2019年4月22日 (月)

懐かしさに集う

 

 

日曜日、第4回茨城桐朋会演奏会、温かい拍手に包まれて楽しく終えました。

プログラムは古典のモーツァルトで始まって、飛んで近現代のショスタコーヴィッチ、

再び古典、現代音楽、そして古典と時代を行き来しました。

ほっとする和音と、尖った和音、安心と刺激と、良いバランスのプログラムだったのではないかと思います。

ご来場くださった皆様、ありがとうございました。m(__)m

 

Dsc_2794

 

トップバッターでさっさと自分の出番は終わりましたが、

終演後にドレスで記念撮影があるということで、

客席には行かずに舞台袖上手のドアの向こうで聴いていました。

ピアノ、フルート、声楽、サックス、ヴァイオリン、と

今回は多彩な音色を聴いていただけた演奏会ですが、

袖で聴いた中ではもう一人のヴァイオリン川又明日香さんの演奏がすごく好きでした。

音色も、フレーズの語りかけ方も。

またぜひ聴かせていただきたい!

 

 

 

6組で組まれたので一組約15分?ほどの持ち時間。

1曲しか弾かないのは気楽なようで、そうではない。

まるまる全部弾けるコンサートは、曲数用意する大変さあり、

本番の集中力と体力の配分を考えなければいけないという課題があっても、

だいたいは弾いているうちに段々調子が乗って来て、

最終的には盛り上がって終わり♪となれることが多い。

 

 

 

に対して、1曲で終わってしまうのは、

どうかすると調子が上がらないままにハイおしまい!になる怖さもあるのです。

しかも、曲はモーツアルト。

超シンプル!

 

音数が少ない分一つ一つの音の吟味と趣味と本当の力が問われ、

簡単なようで怖いことこの上ない。

考え込み過ぎると弾けなくなります。。

 

 

 

変な音出したら即 ひっ!となる気分になりそうなのを、

本番はどんどん忘れて前に進むしかありません。

昨日はそれほど大きな問題はなかったかな?と思われるけれど、

まだ録音を聴いていないので、、、。

しばし安堵の時間。 休憩です。

 

 

 

実は演奏直前にちょっと足がつりそうになりかけていました。(*_*)

コンサート前に同窓会の総会があり、その後バタバタと軽くお昼を食べて、

1240~リハーサル。

その間ずっと本番用のヒールのある靴を履いていたのがいけなかったのかしら。。

歳取っただけ?

 

 

 

去年の6月の自主企画コンサートで、弾きながら足がつって大変だったので

危ない!!とストレッチしたりして気になりながら舞台に出る。

でも今回はどうにかつらずに済んで、割と落ち着いて弾けました。

そういうアクシデントがあった方が案外落ち着くかも、、、です。

 

 

 

お客様からも、ピアノとのバランスも良く、楽しいモーツァルト との感想をいただき、

オープニングの役目を無事果たせたかな?と喜んでいます。

反省はもうちょっとしてからね、、、。

 

 

 

そして、楽屋でチョコレートを配りながら若い方々ともお話しできたり、

打ち上げで3つ上の先輩方と、昔の桐朋の校舎、偉大な先生方、や調布寮の話しで盛り上がって

すごく楽しかった!

思い出を共有しているのって、独特の親近感を感じる。

 

2019042201

 

プログラムの最後に演奏されたフルート2本とピアノのための

クーラウの三重奏曲もメチャクチャ懐かしかった!

出だしを聴いて、あっという間に小学生の頃にタイムスリップ。

耳にするのはあの頃以来だから。

 

 

 

ただ単に好きだからという理由でピアノをやっていた私に、

「あなたは耳がすごく良いのに手が小さいから、ヴァイオリンをやりなさい」と勧めてくださった

当時のピアノ&ソルフェージュの宗 貴美子先生。

先生のソルフェージュのクラスは、芸大と桐朋を目指すフルートの子が多く、

フルート曲はそこでたくさん聴く機会に恵まれました。

 

 

 

時々初見大会もあり、私もあのクーラウはピアノパートを弾いた記憶があります。

もちろん、小学生か中学生くらいだった私が初見でちゃんと弾けたわけはないけれど、

とりあえず必死に譜面に食らいつく練習になった記憶の1曲。

必死とは無縁の、本当はとても優美な作品なんですけれどね~。

私の人前で初見は必死(笑)

もちろん昨日の演奏は優雅でした。

 

 

 

そして、その昔一緒だったフルートの先輩も客席に発見!だったので、

ますます私は懐かしさにかられる。

 

 

 

懐かしいと思うことが増えるのは、単純に歳取ったから。

でもそれは喜びも伴っている。

懐かしい校舎はもうないけれど、思い出の記憶では生き続ける。

心の中で通奏低音のようにひっそりと。

日頃は聞こえないほど小さく続いているけれど、

思い出すと急にライブ感を伴って鳴り響き、その時代に連れ戻してくれる。

 

 

 

たまに何かの機会に、まるで玉手箱を開けるかのように昔の記憶に出会う。

それは、その時代を共有する誰かだったり、

その時代に聴いた曲だったりをきっかけに。

人は全てを記憶の玉手箱に収めていて、アクセスできるかどうかなのだそう。

自分の中には懐かしいものがどんどんたまっていく。

それが歳を重ねる豊かさなのか。

 

 

 

 

昨日は母校につながる有難さ、

拠り所がある幸せを感じた演奏会でした。

参加できて良かった!

お誘いくださった江幡先生、お世話になったスタッフの皆さん ありがとうございましたm(__)m

とても楽しい時間でたくさん勉強させていただき感謝です。

 

 

 

 

 

 

終演後にロビーで、ご案内したお客様、変わらずずっと応援してくれる友人、ご近所さんたちと会えるのも演奏後の大きな楽しみ。

喜んでもらえた、、、その笑顔に出会えると、それが何よりのご褒美になります。

とりあえず、お疲れさまということで(^^♪有難く受け取ります。

 

 

 

 

今年の主催コンサートは、923日(月・祝)にホールが取れました。

いつものつくばアルスホールです。

14時開演予定。

 

 

今回は今レッスンでお世話になっている渡邊篤子先生と紹介者の長明康郎氏をメインの室内楽コンサート。

詳細はまた追ってお知らせしたいと思います。

よろしくお願いいたします。m(__)m

 

 

 

 

 

 

2019年4月15日 (月)

平成最後のお花見

 

 

平成のカウントダウンが始まっています。

これからは全て「平成最後の」という枕詞と共に過ごす特別感のある日々。

 

 

 

 

 

3週間に渡って、週末にお花見ができるなんて初めてです!

早い開花、その後の寒さで桜が長持ちし、

市内で一番桜が遅いうちの町内ももう見頃は終わり、、、と思い、

雨上がりの今朝は娘と最後のお花見に。

 

Dsc_2778

 

公園駐車場に車を停めて、誰もいない芝生を歩く。

ベンチに座って散りゆく花びらの乱舞を眺めながら、ぼんやり考えていました。

まるで蝶々みたい、、、。

 

 

 

そうしたら、本当に蝶もいました。

風に向かって懸命に飛んでいる。

あんな儚い羽で。

でも、風に流されてもとに戻る。

一生懸命生きているなあ。

桜の花びらさえ生きているかのようだなあ。

無言の娘の隣でそんなことを想い、

2本ほどまだ見頃の樹があるので傍に寄って写真を撮ろうと思って歩き始めると、

急に発作!

 

 

 

もちろん手は離さないので大事には至らなかったけれど、

ちょっと倒れてしまいました。。

筋力がない私は支えられない。

でも、一人でバタンと倒れるよりは、ゆるやかに倒れて衝撃は少しはましなはず。

それからしばらく芝生の上であおむけになって、

何発か小発作が訪れる。

 

 

 

昨晩の雨が地面の下には隠れていて、私も傍らでじっと座っていると冷たくなってくる。

冷えるとますます発作が、、、、と不安にかられ、

辺りを見回す。

誰か女性がいないかな、、、。

 

Dsc_2771

 

するとちょうど向こうからこちらに歩いて来る60代くらいの女性発見。

近くに来られて目が合うと、知らない人なのにちゃんと「こんにちは」と

声を掛けてくださる。

 

 

 

「すみません。ちょっと助けてもらえませんか?

