2021年5月 6日 (木)

復活の気分

 

連休中にお誕生日を迎えました。

今年も無事に!という気持ちです。

ちょっと前まではかなり滅入っていましたが、

けっこうすんなり元気になった♪と喜んでいる5月です。

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お誕生日の日は鍼&マッサージ以外予定はなく、

家の花の手入れをして、ごはん作って、

午後は娘のお供でお昼寝したら延々と寝てしまった💦というのんびりできた一日でした。

たまにこういう日があるといいなあと改めて思います。

それでこそ、次も頑張れる。

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~草取りしていたらいい香りだったので植え替えてお茶にして楽しむことにしたレモンバーム~

 

 

GW中は家族で散歩、食べること、片付け掃除、と定番。

1年ぶりの小貝川フラワーカナルは、着いたら早々に雨が落ち始め、

雷鳴も鳴り響く。

外で雷を聴くのはなかなかスリルがありましたが、

とにかくポニーに会ってからと足早に歩き、

車に戻っての帰り道は本降りの雨でした。

もう少し遅かったらずぶ濡れだった。。

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三食作って食べるのは何を作ろうか?と頭を悩ませるものだけれど、

今年の私にはホットクックがある!

新しい器具を使って料理するのはけっこう楽しみでもあります。

でも、ややこしいことはせず、

素材の味が活きる単純な料理。

蒸すことが多い。

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一品作っては掃除をする、

次の一品を作っては練習する

といった感じ。

以前とは料理の手順が違うので、

どうしたらいいか考えるのも新しいことで楽しい。

ホットクックは火の傍に付いていなくて済むのがいい!

私にはぴったりです。

野菜が生きていた時のそのものの味と香りが楽しめるから

毎食嬉しくなります💛

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そして念願の古着整理。

似合わなくなった服(主にサイズ💦)が多すぎて処分したいのだけれど、

捨てるのももったいないという罪悪感、

かといってメルカリなどを利用するとその手間がかかって時間はない。

今回はお誕生日の感謝の寄付ということで

「古着でワクチン」を申し込みました。

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3300を支払って、大きな袋いっぱいの洋服等を引き取ってもらって

ワクチンに換えてもらえるというシステム。

ゴミにもならず、誰かに喜んでもらえるのならさらに嬉しい。

そして、こんなに大きくても¥3300に送料が含まれているので大丈夫。

お誕生日は自分も嬉しいし、

家族や友達にたくさんのお祝いのメッセージをもらえて嬉しいし、

もちろん両親への感謝が先だけれど、

今生かされていることの感謝の日でもある。

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今日は午前中に草取り、剪定に励み、散歩に出かけ、

お昼はお誕生会ランチ。

1年に一度は訪れる取手の老舗フレンチ「ラ・ベル・フォンテーヌ」へ。

シックなインテリア、季節によって室礼を換え、

本格的で美味しいお料理は特別感満載です!

予約の際に「今3組しか予約を取っていないから安心して来てね」と言われ、

今日は平日に戻ったので私たちだけの貸し切りでした。

お昼から爽やかな五月晴れになったのも嬉しかった。

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~うちの町内のはずれ~

 

 

毎年必ず晴れのお天気の私の誕生日、

今年は雨で珍しかったけれども、

それも新鮮でした。

一時に気力が枯渇していたところから、

また新たに始められるという気持ちになるお誕生日を迎えられ、

感謝しかありません。

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~ラ・ベル・フォンテーヌ  取手市野々井166-6 0297-78-3152 ~

 

2021年4月28日 (水)

誕生日の季節

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ちょっと投稿が開きました。

このところは無事に過ごしています。

お陰で私もまあまあ安心して練習に取り組めています。

とにかく練習時間確保を第一に、

娘のお散歩、家のこと、その他を組み込んでいく毎日です。

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~我が家の白いモッコウバラ。今年は頑張ってよく咲いてくれました!~

 

 

3月に非公開本番で身体の硬さを自覚して、

鍼とマッサージ2回、カイロプラクティック2回、

そしてリンパを流すトークセンと

自分のケアを集中して行いました。

もちろん毎日の自力でのケアも。

お陰様で回復~!です。

入院していたのは私ではないのに、付き添いですらこんなに体調を崩す。

病院とは大変な場所です💦

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~カーポートの方の黄色いモッコウバラは毎年元気~

 

