2019年2月22日 (金)

The音階




本日は、2月の「つくば朝のサロンコンサート」に行って参りました。



 

平日は出掛けられないはずじゃなかった?

いえ、夫が休暇を取ってくれたんです(^^

 

 

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~うちの庭の一番花、まんさくが咲きました!

今年は花芽が多いと思って見ていたけれど、昨日気が付いたらこんなに♪

春ですね~♪~

 

 

 

今日は、今期の朝コンで一番楽しみにしていた「トリオ・ゼフィール」の演奏。

しかも、しばらくこのトリオは活動がお休みに入ると聞き、

ますます聴きたい。

でも、ギブスで不安定な娘を連れて出歩くのは不安。

もし発作が起きて倒れたら大変!

、、、残念ながらあきらめていました。

 

 

 

月曜日、夫が帰って来て「今週の金曜日、通院で休暇を取ったよ。

朝コン行きたかったでしょ? 午前中出かけたら」との言葉。

わ~~ありがとう!!なのです♪

 

 


 

秋にはFBで文句のコメントを書いたこともあるけれど、

基本家族思いで優しいうちの夫のお陰で、

私はささやかな音楽活動が続けられ、コンサートを聴きに行くこともできていて、

感謝感謝です。

 

 

 

FBに書いた「激怒」のコメントも、

男性脳と女性脳の違いから来るものだ、、、と理解出来たら、

な~んだ、、、と思えるようになりました。

福岡時代の先輩に教えていただいた「夫婦脳」という本、役に立ちます!

AIの研究者 黒川伊保子さんが書かれたもの。

とても面白いです!

世の夫婦が幸せに暮らせる秘訣が何かしらあると思いますよ。

 

 


 

さて、表題の「音階」。

つまんない、、、と思う単語です。

でも、曲って音階や分散和音を切り取って作られているようなもの。

これなしでは成り立たない。

でも音階練習なんか大嫌いでした。若い頃は。

しかし、年を取るとその重要性がひしひしとわかる。

車も車検があるように、人間も健康診断を受けるように、

技術もメンテナンスが必要です。

 

 



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~最近みつけた「ハイフェッツの音階」。

ヴァイオリンの神様と言われるハイフェッツは、最後まで衰えなかったそうだけれど、

彼はすごく音階練習を大事にしたと聞いていた。

その意味が詰まった本。

ハイフェッツの弟子によるもので、1つの音から始まる音階につき5ページの驚きの内容。

只今ぼちぼち取り組み中。~

 



 

若い頃は元気や勢いでできていたことも、歳を取るとできなくなる。

身体が硬くなる、筋肉が衰える、感覚が変わってくる。耳も?

そして、物忘れもひどくなり、暗譜が心配!

よく思わぬところでコケる。。





でも、衰えだけでなく、見えなかったものが見えるようになり、

聞こえなかったものが聴こえるようになったために

良い方向に変化していることも大いにある。

とにかく、昔とは違う。

 




 

スケートも卓球も野球も、将棋だって、

若い人の活躍とその才能は輝くばかりのまぶしさ。

音楽の分野でもそれは同じ。

若い人の方が平均的にずっと上手い。

上手い人は、さらに驚くほど上手い。

人間は進化している!と感じる。

 

 



 

じゃあ、年取ってきたらどうしたらいいの?という問いには、

年齢と経験を重ねた中身で勝負!と言いたいけれど、

それだけでも済ませられず、

やっぱり技術のメンテナンスの必要性はひしひしと感じる。

 

 


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~こちらは大学時代に先生にいただいた手書きのアルペジオのフィンガリング。

伝説の名(鬼)教師ガラミアンのメソッドによるものだそう。

もしかしてガラミアンの文字?と思うとちょっと嬉しい。(勝手に喜んでいるだけ)

一つの音から始まる6つの和音の分散和音。

5つに見えるけれど、1つ目は長三和音と短三和音で同じフィンガリング。~

 



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~同じくGから順番にずっと続いていく音階。

この音階と分散和音を全部やると、とりあえず20分のメニューになる。

その日によってメニューを変えないと、基礎練習だけで日が暮れそう。。~


 

 

 

というわけで、ここ3年ほど初心に返っての基礎練習に取り組んでいます。

きっかけは、3年前の3月にあるサロンコンサートでの演奏後の質問コーナーで、

オーケストラで活躍しているその演奏家に

「日頃はどんな練習をしているんですか?」の問いに対する答えを聞いてから。

 



 

その方は首席のポジションに居ながら、

「曲よりもエチュードを練習しています」と言われた!

驚きでした!!

 

 

 

だって、オーケストラの仕事って、ある意味オールマイティーを要求される。

好きな曲、得意な曲だけ弾いていれば済む世界ではなく、

来たもの拒まず何でも弾けないといけない。

初見力もハンパなく養われる。

オーケストラ奏者こそ、プロ中のプロなのです。




 

 

もちろん、1stヴァイオリンだったら高い音域や、

大きな跳躍音程を伴うポジション移動が頻繁にあるとか、

2ndヴァイオリンは伴奏形が多いので移弦が得意になるとか、

役割による使う技術の偏りはある。

そしてオケではおよそ重音(和音)を弾くことはない。



 

 

真摯に取り組む方だからというのもあるでしょうが、

向上心と共にそういう偏りによる衰えを防ぐためにも

基礎練習は欠かせないのだ、、、と悟りました。

 

 

 

私も若い頃弾いたような曲は、もう本番には乗せない。

自分のためには練習していても、お客様にお出しするにはどうかな?と思うものは、

もうやめておこうと思う。(一度、大いに失敗したことがあり懲りた、、、(*_*)

超絶技巧は、得意な若い方にお任せです。

 

 

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~これも最近みつけた セヴシックの「分析的練習」というCD-ROMs

私が買ったのは、ブラームスのヴァイオリン協奏曲。

協奏曲しかなかったから、、だけれど、

この曲は大学の卒業試験で勉強した思い出の曲でもあるから。




1520小節単位で区切って、具体的な練習方法の楽譜が12種類提示されていて、

その発想法が興味深い。

内容は音程の取り方中心ですが、

まずは取り組みやすい第2楽章から研究中。~


 

 

 

でもそうすると、室内楽で使う技術は限られていて、

特に古典の作品は高い音域は使わず、下のポジションだけで済んでしまう。

しかし、細かいクオリティの追及は古典の作品ほど必要で、ものすごく気を遣う。

そんな感じで、作品ごとに、時代ごとに、要求されることは違ってくる。

 


 

 

けれど共通しているのは、基礎練習はやっぱり大事だと思うこと。

私のように、勧められて11歳からヴァイオリンを始め、

最初の頃はやる気もなく大して練習していなく、

2の時に自分のあまりの下手さに嫌気がさして猛練習を開始した人は、

すっかり出遅れていました。。



 

 

しかもその後結婚して、下の娘が生まれてから

(というか、上の長男が生まれてからすでに)

どっぷり主婦になって音楽から遠ざかり、

完全に弾かなかった期間が長いと、

すっかり忘れてしまったこと、

すっかり失った筋肉と感覚が多すぎる。



 

 

重い障害のある娘の療育中心だった生活から再び音楽活動再開して、

最初は音楽ができるだけでも幸せで♪ で済ませていたけれど、、、

そんなんじゃダメ!と思ったのが、3年前。

 


 

もともとできていなかったことも多く、

もう一度基礎から!と思うのは当然なのです。

 

 

 

3年前のその時にも娘が骨折で自宅療養だったので

自分の身体のケアをすっかり忘れ、

気が付いたらひどい五十肩になっていた。

というか、長らく弾いていなかった身体でいきなり弾いて、

変な筋肉疲労やら、こわばりのまま弾いていたのも原因の一つ。






3年前の6月は、続けて10分しか弾けないほど左肩が痛かったけれど、

肩の治療とリハビリ(鍼とマッサージ、病院リハビリ)を続けながら、

ひたすら基礎練習の日々を始めた。



 

 

その3か月後に、初のR.シュトラウスソナタ本番。

けっこう、大胆なというか無茶なことやってます。。

当時は基礎練習だけで休み休み計3時間とかやっていたけれど、

今もいろいろ魅力的な教材にめぐり逢い、

探求の道は続いています。


 

 

 

