。

 

私にわかる唯一のことは、この子達を遺しては逝けない、、、そういう思いで日々生きていらっしゃるのだろうと思うこと。

 

私の最終的な願いと目標は、重い障害のあるうちの娘を安心して託せる社会の実現。

そのために自分に何ができるか?を問うても、答えなんかみつかりません。

無理やりこじつけて、音楽で少しでも人の心を豊かに優しくできたら、少しはその願いにつながるかも、、などと考えてみても、そこまでの道のりは気が遠くなるほど長い、、、。

 

素晴らしい作品の前に佇み、私に何ができるのだろうか? を改めて考えた美術展でした。

 

 

529日(日)まで、銀座2丁目メルサの5F 東京銀座画廊・美術館でやっています。

ぜひ、皆さまに観ていただきたい美術展です。  

10:0018:00

 

追記:37日に骨折して9週間ギブス生活だった娘も、先日無事にギブスを卒業しました。

まだ、右腕をぶつけない、腕を強く引っ張らないことなどの気を付けることと、リハビリと、完治までの道のりは長いのですが、とりあえずワンステップ前進です。ご心配いただきお祈りくださり、ありがとうございました。m(__)m

 

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