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~うちのピピちゃんはモッコウバラが大好き~

 

 

YouTubeで本要約チャンネルを見るのもしばらくお休み。

脳を音楽のチャンネルに切り替えようと考え、

弾いていないときも頭の中で練習する。

でないと、練習時間が足りなさすぎる。

最近楽器も鳴り始め、調子は上向きになってきて、

ようやく!の感じ。

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娘は明日からの荒天の影響で今朝は久しぶりの小発作連続→

ちょっとご機嫌が悪い一日となりましたが、

以前に比べると全体にずいぶん良くなっていると評価できる。

ある意味仕方ない、

不自由や悲しさやあきらめる部分も必要と納得し、

今の生活に二人とも慣れたということです。

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このところ玄関で練習していて、

格子ガラスの扉から、

モニターから娘の様子を見ながらなので、

なかなか完全集中できないのが辛いところだけれど、

それでも音楽に支えられ、

今日も元気に生きています。

という気分になった。

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~3つ目のツツジ、白い琉球ツツジと、実家から宅急便でやってきて増えた紫蘭が花盛り~

 

 

散歩でみつける身近な自然の美しさ、

日々の身体のケアもさながら、

最近CDYouTubeでみつけた演奏にも

大いにエネルギーをいただいていました。

 

 

ちょっと前に生徒さんから教えてもらった江口玲さんの演奏は、

ホロビッツが弾いたスタインウエイを使用し、

カーネギーホールにて彼の調整で幻の音を再現するという試み。

極上の音と華やかな技巧の両方が楽しめる素晴らしい1枚。

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~こちらはピアノという楽器の奥深さを知る興味深い本~

 

 

他には、フォルテ君というひたむきで元気な青年の頑張りに、

ちょっと笑いながらも大いに元気をもらった。

 

最近は32歳のヴァイオリニスト レイチェンさんにはまっています。

すごい集中力!

巨大掃除機のようにすべてを吸い込み、

そして巨大扇風機のように放出する。

変な喩えだけれど、エネルギーの高さたるや、まあすごくて!

生徒さんたちにも ちょっとこれ凄いから見てね!とお知らせしました。

1の感性豊かな女の子なんかは、

こわい、、、と思ってしまうかも。。

 

 

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現実には、

私が今取り組んでいる作品は静かな曲ばかりなので、

反対にエネルギー放出する曲の動画などを見てバランスを取っているのかしら?

静かな曲は、それはそれでまた別のエネルギーを使うのですけれどね。

ああでもないこうでもない、、、と考えながら、

少しずつ前に進む自分を楽しめる音楽の道は辛くとも、

一生面白いと思う。

 

ようやく再び頑張ろうと思える身体に戻った喜びがあります。

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~近くの公園の大島桜は実がたくさん付いている。

まるでマリンバのバチのよう。

桜の樹からは賑やかな音楽が聴こえてきそう~

 

 

2021年4月19日 (月)

私にも春が来た

 

先週金曜日、

つくばサロンコンサートの再出発を一緒に見届けられ、

大切な日常が戻って来た安堵と嬉しさから、

ようやくリラックス。

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週末の散歩で見たのは、

もう一つの桜吹雪 桜の絨毯 関山と松月。

ソメイヨシノが終わると皆さん出て来なくなる。

もったいないなぁ。。

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私の好きな黄色と黄緑の組み合わせの山吹も咲き、

タンポポのファミリーは、

旅に出る準備ができた者から、

次の場所へと飛び立つ。

それにしても、タンポポの綿毛って綺麗。

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今日はもう一つの近所の公園へお散歩。

葡萄のような藤棚にはブンブン言う蜂の羽音が必ずセット。

美味しいんだろうなあ、、と思う甘い香り。

ツツジやサツキも開花が早く、

よく見るとカールした美しいまつ毛のようなおしべたち。

白にわずかにピンクがかって綺麗で、

思わず写メ。

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台風2号は猛烈な勢力だそうで、今朝は大きな発作→小発作と続いたものの、

回復早く元気にお散歩。

発作のタイプが変わったのにも少し慣れて来た。

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この一週間、1年以上ぶりにいろいろな人と会う機会が多数あり、

人に会えるって、話ができるっていいなあ、、、と思いました。

家に居ると、1週間の間同じ2枚の服を洗って着まわしてるだけだったのが、

外に出るとなると何を着ていこうか考えるのも新鮮なくらいのお篭り生活。

 

いろいろあるけれどそれでも、

ようやく春になった気がします。

 

2021年4月14日 (水)

つくばサロンコンサート 再出発!

