トップページ | 2016年4月 »

2016年3月

2016年3月30日 (水)

「お散歩Meditation」

 

春の散歩は、特に楽しい。

だって、暖かくなって肌もゆるみ、景色は毎日違ってくるから。

今本当はコンサートの準備で忙しく、とても散歩に出かける時間の余裕はないはず、、、なのですが、娘が自宅療養中につき、毎日3040分 彼女と短い散歩に出かけています。

 

とても小柄な彼女とは、Largoのテンポで。

手をつないで、ゆっくりのんびり歩いていると、景色もじっくり味わえます。

運動のためのウォーキングとは違う、まさにお散歩♪ の時間を私は愛しています。

 

歩く速度が落ちると心拍数も穏やか。それに伴って心の中も静かになってくる。

家に居ると「あれして、これして、今日中にあれもやらなきゃ! ああまだこれが終わっていない、、」とスケジュールを見ながら焦る、コンサート直前の日々。

 

でも、娘と歩いていうちに、次第に大気の中を泳いでいるような気持ちになってくる。

「もうすぐこの花が咲きそうね」「新緑が出てきたよ!」と話かけながらも、次第に口数は少なくなり、ただ二人で 歩くリズムを楽しむ。

 

そのうちに、音楽が頭の中に流れ始める。 

自分が今弾いている曲だったり、耳に残っている音だったり。

 

一つ一つの音を慈しむ。

和音を自分の中に響かせてみる。

和声の推移の中に動く感情を味わう。

気が付くと私は音楽と共に歩いている。

 

そして、帰ってからもう一度楽譜を読み、楽器を通して身体を使って、今自分の中に生まれたものを音にしてみる。

音は在るべきところにあるのか?

想い描いた音が鳴っているのか? を聴く。

 

介護をしながら音楽活動をしている私は、よく「もりさん いつ練習しているの?」と聞かれる。

楽器と向き合う時間はそんなには取れない。

だから、日常の生活の中で、私は音楽と共に居ます。

時には、料理をしながら、他の家事をしながらも。

 

あれっ メディテーションじゃなくて、練習だった?  

そう 私にとって練習は、あるときは瞑想なのです。

http://forest-note.com/

2016年3月28日 (月)

トリオコンサートのリハーサル

   土曜日は、2回目のトリオリハーサルでした。
我が家の狭い6畳のレッスン室(しかし、勾配天井)に、3人の音が鳴り響きまし
た。
楽しく充実した一時でした♪

今回は、トリオだけでなく、チェロとピアノのデュオも1回ずつ通してみられ、私
は部屋の隅で一人贅沢に鑑賞させていただきました。
めちゃくちゃ贅沢。 ホント贅沢極まりない。(*^_^*)

この日休憩を挟んで6時間続けたリハーサルの最後の時間帯。   日頃本番熱演のチェリストにあって、身体を全く揺らさずに弾かれる姿は、見た限りでは淡々と弾いていらっしゃるようでいて、その実、音は熱い熱い!!

ポッパーの超絶技巧は軽やかに鮮やかに!  サン・サーンスは、陽の光の下に輝く若い白鳥の王子を思わせる美しさ。

「とりあえず、、」で弾きはじめられましたが、そこはさすがソリスト!
ごく普通に弾いても、音だけで訴えてくるものが違います。

皆さまにコンサートでお届けするのが、本当に楽しみです♪

ぜひ、4月17日(日)15時開演の「華麗なるピアノトリオの世界」においでくださ
いませ!   

http://forest-note.com/

 Pianotriopng


3

 

2016年3月25日 (金)

今晩のコンサート

王子ホールでの.アリーナ イブラキモヴァ &セドリック ティベルギアンのモーツァルトヴァイオリンソナタ 全曲演奏会の最終日に向かっています。 いつも自分の大事な本番の前は、良いものを聴いて刺激をもらいに.コンサートに出かけます。 1458896914858.jpg 明日は4月17日「華麗なるピアノトリオの世界」のリハーサルです。 その前にも良い刺激を♪

アリーナの音は、とてもとても繊細で美しい。 和声の緊張と弛緩を元にフレージングする彼女の音楽は、一緒に呼吸していてとても心地良い。

そして.数多くのソリストの中にあっても.際立つ集中力の高さ。 大きく身体を揺らしながら弾くアリーナですが、音楽には一本のビシッとした芯が通っていて.その芯の揺るぎなさと.音楽の揺らぎとが不思議と混在する魅力的なヴァイオリンを聴かせてくれます。

パートナーのセドリックは、写真ではいつも澄まし顔。 でも.ピアノを弾いているときは生き生きとすごく可愛い表情。 あれっ 男の子のことのコメントは表情のことだけ?