てんかん発作が起きて横になっているんですけれど、

このままだと冷えるので車から何か取って来たいので、

少しの時間見ていてもらえないでしょうか?」

 

 

 

その方は快く応じてくださいました。

私は車のトランクからヨガマットと、

車に置いて来た頭部保護帽とジャケットをつかんで、

走って娘のところに戻る。

その間、少しだけ発作があったようだけれど、この感じなら大丈夫。

 

 

 

 

 

しばらく歩けないな、、、どうしよう、、、と思っていたら、

その方は「ちょっと用事があるので、30分ほどしたら戻って来れますけれど?」と言ってくださった。

いつも40分ほどで発作のサイクルは終わるのでちょうどいい!

ラッキー!

よろしくお願いします!

 

 

 

まずは手伝ってもらってヨガマットに何とかして娘を座らせて、

発作が完全に収まるのを待ちつつ、

二人でゆっくりお花見を楽しみました。

お昼前のお日様が一番高い時間は日差しが暖かく、

日が陰らない限りはポカポカ陽気。

本当は、短いお花見散歩が終ったら、お昼ご飯の前にちょっと練習したかったけれど、

その分頭の中でリハーサル。

 

 

 

不自由な身体がない分、頭の中では理想の音と音楽が流れます。

譜面の全てを覚えている本番前だからこそできる練習。

掃除をしながら、洗濯物を干しながら、料理をしながら、

いつもこうやってイメージ練習します。

じゃないと練習時間が足りなさすぎる。

 

 

 

発作が起きると不安に駆られるけれど、

だいたいひどくなるか、大丈夫かはすぐわかる。

そして、見知らぬ人が助けてくれることに胸が熱くなる。

一人でどうしようもない、、、というのが一番参ります。。

 

困った、

不安、

気持ちを味わう

次にどうするか頭を回す、

待つ、

そして今起きていることを大きく見渡す。

 

Dsc_2784

 

その方は約束通り戻って来てくださり、

二人で娘を立たせて両方から抱えてゆっくり車に戻る。

「ご親切に感謝します!」の言葉に

とびきりの素敵な笑顔を返していただいた。

今日は一日この笑顔が一番心に残る。

 

 

 

同じ町内に住んでいる方だということでお名前と大体の場所も聞けた。

近所にこんな人が住んでいるということが心強い。

昔、娘の機能回復訓練には、ご近所さん、お兄ちゃんの友達のお母さんたち、

町内の見知らぬ方たちにもたくさん助けていただいた。

この綺麗な街並みだけでなく、

そういう人がたくさん住んでいる我が町を

とても嬉しく有難く誇らしく思う。

アクシデントがあったから、その分心に響いた時間でした。

その後は娘も問題ないので心配要りません。

 

もちろん、ちょっとのタイミングの差でまた大けがになってしまう危険は

いつも潜んでいるのだけれど。

無事だったことにも感謝したい。

 

 

 

今日は桜を見ながらだったので、

ますます頭の中では生き生きとした音が流れました。

今度の日曜日のモーツァルト。

もしかしたら、桜の花びらたちを取り込んだ音をお届けできるかも?(^^♪

 

Photo_1

 

さあ、娘がお昼寝しているうちに、

頭の中の音を身体に変換する作業、レッスン室でやって参ります!

 

 

2019年4月10日 (水)

日常から変貌へ

 

 

今日はどうしたこと?と思うほど寒い!

友人が今朝メールで「三寒四温がおおげさ!」と書いてくれていましたが、

まさにそのとおり!

日中も気温は6℃。

初夏から真冬へ逆戻り。

体は大変。

私も頭が重い。眠い。。

 

 

またまたブログご無沙汰していました。

このところの激しい気温変化で娘の発作も多く、

それに加えて布団を蹴って着ていない、、、の夜中のお世話で寝不足で、

気力が失せるほど疲れていました。

 

 

 

朝鏡を見るとすでに目が疲れている。

晴れているとお日様がまぶしすぎる。

PCの灯りもまぶしい。(暗く設定しているけれど)

そして、キーボードを打ってもよく間違える。

寝不足の症状ばかりが並んでいます。

 

 

でもようやく最近、夜中の布団の対策が整いました。

毛布の端を紐で結んでベッドガードに固定する。

たったこれだけで私も夜中に目覚めることが減りました。

もっと早く頭を働かせて対応していればよかったものを、

もう体力的に無理!まで「今晩は無事に寝れるかな~?」の願いだけで済ませていたのはばかでしたね。。。

 

 

 

悩みや困ったことが解決されないのは、たいていは無力にその中で耐えているから。

まずは工夫してあれこれやってみる。

それでもだめなら時間が解決してくれるのをしばし待つ、の順番でしょう。

一度別方法を試みてだめでがっかりし、

その後はただ待つだけというのは、単なる我慢比べだけでした。

私意外に我慢強い?

いえ、思考停止に陥らないようにしないと。

 

 

長かった約3か月の自宅療養ももうすぐ終わり。

44週目からの完全社会復帰に向けて施設との面談を行い、準備を進めています。

私の一番の仕事はかわいい娘の命を守ること。

家での生活はもちろん、外で支援してくださる方との連携、

そのための説明は欠かせません。

親しかわからないことだらけです。

特異な状況を持つ人について理解してもらえればより安全に過ごせる。

注意するよりも、まずは環境を整える。

 

Dsc_2737

 

このところ毎日二人で桜を探しに3040分のドライブに出かけています。

近所の桜の坂道はお決まりのコースだけれど、一年に1度の景色は見飽きません。

娘も嬉しそう。

転倒リスクを極力減らすために外は歩かせていませんでしたが、

昨日は近くの公園を一周しました。

 

 

 

今朝1か月ぶりの整形外科受診で、

「お風呂は入ってもいいですけれど、くれぐれも気を付けてくださいね」と言われ、

喜んだのも束の間。

そうだ、どうやって入れようか?と思案中です。

 

 

 

シャワーで済ませられる気温ではないし、

浴槽の出入りの時右腕に力が入らないのをどう支える?

考えなきゃね。

 

今晩3か月ぶりのお風呂に入れてあげよう♪と思っていましたが、

今日は朝9時から夜中の3時まで気圧の警戒に入っているので、

てんかん発作要注意。

めておきます。

 

 

 

レントゲンを見ると、3年前に比べて治りが遅い気がする。

まだまだ心もとない感じ。

まだしばらく歩くのは必要最低限かな、、、と思う。

いつ発作が起こって倒れるかわからないから。

 

 

 

 

私はお疲れモードとはいえ、

3月の最後の日曜日に我が家で生徒さんの小さな発表会を行ったり、

この1か月で大学時代の友人二人のリサイタルを聴いたり、、

お世話になった方のご葬儀で献奏させていただいたりと

考えることがいろいろありました。

 

Dsc_2749

 

家庭生活以外では、目下のところは421日の同窓会演奏会で初めて弾く

モーツァルトのKV301293a)のソナタのことが一番気になる。

音楽に集中することと、娘の体調管理という広範囲な気配りは対極にあり、

どちらかに重きがある時はどちらかはちょっと手薄になる私です。

そう器用ではないので。

 

 

 

子供たちが小さい頃に音楽を封印したのも、

いざ音楽に本気になり始めると、

きっと母にまとわりつくであろう小さな子どもを邪険にしそうな自分を見たくなくて、

弾かなかったのだと思う。

今は娘の様子をどこかで見ながら練習できるようにはなったけれど、

心の中をそれでいっぱいにする時間は本番前の限られた期間だけにしています。

これも我慢かな、、、?

 

 

本番モードになってしまうといつも自分が弾く曲が頭の中を流れていて、

寝付けない、早く目が覚める、という一種の脳の興奮状態になってしまう。

このところはそんなことになったらますます睡眠負債がたまって病気になりそう、、、だったので、

余計に「まだだめ!」でした。

 

 

 

が、録音を聴くと、いつものように「何やってるのわたし、、、(*_*)」の状態で、

日々どこをどうしたらいいのか?考え続けています。

そろそろ音楽に夢中になることを許す時間が来ている。

そして変貌する。

いつもの私から演奏する人へ。

本番では、今この瞬間この世で一番素晴らしい作品を分かち合いたい、

そういう気持ちで演奏しています。

 

 

 

春にぴったりのソナタ。

コンサートのオープニングにふさわしい爽やかさと楽しさをお届けできますように!

421日のご来場をお待ちしていますm(__)m

 

 

Photo

 

チケット私も持っております。

HPのアドレスにでもご連絡いただけましたら、

受付にご用意させていただきます

 

http://forest-note.com/

 

 

 

 

昼間に書いたのに、、、ブログの体裁が新しくなってうまくupできず、

夫の帰りを待って教えてもらう。

不自由です。

 

 

 

 

2019年3月26日 (火)

春のスタート

 


 


すっかりいろんなことにご無沙汰していました。


ここのところちょっと忙しい気分。


冬の間は家にお籠りで約束のない毎日をぼんやり過ごしていましたが、


忙しくなってきたお陰でエンジンがかかってきました!