もちろんただ一人でやるのではなく、

トリオでお世話になった長明氏に紹介していただいた渡邊篤子先生にご指導いただきながら、

左手の指の落とし方の質感を変える、

弓の持ち方も変える、

何もかも少しずつ変え続け、自分なりの手ごたえを感じています。

自分では客観的に見えない、およそ気が付かないことを教えていただき、

先生に教えていただけることの有難さは計り知れません。



 

 

今年9月の自主企画コンサートは、

お世話になっている渡邊先生と長明氏の演奏会を企画いただくさせて予定。

私もちょっと弾かせていただきます。

日程はあと1か月後には決まります♪

㋈半ば過ぎの予定。



 

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~演奏は、身体と精神を使って表現するもの。魂もともいえるかもしれない。

頭の部分、楽譜の分析や理解の元となる知識、和声感覚は技術とはまた別の勉強。

昨年末から「バッハコラール集」の初見(ピアノ)で

和声感覚を上げる試みをしているのだけれど、

娘の骨折以降ピアノにはご無沙汰で、

40曲目で止まっている。。~






そんな感じで、本番が遠いとひたすら基礎練習だの、

譜読みだの、弾く予定のない曲を練習したり、、、という探求の毎日。

先日関西に住む息子は「じゃあ自宅療養に付き合っている今は、ひたすらさらっているの?」と尋ねてきたけれど、

娘のことが気になってそうもいかず、練習時間は限られておりました。

ようやく骨もくっついて来てちょっと安心できるようになり、

頭を打った後遺症もないように思えるようになり、

さらに今日のトリオゼフィールを聴いて、

よし!安心して練習しよう!と思った。




 

 

仲間の演奏からは刺激をたくさんもらいます。

今日は朝コンメンバーに会えたのも嬉しかった♪

有難いことばかりですm(__)m

そろそろ次の本番421日(日)茨城桐朋会コンサートのリハーサルも始まります。





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~昨日手作りの美味しいパンと共に、友人よりいただいた切り絵の小鳥シール♪キャー嬉しい!

どの楽譜に貼って目印にしようか~~と楽しんでいます~

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~ハーブティーと共にいただいた小鳥ノートと、手作りのビーズストラップ。小鳥付き。

もう嬉しすぎる♪

友人の皆さんの優しさのお陰で私は生きています! ありがとう♪~

最後に、、、

今日のお昼夫と娘はまんぷくラーメンでお昼のはず。

朝ドラ「まんぷく」で即席ラーメンの発明が完成し、今話題のチキンラーメン。

うちもこの前の日曜日のお昼はまんぷくラーメンでした。

日曜日はラーメンに温玉と、

ブロッコリーとひき肉とひじきのオイスターソース炒めとしゅうまい。

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これ久しぶり。40年ぶりとか?

2019年2月17日 (日)

対比から生まれるダイナミズム!



まったく、誰が思いつくのでしょう。

こんなプログラム!

昨日の東京シティフィル定期演奏会は、そんな興奮の体験でした。




 

1曲目、オッフェンバックの「天国と地獄」序曲。

かの有名な運動会定番の曲、と言えばわかる?

チェロの美しいソロを含むゆっくりした前半部分の後、

後半はアップテンポのフレンチカンカンの賑やかな華やかさで締めくくる。

1曲目からブラボーが出る勢い。

今日もエネルギーが高い演奏が聴けそう♪と期待が膨らむ。





 

しかし次に来るのは、なんとシェーンベルグのヴァイオリン協奏曲。

シェーンベルグは前衛的かつ鋭角的な作曲家で、

癒しや心地よさとは無縁の世界を描く。

 


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時は1934年。

彼はユダヤ系であったためナチスの手を逃れてアメリカへ亡命した年に作曲が始まったとオヤマダアツシ氏のプログラムノートにある。

シェーンベルグの代名詞は「12音技法」。

一度youtubeで予習してはみたものの,たった1回ではわからない、、、。

ムズカシイのよ。。(*_*)




 

生で聴いた作品の印象は、

艶のあるヴァイオリンソロが生きている人間の叫びや心の声を表しているかのようで、

(一緒に行った友人の一人はムンクの「叫び」を想ったとも)

ごつごつとした岩場の裂け目に必死に咲こうとする花を想ったりして聴いていました。





 

オケもよく弾くなあと感心でしたが、ソロはまた素晴らしかった!

キレのいいリズム、流れのあるボウイングを駆使して、

凛とした一輪の花のように舞台に美しく咲いていました。

これが、テクニックは素晴らしいけれど冷たい演奏だったら嫌になっていたと思うのに、

わけはわからないけれど始終引き込まれる演奏でした。





 

ただの真っ黒のドレスかと思いきや、

スリットの下には金色の生地が重なっており、

その衣装から私はクリムトの絵を思い出したりしていました。

シェーンベルグとクリムトは同じ時代、ウィーンで生きた人でしたね。

ソリストの南紫音さんはとてもスレンダーな身体つきながら、

右腕の上腕二頭筋はしっかり鍛え上げられ、

鍛錬のたまものがその腕からも伝わって来た。





 

わざわざこの曲をレパートリーに入れると言うのは、

作品に対する共感がないと有り得ない。

かのハイフェッツも初演を断念したほどの難曲ながら、

南さんは作品の本質に迫ろうとする熱演。

困難な曲は困難な現代とも重なり、

それを生き抜く覚悟を音にした30歳の美しいヴァイオリニストに

会場の拍手は鳴りやまなかった。





 

 

後半は、スッペの作品集。

今年はオッフェンバックとスッペの生誕200年らしい。

つまり、二人は1819年生まれ。

古き良き時代の音はホっとする。

指揮者の下野竜也氏は、始終にこやかに楽しそうに、そして伸びやかにタクトを振る。

こういう指揮ならオケも楽しく弾けたのでは?



 

 

序曲「ウィーンの朝、昼、晩」は始めに憂いを帯びたチェロのソロがあり、

大変魅力的。

127日にナチュロアロマチカ20周年記念で守谷に来ていただいた

シティフィル首席奏者長明氏の温かく美しい音がホールに拡がる。

一緒に聴いた一人は「マホガニーのような音♪」とうっとり、、、。

そうこの日は、127日を聴いて感動した4名と、

残念ながら聞けなかった2名の計6名で定期演奏会を楽しんだのでした♪






 

続く「怪盗団」序曲、「美しいガラティア」序曲、「軽騎兵」序曲も

分かり易く明るく親しみやすい響き。

どれもブラボーが出てくる豪華さ。

人間の喜怒哀楽が詰まっていて、

素直に共感できる。





 

分かり易いエンターテイメント系だからって、ただ軽いわけではなく、

本気で人を喜ばせようと作曲家が書いた作品だと伝わって来る。




 

コンサートの流を聴きながら、まるで人生のようだ、、、とも思っていた。

苦悩も叫びもしなやかさもごつごつとしたものも、

多くの究極の質感が詰まったシェーンベルグには、

深層の悩みや苦しみがあったりするかもしれないけれど、





 

明るくお気楽に感じるスッペやオッフェンバックの音楽にだって、

日常生活を元気に生きるためのエネルギーと、

作曲家からのエールが詰まっている。

方向性は正反対としても、

作者の本気の本気のエネルギーが盛り込まれた作品なら、

時代を経ても生き続ける。




 

どちらかだけだと、息苦しいだけだったり、物足りないかもしれない。

苦労があってこそ小さな幸せが大きく感じられ、

悲しみを経てこそ喜びが倍増するように、

作品は見事にお互いを引き立てあっていて、

大きな対比から生まれるエネルギーに、

私も生きる力をたっぷりいただいた。




 

芸術ってなにもムズカシイもののことを指すのではなく、

浄化してくれる力があるもののことを言うのだと思う。

この日はまさにそういう力を体験させていただいた。



 

 

絶妙のプログラム構成に加えて、

毎回変わらず真摯に演奏に取り組むシティフィルならではの音が、

期待を裏切ることなく聴衆を満足させてくれる。

「軽騎兵」の弦のユニゾンは、

ここまで熱い音を聴かせてくれるのか!?と驚くほどであり、

各ソロもとても魅力的。





 

その中でも私のご贔屓は

何といってもチェロ首席の長明氏であり、セカンド首席の桐原氏。

音楽に身を捧げる演奏にはいつも心打たれます。

コントラバス首席奏者も生き生きと弾いていらっしゃって目を引いた。

他の方もね。

音はもちろん、見ても楽しむ2階サイド席なのです。




 

一緒に並んで聞いた智恵さんも大満足の様子で、よかったよかった♪

誘ったのに、イマイチ、、、では申し訳ない。

彼女とは2回目のシティフィル定期演奏会通い。

お昼を食べながら語り合い、ホールに向かい、同じ空気の中で音楽を楽しむ。

一人で聴くより、友達とならもっと嬉しい。




 

しかし、もっとお客さん集まらないのかしら?といつも思う。

こんなに良い演奏しているのにね。

もったいない!