何はともあれ、デュオを組んで活発に活動している彼らの音楽を.二列目かぶりつき!で楽しんでまいります♪

2016年3月24日 (木)

ゴランの桜

守谷駅近くのひがし野の「ゴラン」さんは、うちから一番近いパン屋さん。

この白い桜アンパン。 中は桜色の餡と、チーズが入っている!
ちょっとびっくりぽんな組み合わせだけれど、とっても美味しいんですよ♪


1458825743330.jpg



全体にお値段がお手頃のこのゴランさんの中では、1個220円という高めのお値段。
でも、美味しいから買っちゃいます♪  今年2個目。 何個買ってしまうかな~?


レジで私の前に並んでいた3人の可愛いお子さん連れの若いママも、トレイの上には同じ桜アンパンが!

同じ好みなのね♪ お昼は子供たちと笑顔でランチね♪ 美味しいことを知っているから、なんだか嬉しくなる。
桜アンパンで嬉しい一日になりますように。


ゴランさんには、去年の5月のデュオコンサート「月の光に魅せられて」の当日、私たちのお昼もお願いしました。


パッケージに「デュオコンサート」と可愛い印刷があり、中にはチョコレートで「ヴァイオリン&ピアノ」の文字がのったクッキーも!
楽屋で「わあっ!」とスタッフ一同歓声が上がり、テンションup!
     優しい気持ち、応援の気持ちが嬉しかったです。  ゴランさん ありがとうございます!


美味しい、安い、親切。  三拍子そろっていて、ファンです。


パンヲゴラン  Pain au goran    「56N」という看板。

営業時間・09:00〜20:00
定休日・毎月第3火曜日、 毎週月曜日


茨城県守谷市ひがし野2丁目1 ブランズシティ 1F

tel:0297-44-8767

今日のランチ♪

今日のランチは、リハーサルの合間に我が家で♪

いつも二人の家を行き来しながら、リハーサルを重ねる私たち。 練習の合間はお互いのペットたちに会ったり、お茶やお昼ごはんを一緒にして、いろんな会話が弾みます♪

メニューは、パンとスープとコーヒーのことが多い。 今日は我が家で、かぼちゃと玉ねぎの豆乳スープ(と言っても、水分が少なかっ た(~_~;)。 1458821454290.jpg でも、彼女が帰ってから、スープに茹で卵も入れようと思っていたのに忘れ ていたことを発見。   慌て者のワタシには、よくあることなんですが、、、。

今日のランチタイムの会話は、もっぱら作曲家 ラフマニノフのこと。 午前の練習の終わりに、彼女が練習中の ラフマニノフの「愛の哀しみ」(原曲 はクライスラーのヴァイオリン小品)を聴かせてもらって、そのお洒落な和声と 軽やかさに魅了され、食事中もずっと頭の中をラフマニノフの妖精(そんなもの いる?)が駆け巡っていました。

食事のBGMには二人が大好きなラフマニノフの「チェロソナタ」のCDをかけて、 「あ~ここが好きなの~」「ここが特に素敵~♪」と、心の中をピンクのハート で埋め尽くしながら、楽しいランチタイムを過ごしました。 好きな音楽が流れる食卓は、ますます楽しい時間になる。

ラフマニノフといったら、スケートの浅田真央ちゃんがソチのオリンピックフリー で滑った、あの感動の演技の曲。 心を打つ渾身の演技も本当に素晴らしかったけれど、その真央ちゃんを支えたの は、実はラフマニノフの曲の力なんだ、、と私は思っています。

ラフマニノフはこの曲を書く前に作曲した交響曲を酷評され、うつ病になって何年も曲を書けなくなっってしまった。そしてようやく書けるようになった、復活の記念的作品なんです。

そして、今日聴いていたチェロソナタもピアノ協奏曲第2番と同じ時期に書かれた曲。 そう聞くと、チェロソナタも聴いてみたくなりませんか? 本当に素晴らしい曲。うっとりしま~す♪

大好きな曲がある。それを聴くだけで幸せになれる。 そして大好きな曲がたくさんあると、もっと幸せになれる。 クラシックの世界には、そんな名曲が宝の山のようにあります。

どうぞ、クラシック音楽の世界へおいでください。 4月17日のコンサートも、素晴らしい作品たちが待っています。 そして、私たちが皆さまを笑顔でお迎えしたいと思います♪

コンサートの詳細: http://forest-note.com/

 

2016年3月23日 (水)

自分の中から始めよう

昨日は朝から.「華麗なるピアノトリオの世界」(4月17日}にたくさんの応援をいただき.ありがとうございました!
嬉しくてテンションがものすごく上がった1日で、予約もこれまでで最高の12枚!!