春と一緒に私も活動開始の気分です♪


 


Dsc_2682


 


日曜日の朝は恒例の「とねっこ保育園卒園式」でのお祝いの演奏。


もう何年になるかな?


少なくとも10年以上。


今回はバッハの無伴奏を演奏。と言っても、1曲のみ。


 


 


 


赤ちゃんを含む幼い園児がいる保育園でバッハなんて大丈夫?と


少々心配もありましたが、チャレンジです。


とねっこ保育園のホールは3階まであるかと思うような高い天井、


漆喰の壁、檜の床、とても広々としていてよく響くのです。


ここでパルティータ3番のプレリュードを弾いたらどうなる?


は以前から興味があったこと。


 


 


 


会場が完全に静かになるのを待って弾き始めると、


5分の間子供たちも本当に静かに集中して聴いてくれました。


弾き終わった直後に「わあっ!」という感激したようなお母さんの声も聞かれ、


何とか役目を無事終えたかな、、、と安堵しているところです。


番最後のフレーズを「天まで届け!」とイメージしていたのが


伝わったのかもしれません。


 


Dsc_2690


 


ぼんやり過ごしていたので準備のスタートが遅れ、


実は先週焦っていました。(*_*)


ので、骨折療養中の娘の傍らで練習を中心に据えて生活。


練習って細かいことを追求することなので、他人は聴いていて面白いとは思えない。


会社から帰って来た夫が練習を耳にして「曲が聴きたかった」と言ってました。


部分練習、音程練習、リズム練習などでは曲にはなってないのよ。。


でも、それを欠かして本番はできません~。


 


 


 


先生もパリからお帰りになったので、先日のレッスンにもバッハを持って行きましたが、


ある程度は流れを作っていたとはいえまだ途中の段階で


先生からは「なんだかピアノみたい。エチュードっぽいわよ。もっとフレーズを考えて」と言われ、


ごもっともです。。


でもまだその前にやらなければならないことがある、、、の状態で、


楽譜と頭の中を整理して何とか本番。


 


 


今回 幾何学模様を音で織るというイメージを抱いていましたが、


いやいや やっぱり人間の生命の躍動を音で表現する方が


バッハらしいと頭を切り替える。


 


 


曲目解説としてプリントアウトして園に貼って来たものは以下のような文章。


以前に「今日弾いた曲の題名なんですか?」と聞かれたことがあって以来、


掲示するようにしています。


曲の名前や作曲家も覚えてもらえると嬉しい。


 


Dsc_2696


 


・・・・・・


 


ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲


 


 無伴奏パルティータ第3番 より 「プレリュード」


 


 


バッハは約300年前のドイツの作曲家で、


特に教会音楽の分野に多数の傑作を残しています。


この作品は、バッハがケーテンの宮廷に仕えていた頃に作曲されたソロヴァイオリンのための6つの組曲(ソナタ3曲とパルティータ3曲)の中の最後を飾るもの。


 


「パルティータ」とは組曲のこと。


そして「プレリュード」とは、前奏曲という意味。


つまりパルティータという物語の始まりです。


 


 


バッハの第3番のパルティータは、全部で7つの舞曲で構成されています。


どんな踊りが繰り広げられるのか?


1曲目の明るく勢いのあるプレリュードが、このパルティータ全体の性格を呈示します。


 


 


本日演奏のプレリュードは約5分ほどの短い作品ですが、


138小節の中に1656個の音符が躍動します。


常に動きまわる音たちは上昇、旋回し、活発で、生命力に溢れています。


 


バッハは素晴らしいオルガニストとしても活躍しましたが、


このプレリュードは教会のように残響の多いホールで演奏されると、


単旋律でありながら響きが重なり合って、


独特な世界を創り出すことができます。


 


 


春の勢いとも重なるような生命力溢れるヴァイオリンソロの作品。


音が織りなす世界をお楽しみください。


 


・・・・・・


Dsc_2692


 ~とねっこの北側の窓から見える景色。手つかずの自然とはこういうこと。そんな場所に建つ。~


 


 


こんなイメージを用意して会場に着きましたが、


卒園式で子供たちの気持ちを尊重して自由な保育を約束する


とねっこらしさを感じているうちに、さらにイメージが拡がって来ました。


 


 


卒園式の日、園の壁には園児たちの絵が飾られます。


どの子も自分を表現しようと絵の具に心を託します。


それを見ているうちに、


会場の空気を感じているうちに、


新しいものが芽生えてくる。


私もこの場で一緒に呼吸し、影響を受ける。


演奏って相互作用ですね。


 


 


 


演奏前のスピーチでは「子供たちの自由さに触発されて、


エネルギーの動きを音で表現したい」という内容のことを話したと思います。多分。


用意してきたものではなく、


その場のインスピレーションで自由に弾いて楽しかったけれど、


その分傷も生じました。


もっと練習しないと、と反省も当然。


 


 


毎年呼んでいただけるというのはとても有難いことです。


楽しみに待ってくださっている園のために、


来年はもっと良い演奏をお届けできるよう頑張らねば、と改めて思う。


お土産に手作りのお弁当もいただき、うららかな春の日差しを浴びて帰る。


私の春は、いつもこの卒園式演奏から始まる。


 


 


園長の“しがちゃん”こと志賀先生、“こまちゃん”こと小松原先生。


中身は驚異的に若いとはいえ、実年齢はどんどん高齢になっていかれる。


これからもお元気で、子供たちの楽園を続けてくださいね!


 


Dsc_2689


 


 


 


先週末息子が結婚式の準備で帰って来ていました。


話すことも多くて寝るのが遅くなる。


骨折以来娘は夜中に布団を何度も蹴るのが恒例となり、


布団をかけなおすのに目を覚ましていて完全寝不足続きの私。。


本当はお疲れモードです。


 


 


そして息子と披露宴で一緒に演奏しようということになったので、


夕食後は練習会を行う。


もちろん、せっかく帰省して来ているので美味しいものも食べさせたいと母は思う。


ということで、卒園式演奏を終えて帰宅後生徒さんのレッスン、


その後すぐにパエリアとパフェを作って食べてもらい、駅まで見送る。


母の時間と音楽を同時に楽しむ週末でした。


 


Dsc_2685


 


守谷駅はただいまモクレンが見事に咲いています。


次々に花盛りとなる日本の春は美しい!


 


 


 


 


 


このところこのブログのココログがリニューアルに伴って不具合が生じ、


ブログをアップすることができない状態だったそうです。


見え方が変わったでしょ?


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

2019年3月12日 (火)

4月21日茨城桐朋会演奏会




春の勢いが目覚ましい。

先週咲き始めたと思ったクリスマスローズは、

数えてみたらもう48も咲いていました!

庭のあちこちに、思い思いに好きな場所で咲いているクリスマスローズ。

最初に植えたのは3株だったはずが、うちは相性がいいらしく、

勝手に種が飛んで増えて行きます。

最終的に今年はいくつ咲いてくれるんでしょう?






 

ということで、春爛漫になって参りました。

もうすぐ骨折から8週間の娘も、日に日に動きが良くなっていっています。

その分注意が必要だけれど、元気になっていく姿は春の光と呼応していて、

季節のエネルギーを受けているかのようです。





 

春の演奏会は、421日(日)14時開演の「茨城桐朋会演奏会」。

常磐線牛久駅からすぐ目の前にあるエスカードホールで開催される

同窓会支部主催のコンサート。

今年で4回目。




Photo

 




優秀な人材を数多く輩出してきた母校桐朋学園の茨城支部ができて、5年目?