 

 

定期演奏会には珍しいアンコールが始まった。

1曲目の「天国と地獄」の最後のフレンチカンカンの部分。

まるで、映画が終ってタイトルロールが流れながら、

それまでの場面を回想するかのよう。





 

しかし始まって間もなく、指揮者は舞台から去る。

あら?指揮者なしでも演奏できるってことの証明?

と思っていたら、指揮の下野竜也氏が大きな金色のボンボンと赤い帽子を持って

再登場。





さらに、コンサートマスターとセカンド首席奏者を誘って、

舞台の最前列で踊り始める!!

客席はもちろん、オーケストラの皆さんも爆笑!

打ち合わせはなく指揮者のいたずらだったそうで、、、。(^^




 

何とおちゃめで楽しい演出でしょう。

しかも赤い帽子は、運動会で被る紅白帽でした♪

あ~楽しかった♪

大サービスまで、本当にありがとうございました!



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~アンコール終了後のオペラシティ。お疲れさまでした!~



私も維持会員4年目のシーズンに入ります♪

これからも楽しみに応援して参ります!






2019年2月14日 (木)

順調




昨日、約2週間ぶりの整形外科。

レントゲンでようやく仮骨を発見!

順調です。

この数日動きがよくなっていたので、

たぶんくっついてきて痛さが和らいできたのではないか、、?と予想していました。

あ~ ほっとします。

でも、よく動くようになった分、見張り(転倒の)を怠らないように気を付けねば!



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~この前買って来た花カンザシ。スマホで覗いたら、

バラのような小さな花がこっちを見ていた♪~





 

ひびなとど違い、ぽっきり折れているので完全にくっつくまでには時間がかかります。

前回は3か月ずっとギブスを付けていたけれど、

昨日取り外しのできる装具の寸法を取りました。

2週間後に様子を見てまだギブスがいいのか、

装具に替えていいのかをドクターが判断してくれるようです。





 

そんな感じなので今日は穏やかな気持ちです。

全く仮骨ができていなかったら 手術、、?と心配していましたから。

私も今月末からリハーサルが始まります。

リハーサルの日は、施設が特別態勢で娘を預かってくれる予定。




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~今日のメジロ。

1.5mくらいの距離なら逃げない。

うちの庭で生まれた子かも?と思うと、ますますりんごあげたくなる♪~





 

一昨日、水泳の池江璃花子さんが白血病というニュースに驚きました。

東京オリンピックで最もメダルを期待されていた彼女。

まだ18歳。

素晴らしいスイマーにこんなことが、、、。

多くの方が絶句されたことでしょう。





 

そのせいか昨晩、どこかの学校で講演する夢を見て、

「私の人生で最も辛かったことは、病の妹が27歳の若さで亡くなったこと」

と言って涙でつまり、

そこで目が覚めました。

久しぶりにそんな夢を見てしまった。

今多くの人の気持ちが、がんという病気と、

それと闘う人にフォーカスしているのかもしれません。





 

でも、池江さんならきっとカムバックする。

みんな応援しているし、彼女の今までの不屈の精神と努力の力は、

病気も克服できるはず!と信じて祈ります。



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~同じく最近買ったハーデンベルギア。

紫の小さな花が可憐でなんとも惹かれます。~






この療養サポート生活で、昔のことを思い出していました。

娘が小さい頃に、自宅訓練に明け暮れていたあの時。

家から出ない生活は、その時代を思い出させてくれます。




 

毎年の年賀状で一番の楽しみは、当時同じ訓練で出会った仲間たち。

1月のレクチャー、半年に1度の東京での診察で会ったくらいでしたが、

あの大変な訓練を自宅で続けている人が他にもいることは、

大きな支えであり、彼らは同志でもありました。




 

あれからもう18年?

あの子は、その家族はどうしているのだろう?と

年賀状でその後を知り、元気にしているのを見てホッとします。




 

もちろん、よくよく聞けばきっとたくさんの苦労があるに違いない。

それは我が家のことを振り返ってみても、容易に想像できること。

特に、大阪に住む龍ちゃん家族のことが一番気になります。





 

その子も重いてんかんを持ち、お父さんはプロのマリンバ奏者。

となると親近感はハンパない。

今一番逢いたい家族、そして一番聴きたい音楽は、龍ちゃんでありお父さんの演奏。

いつか聴きに行けたら、、、と願っているところです。





 

他にも、お父さんが美術家で、水戸での美術展を見に行った福岡の愛語くんのご家族。

彼の古い日本家屋で当時初めてエンヤを聴き、その部屋が小宇宙のように神秘的に感じたこと。

とても明るいシュウちゃんと、ものすごくパワフルなお母さん、啓子さんは

とことん頑張る尊敬の人で、

何度も高速を飛ばして八王子から遊びに来てくれた。

趣味でチェロを弾いてアマチュアオーケストラでも楽しんでいるカオルくん。

今年年賀状が来なかったキオくんはどうしているのだろう?

みんな年賀状だけのお付き合いになっているけれど、決して忘れられない人たち。

お互いに遠くからエールを送り合う。




 

 

インフルエンザもピークを過ぎ、空気中に湿気も含まれて少し安心できる気候になってきました。

先日の雪の日、娘は昼食後に「雪を見たい!」と窓に近寄るので、

椅子とストーブを用意して、ゆっくり雪を眺めました。

そして振り返った時の笑顔がとっても素敵で、

今私のスマホの待ち受け画面にしています。

隣にいるのにね(~_~)




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~ ブログは後姿の方を。~

 

 

 





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2回目のパフェは、フルーツグラノーラ、ハーシーのチョコレートソースも加えたら、

何とか良い感じに♪

結婚式の打ち合わせで連休に帰って来ていた息子も「まあいいんじゃない」と

OKを出してくれた。~





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~ついでに買って来たグラノーラは、朝食のヨーグルトにもトッピング。

下から ヨーグルト、りんご、プルーン、

グラノーラとカボチャの種やナッツ少々に、

友人からいただいた生姜はちみつをかけるのが今の定番~




 

 

時間に余裕があるので料理の本も買って来て、新しいメニューにも挑戦です。

美味しいだけでなく、健康にも役立つ料理が良い!

ということで、ただ今この2冊の中からあれこれ作ってみているところ。




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鶏むねスープはなかなか濃厚でした!

今話題の疲労回復効果抜群のイミダペプチド。

鶏むね肉に豊富に含まれるこの成分を余すところなく食するには、

スープが最適のようです。

しかも、温かいスープは冬にはなお嬉しい♪





 

だし昆布としょうが、青ネギと一緒に3分煮て、そのまま粗熱が冷めるのを待つ。

肉は煮込みすぎないので柔らかい食感を保ち、

取り出して切って別の料理に使っても美味しい。




 

もう1冊は、「腸を元気にして免疫力アップ」

「血液をサラサラにして血管病を防ぐ」

「骨を丈夫にして骨粗しょう症にならない」

「筋力をアップして疲れにくい体に」の4章仕立て。

簡単にできて、健康に役立つレシピがいっぱいです。

料理本と仲良く、家族の健康サポートにいそしみます♪

それは、自分にも返ってくるからね。

だれかのためは、自分のためになる。よね!




 

 

もちろん勉強もしています。

今はネットで良い教材が見つかる幸運な時代。

ハイフェッツの音階や、セヴシックの分析的練習など、

次から次へと良いものに巡り合いワクワクしています。

これをもとに私も変容できるかも?