嬉しくて眠れない.なのに朝はまだ暗いうちから目が覚める。
今日はぼろぼろ。。
眠い。。頭 ますますはたらかない。。。
そういう日は.予約0。
人生そんなもんですね。

けれども夜に.私個人の嬉しい1日とは全く違うニュースを見て、その落差にものすごく揺さぶられました。

ベルギーの事件。
これから世界はどうなって行くのだろうという漠然とした不安。

事件に巻き込まれた方とそのご家族.そこに連なる方々の恐怖、無念さ.やるせなさ.怒りを思うと.何もできない私はただただ祈るしかありません。

911の後.私たちの大先輩 小澤征爾さんが
「もう音楽には何もする力がないのか..と力を落とした」と言われました。
でもその後程なくして、「だからこそ音楽を!」とも発言されていました。

平和はデモに参加しなくても.家の中からでもできる。

まずは自分の心に平安を。
家庭に笑顔と安心を。
友人とは信頼を。
コミュニティには互いの小さな思いやりを。
社会にあっては温かい共感の輪を。

まずは自分の中から平和を始めましょう。

ベルギーのことを祈ります。
1458738902063.jpg

2016年3月22日 (火)

一番乗りのチューリップ♪

我が家の出窓の下の.春の恒例のチューリップ。 とても気が早い子が、一人顔を見せました。

でも.ちょっと変。

がく からいきなり 花。

あなた本当にチューリップ?

もしかしたら、地面の下に茎があるの? これからどうなるのかな..?

自主企画コンサートの前の生活は.なりふり構わぬ忙しさ。

そんな中にあって、生命のユーモア(と.勝手 に1458631269389.jpg 思っているだけ.)に出会うと.忙しさに流される自分が、ふと立ち止まる。

嬉しきは.昨日なかりし花の咲けるを見ること

だったか?    その昔某国の大統領が日本を訪問された時に詠んだ句がありましたっけ。

私の何にも、共感の花がひっそりと咲きつづけています。

慌ただしい忙しい日常に.立ち止まって花に心を留めるような音楽でもありたいな..と思います。

4月17日 日曜日15:00開演 守谷市中央公民館 「華麗なるピアノトリオの世界」

ただ今.チケット発売中です!

コンサートの詳細↓

forest note ホームページのアドレス
http://forest-note.com/

http://forest-note.cocolog-nifty.com/

2016年3月21日 (月)

モーツァルトなケーキ

私たちのコンサートのティータイムでよくお出ししている守谷駅そばの メゾン ド ファミーユさん。 今日は久しぶりにケーキが食べたくなり.お昼前に寄ってみました。

お目当ては.「モーツァルト」という名のチョコレートケーキ♪ 音楽家なら、だれでも興味津々なネーミング。      ところか:ただいま製造をお休み中。(涙) 別のケーキを買って帰り,お昼ごはんのデザートに♪ もちろん、これも美味しかった!

1458556934244.jpg

ここの「モーツァルト」は.いろんな素材のムースが層になって重なったハーモニーを、チョコレートの包容力が優しく.けれどもしっかりと包んだ濃厚な味。 味も素晴らしいけれど.それにふさわしいお値段でもあるので.私は誕生日などの特別な日のケーキとして、マイスペシャルケーキ!とひそかに決めていました。 (今日は特別な日ではないけれど、、、)

パティシエご自慢の自信作なのですが.材料費高騰その他の理由で.しばらくお休みだそうです。 ファンとしては、ぜひ復活を待っています!

私は学生時代レッスン等で落ち込むと、一つだけケーキを買って帰っていました。ケーキの甘さと優しさと柔らかさがなぐさめてくれたことは、あれから何十年経っても忘れない。

ふと、コンサートもケーキも、生活の中での 位置が似ているかも?と思ったりしました。

なくても生きていけるかも?

いや.でもあったら、何気ない毎日に笑顔をもたらしてくれる。

少なくとも、私は音楽がないと、生きていけない。

そんな私にとって、生のコンサートは生きる力もらう大切な時間。

心を込めて造られたものは、ずっと忘れない。

そう 私も笑顔をもたらせることのできる音楽を創っていきたい。

4月17日のピアノトリオコンサート. たくさんの笑顔が会場に溢れますように!