なんとなく個性的な方が多いように思う桐朋は、

かたまって何かやろうというよりもマイペースな方が多い気もしていて、

同窓会活動はそれほど盛んでない気がします。

というか、皆さん活躍されていてお忙しいのよね。

でも、懐かしい母校につながるメンバーで集まれる機会はやっぱり嬉しいもので、

今回の初参加をとても喜んでいる私です。

 




Photo_2





この日6組の多彩なプログラムのオープニングを、

支部会長の江幡和子先生とご一緒させていただき、

モーツァルトのKV293aト長調のソナタを演奏いたします。

短い作品ですがとても生き生きとしたソナタで、春の勢いにぴったり♪

 





チラシには特に年齢制限は書いてないので、

小さなお子様も入場可能なのだと思います。

そして、演奏する人も変わるし、楽器も変わるので、

お子さんたちも飽きないで済むかも?のお勧めのコンサートです。

 





先日の日曜日、

その日の午前中が2回目のリハーサルではありましたが、

午後に水戸の奏楽堂で行われるリューベック音楽大学教授マンフレッド・アウスト氏の

公開レッスンを受けられるという幸運に恵まれました。

情熱的でさわやかなアウスト先生の室内楽レッスンはとても刺激的。

演奏に合わせて指揮や踊りやら、、、というエネルギーの先生に乗って、

とても楽しいレッスンを受けて参りました。

本番に向けて生かしていきたいと思います。





Dsc_2668

 



モーツァルト時代の楽譜は、演奏の指示がほとんど書かれてなく、

迷うことだらけです。

トリルの扱いはどうするか?(始まりはほぼ上からかけるのだけれど、、)

ダイナミックは?

いろんな個所が「ここどうしましょうか?」なのです。

いろんな演奏家のCDを聴いてみても、

それぞれまちまち。






 

アマデウス・モーツァルトの父 レオポルトが書いた「ヴァイオリン奏法」の本でも勉強していますが、

悩みどころ満載です。

時代解釈はその道の専門家に習うしかなく、

今のところもっぱら書物で勉強するしかありませんが、

江幡先生がとても研究熱心な方なので、大変刺激をいただいています。





 

共演者が変わると、同じ作曲家でも同じ曲でも、自分の演奏も変わる。

自分の弾きたいように弾いて、ピアノに付けてもらうソロ+伴奏とは違って、

ソナタは演奏者同士の好や考えをすり合わせて、

新しいものを生み出していく作業。

それが面白くあり、難しくもあります。

最初は合わなくて当たり前。

でも、最終的には「楽しかった!」と思える本番ができると、

お客様にとても喜んでいただけます。





 

今回も初組み合わせなのでまだ試行錯誤の段階ですが、

率直で勉強熱心でお話しも楽しい江幡先生とは

とても面白いものを生み出せそうでワクワクしています♪





 

去年から、一回り以上年上の新しい友人に恵まれている私。

先輩から人生の英知を授かり、後輩につなげていく中継点としての役割も感じています。

いくつになってもまだまだ自分が勉強しなければならない状態であり、

なかなか言葉で後輩に「ここはこうですよ」と断言できるには至りませんが、

楽曲分析も時代背景も時代考察も技術的なことも、体系的に伝えられるようになりたい、、と願って日々研鑽を積んでいます。

 





今回の演奏会、当日初めて会う優秀な後輩の皆さんと共に、

昔から存じている懐かしい先輩方と一緒にステージを持てることがとても嬉しい。

本番って特別な時間だから、気持ちがとても高揚する。

そして今回はまるでリレーのように、演奏をつなげて一つの演奏会を創り上げる。

 




重度の障害を持つ娘の介護を担当する私は、

本番をそう多くは持てませんが、

だからこそ一つ一つの本番での出会いを大事にしたいと改めて思います。

そして、平凡な毎日の生活を丁寧に生き、

日々考えることも音にして自分なりの唯一無二を表現したい。




Dsc_2671

 

クリスマスローズも、時が来たら咲き始める。

葉っぱは独立したまっすぐの茎の先に凛と咲く。

でも頭は垂れて下を向いて。

その顔を見るためには下からのぞき込まないといけない。

どちらかというと、木の根元など日陰を好む植物。

多くの人の人生は、日が当たる場面はたまにだけなのでしょう。

そのたまに顔を上げる場面で輝けるように、

そして音楽が聴いてくださる方の心に光を灯せるように、

日頃の勉強、そして本番準備しっかりがんばりたいと思います。




 

421日日曜日、ぜひご来場くださいませ!

チケット私も持っております。

HPのアドレスにでもご連絡いただけましたら、

受付にご用意させていただきますm(__)m

 

http://forest-note.com/




Dsc_2659

 


このところすっかりはまっているパフェ作り。

慣れて簡単に作れるようになっています。 

お客様にはもっぱらパフェをお出ししたい♪ 

娘がフルーツグラノーラの袋を見ると、

即冷蔵庫を開けて生クリームを探すようになっている(^_-)-☆

2019年3月 3日 (日)

3・3・3




33日。ひな祭り。

母が贈ってくれた7段飾りは今年はお休みで、

1段目だけリビングに飾っています。

 



Blooming_case11


 

~そろそろ近所の河津桜が咲く季節。

夫の調査によると、来週あたりから見頃らしい。

これは3年前の写真。

私の最初のブログもこの河津桜のことから。3年も経つのね。~

 

 



 

全部のお雛様が勢ぞろいすると、娘はどうしても見に行きたくなる。

けれど、今年はなるべく動かないで欲しいので、

彼女が座るソファから目に入る位置に据える。

母(彼女のおばあちゃん)は子供の頃、

お雛様が出てくるとその前で布団を敷いて寝ていたというほど嬉しかったそうで、

母は「どうしても7段贈りたい!」と言って聞きませんでした。

飾るのも大変だけれど、でもやっぱりそれ以上に有難い。

私の時はガラスケースに入った1段だけだったので、

母の思い出と願いは孫娘で再び甦ったということなのでしょう。






Dsc_2621

 

~去年は勢ぞろいの写真をブログにupしたけれど、

今年はお内裏様だけで~



 

 

先週の整形外科受診で、ギブス→装具となり、身軽になりました!

けれども、ふと気が付くと装具が下がっていて、肝心のところをカバーしていない!!

役に立ってない!





 

ということで、日中はやっぱり三角巾を使っています。

その方が肘を曲げるために装具が落ちて来なくて済む。

うちの娘は小柄なので、いくらしっかり留めてもなんだか落ちてくる。

装具は患部の二の腕だけを保護する長さで、

マジックテープ三か所で着脱自由なのです。

しかし、まだ拭くこともお風呂もおあずけ。

完全ポッキリは、全治3か月。

只今折り返し地点にいます。





Dsc_2623

 

~母のドールハウス。今リビングに飾っているのは、テディーベアハウス。~





Dsc_2624

 






Dsc_2625

 

~粘土でできたテディーベアたち♪~




今日は生徒さんのレッスンもなかった日曜日。

居宅介護の人に2時間娘をみてもらっている間に、

じっくり2階の掃除に取り組みました。

介護の人には、ソファで行うシャンプーの仕方と、

洗面器で足を洗う手順を説明してお願いし、私は安心して2階へ。

シャンプーの時が一番嬉しそうなうちの娘です。

 



 

 

今日来てくださった方もなんだけれど、なぜか私の周りで助けてくれる人は

亡き妹と同じ名前の人が多い。

皆さん私の妹の名前に「子」が付くのだけれど、その名前の方と知り合うと、

妹のことも思い出す。

文字や数字って、時には暗号のように感じることもある。

まあ、こちらの勝手な想いだけれどね。(^^

 

 

Dsc_2628


~玄関のお雛様~

 

 



雨の日曜日。

東京マラソン、守谷マラソン、こんな中走る人は大変だろうな、冷たいだろうな、

応援の人は寒いだろうな、、、、と思いながら、

私は家で家仕事に精を出す。







 

昼食後は、夫が娘の隣に居てくれるので安心して鍋磨き。

チラチラ娘の様子を見ながらできる家事と、

集中したい家事とあって、鍋磨きは後者。

そして、たまにしかやらない家仕事をこなすと、とてもすっきりする。

雨に埃が流されて葉っぱがすっきりするみたいに、

私の心も汚れと共に洗い流されさっぱりする。




Dsc_2649


 

~今日のお昼は簡単に納豆蕎麦で。

トマト、油揚げを細かく刻み、かにかま、刻み海苔、ねぎを加えて。

野菜はシラスを乗せたキャベツと高野豆腐のあっさり煮で、重くないお昼ごはん。

蕎麦は3人で200g

デザートに桜餅が食べたかったから(^^♪~




 

 

昼食後娘の隣で、PCで最近読んだ本のノートを作る。

すぐ忘れるので、大事なところだけノートしてプリントアウトし、

冷蔵庫に貼る。

しばし眺め、頭と心に叩き込む。



Dsc_2629


 

~トイレにもお雛様。

こちらは10数年前、母と一緒に松島に旅行した際に、

母が「記念に」と買ってくれたガラスのうさぎのお雛様。

思い出の品は思い出の時間をそこに納めてくれる~

 




 

ただ今娘はお昼寝中。

雨の日はよく眠れる。

今日は気圧が下がり続ける「警戒域」に入っているから注意が必要だけれど、

穏かな家庭入院生活のような毎日。




Dsc_2650


~今晩の散らし寿司はこんな感じ。

花の形の揚げ麩を娘が喜ぶかな?と思って買って、菜の花と一緒に♪~





ここ2か月の悩みは、夜中に何度も布団を蹴ること!