 

今週の金曜日から、「つくばサロンコンサート」が再スタートいたします!

一日降り続いた今日の雨の後は、

きっと植物が生き生きと輝くように、

コロナ禍にあっても変わらずにいつものように、

生活に寄り添う音楽をお届けいたします。

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毎月第3金曜日に、

時間は各月様々に、出演者もバラエティーに富んで、

憩いの1時間を、つくば駅から歩いて3分のアルスホールでいかがでしょうか?

お待ち申し上げております💛

 

詳細はHPをご覧ください。

尚、ネット予約が優先されます。

 

WEB

 https://tsalonconcert.wixsite.com/website-1

 

 Facebook

 https://www.facebook.com/tsukubasalonconcert/

2021年4月13日 (火)

新学期スタート

ようやく我が家も新年度スタート。

今日から4か月以上ぶりに施設通所が始まりました。

といっても最初は、去年と同じ火曜日の午前中のみ。

娘も施設の方もお互いに慣れていきながら、少しずつ施設利用を増やしていく計画。

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~日曜日。近所の公園では八重桜の関山が満開に~

 

 

去年は週1回、10時から12時の2時間利用で、

私は送り迎えの間どこかで用事を済ませているというパターンでしたが、

今日からは朝はお迎えのバスが9時に来て、

私は12時に迎えにいくというもの。

家に一人でいる時間が14か月ぶりにできました。

 

いや、もちろん誰よりも愛する娘なので、

一緒に居ることは可愛くて嬉しいけれども、

そうは言っても四六時中見守りをするのは、

神経が疲れます。

夜中も発作対応だしね。

 

毎日眠い、、。

大したことやってないのに、なんか疲れる、、、

目がかすむ、晴れの日は眩しい、

さらに先週の水曜日は左目が痛い

などいろいろ不調があったため、考えていました。

 

もちろん、まずは睡眠確保。

余計なことは極力しないように努める。

で、最近聞いた論文解説チャンネルによると、

マルチタスクが脳を疲労させるので、

なるべくシングルタスクにチェンジした方がいいという話にヒントをみつける。

 

私はほぼ一日中マルチタスク。

料理をしていても、ヴァイオリンを弾いていても、何をしていても、

常に危なくないか娘のことを見ている。

さらに、本要約チャンネル、論文解説チャンネルにこのところはまっているため、

家事をしながら、昼食を摂りながらもそれらを聞いていると、

ますますマルチの時間ばかりになる。

頭(欲)は「聴きたい」と思うけれど、身体はちょっと拒否する感じがある。

で、減らしました。

 

そういうのは、同時進行で何かをやっているのではなく、

二つの回路を切り替えているのだそう。

だから、疲れるらしい。

数年前から流行っているマインドフルネス瞑想は、

だからこそ忙しい現代に求められている。

私も20代の頃から瞑想には興味があって、

いくつかのワークショップに参加して、

その気持ちよさ、他では得られない充実感などを体験済みですが、

なかなか自分の生活には取り入れられずに時が過ぎていく。

 

マインドフルネスはとりあえず脇に置いておいたとしても、

これから火曜日の午前中は、集中して練習できる!と思うと、

今日はとても張り切った新鮮な気持ちになれました。

練習で集中できるだけでも少しは、

今ここに居る瞑想に近いものはある。

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~モッコウバラも咲き始めました。木漏れ日が散った花びらのようにも見える~

 

 

で、一人で練習してみると、

ああ集中するってこういう感覚だったな、、、と思い出す。(笑)

つまり、この1年半、私の練習ってなんだった?