その話は次回に。



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~玄関の花はお正月の残りに、カラーと雪柳を足してまだまだ続きます。~

2019年2月 6日 (水)

療養生活



つまらないタイトル、、、。

単に今の私の生活、気持ちをそのまま表している言葉。

先週の初め「今日も一歩も外に出ない。誰にも会わない、、。」と言うと、

夫が「また すねる!」と。

その通りです、、、。(~_~)




 

でもね、ガス抜きしないと身体に悪いの。

実際に外に出なくとも、せめて気持ちくらいは言葉にしたい。

たまったものは息と共に外に出て、少し楽になる。

出て行ったものはどこに行ったのか?

部屋の中で浮遊していたらごめんね!

(多分消滅していると思うのだけれど、、、)





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そんな感じなので、週末夫が

「ちょっと散歩してきたら?」と提案してくれ、

土曜日はお昼ごろ、日曜日は夕方一人で町内を歩いて来ました。

夕方歩くことなんてまずない私にはとても新鮮。

帰り際、公園の周りの家々の2階がオレンジ色に染まっている。

振り返ると夕陽がきれいで、ついたくさん写真を撮りました。

こんなことでとっても嬉しい私はお金がかかならない。





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さて、緊急事態と本番の緊張感も抜け、

最も心配な期間も一応無事通り過ぎ、

外から見える怪我も治り、娘の笑顔も戻って来てほっとすると、

がぜん今の自分の生活について考え始めるものです。

 



 

で、最初のセリフとなる。

ギブスで腕を固定され、寝返りもできない娘の方が何十倍も大変なんですけれどね。

何も言わずに堪えていて、本当にエライ!

私が二人分愚痴をこぼす。。

母も完全介護、倒れないように気を付け見張る、で相変わらず気は抜けません。




 

 

なかなか自宅療養生活のリズムが整わず、

「何もしていないのに一日が終る!」の虚しさに陥っていましたが、

最近は一日に一つは日頃はやらない掃除をやることを決め、

そういう珍しいことの達成感でなんとか生きています。(←オーバーだ!)



 

 

今の生活のお供は、神山純一さんの「水の音楽」。

18年ぶりに出してきて聴いてみても、みずみずしさは相変わらず新鮮に思う。

昔好きだったCD.

八ヶ岳のせせらぎや、スタジオでクリスタルガラスに水をたらして集めた音で作った音楽。

部屋の空気がきれいになるかのようです!



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娘はギブスで疲れるからか、

午前中にも一度寝ます。

1時間で目が覚めることもあれば、2時間以上ぐっすりのこともあり、

母はその間に2階に上がって片付け掃除に励む。

時々様子を見に下に降りるけれど、

ソファに寝かせたら自分では起き上がれないので、一応安心。





 

今朝は朝食後からぼんやりしていたので、

10時には寝かせてみたところあっという間に眠りへ。

ここのところ、桜の頃の陽気になったり、翌日はまた一気に冬に戻ったりして

身体が揺さぶられ、そういう変化が負担になる娘はかなり疲れたようです。

でも幸い発作も小さいもので済んでいるのでホッとします。

小出しに発作を出して、脳にたまった電気はこまめに放出 が安全です。




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~今年の初雪。先週金曜日の整形外科受診の前にパチ。






 ギブスが暑いのか?寝返り打てなくて疲れるのか?

夜中に何度も布団を蹴って何も着ていない!冬なのに!

冷えると発作が始まるので、私は寝ていても気が付いて目が覚める。

母親というのは不思議な生き物ですね。

そんなことを夜中5回やっていると睡眠は分断され、

慢性寝不足。




 

で、今朝は2階の掃除を40分ほどやったら、私も一緒にお昼寝。

夢まで見るほどぐっすり眠ってしまいました。

雨の日はよく眠れます。

お昼ごはんは1340頃から。





 

今私の一番の仕事は、まずは安全確保。

その次は骨の修復を促す食事。

毎食、カルシウム、マグネシウム、たんぱく質、ビタミンC,ビタミンD,

気を付けて食材を選ぶ。

といっても、お昼からフルに作ることまではしないので、

前の晩のおかずが12品あったら、

そこに何を足せば骨サポートメニューになるか?を考える。





 

ちなみに今日のお昼は、

・オイルサーディン(一昨日の夕食に「ヤンソンの誘惑」というスウェーデンメニューにトライした残りの)を入れたオムレツ。

・昨晩のゴボウサラダ。ここには酢しょうがを刻んだものと、菜の花のみじん切り、粉チーズも入っている。

・生協のもずくスープに、一口高野豆腐、切り干し大根、わかめ、ねぎを入れる。

15穀パンに、黒ゴマバター。

・先日いただいた絶品干し芋。

・デザートに70%カカオのチョコ一つ。

・インフルエンザ予防に効果が高いと言われる紅茶


写真撮るの忘れた!



 

 

作ったのはオムレツくらいで、後はお湯を注ぐとか、超簡単。

いろんな食材がちょこちょこ入っていて、

彩りが良く、味もバラエティーに富んでいると、簡単でも食卓は豊かになる。

今食べることが一番の楽しみな母子ですが、

動かないので太らないように気を付けなきゃね!




 

といいつつ、この前の土曜日は¥1500もするパフェをTVで見て食べたくなり、

初パフェに挑戦。

パフェって作るというよりも、重ねるだけ。簡単です。

何もググらず記憶を頼りに作ったのは、

一番下にキューブのチョコレートウエハース。

その上にイチゴ。断面を外側に並べるときれい。

そこに泡立てた生クリーム。

ハーゲンダッツバニラアイス。

再び小さなイチゴとアーモンドスライスをトッピング。

 




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味の感想は、まだまだ、、、。

何をするわけではないので、結局素材にかかっている。

イチゴはもっと酸味も甘みもはっきりしたものを選んだ方がいいなと思いましたね。





 

今週末息子が帰って来るので、

もうちょっと考えてもっと美味しいものを作ろうと思う。

家でパフェ♪

それだけでちょっと嬉しい。

冬にはアイスクリームは食べない私ですが、

今「冬アイス」という言葉もあるそうね。

温かいコーヒーや紅茶と共に、

雪を食べている気分でパフェもいいな♪




 

そんなことしながら、いろんな相談事や、

勉強の資料を集めて計画を立てたりしているところ。

家にこもっている分、じっくり考える時間はたくさんある。

友人からのメールに

「裕美さん 今までずっと走って来たから、

ここでちょっとゆっくり休んだらということかもね」の言葉に納得。

じっくり取り組まないとできないことは、山のようにあります。

実り多い療養生活サポート期間にしたいな♪

 




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今日届いたお見舞の春の便り。

お正月に玄関に花生けていたネコヤナギも飾ってみて遊ぶ。

ネコヤナギはベルベットの感触です。

ちなみにネコヤナギの花言葉は「自由」とある。

言葉に乗って気持ちはちょっとだけ自由になる。




 

ネコヤナギは河川の水辺に見られ、早春に川辺で穂が出る。

春の訪れを知らしてくれる樹木なんですってね。

目から、手触りから、癒されるものを身近に置くと安らぎます。

ありがとう♪

2019年1月25日 (金)

その後無事に暮らしています!





娘が大怪我をしてから1週間が経ちましたが、その後落ち着いています。

今日は整形外科受診。

レントゲンの結果、「骨の位置もまあまあで、このまま行くしかないでしょう。

本来は手術ですが、、。」と先生。

ほっとしました。

まだ仮骨はできていませんが、骨のための栄養をしっかり摂り、

お昼ごはんの時は背中に日光を当てて、自宅療養頑張ります!




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~我が家の次女ピピちゃん。この子の無邪気さに癒されます♪~




1週間完全にこもりっきりだったので、

さあどうやって病院まで連れて行こうか?考えていました。

今回の問題は玄関の段差。

先週帰って来る時もこのちょっとした段差を登るのにとても苦労し、

親が二人で助けました。

でも今日は私一人の介助。





 

昨日までに届くようにネットで介護用段付き手すりを購入。

まずは玄関で椅子(ダイニングのを)に座って靴を履かせ、

その後手すりにつかまりながらゆっくり降りるも、

ギブスや上から掛けているコートが邪魔で足元が見えず、

恐る恐る一歩ずつ足を踏み出していました。

 





病院に着いたら車椅子を手配できるので大丈夫。

3年前も同じ右腕を折ってギブス生活をしているので、

娘はこういう時の車の乗り降りが上手です。

脚の筋肉は3年前よりも落ちているみたいですが、、。



 

 

 

骨折も可哀そうだけれど、頭を打ったことがもっと心配で、

てんかん発作が起きると「これはいつもの範囲か?それとも転倒による新たな後遺症か?」と観察していました。

とりあえすいつもくらいに見えます。今のところ。

というか、そんな怖いことは考えたくないバイアスがかかっているのかも、、、。





 

日頃からいつてんかん発作が起きるかわからないため、一人では歩かせられない。

なので彼女は、ピンクのリボンに鈴を付けて足首に巻いています。

「チャリ♪」と音がしたら、「立った!」と親はすぐにそばに行くような生活ですけれど、

このところだいぶ注意が甘くなっていました。。

今回怪我をした施設だけでなく、私たちも。

反省しきりです。

 




おでこも大幅にすりむいて赤くて可哀想でしたが、そこはもう治りました。

さすが若い!