2回は当たり前、どうかすると5回!

その度に目が覚め、布団をかけなおす。

いつもの比べて薄く掛けているというのに、

ギブスや装具が暑いのか?

あるいは寝返りが打てないから、たまに蹴って寝返りの代わりにしているの?

 

 

 

私もちょっとお昼寝に付き合わないと、身が持たない。

でも、医療的介護が必要な家族の看護にあたっている人は、

もっともっと大変な生活を送っている。



Dsc_2643

 

~おばあちゃんが孫娘に送ってきてくれたお雛様のお菓子。

きれいな色に喜んでいました♪ ~







 今年度の健康診断の結果は全く問題なしだったけれど、

私は朝までぐっすり眠れればさらに安心。

娘のためにも元気でいなきゃ!

さあちょっと横になってスッキリして、練習します♪






前回のブログに書いた、

基礎からやり直そうと思うきっかけになったコンサートは、

3年前の33日でした。

聴きに行って良かった。

私にとって一つの記念日♪




Dsc_2644





~庭の馬酔木はまるでかんざしのよう。

ひな祭りの時期に、昔の女の子たちはこの花を髪にさして楽しんだかも、、?と想像してみる♪~







2019年2月22日 (金)

The音階




本日は、2月の「つくば朝のサロンコンサート」に行って参りました。



 

平日は出掛けられないはずじゃなかった?

いえ、夫が休暇を取ってくれたんです(^^

 

 

Dsc_2631



~うちの庭の一番花、まんさくが咲きました!

今年は花芽が多いと思って見ていたけれど、昨日気が付いたらこんなに♪

春ですね~♪~

 

 

 

今日は、今期の朝コンで一番楽しみにしていた「トリオ・ゼフィール」の演奏。

しかも、しばらくこのトリオは活動がお休みに入ると聞き、

ますます聴きたい。

でも、ギブスで不安定な娘を連れて出歩くのは不安。

もし発作が起きて倒れたら大変!

、、、残念ながらあきらめていました。

 

 

 

月曜日、夫が帰って来て「今週の金曜日、通院で休暇を取ったよ。

朝コン行きたかったでしょ? 午前中出かけたら」との言葉。

わ~~ありがとう!!なのです♪

 

 


 

秋にはFBで文句のコメントを書いたこともあるけれど、

基本家族思いで優しいうちの夫のお陰で、

私はささやかな音楽活動が続けられ、コンサートを聴きに行くこともできていて、

感謝感謝です。

 

 

 

FBに書いた「激怒」のコメントも、

男性脳と女性脳の違いから来るものだ、、、と理解出来たら、

な~んだ、、、と思えるようになりました。

福岡時代の先輩に教えていただいた「夫婦脳」という本、役に立ちます!

AIの研究者 黒川伊保子さんが書かれたもの。

とても面白いです!

世の夫婦が幸せに暮らせる秘訣が何かしらあると思いますよ。

 

 

Dsc_2637






 

さて、表題の「音階」。

つまんない、、、と思う単語です。

でも、曲って音階や分散和音を切り取って作られているようなもの。

これなしでは成り立たない。

でも音階練習なんか大嫌いでした。若い頃は。

しかし、年を取るとその重要性がひしひしとわかる。

車も車検があるように、人間も健康診断を受けるように、

技術もメンテナンスが必要です。

 

 



Dsc_2626

 

~最近みつけた「ハイフェッツの音階」。

ヴァイオリンの神様と言われるハイフェッツは、最後まで衰えなかったそうだけれど、

彼はすごく音階練習を大事にしたと聞いていた。

その意味が詰まった本。

ハイフェッツの弟子によるもので、1つの音から始まる音階につき5ページの驚きの内容。

只今ぼちぼち取り組み中。~

 



 

若い頃は元気や勢いでできていたことも、歳を取るとできなくなる。

身体が硬くなる、筋肉が衰える、感覚が変わってくる。耳も?

そして、物忘れもひどくなり、暗譜が心配!

よく思わぬところでコケる。。





でも、衰えだけでなく、見えなかったものが見えるようになり、

聞こえなかったものが聴こえるようになったために

良い方向に変化していることも大いにある。

とにかく、昔とは違う。

 




 

スケートも卓球も野球も、将棋だって、

若い人の活躍とその才能は輝くばかりのまぶしさ。

音楽の分野でもそれは同じ。

若い人の方が平均的にずっと上手い。

上手い人は、さらに驚くほど上手い。

人間は進化している!と感じる。

 

 



 

じゃあ、年取ってきたらどうしたらいいの?という問いには、

年齢と経験を重ねた中身で勝負!と言いたいけれど、

それだけでも済ませられず、

やっぱり技術のメンテナンスの必要性はひしひしと感じる。

 

 


Dsc_2544

 

~こちらは大学時代に先生にいただいた手書きのアルペジオのフィンガリング。

伝説の名(鬼)教師ガラミアンのメソッドによるものだそう。

もしかしてガラミアンの文字?と思うとちょっと嬉しい。(勝手に喜んでいるだけ)

一つの音から始まる6つの和音の分散和音。

5つに見えるけれど、1つ目は長三和音と短三和音で同じフィンガリング。~

 



Dsc_2545

 

 

~同じくGから順番にずっと続いていく音階。

この音階と分散和音を全部やると、とりあえず20分のメニューになる。

その日によってメニューを変えないと、基礎練習だけで日が暮れそう。。~


 

 

 


ここ3年ほど初心に返っての基礎練習に取り組んでいます。

きっかけは、3年前の3月にあるサロンコンサートでの演奏後の質問コーナーで、

オーケストラで活躍しているその演奏家に

「日頃はどんな練習をしているんですか?」の問いに対する答えを聞いてから。

 



 

その方は首席のポジションに居ながら、

「曲よりもエチュードを練習しています」と言われた!

驚きでした!!

 

 

 

だって、オーケストラの仕事って、ある意味オールマイティーを要求される。

好きな曲、得意な曲だけ弾いていれば済む世界ではなく、

来たもの拒まず何でも弾けないといけない。

初見力もハンパなく養われる。

オーケストラ奏者こそ、プロ中のプロなのです。




 

 

もちろん、1stヴァイオリンだったら高い音域や、

大きな跳躍音程を伴うポジション移動が頻繁にあるとか、

2ndヴァイオリンは伴奏形が多いので移弦が得意になるとか、

役割による使う技術の偏りはある。

そしてオケではおよそ重音(和音)を弾くことはない。



 

 

真摯に取り組む方だからというのもあるでしょうが、

向上心と共にそういう偏りによる衰えを防ぐためにも

基礎練習は欠かせないのだ、、、と悟りました。

 

 

 

私も若い頃弾いたような曲は、もう本番には乗せない。

自分のためには練習していても、お客様にお出しするにはどうかな?と思うものは、

もうやめておこうと思う。(一度、大いに失敗したことがあり懲りた、、、(*_*)

超絶技巧は、得意な若い方にお任せです。

 

 

Dsc_2627


~これも最近みつけた セヴシックの「分析的練習」というCD-ROMs

私が買ったのは、ブラームスのヴァイオリン協奏曲。

協奏曲しかなかったから、、だけれど、

この曲は大学の卒業試験で勉強した思い出の曲でもあるから。




1520小節単位で区切って、具体的な練習方法の楽譜が12種類提示されていて、

その発想法が興味深い。

内容は音程の取り方中心ですが、

まずは取り組みやすい第2楽章から研究中。~


 

 


室内楽で使う技術は限られていて、

特に古典の作品は高い音域は使わず、下のポジションだけで済んでしまう。

しかし、細かいクオリティの追及は古典の作品ほど必要で、ものすごく気を遣う。

そんな感じで、作品ごとに、時代ごとに、要求されることは違ってくる。

 


 

 

けれど共通しているのは、基礎練習はやっぱり大事だと思うこと。

私のように、勧められて11歳からヴァイオリンを始め、

最初の頃はやる気もなく大して練習していなく、

2の時に自分のあまりの下手さに嫌気がさして猛練習を開始した人は、

すっかり出遅れていました。。



 

 

しかもその後結婚して、下の娘が生まれてから

(というか、上の長男が生まれてからすでに)

どっぷり主婦になって音楽から遠ざかり、

完全に弾かなかった期間が長いと、

すっかり忘れてしまったこと、

すっかり失った筋肉と感覚が多すぎる。



 

 

重い障害のある娘の療育中心だった生活から再び音楽活動再開して、

最初は音楽ができるだけでも幸せで♪ で済ませていたけれど、、、

そんなんじゃダメ!と思ったのが、3年前。

 


 

もともとできていなかったことも多く、

もう一度基礎から!と思うのは当然なのです。

でも人生経験を積んだものが音になり、

総合的には圧倒的に今の方がいい。

年を取ることは決して悪くはない。

努力を続ければ未来は明るいと信じている私です。







前述の黒川伊保子さんの本「成熟脳」にも、

脳の本番は56歳から始まる!余計なものを脱ぎ捨てて、

人は年齢を重ねるごとに進

化していく!と希望の言葉が満載!

