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2016年4月22日 (金)

新緑に心躍り 祈る

 

まだ捻挫が治りきらないうちの娘。

おとなしく家に居ますが、今日は用事ついでにちょっと新緑ドライブ。

うちの近所には自然が溢れています。

言葉がない彼女が車の中で「あっ!」という声で、降りたいという意思表示。

Photo

 

 

やっぱり車中から見るのと、その中を歩くのでは全く別世界。

車から降り立ち歩く彼女の表情には新緑のような輝きがあり、横で見ている私でさえ心が躍るほど。

だれよりも外の世界と呼応している、、、とそういう時、思います。

そして私も有難く、幸せのおすそ分けに与ります。

 

 ゆっくり一緒に歩いているうちに、自分の感覚も開かれてくる。

満天星つつじが鈴のように、風に吹かれていっせいに揺れる。

その音楽を聴きたいと願う。

 

 あちこちに鶯の鳴き声が響く。

その偶然のハーモニーを風が運んでくる。

私も鳴き声と共に、風に乗る。

 

 

昔、障害のある子には、自然の音は愛に満ちて聞こえるのだ。と聞いたことがあります。

うちの娘は言葉が喋れないけれど、今日みたいな表情を見ていると、そうなのかもしれないなあ、、と思ったります。

 

 

作曲家も散歩が好きな人が多くて、ベートーヴェンやブラームスの散歩好きは、特に有名。

彼らも森を歩きながら、自然から愛の言葉を聞いていたのかもしれない、、、などと想像するのはとても楽しい。

 

 

新緑の時期は私の一番好きな季節。あっという間に太陽が濃い緑色に変えていくけれど、命が生まれたばかりの柔らかな輝きを、毎年楽しみにしています。

 

 

そして、その色を目にしていると、熊本阿蘇のことを思いだす。子どもの頃家族旅行で毎年出かけた、阿蘇九重。阿蘇と九重を結ぶ「やまなみハイウエイ」は北海道のような、開放的な緑の景色。

どこよりも好きな思い出の風景。

 

 かの地が今 大変なことになっている。

祈るしかできないけれど、せめてこれからボランティアを受け入れられるようになったら、

たくさんの人が訪れてくれて被害に心を寄せると共に、

熊本の、阿蘇九重の自然の素晴らしさのファンにもなってもらえたら、、と願っています。

 

まずは今を何とか乗り切ってくれますように。

そして交流が長く続いていきますようにと願っています。

 

 昨年の常総の水害の時は、家族がそれぞれ別の日に別の場所にお手伝いに出かけました。

自分たちにとって、有難い経験をさせていただいたという気持ちが残りました。

支援物資の仕分けに参加した体育館は黙々と作業をする中、爽やかな空気が流れているのを感じていました。

こんなにたくさんの人が、知らない人のために自分の時間と力を提供しているのを目の当たりにして、なんだかほっとできる気持ちになれた、人を信頼できる気持ちになれた、それがその時のボランティア体験の報酬でした。

 

今回は多分寄付くらいしかできないけれど、いつも祈りたいと思います。

それぞれの土地で、助け合いの輪が生まれますように。

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