後は左目の周りが黒ずんでいたのがもう一息。

よくこれで目には問題がないものだ!と驚きます。




 

先週金曜日の本番は、私にそんなことが起こっているとは誰もわからなかったようで、

後で驚かれました。

何度もこういうことが起こっているので、ある意味慣れているのですよ。

慣れたくないけれど、、、。




 

本番の前日に発作が続いて救急車に乗りそのまま入院とか、

本番1か月前に骨折して自宅療養していて、

さらに前日にまた発作で倒れてねん挫で立てなくなるとか、

半年前は関西に住む息子も本番1週間前に右腕骨折したし、

しょっちゅうアクシデントに見舞われています。

家族の皆さん(特に娘)、私を心配させるのやめてくれませんか?と願いたい。。




 

いつも驚きはするけれど、今まで悪い予感はなかった。

命に別条があるような事態なら、母としての勘が何かを察知するはず。

それくらいの直感は持っています。



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これまでのことを知っている友人は

「思うに、これまでもどんな境遇でも弾いて来たんだろうね、、」と。

よくわかってるね!

「治るまで本当に大変だと思うけれど、なんだか逆に生命力を感じるね」とも

メッセージをくれて、まさにその通りだなあ、、、と妙に納得。



 

 

昔は一切「私大変なんです!」って言いたくなかった。

強がりだったかもしれないし、

平気な顔している方がかっこいいと思っていたふしもあり、

また体力気力に余力があったからでもあるけれど、

ここ数年、大変なことは大変、、 と素直につぶやきたい。





 

まあ大変ね、、、と慰めてくれる友人には、わかってくれてありがとうと思うし、

よくやっているね!と言ってくれる友人にもありがとうと言いたいし、

超ポジティブな言葉をくれる友人には、共にたくましくなったね!と思うし、

それぞれの返してくれる言葉の一つ一つに

自分の心の中を再び見る想いでいます。





 

女性は「共感」して欲しい生き物だそう。

共感がまず最初で、その後の行動が一緒でなくても全然かまわないらしい。

わかってもらえるだけで、慰められる。

有難いと思う。それが力になる。

だから私も何かしてあげる前に、わかってあげたい、共感したいと思う。

それが、共に子育てをしてきた長い長い人類の、女性の歴史の証。

 




今週は予定のキャンセルや延期などの連絡と共にお見舞もいただき、

おしゃべりのお陰で気が紛れました。

娘の様子を観察しつつ、動くなら即傍に!の体制で気を張って、

それなりに忙しい気分であまり楽器にも触れられなかったけれど仕方ない。




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娘はまだ大人しくさせていないといけませんが

(先日外に出たい!と主張されて困ったけれど。。)、

親はそれぞれストレス解消気分転換に分散して出かけます。

夫はもうすぐ帰ってくるけれど、今晩は同窓会。

私は明日の日中コンサート。

音楽は何よりの薬だから。私の場合♪

明日も元気をいただいてきます!








2019年1月19日 (土)

モーツァルトの魔法に




昨日、今年最初の本番、

「第137回つくば朝のサロンコンサート」を無事に終えました。

モーツァルトは最も好きな作曲家の一人ですが、

本番を通して何よりも自分が音楽に救われているのをしみじみ感じました。



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様々な書物を通して,

そして何よりもその音楽を通して感じて来た彼は、

いつも明るくポジティブな性格。

天才と言われるからには苦労はないのかと思ったりもするけれどそうでもなく、

生活に悲しみや苦労があっても

「音楽は人を幸せにするものだ」というポリシーの元に

作曲を続けた人なのではないか、、、と思っていました。

 



 

実は、本番前日木曜日の午前中、

楽譜を見ながら最終リハーサルの録音を聴いているところに

娘の施設から電話が。

「散歩中に倒れて頭を打ったので、病院に行きます!!」とのこと。

お天気が良かったせいか特に悪い予感もなく、念のために、、の気持ちで

私もすぐに病院に向かいました。

けれど、やっぱり反対の念のための入院セットも車に積んで。





 

そういえば、録音を聴き始めて突然ぷつっと音が聞こえなくなって、

あれこれして、別のヘッドホンを持ってきたりしていました。

後で考えるとその時は、ちょうど娘が倒れた時間だったようです。

彼女からのサインだったのね。

 




 

救急外来の方に向かうと、おでこを怪我して車椅子に乗ったぼんやりした娘。

倒れた後にてんかんの小発作も続いたそうで、

ショックも疲れもありこの様子は仕方ない、、、。

かなり待たされ眠りかけて目が覚め、母にようやくしっかり気が付いたからか

急に気持ちが元気に。





 

喜んで抱きついてきた様子を施設の職員さんたちと見て、

「これなら大丈夫」と皆で胸をなでおろしたのですが、、、。

いや、よく見ると左手は普通に動かしているけれど、右手を全く上げない。

どう働きかけても右手を動かさないのは怪しい、、。






 

診察室で「大丈夫そうですけれど、念のためにCT撮っておきましょうか」となり、

彼女は痛みに強く今までにも何度も骨折経験があることを伝えると

「では右腕のレントゲンも」となり、

結果、頭の骨も少し折れていて、

しかし出血はないので特に脳外科的な処置はなにもなく

経過観察のみ。

それだけでもショックなのに、

右の上腕も折れていました。涙涙。。

一同ショックでショックで、、、。

頭を打っているので、24時間以内に異変が起きれば即病院へ。

その後も数日要注意とある。。。

 




痛みを訴えない娘が不憫で仕方ありませんでしたが、

いつも状況を受け入れる彼女はこういう時、菩薩のように見えるのです。





 

その日は腕を三角巾で吊ってもらっただけで、翌日再度整形外科受診と言うことになり、

1615にようやく帰宅。

その後遅いお昼ご飯にして、娘を寝かせて私もちょっと横になり、

ようやく17時過ぎから本番前日練習を始める。

しかし、なかなか集中できない。




 

1845まで練習したところでまだ当分終われないので、

とにかく先に夕ご飯の支度。

でも料理をしていると緊張がほどけたのか眠くなってきて、

夕食の前にコーヒーを飲んでから、食べ終わって即練習。

何とか翌日の本番準備完了。





 

その日は階段を登らせるのは怖いから、リビングで二人で寝ようと思っていたら、

夫が「今晩は僕が見るから、一人で上で寝たら」と。

夜中暑がって5回も布団を蹴っては掛けてあげたそうで

(痛くて眠りも浅かったのでしょう)、

夫は疲れていました。

傍にいれなくてごめんなさいでしたが、

本番前日の私は一人で寝かせてもらえて助かりました。

そして、朝目が覚めた時に「救急車を呼ぶ事態にならずに朝が来てよかった」と

胸をなでおろし、金曜日の一日が始まる。



 

 

 

私は朝8時のバスに乗ってTXでつくばに向かう。

道中娘のことで気分は沈みがちでしたが、

つくば駅に着いてホールに向かうと朝コンメンバーがいて、

本番の朝のいつもの気持ちの良い緊張感と高揚感に触れる。

仲間と話しをしていると、気持ちはいつものところに戻って来れる。

何とかやれるな、、、。




 

 

私はKV454のソナタ1曲でしたが、

1曲しか弾かないとなるとそれに掛ける想いも大きく、

緊張には何も変わりはない。

GPで良い流れを感じ、本番前の楽屋で共演の納子さんと穏かな会話を楽しみ、

今から楽しい本番を、の気持ちで臨む。




 