ごく勇気づけられます。


 

 

 

3年前のその時にも娘が骨折で自宅療養だったので

自分の身体のケアをすっかり忘れ、

気が付いたらひどい五十肩になっていた。

というか、長らく弾いていなかった身体でいきなり弾いて、

変な筋肉疲労やら、こわばりのまま弾いていたのも原因の一つ。






3年前の6月は、続けて10分しか弾けないほど左肩が痛かったけれど、

肩の治療とリハビリ(鍼とマッサージ、病院リハビリ)を続けながら、

ひたすら基礎練習の日々を始めた。



 

 

その3か月後に、初のR.シュトラウスソナタ本番。

けっこう、大胆なというか無茶なことやってます。。

当時は基礎練習だけで休み休み計3時間とかやっていたけれど、

今もいろいろ魅力的な教材にめぐり逢い、

探求の道は続いています。


 

 

 

もちろんただ一人でやるのではなく、

トリオでお世話になった長明氏に紹介していただいた渡邊篤子先生にご指導いただきながら、

左手の指の落とし方の質感を変える、

弓の持ち方も変える、

何もかも少しずつ変え続け、自分なりの手ごたえを感じています。

自分では客観的に見えない、およそ気が付かないことを教えていただき、

先生に教えていただけることの有難さは計り知れません。



 

 

今年9月の自主企画コンサートは、

お世話になっている渡邊先生と長明氏の演奏会を企画いただくさせて予定。

私もちょっと弾かせていただきます。

日程はあと1か月後には決まります♪

㋈半ば過ぎの予定。



 

Dsc_2635


~演奏は、身体と精神を使って表現するもの。魂もともいえるかもしれない。

頭の部分、楽譜の分析や理解の元となる知識、和声感覚は技術とはまた別の勉強。

昨年末から「バッハコラール集」の初見(ピアノ)で

和声感覚を上げる試みをしているのだけれど、

娘の骨折以降ピアノにはご無沙汰で、

40曲目で止まっている。。~






そんな感じで、本番が遠いとひたすら基礎練習だの、

譜読みだの、弾く予定のない曲を練習したり、、、という探求の毎日。

先日関西に住む息子は「じゃあ自宅療養に付き合っている今は、ひたすらさらっているの?」と尋ねてきたけれど、

娘のことが気になってそうもいかず、練習時間は限られておりました。

ようやく骨もくっついて来てちょっと安心できるようになり、

頭を打った後遺症もないように思えるようになり、

さらに今日のトリオゼフィールを聴いて、

よし!安心して練習しよう!と思った。




 

 

仲間の演奏からは刺激をたくさんもらいます。

今日は朝コンメンバーに会えたのも嬉しかった♪

有難いことばかりですm(__)m

そろそろ次の本番421日(日)茨城桐朋会コンサートのリハーサルも始まります。





Dsc_2634



~昨日手作りの美味しいパンと共に、友人よりいただいた切り絵の小鳥シール♪キャー嬉しい!

どの楽譜に貼って目印にしようか~~と楽しんでいます~

Dsc_2632

~ハーブティーと共にいただいた小鳥ノートと、手作りのビーズストラップ。小鳥付き。

もう嬉しすぎる♪

友人の皆さんの優しさのお陰で私は生きています! ありがとう♪~

最後に、、、

今日のお昼夫と娘はまんぷくラーメンでお昼のはず。

朝ドラ「まんぷく」で即席ラーメンの発明が完成し、今話題のチキンラーメン。

うちもこの前の日曜日のお昼はまんぷくラーメンでした。

日曜日はラーメンに温玉と、

ブロッコリーとひき肉とひじきのオイスターソース炒めとしゅうまい。

Dsc_2620

これ久しぶり。40年ぶりとか?

2019年2月17日 (日)

対比から生まれるダイナミズム!



まったく、誰が思いつくのでしょう。

こんなプログラム!

昨日の東京シティフィル定期演奏会は、そんな興奮の体験でした。




 

1曲目、オッフェンバックの「天国と地獄」序曲。

かの有名な運動会定番の曲、と言えばわかる?

チェロの美しいソロを含むゆっくりした前半部分の後、

後半はアップテンポのフレンチカンカンの賑やかな華やかさで締めくくる。

1曲目からブラボーが出る勢い。

今日もエネルギーが高い演奏が聴けそう♪と期待が膨らむ。





 

しかし次に来るのは、なんとシェーンベルグのヴァイオリン協奏曲。

シェーンベルグは前衛的かつ鋭角的な作曲家で、

癒しや心地よさとは無縁の世界を描く。

 


Dsc_2619



時は1934年。

彼はユダヤ系であったためナチスの手を逃れてアメリカへ亡命した年に作曲が始まったとオヤマダアツシ氏のプログラムノートにある。

シェーンベルグの代名詞は「12音技法」。

一度youtubeで予習してはみたものの,たった1回ではわからない、、、。

ムズカシイのよ。。(*_*)




 

生で聴いた作品の印象は、

艶のあるヴァイオリンソロが生きている人間の叫びや心の声を表しているかのようで、

(一緒に行った友人の一人はムンクの「叫び」を想ったとも)

ごつごつとした岩場の裂け目に必死に咲こうとする花を想ったりして聴いていました。





 

オケもよく弾くなあと感心でしたが、ソロはまた素晴らしかった!

キレのいいリズム、流れのあるボウイングを駆使して、

凛とした一輪の花のように舞台に美しく咲いていました。

これが、テクニックは素晴らしいけれど冷たい演奏だったら嫌になっていたと思うのに、

わけはわからないけれど始終引き込まれる演奏でした。





 

ただの真っ黒のドレスかと思いきや、

スリットの下には金色の生地が重なっており、

その衣装から私はクリムトの絵を思い出したりしていました。

シェーンベルグとクリムトは同じ時代、ウィーンで生きた人でしたね。

ソリストの南紫音さんはとてもスレンダーな身体つきながら、

右腕の上腕二頭筋はしっかり鍛え上げられ、

鍛錬のたまものがその腕からも伝わって来た。





 

わざわざこの曲をレパートリーに入れると言うのは、

作品に対する共感がないと有り得ない。

かのハイフェッツも初演を断念したほどの難曲ながら、

南さんは作品の本質に迫ろうとする熱演。

困難な曲は困難な現代とも重なり、

それを生き抜く覚悟を音にした30歳の美しいヴァイオリニストに

会場の拍手は鳴りやまなかった。





 

 

後半は、スッペの作品集。

今年はオッフェンバックとスッペの生誕200年らしい。

つまり、二人は1819年生まれ。

古き良き時代の音はホっとする。

指揮者の下野竜也氏は、始終にこやかに楽しそうに、そして伸びやかにタクトを振る。

こういう指揮ならオケも楽しく弾けたのでは?