いや、鍛えられて来た!と思いましょう。(^^

 

施設から、週に1回半日しか受け入れられないと聞いた当初は、

え~??うちの娘はこんなに頑張って大変な手術を経て、

てんかんという病気を戦って、

以前よりよくなっているのに、、、。

悲しいやら怒りやら落胆やら、

うちの娘の社会での居場所はないの!と泣きたいような気持など

いろんな感情が渦巻きましたが、

こちらの体制は整っても、

あちらの体制(新しい職員さんが多くてスキル不足)の事情もあるのだ

と最近ようやく頭だけでなく、心も納得できました。

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~今までで一番たくさん咲いてくれたヤマツツジももうすぐ終わり~

 

 

今日は初日を終えて、

娘が元気に過ごせたと喜んでくれる職員さんたちの見送りに

施設なりに精いっぱいやってくれていることが伝わり、

こちらの都合で さあ元通りの生活に!とはすんなりいかないことも

受け入れられる気持ち。

コロナの第4波も懸念されるので余計に、

少しずつがちょうどいい時期かな。

 

昨晩はまるで新学期を迎える幼稚園生の親のように(幼稚園とか言ってごめんね!)

持ち物、発作の新しいマニュアル作り、非常時の3日間の薬の準備、連絡帳と

久しぶりの社会生活の準備に忙しく、でも嬉しかった。

落胆と希望と、失敗と工夫と。

いや、今や慣れて当たり前に思っていた福祉サービスも本来感謝でしかなく、

時には我慢も、時にははっきり希望を伝えることも、

もちろん相手を思いやることも、

すべては学びだなと改めて思う。

 

私は娘のてんかんという難しい病気を課題に持っているためか、

人間関係の煩わしさからは解放されている。

娘のお陰で、周りには良い人しか縁がない。

晴れの日も雨の日も、とにかく歩み続けると誓う新年度です。

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~先週、ヘルパーさんとあけぼのやま公園にチューリップを見に。

近場のオランダの風景~

 

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~ドラえもんのどこでもドアが出現!~

 

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~金曜日は薬もらいの通院の帰りに、娘とテネレの木でランチ~

 

 

2021年4月 3日 (土)

音楽の力

 

あっという間に4月に入りました。

桜も新緑もすごい勢いで進んでいます!

なのに、我が家は置いてけぼり、、、の気分でした。

この前の嵐以降、

そして気温差が大きかったあたりから徐々に発作が怪しくなり、

私も憂鬱な気分。

春なのになあ。

いや、春の嵐というではありませんか!

 

あれだけ娘は頑張ったのだから、、、と思ってしまう。

そしてもっと楽になれるかと思っていたのに、、、とがっかりする。

相変わらず家の片付けも、

自分の練習もなかなか時間が取れず

集中できず、

私は変わらないがんじがらめの生活に憂鬱になっていた。

 

でも、一歩外に出れば花々が木々が輝いていて、

自然から力をもらえる。

その瞬間は元気になる。

いやでももしかしたら、外界のエネルギーと自分との落差が大きくて

反対に疲れるのかしら?

などなどグダグダと考えていました。

でもね、その前は元気だったから、きっとまた元気に戻れる!

 

昨日はダブルコンサートの予定だった。

昼間はノバホールで友人ピアニストによるピアノデュオコンサート。

こちらは娘と一緒に。

夜は一人で東京文化会館小ホール。

ちょっと欲張りすぎ?

 

しかし、このところだんだん怪しくなってきていた発作が朝爆発し、

爆発なんて言うと驚かせるけれど、

要はほぼ大発作みたいな発作があり、

その後も小発作が続いて意識低下。

もっとも嫌なパターンです。

 

その後も寝ること寝ること。

大発作の後意外にすっきりして、出かけられることもあるけれど、

発作が長く続いた余韻は大きく、

その後も疲れていたのでとてもお出かけは無理と断念。

桜ドライブ、つくばランチ、そしてコンサートと

娘とのお出かけを楽しみにしていたのに。。

 

こういう日はいつ起きるのかな?

いつ食べられるのかな?

その後の体調はどうかな?と様子見に始終するので、

私は細切れの家事をしながら、他のことはできず、

失われた一日となってしまう、、、。

 でも、その前はしばらく安定の時期もあったので、

またそんな時もやってくると思う。

 

 

でも、夜は夫に娘を頼んで出かけました!