本番とは不思議な時間で、感覚が研ぎ澄まされる。

そうすると、いつもでは感じられないことが降りてくることもあり、

改めてモーツァルトの人となりを想いながら弾いていました。

だからって、モーツァルトが思った通りに弾けてるわけではないけれどね。(~_~)



 

 

参考にしていた本の中で彼はこう書かれています。



 

「モーツァルトは愛情深い性質の持ち主で、

どんな時も優しさと愛に溢れ、愛情を相手に伝えたくて仕方なく、

相手からも受け取りたがった。


 

モーツァルトの書く文章には「幸せにする」という言葉が何度も現れる。

作曲することや音楽を弾くことも、愛の表現だった。              P70

 


特別に優れた歌い手のために作品を書くこと、それはすでに愛の関係を築くことである。

 


あったかもしれない火遊びや強烈な一目ぼれを超えて、モーツァルトに残ったのは、

愛を与え、受け取る並外れた能力、あらゆる人と交流したいと願う性質だった。

こうした思いは彼のあらゆる音楽にくっきりと刻まれ、人間の心の襞をあれほどにも鮮やかに映し出した。                              p73

 



子供の頃、モーツァルトは質の高い宗教教育をみっちりと受けた。この教育のお陰で、Mozartの心に熱く深い信仰心が目覚め、育っていった。             P88


 

レオポルトはきわめて早くから息子に練習の規律、努力を愛する気持ちを教えた。それがヴォルフガングの内部に精神的な支柱を打ち立てたのだ。

ヴォルフガングは一生、父に対する感謝の気持ちを持ち続けた。

 


熱中すると他に何も見えず、興奮しやすかった                  p16

 


モーツァルトの天才の本質的な特徴、明暗のコントラスト。            P156

 


娯楽や冗談が好きで、陽気で悪ふざけや大笑いをしたがる性質は、一生変わらなかった。

あれほど奥深い人物が、なんでも、誰でも、自分でさえ、冗談の種にしてしまう。

気分の変化も素早かった。                          P166

 

 「モーツァルトの人生 天才の自筆楽譜と手紙」ジル・カンタグレル 西村書店

 

 


これは書いた人の感じたモーツァルト像なので、

もっとも参考になるのは本人が書いた手紙類です。

 



 

朝コンの知恵袋 末吉千枝子さんが素晴らしい資料を作ってくださいました!

いつも彼女が「おまけ」と呼ぶ新聞形式の冊子は、

話題が広く深く毎月楽しみです。

今回はプログラムのカップリングであるお琴の資料が多く、

それも大変興味深かったのですが、

私が知りたかったレジーナ・ストリナザッキについて、

モーツァルトの父レオポルトの手紙や当時の新聞で構成された紙面には、

今回最も知りたかったことが書かれていました。




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KV454のソナタは、1784年イタリアからウイーンにやってきていた

女流ヴァイオリニストのレジーナ・ストリナザッキが

モーツァルトに共演を申し込んで受諾され、

彼女のために書かれたソナタというところまではわかっていました。





 

勉強するうちに最も知りたいと思ったことは、

モーツァルトにソナタを書いてもらったヴァイオリニストとはどういう人であったか?

という謎。

そこを末吉さんはちゃんと探し当てていらっしゃいました。




 

第1、 3楽章は、明るく楽しい楽章ですが、

2楽章は感情の細かい襞に溢れた心のやりとり。

その後半(再現部)からは、

一つの旋律を2小節ずつヴァイオリンとピアノがやりとりしていくという構成です。

それってとても珍しいこと。

よっぽど相手の演奏を気に入っていないと、そんな風には書かないのではないか?

こんな曲を書いてもらうストリナザッキはどんなヴァイオリニストだったのか?

想像は膨らんでいました。





 

末吉さんが書いてくださった中には父のレオポルトの言葉で

「彼女が弾くアダージョ以上に情感をもって感動的に弾けるものは誰もいません。

彼女の心と魂のすべてが、彼女の演奏する旋律にあらわれています」と最大級の賛辞。

 



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2楽章はアンダンテ(歩くような速さで)ですが、

モーツアルトは滅多にアダージオは書かなかった人。

つまり、アンダンテで充分遅い。

 

 


 

モーツァルトは特に歌が好きで、

歌手の能力と個性に合わせたオーダーメイドの歌曲を書いたと言われます。

他の楽器にも当然当てはまるだろうと推理。

恥ずかしながら正直に言うと一人心の中で、

納子さんモーツァルト、私ストリナザッキのつもりで弾いていました。

だからって、作品の本質にどれだけ近づけたかはわかりませんが、

せめて足元に、裾にでも近づけていたら嬉しいな、、、

いやいや、まだずっと遠いだろうな、、、。

 




でも、何しろ本番が一番楽しめました。

そして、本番を終えて翌日になっても、やはり音楽から得た癒しが続いています。

よく「森さんのヴァイオリンを聴いて癒されたい」と言っていただくことがありますが、

私にとって音楽は真剣勝負。

癒しのつもりで弾いているのではないのだけれど、、、と思っていました。




 

 

でも今回、実は音楽によって救われているのは私なのだ!と気が付いた。

別に私が何をしたからということではなく、

この作品に込められたモーツァルトの想い(楽譜)、力のお蔭なのだと思います。




 

音楽で人を幸せにしたいと願って素晴らしい作品を遺してくれたモーツァルトに。

朝コンの仲間に。

共演者に。

本番の時間と空間を共有してくださったお客様に,

一緒に祈ってくれた友人に、

心から感謝申し上げます。

もちろん夫にも。




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~夫がセリアでみつけてきてくれた文鳥♪~




金曜日は彼が急遽仕事を休んで娘を病院に連れて行ってくれ、

私が本番後病院に駆けつける頃にはギブスの装着も終わり、

これから自宅療養の日々。

我が家も大変ですが、どこの家も大なり小なり人には言えない悩みがあるものです。

大変な中を生きながら、私も笑顔の音楽を届けることをこれからも、と思う年の始まり。


 

 

さあ明日も小美玉みのーれで、モーツァルトを1曲弾いて参ります!

この状況で音楽ができる幸せに感謝!




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~同じく友人からいただいた鳥のカレンダーは、調べて見たらセリアのものだった。

セリア、優秀!~

2019年1月 7日 (月)

1/18 つくば朝のサロンコンサート





今年のスタートは、「第137回つくば朝のサロンコンサート」から。

この日のタイトルは「ことはじめ」。

ヴァイオリンとピアノでモーツァルト、

ヴァイオリンとお琴で「春の海」やコレルリ、ビバルディなどの古典の作品で、

2019年の朝コンがスタートします。

1年の始まりにふさわしい、冬晴れの空のような清々しい作品が並びます。

アルスホール(つくば文化会館2階)で1030開演。





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このところの朝コンは、コンサート1回分を1つのチームで担当することもあれば、

2チームで構成する時もある。

今回は2チームで。

私はモーツァルトのKV454のソナタを鈴木納子さんと演奏します♪

 




 

よく朝コンに来てくださる方にはすでにご案内していて

「行きます。楽しみにしています♪」のお返事をいただいていたので

ちょっと安心していましたが、

自分の他の忙しさに押されて

そういえばまだweb上でお知らせしていなかった!のでした。




 

 

朝コンはもう10年以上も続いている

毎月ほぼ第3金曜日に開催されるリレーコンサート。

「毎月何よりも朝コンが楽しみで♪」と言ってくださる方もいらっしゃる

常連様も多いアットホームな会。

ぜひ新しい方にも、多くの方に来ていただけると嬉しいですm(__)m



 

 

 

わたし今年はなぜか、個人的にモーツァルト・イヤー。

今決まっている本番がほぼモーツァルトなのです。

モーツァルト、ベートーヴェンなどの古典をしっかり勉強しなおしたい、、、と

心に想っていたら、ちゃんとこうなりました (^^

 




 

モーツァルト大好きな割には、ヴァイオリンソナタはあまり弾いたことなく、

この作品も初めてです。

もっぱらシンフォニーやピアノコンチェルト、オペラを聴くのが好き。

これらはモーツァルトが特に力を注いだ分野だから傑作が多い。

もちろん、彼は晩年には室内楽にも素晴らしい作品を多く遺しています。




 

 