 

 

序曲「ウィーンの朝、昼、晩」は始めに憂いを帯びたチェロのソロがあり、

大変魅力的。

127日にナチュロアロマチカ20周年記念で守谷に来ていただいた

シティフィル首席奏者長明氏の温かく美しい音がホールに拡がる。

一緒に聴いた一人は「マホガニーのような音♪」とうっとり、、、。

そうこの日は、127日を聴いて感動した4名と、

残念ながら聞けなかった2名の計6名で定期演奏会を楽しんだのでした♪






 

続く「怪盗団」序曲、「美しいガラティア」序曲、「軽騎兵」序曲も

分かり易く明るく親しみやすい響き。

どれもブラボーが出てくる豪華さ。

人間の喜怒哀楽が詰まっていて、

素直に共感できる。





 

分かり易いエンターテイメント系だからって、ただ軽いわけではなく、

本気で人を喜ばせようと作曲家が書いた作品だと伝わって来る。




 

コンサートの流を聴きながら、まるで人生のようだ、、、とも思っていた。

苦悩も叫びもしなやかさもごつごつとしたものも、

多くの究極の質感が詰まったシェーンベルグには、

深層の悩みや苦しみがあったりするかもしれないけれど、





 

明るくお気楽に感じるスッペやオッフェンバックの音楽にだって、

日常生活を元気に生きるためのエネルギーと、

作曲家からのエールが詰まっている。

方向性は正反対としても、

作者の本気の本気のエネルギーが盛り込まれた作品なら、

時代を経ても生き続ける。




 

どちらかだけだと、息苦しいだけだったり、物足りないかもしれない。

苦労があってこそ小さな幸せが大きく感じられ、

悲しみを経てこそ喜びが倍増するように、

作品は見事にお互いを引き立てあっていて、

大きな対比から生まれるエネルギーに、

私も生きる力をたっぷりいただいた。




 

芸術ってなにもムズカシイもののことを指すのではなく、

浄化してくれる力があるもののことを言うのだと思う。

この日はまさにそういう力を体験させていただいた。



 

 

絶妙のプログラム構成に加えて、

毎回変わらず真摯に演奏に取り組むシティフィルならではの音が、

期待を裏切ることなく聴衆を満足させてくれる。

「軽騎兵」の弦のユニゾンは、

ここまで熱い音を聴かせてくれるのか!?と驚くほどであり、

各ソロもとても魅力的。





 

その中でも私のご贔屓は

何といってもチェロ首席の長明氏であり、セカンド首席の桐原氏。

音楽に身を捧げる演奏にはいつも心打たれます。

コントラバス首席奏者も生き生きと弾いていらっしゃって目を引いた。

他の方もね。

音はもちろん、見ても楽しむ2階サイド席なのです。




 

一緒に並んで聞いた智恵さんも大満足の様子で、よかったよかった♪

誘ったのに、イマイチ、、、では申し訳ない。

彼女とは2回目のシティフィル定期演奏会通い。

お昼を食べながら語り合い、ホールに向かい、同じ空気の中で音楽を楽しむ。

一人で聴くより、友達とならもっと嬉しい。




 

しかし、もっとお客さん集まらないのかしら?といつも思う。

こんなに良い演奏しているのにね。

もったいない!



 

 

定期演奏会には珍しいアンコールが始まった。

1曲目の「天国と地獄」の最後のフレンチカンカンの部分。

まるで、映画が終ってタイトルロールが流れながら、

それまでの場面を回想するかのよう。





 

しかし始まって間もなく、指揮者は舞台から去る。

あら?指揮者なしでも演奏できるってことの証明?

と思っていたら、指揮の下野竜也氏が大きな金色のボンボンと赤い帽子を持って

再登場。





さらに、コンサートマスターとセカンド首席奏者を誘って、

舞台の最前列で踊り始める!!

客席はもちろん、オーケストラの皆さんも爆笑!

打ち合わせはなく指揮者のいたずらだったそうで、、、。(^^




 

何とおちゃめで楽しい演出でしょう。

しかも赤い帽子は、運動会で被る紅白帽でした♪

あ~楽しかった♪

大サービスまで、本当にありがとうございました!



Dsc_2618

~アンコール終了後のオペラシティ。お疲れさまでした!~



私も維持会員4年目のシーズンに入ります♪

これからも楽しみに応援して参ります!






2019年2月14日 (木)

順調




昨日、約2週間ぶりの整形外科。

レントゲンでようやく仮骨を発見!

順調です。

この数日動きがよくなっていたので、

たぶんくっついてきて痛さが和らいできたのではないか、、?と予想していました。

あ~ ほっとします。

でも、よく動くようになった分、見張り(転倒の)を怠らないように気を付けねば!



Dsc_2604


~この前買って来た花カンザシ。スマホで覗いたら、

バラのような小さな花がこっちを見ていた♪~





 

ひびなとど違い、ぽっきり折れているので完全にくっつくまでには時間がかかります。

前回は3か月ずっとギブスを付けていたけれど、

昨日取り外しのできる装具の寸法を取りました。

2週間後に様子を見てまだギブスがいいのか、

装具に替えていいのかをドクターが判断してくれるようです。





 

そんな感じなので今日は穏やかな気持ちです。

全く仮骨ができていなかったら 手術、、?と心配していましたから。

私も今月末からリハーサルが始まります。

リハーサルの日は、施設が特別態勢で娘を預かってくれる予定。




Dsc_2610

 

 

~今日のメジロ。

1.5mくらいの距離なら逃げない。

うちの庭で生まれた子かも?と思うと、ますますりんごあげたくなる♪~





 

一昨日、水泳の池江璃花子さんが白血病というニュースに驚きました。

東京オリンピックで最もメダルを期待されていた彼女。

まだ18歳。

素晴らしいスイマーにこんなことが、、、。

多くの方が絶句されたことでしょう。





 

そのせいか昨晩、どこかの学校で講演する夢を見て、

「私の人生で最も辛かったことは、病の妹が27歳の若さで亡くなったこと」

と言って涙でつまり、

そこで目が覚めました。

久しぶりにそんな夢を見てしまった。

今多くの人の気持ちが、がんという病気と、

それと闘う人にフォーカスしているのかもしれません。





 

でも、池江さんならきっとカムバックする。

みんな応援しているし、彼女の今までの不屈の精神と努力の力は、

病気も克服できるはず!と信じて祈ります。



Dsc_2603

 

~同じく最近買ったハーデンベルギア。

紫の小さな花が可憐でなんとも惹かれます。~






この療養サポート生活で、昔のことを思い出していました。

娘が小さい頃に、自宅訓練に明け暮れていたあの時。

家から出ない生活は、その時代を思い出させてくれます。




 

毎年の年賀状で一番の楽しみは、当時同じ訓練で出会った仲間たち。

1月のレクチャー、半年に1度の東京での診察で会ったくらいでしたが、

あの大変な訓練を自宅で続けている人が他にもいることは、

大きな支えであり、彼らは同志でもありました。




 

あれからもう18年?

あの子は、その家族はどうしているのだろう?と

年賀状でその後を知り、元気にしているのを見てホッとします。




 

もちろん、よくよく聞けばきっとたくさんの苦労があるに違いない。

それは我が家のことを振り返ってみても、容易に想像できること。

特に、大阪に住む龍ちゃん家族のことが一番気になります。





 

その子も重いてんかんを持ち、お父さんはプロのマリンバ奏者。

となると親近感はハンパない。

今一番逢いたい家族、そして一番聴きたい音楽は、龍ちゃんでありお父さんの演奏。

いつか聴きに行けたら、、、と願っているところです。





 

他にも、お父さんが美術家で、水戸での美術展を見に行った福岡の愛語くんのご家族。

彼の古い日本家屋で当時初めてエンヤを聴き、その部屋が小宇宙のように神秘的に感じたこと。

とても明るいシュウちゃんと、ものすごくパワフルなお母さん、啓子さんは

とことん頑張る尊敬の人で、

何度も高速を飛ばして八王子から遊びに来てくれた。

趣味でチェロを弾いてアマチュアオーケストラでも楽しんでいるカオルくん。

今年年賀状が来なかったキオくんはどうしているのだろう?

みんな年賀状だけのお付き合いになっているけれど、決して忘れられない人たち。

お互いに遠くからエールを送り合う。




 

 

インフルエンザもピークを過ぎ、空気中に湿気も含まれて少し安心できる気候になってきました。

先日の雪の日、娘は昼食後に「雪を見たい!」と窓に近寄るので、

椅子とストーブを用意して、ゆっくり雪を眺めました。

そして振り返った時の笑顔がとっても素敵で、

今私のスマホの待ち受け画面にしています。

隣にいるのにね(~_~)




Dsc_2582

 

~ ブログは後姿の方を。~

 

 

 





Dsc_2578




2回目のパフェは、フルーツグラノーラ、ハーシーのチョコレートソースも加えたら、

何とか良い感じに♪

結婚式の打ち合わせで連休に帰って来ていた息子も「まあいいんじゃない」と

OKを出してくれた。~





Dsc_2596

 


 

~ついでに買って来たグラノーラは、朝食のヨーグルトにもトッピング。

下から ヨーグルト、りんご、プルーン、

グラノーラとカボチャの種やナッツ少々に、

友人からいただいた生姜はちみつをかけるのが今の定番~




 

 

時間に余裕があるので料理の本も買って来て、新しいメニューにも挑戦です。

美味しいだけでなく、健康にも役立つ料理が良い!