ガンバります!               コンサートの詳細  http://forest-note.com/

メゾン・ド・ファミーユさん  守谷市中央4丁目12-10アルカザールA  火曜定休 0297-44-4661     駐車場が広く、お店が通りから奥に位置するので、少々見落としやすいのですが、オレンジ色が目印のお店です。

幻の「モーツァルト」は、リーフレットに載っている茶色の惑星です。

突然ケーキを食べたいと思ったのは、昨晩通りかかりで目にしたちびまるこちゃんのエンディングに、たくさんのケーキの絵を見たから(^o^)

コンサートの看板、できました!

ピアニストの山口泉恵さん作の コンサート看板が出来上がりました♪

一緒に活動させていただいている「つくば朝のサロンコンサート」の看板も、彼女の作品です。

ネコ好きな泉恵さん(みーちゃんという可愛いネコを飼っている)と、白文鳥(ピピちゃん)を飼っている私とのデュオですので、ネコと小鳥の看板で皆さまをコンサートにお迎えしたいと思います!

オーケストラサウンドが好きな泉恵さん。デュオで、トリオで、オーケストラのようなダイナミックな音楽を皆さまにお届けできたらいいなあ、、と思います。

この看板を目印に、会場にお入りくださいね♪

4月17日(日)15時開演の 「華麗なるピアノトリオの世界」 でお待ちしております。

コンサート詳細: http://forest-note.com/

Photo_2



2016年3月20日 (日)

真田丸のヴァイオリン ・三浦文彰さん出演のコンサート

そして、東京シティ・フィルの第298回定期演奏会にも、三浦文彰氏がソロ出演と知り、早速チケットを購入しました。

お席は、私の好きな前方中央。ほぼ、どんなコンサートも聴くということはもちろんですが、どちらかというと、観に行っています。奏者の呼吸も表情も、細かな動きもすべて吸収したい。つまり、勉強したい。

2月19日のシティフィルの定期演奏会のブラームスピアノ協奏曲第2番で、チェロ首席奏者の素晴らしいソロを聴き、オーケストラもとても良かったので、早速シティ・フィルの会員になりました。

私だけでなく、一緒に行った友人の一人はスコアを買い、もう一人も「会員になりたい♪」と言ったあたり、

その日の感動が伝わって来ませんか?

東京シティ・フィル 第298回定期演奏会 6月9日(水)19時開演 初台オペラシティ

「グローバル化を模索した3人の作曲家」というタイトルでのプログラム

・チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 (濃厚なチャイコフスキーサウンドを楽しめるヴァイオリンの名曲♪)

・スメタナ オペラ「売られた花嫁」序曲 (オケのヴァイオリンパートは大忙し(~_~;)

・ドヴォルザーク 交響曲第7番  (私は知らない曲なので、予習していきます!)

シティ・フィルチケットサービス 03-5624-4002

熱演のシティ・フィルと、三浦文彰さんの共演を聴けるチャンス。お薦めします♪

0609_tcfs

日曜日は「真田丸」!

なかなか決まったドラマを観る余裕がないのですが、「真田丸」は観ています!

きっかけは、メインテーマを演奏する三浦文彰さんのヴァイオリン。

若いヴァイオリニストですが、甘い音が好きで注目していましたら、今回の抜擢。テーマ音楽に惹かれて大河ドラマを観たところ、面白い!すっかりハマっています♪

独身の頃実家は必ず大河ドラマを観ていたのでチラチラは観ていましたが、今回は毛色が違う感じ。歴史の偉人たちの思わぬ人間臭さが身近に感じられて、とても面白いです。

2016年3月19日 (土)

4/17 (日)コンサートのチラシ

2016年4月17日(日)に守谷市中央公民館で、ピアノトリオコンサートを開きます。

私が20代の頃に九州交響楽団に在籍していた頃ご一緒していました、素晴らしいチェリスト 長明康郎氏(現在・東京シティ・フィル首席奏者)をゲストにお迎えします。

ピアノはパートナーの山口泉恵さん。

クラシックの名曲を、楽しい解説付きで、皆さまの身近にお届けいたします♪

温かい風を受けてリフレッシュできるような,音楽で元気になれるコンサートを創って参ります。

ぜひお越しください!

20160417_
20160417__2

早咲きの河津桜

一週間前の河津桜。夫が趣味で撮っている写真です。

我が家の近所の高井城址公園に咲いているもの。去年よりも2週間も早いとか!   私も観に行きたかったのですが残念ながら行けず、写真を眺めています。

桜は心を柔らかくしてくれますね。  はかなさも愛おしいです。

Tf7a6822s

トップページ | 2016年4月 »