モーツァルトの時代 実はヴァイオリンソナタとは言わず、

「ヴァイオリンの伴奏付きピアノソナタ」というのが、正式な名称。

つまり、ヴァイオリンはあくまでもオブリガートの役目でした。

ところが、このKV454あたりの番号が遅いソナタは、

ヴァイオリンもピアノと同等に近く掛け合いが繰り広げられます。




 

 

2楽章は、二人の人物の語り合いのように展開していきます。

ゆったりとした大きなラルゴの序奏で始まり、

その後アレグロで進む爽やかな第1楽章、

アレグレットでロンド形式の楽しい第3楽章も魅力的ですが、

何といっても感情の襞、実の詰まった第2楽章アンダンテが中心になっているソナタ。深遠な世界が拡がります。

 

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~今年の玄関のお正月飾り花。ここは寒いから花もちが良い~





この作品を書いた1784年は、交響曲「ハフナー」や「リンツ」、ピアノ協奏曲(15番、16番)を発表し、

演奏活動絶頂期、飛ぶ鳥落す勢いの28歳のモーツァルトでした。

翌年の1月には「不協和音」の名前を取る有名な弦楽四重奏を書いていることを考えると、かなり革新的、実験的な時期に差し掛かっていたとも思えます。




 

 

正直なところ、年末年始を挟み、他にもいろいろ懸案事項があり、

なかなか音楽に集中できる環境ではありませんでしたが、

ここからのラストスパート

できる限りのことをして本番に臨みたい。


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今年の参考書に定めた3冊もまだ斜め読み、飛ばし読みですが、

これらを読むのは本当にワクワクします。

モーツァルトは資料が多いのも勉強しがいがあるというもの。

多くの研究者、専門家が綿密に調べて検討してくださった文献をもとに

勉強で来て、後に続こうとする者にはとても有難い。




 

 

実際の自分のことを言うと、、、

あそこのトリルが、、、とか、ここの音の粒が、、、とか

ここがちょっと歪んでいる、、、とか、、、

自分なりに、

1級の芸術作品の美しさに近づくにはどうしたらいいのか?

生きた音楽として届けるにはどうしたらいいか?

悩みどころ満載です。

でも、その悩んで苦しむのも愛おしい。




 

 

以前に生で素晴らしい演奏を聴いたことがあって以来

(その時の山田武彦氏のピアノが素晴らしすぎて、ヴァイオリンそっちのけでピアノばかり聴いていた!)、

いつか弾いてみたいと心に温めていたKV454

本番まであと10日、準備頑張ります!!






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2日後の120日(日)は小美玉の「みの~れ 森のホール」にて開催される

2019ニューイヤーコンサート」にも、ちょっとだけ出演予定。

こちらは、ソプラノの横瀬公子さんにお誘いいただき、

モーツァルト19歳のオペラ「羊飼いの王様」KV208より

アミンタのロンド「僕はあの人を愛そう 変わらぬ思いでいよう」の

オブリガートで初共演です。

愛らしいアリアには希望と平和に満ちた世界が拡がります。

森のホールは新しくできてとても素敵!という噂を耳にしているので、

このホールを始めて体験できるのも嬉しい♪

 



 

開演は14時。

主催は茨城県民オペラ協会で、多数の声楽家の方々の饗宴が繰り広げられます。

 

 


 

何しろ今頭の中はモーツァルトでいっぱいの私。

今年もどこかでどれかをお聴きいただけますよう、お願い申し上げますm(__)m


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~リビングの掃き出し窓の傍で、

お日様を浴びて植物が元気に過ごしています。

友人からいただいたアンスリウムは6月からずっと咲き続け、

シンビジウムは水しかあげていないのに、

3年連続冬に見事に咲いてくれてありがとうなのです♪~


2019年1月 4日 (金)

明けましておめでとう 2019




明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げますm(__)m




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前回からずいぶん空いてしまいました。

なんだかとっても忙しくて、、、。

でも、娘は大丈夫ですよ~。

たっぷり寝ているお陰で寒波にも負けず、何とか凌いでいます。






 

大掃除もお節もちょこっとだけで、とりあえず年越しの儀式は終えました。

今日は息子も関西に戻り、娘の通所も始まり、夫は都内に出かけ、

ようやく一人の我が家でほっと一息です♪




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練習、買い物、掃除、そしてPCとマイペースで進められる穏やかさ~。

もちろん家族が一番大事ですが、一人の時間は自分に戻る時間。

一人でいることで、自分をもう一度感じ直す、そして反省する(*_*;

家族の皆さん、忙しいとカリカリする私をゆるしてね~!

体力気力のキャパが少ないので、、、。





 

 

お正月はいつものようにお節が終って年賀状を読んで、

家族写真をリビングで撮影。

実は今年出した年賀状は、去年の元日に撮ったもの。

今年の11日に撮った写真は来年の年賀状用にすることになりました。

 



 

いつも文章は私の係、写真は夫が選ぶのですが、なかなかいいのがなく、

意外にこの元旦記念撮影は娘も恒例行事で安定してカメラを見てくれるので、

もう毎年これにしよう!ということになりました。

写真は毎年同じ場所で、服だけ違うのが届くようになりそうです。。

今年の年賀状は11日に投函したので、ようやくお手元に届いているところでしょうか?

 

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そしてその後は恒例の散歩。

年に1回の3人お揃い散歩です。

コースは町内の小さな守り神様のいる小高い丘へ。

最後に街はずれの方に行き、気持ちいい青空を満喫してきました。

穏かな青空の元で1年の始まりを迎えられるのは、とても安らぎます。



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そして、遅めのお昼は餅入りぜんざいと果物。

イチゴを買うはずがすっかり忘れたのでみかん。

今年はみかんの当たり年だとかで、いただくみかんはどれもすごく美味しい。

しかも和室は冷蔵庫以下の温度になっているようで、冷たい美味しさをほおばります。

冬の幸せの一つ。





 

で、次に来るのはビデオ大会。

なぜか我が家はビデオを観る時のことを「大会」の文字を付けてしまう。

1日は1本しか見ないんだけれど。

夫が選んできてくれたのは3本。

そのうちまずは「マグダラのマリア」を観ましたよ。



 

 

中高キリスト教の女子高で学んだ私にとって、

聖書の中のことが目の前で繰り広げられてとても興味深かった。

使途マリアという女性に焦点が当てられてキリストの後半生が描かれており、

人間味あふれて現実感があり、心に響きました。

キリストの人としての魅力や悩み、

周りを囲む信者たちの期待と愛と尊敬。

新年にふさわしい美しい映画でした。

あと2本を観る時間はあるかなあ、、、。





 

娘は眠くなるはずと思いお昼寝準備したら、あっという間に眠りに落ち、

夕方陽が落ちるまでの時間ゆったり贅沢に過ごしました。

なぜ贅沢かというと、

あくせくしている私はビデオには無縁なのです。

お正月だけ。

もうちょっとリラックスした方がいいかもね、、、とは思うけれど。




 

 

その後はちょっと横になって、いつものように練習して、

元旦の夜の恒例のスモークサーモンと紫蘇のてまり寿司とお味噌汁を作って、

お節と一緒に食べる。

お節は必要最小限に作ったので、さっさと終わり。

それもいいものです。




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3日に大事なお客様をお昼にお迎えするので、2日は大掃除。(笑)

メニューは簡単なものばかりだったけれど、

素材が良いので「美味しい」と喜んでもらえてホッ(^^

いただいた自家栽培の大根と白菜がとっても良かったので、

素材の持ち味を生かす薄味の煮物にしたところ、

味にうるさいうちの息子もその二つが一番美味しかったと言ってくれました。







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あとは、メイプルシロップに浸けた黒豆も好評。

前にも書いたことがあるけれど、

圧力鍋で蒸して熱々のうちにメイプルシロップに浸けるだけでOK

メイプルシロップが高いので値段はかかりますが、

火を占領せずにすぐにできるので忙しい主婦には便利。

しかも優しい甘さで美味しい。

意外に甘いものが多いお節の中で、このくらいの甘さの方がほっとします。




 

 

まあそんな感じで今年も始まりました。

いつものように、、、というのが、実は一番の幸せだと思う歳になった私です。

社会の不安や災害に見舞われず、皆が穏やかに過ごせる一年となりますように!