ということで、ただ今この2冊の中からあれこれ作ってみているところ。




Dsc_2598

 

 

鶏むねスープはなかなか濃厚でした!

今話題の疲労回復効果抜群のイミダペプチド。

鶏むね肉に豊富に含まれるこの成分を余すところなく食するには、

スープが最適のようです。

しかも、温かいスープは冬にはなお嬉しい♪





 

だし昆布としょうが、青ネギと一緒に3分煮て、そのまま粗熱が冷めるのを待つ。

肉は煮込みすぎないので柔らかい食感を保ち、

取り出して切って別の料理に使っても美味しい。




 

もう1冊は、「腸を元気にして免疫力アップ」

「血液をサラサラにして血管病を防ぐ」

「骨を丈夫にして骨粗しょう症にならない」

「筋力をアップして疲れにくい体に」の4章仕立て。

簡単にできて、健康に役立つレシピがいっぱいです。

料理本と仲良く、家族の健康サポートにいそしみます♪

それは、自分にも返ってくるからね。

だれかのためは、自分のためになる。よね!




 

 

もちろん勉強もしています。

今はネットで良い教材が見つかる幸運な時代。

ハイフェッツの音階や、セヴシックの分析的練習など、

次から次へと良いものに巡り合いワクワクしています。

これをもとに私も変容できるかも?

その話は次回に。



Dsc_2599


~玄関の花はお正月の残りに、カラーと雪柳を足してまだまだ続きます。~

2019年2月 6日 (水)

療養生活



つまらないタイトル、、、。

単に今の私の生活、気持ちをそのまま表している言葉。

先週の初め「今日も一歩も外に出ない。誰にも会わない、、。」と言うと、

夫が「また すねる!」と。

その通りです、、、。(~_~)




 

でもね、ガス抜きしないと身体に悪いの。

実際に外に出なくとも、せめて気持ちくらいは言葉にしたい。

たまったものは息と共に外に出て、少し楽になる。

出て行ったものはどこに行ったのか?

部屋の中で浮遊していたらごめんね!

(多分消滅していると思うのだけれど、、、)





Dsc_2563

 



そんな感じなので、週末夫が

「ちょっと散歩してきたら?」と提案してくれ、

土曜日はお昼ごろ、日曜日は夕方一人で町内を歩いて来ました。

夕方歩くことなんてまずない私にはとても新鮮。

帰り際、公園の周りの家々の2階がオレンジ色に染まっている。

振り返ると夕陽がきれいで、ついたくさん写真を撮りました。

こんなことでとっても嬉しい私はお金がかかならない。





Dsc_2561

 



 

さて、緊急事態と本番の緊張感も抜け、

最も心配な期間も一応無事通り過ぎ、

外から見える怪我も治り、娘の笑顔も戻って来てほっとすると、

がぜん今の自分の生活について考え始めるものです。

 



 

で、最初のセリフとなる。

ギブスで腕を固定され、寝返りもできない娘の方が何十倍も大変なんですけれどね。

何も言わずに堪えていて、本当にエライ!

私が二人分愚痴をこぼす。。

母も完全介護、倒れないように気を付け見張る、で相変わらず気は抜けません。




 

 

なかなか自宅療養生活のリズムが整わず、

「何もしていないのに一日が終る!」の虚しさに陥っていましたが、

最近は一日に一つは日頃はやらない掃除をやることを決め、

そういう珍しいことの達成感でなんとか生きています。(←オーバーだ!)



 

 

今の生活のお供は、神山純一さんの「水の音楽」。

18年ぶりに出してきて聴いてみても、みずみずしさは相変わらず新鮮に思う。

昔好きだったCD.

八ヶ岳のせせらぎや、スタジオでクリスタルガラスに水をたらして集めた音で作った音楽。

部屋の空気がきれいになるかのようです!



Dsc_2573

 

 

娘はギブスで疲れるからか、

午前中にも一度寝ます。

1時間で目が覚めることもあれば、2時間以上ぐっすりのこともあり、

母はその間に2階に上がって片付け掃除に励む。

時々様子を見に下に降りるけれど、

ソファに寝かせたら自分では起き上がれないので、一応安心。





 

今朝は朝食後からぼんやりしていたので、

10時には寝かせてみたところあっという間に眠りへ。

ここのところ、桜の頃の陽気になったり、翌日はまた一気に冬に戻ったりして

身体が揺さぶられ、そういう変化が負担になる娘はかなり疲れたようです。

でも幸い発作も小さいもので済んでいるのでホッとします。

小出しに発作を出して、脳にたまった電気はこまめに放出 が安全です。




Dsc_2549

~今年の初雪。先週金曜日の整形外科受診の前にパチ。






 ギブスが暑いのか?寝返り打てなくて疲れるのか?

夜中に何度も布団を蹴って何も着ていない!冬なのに!

冷えると発作が始まるので、私は寝ていても気が付いて目が覚める。

母親というのは不思議な生き物ですね。

そんなことを夜中5回やっていると睡眠は分断され、

慢性寝不足。




 

で、今朝は2階の掃除を40分ほどやったら、私も一緒にお昼寝。

夢まで見るほどぐっすり眠ってしまいました。

雨の日はよく眠れます。

お昼ごはんは1340頃から。





 

今私の一番の仕事は、まずは安全確保。

その次は骨の修復を促す食事。

毎食、カルシウム、マグネシウム、たんぱく質、ビタミンC,ビタミンD,

気を付けて食材を選ぶ。

といっても、お昼からフルに作ることまではしないので、

前の晩のおかずが12品あったら、

そこに何を足せば骨サポートメニューになるか?を考える。





 

ちなみに今日のお昼は、

・オイルサーディン(一昨日の夕食に「ヤンソンの誘惑」というスウェーデンメニューにトライした残りの)を入れたオムレツ。

・昨晩のゴボウサラダ。ここには酢しょうがを刻んだものと、菜の花のみじん切り、粉チーズも入っている。

・生協のもずくスープに、一口高野豆腐、切り干し大根、わかめ、ねぎを入れる。

15穀パンに、黒ゴマバター。

・先日いただいた絶品干し芋。

・デザートに70%カカオのチョコ一つ。

・インフルエンザ予防に効果が高いと言われる紅茶


写真撮るの忘れた!



 

 

作ったのはオムレツくらいで、後はお湯を注ぐとか、超簡単。

いろんな食材がちょこちょこ入っていて、

彩りが良く、味もバラエティーに富んでいると、簡単でも食卓は豊かになる。

今食べることが一番の楽しみな母子ですが、

動かないので太らないように気を付けなきゃね!




 

といいつつ、この前の土曜日は¥1500もするパフェをTVで見て食べたくなり、

初パフェに挑戦。

パフェって作るというよりも、重ねるだけ。簡単です。

何もググらず記憶を頼りに作ったのは、

一番下にキューブのチョコレートウエハース。

その上にイチゴ。断面を外側に並べるときれい。

そこに泡立てた生クリーム。

ハーゲンダッツバニラアイス。

再び小さなイチゴとアーモンドスライスをトッピング。

 




Dsc_2554





味の感想は、まだまだ、、、。

何をするわけではないので、結局素材にかかっている。

イチゴはもっと酸味も甘みもはっきりしたものを選んだ方がいいなと思いましたね。





 

今週末息子が帰って来るので、

もうちょっと考えてもっと美味しいものを作ろうと思う。

家でパフェ♪

それだけでちょっと嬉しい。

冬にはアイスクリームは食べない私ですが、

今「冬アイス」という言葉もあるそうね。

温かいコーヒーや紅茶と共に、

雪を食べている気分でパフェもいいな♪




 

そんなことしながら、いろんな相談事や、

勉強の資料を集めて計画を立てたりしているところ。

家にこもっている分、じっくり考える時間はたくさんある。

友人からのメールに

「裕美さん 今までずっと走って来たから、

ここでちょっとゆっくり休んだらということかもね」の言葉に納得。

じっくり取り組まないとできないことは、山のようにあります。

実り多い療養生活サポート期間にしたいな♪

 




Dsc_2571

 



今日届いたお見舞の春の便り。

お正月に玄関に花生けていたネコヤナギも飾ってみて遊ぶ。

ネコヤナギはベルベットの感触です。

ちなみにネコヤナギの花言葉は「自由」とある。

言葉に乗って気持ちはちょっとだけ自由になる。




 

ネコヤナギは河川の水辺に見られ、早春に川辺で穂が出る。

春の訪れを知らしてくれる樹木なんですってね。

目から、手触りから、癒されるものを身近に置くと安らぎます。

ありがとう♪

«その後無事に暮らしています!