 

 


 

追記

新年早々の地震に遭遇された熊本の方には、心からお見舞申し上げますm(__)m




2018年12月24日 (月)

クリスマスコンサート♪




昨日はさくら坂vivaceでの「コスモスコンサート&クリスマスランチ」に。

演奏のデュオ コスモスのチェロの古谷真未さん、ピアノの相馬邦子さんは桐朋の先輩。

作曲家である相馬さんの編曲によるオールクリスマスのプログラムは、とってもお洒落で素敵で、息の合ったデュオを心行くまで楽しみました♪




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1曲目の「サンタが街にやってくる!」は、ピンクのコートを着た女の子が白い子犬を連れてスキップしているイメージが浮かんできた。

大好きなお父さんと手をつないでクリスマスに心が躍っているような光景を思い浮かべて、私もワクワク♪




 

 

ショパンのノクターン作品92の相馬さんアレンジもとっても素敵で、

温かいオレンジ色の光の下、甘いお菓子やケーキと温かい飲み物を手に、大事な人と過ごすクリスマスを想って聴いていました。

どれもがこの世に一つしかない作品と音たち。

あまりの素敵な編曲に、今日はまみさんが羨ましくなりました(^^





 

FBに投稿したら、相馬さんから「私が音で表したかった風景を見事に言い当ててくださっている感じで、びっくりしました」との返信。

たまにそういうことも起きるのですよね~。

私はそういうイメージの中で遊ばせてもらえる演奏が大好き♪

リラックスして聴いているからこそ起こる反応。

私の全てが楽しんでいる証拠。

ただ見えてくるのです。

自分がその音楽の中に一緒にいる実感を伴って。





 

演奏を聴いて、作曲家、演奏者と全く違ったイメージを持つこともあれば、

ほぼ同じイメージを共有することもある。

音を介して脳が反応するのでしょう。

一致するときは、共振した!ということなのかも(^^

双方にとって嬉しいことですね♪




 

 

まみさんの心の中心に降りてくる誠実な音と、その周りを軽やかに彩る相馬さんのピアノの絶妙さ。

長年の信頼関係から醸し出される音楽は、聴いている人をリラックスさせ、幸せにしてくれましたよ。

演奏者のお人柄溢れる演奏は、どれもとても温かかった💛


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~見て見て! オーナメントは生の野菜たちよ♪ ~



 

お二人の音楽と共に、「見上げてごらん夜の星を」や「きよしこの夜」も会場の皆さんと歌い、さらに心を一つに♪

音楽っていいなあ、、、と改めて思った素敵な時間。

地元でこんなコンサートを聴けるってとても嬉しい♪

演奏のコスモスのお二人、準備してくださった真未さんファンクラブの方々、

さくら坂vivaceの皆さんに感謝。





 

クリスマスランチは、ケーキバイキング付き。

一人3つまでOKという、女性大喜びのサービス。

お楽しみ抽選会のサービスまであり、私はボンのベートーヴェンハウスのお土産のメモ帳が当たりました。(袋にプリントされている楽譜は、「月光」の第3楽章!)

大人の私にもクリスマスプレゼントをいただいた一日に、心からありがとう!

 



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冒頭写真のまみさんはチェロの台に乗っているため通常より長身です。

いつもは私と同じくらいよね~(^^

 

 



FBの投稿をご覧になった方にはほぼ同じ内容ですが、

まだ年賀状も大掃除も何もしていない私は、今回はほぼ同じものにしてしまいます。。

もっと掘り下げて書きたいこと、感じたことはたくさんあるんだけれど、、、。

またの機会に!

 

しかし、今年のコンサートの締めくくりがこんな幸せなコンサートで良かった♪

真未さん、邦子さん、ありがとう💛



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~抽選で当たったメモ帳♪ 袋の楽譜に感激!~

2018年12月16日 (日)

重なり合う慶び




昨日、息子の結納でした。

10月に突然結婚すると言い出して驚いてから、

その後の進展の早いことと早いこと!

簡単ではありますが、なんとか結納までこぎつけ、

親としての役割を少しは果たせたかな、、、とようやく安堵の思いです。






 

息子のことは基本書かないことにしています。

怒られるからね(*_*;

でも、この秋娘の発作の心配と共に、何よりも私の心を占めていたのは息子のこと。

就職で関西に行ってからまだ1年半ですが、

私の母がそうであるように、子供はいつまで経っても母にとっては子供なのです。

もちろん、彼らのプライバシーには触れません。

なので、今日は書くことを許してね。





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~これは大昔の私の結納の時の写真。亡き父と~

 

 



 

彼は「女はめんどくさい。僕は結婚しない」と言って来た。

(あれ?これもプライバシー?)

母で懲りているのか?妹のことがあるからか?

でも、親亡きあと妹のことを一人で考えてもらうのは重すぎる、、、

とずっと心配してきました。




 

 

「お母さんには僕の気持ちはわからないでしょ!」と言われたことがあった。

そう。わかろうとしても、本当にはわからない。

障害のある兄弟の気持ちはどれほど重いものか。

ごめんね。




 

 

私たち親の一番の仕事は、娘の安心できる終の棲家となる施設をみつけてあげること。

でも、みつかったからと言っても、その施設がずっと存続するかどうかはわからない。

兄には親亡きあとは後見人になってもらわないと、、と思っている。

でも、まずはあなたから幸せになってねとは思っているし、伝えてある。

誰かを助ける時、まずは自分が幸せでないと人を助けることはできない。

共倒れにならないように。





 

な~んて重い話になりましたが、

そんな彼が結婚するというので嬉しい母なのです(^^

お相手は、中高の同窓生。

共通する思い出があるのは心強いし、共通の趣味があって気が合うそうで、

これをご縁というのかな?と思ったりしています。

彼女も可愛くて明るくとても元気。

二人で明るい家庭を作っていけそうです。






 

うちの父は、私と妹が高校生の頃から「裕美と久美は嫁にやらない」が口癖でした。

冗談ではなく、本当にどこか寂しそうに。

なので、私の結納の時も、結婚式の日も、まるでお葬式みたいに元気がなかった。

41日(エイプリルフール!)の結婚式の後、

GWに二人で両方の実家を訪問した時の父の喜んだ顔!

「学生時代みたいだね」と嬉しそうだった。(福岡生まれの私、大学4年間は東京)

愛犬たかちゃん(黒柴)も、1か月ぶりに私が帰って来て、

嬉しすぎておしっこちびってました♪(笑)






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20年も長生きした実家の愛犬たかちゃんが来た頃の、23歳の私~




 

 

結婚というお目出たいことでも、離れる家族は寂しいものです。

お相手のご家族も、関西に行く娘さんのことを心配していることでしょう。

結納で初めてお邪魔した相手のご家庭は明るく温かく

ここの娘さんなら大丈夫と感じて嬉しかった。




 

 

帰り際に、切った野菜を手渡してくださったおばあさまの福々しいお顔。

穏かに理想的に年を重ねて来られてきたのが伝わりました。

その里芋が絶品で!

今まで食べたことのある里芋の中で一番の美味しさ。

戻した干しシイタケと昆布の出汁で、夕食の一品の煮物になりました。

食事の支度って切るのに結構時間がかかるもの。

素朴だけれど飾らない温かい気持ちがとても嬉しい。





 

結婚は幸せのゴールではなく、スタート地点。

でも、誰もが祝福してくれます。

FBに先に投稿したところ、祝福の嵐をいただきました。

感謝。感謝。






 

今ね、「夫婦脳」(黒川伊保子)という本を読み始めたところ。

これは病院の待合室や電車の中で読むことにしているので、

たまにしか読めませんがとっても面白い!

「成熟脳」を先に読んでとても良かったので、読み進めるのが楽しみなのです。

これを読んで私も少しは賢くなりたいところです。




 

 

そして、障害のあるなしにかかわらず、そんなこと気にせず、

自由に気持ちも楽に、結婚を考えられる社会になって欲しいと願います。

息子の嬉しそうな顔は、小さい頃の彼の笑顔を思い出します。

そして、どこか私の結婚する前の笑顔と似ている気もする。

懐かしい気持ちになる。





 

全ての人が幸せになれる社会となりますように!




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ついでに、九響時代の写真をもう1枚。GP後に舞台袖でさらっている姿。

もうすぐ30年前だ~



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