1年以上ぶりの東京。

そしてコンサート。

電車の座席が一人一人区切られていて新しくなっていたり、

構内の通路が新しくなっていたり、

上野駅の公園口の出口も改装中で、

いろいろなものが新しくキョロキョロ。

東京に行くからって、特にコロナに緊張することもなく。

 

大ホールでは催しがなかったため、

東京文化会館の前は人気がなく静か。

ちょっと寂しい風景。

足早にリサイタルの小ホールへと向かう。

この日のプログラムはブラームスのヴァイオリンソナタ全曲演奏会。

演奏は大学時代からの友人森下夫妻。

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響きの良いホールにストラディバリウスの美しい音色が優しく沁みとおる。

森下氏は確固たる自分の美学があって、

彼独自の音楽を展開してくれる。

どこかで聞いたような、、、とか、

どこにでもある普通の演奏ではない。

彼自身を正直にさらけ出す。

しかも極上の美しい音で。

なので、いつも森下夫妻のコンサートは特別な時間になるのです。

 

奥様の陽子さんがまたそれはそれはぴったりと寄り添う。

たまに幸路氏が自由過ぎる場面、

果たして合うのか?どうなる?と私は構えることがあっても、

ちゃんとぴったり二人で着地する。

さすが長年のコンビの息はすごい!

二人で宙を舞っているみたい。

時には空高く駆け上がるヴァイオリンを、

大地でしっかり受け止めるピアノであったりもする。

 

ブラームスはとても新鮮でした。

今まで聴いたことのない解釈で、

唯一無二の世界。

すぐに理解できるわけではないけれど、

作品への愛や共感や情熱がひしひしと伝わってくる。

 

演奏って、結局弾いているその人が出る。

押し付けが全くなく、包み込む音楽。

 

3曲ソナタという大仕事が終わって

アンコール3曲は森下ワールド全開!!

クライスラー「真夜中の鐘」からロマンチックな世界が広がる。

彼の音楽は愛でいっぱい!

 

ブラームスもそうだったけれど、

いつも空気をいっぱいに吸った音は、

宙に輝く。

彼の音と一緒に聴衆は気持ちよく呼吸する。

 

次からは昨年出されたCDからの2曲。

ブラームス「メロディのように」の歌いまわしは最高!

でも、この日最も心に残ったのは、演奏会の最後に弾かれた「モルゲン」。

 

R,シュトラウスの歌曲をそのまま演奏し、

最初はピアノソロ。

それが、まさにこの作品の 

ずっとここに居たい世界、幸せな世界を表現。

 

ピアノが、愛する二人が夕暮れの波打ち際に

静かに立っている情景を描く。

ヴァイオリンが優しく温かい声で、

肩をそっと抱きしめるように入ってくる。

二人が、明日への希望を私たちに語り掛ける。

 

聴いていて自然に涙が幾筋も頬を伝い、

こんな感動は久しぶりでした。

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音楽の力をひしひしと感じた夜。

人間力が伝わる素晴らしい演奏。

芸術は魂を癒す。

 

 

2021年3月28日 (日)

桜の季節に

 

毎年、すっかり早くなった桜の訪れ。

今年は娘とゆっくり歩いて散歩しているので(去年は車椅子を必死で押していた)

周りの景色をじっくり眺めています。

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そうすると、まさに桜の開花が日本の春の始まりだと肌でわかる。

まずは河津桜、寒緋桜と続き、ソメイヨシノと同じ頃に

私は名前は知らないものの、可愛らしいピンクの桜が咲き始め、

それに呼応するようにこぶしもモクレンも雪柳もレンギョウも、、、と

様々な花が咲き乱れ、新緑もスタート。

何とも目まぐるしいというか、魅惑の春の始まりに心躍る毎日です。

 

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外に出れば、、、ですが、

久しぶりの本番を終えていろいろ考えていました。

自分でも、本番ってなんだっけ?の状態だった。

とりあえずぎりぎり人前で弾けるようにしか整わなかった。

でも、昨年は毎日最低の1時間しか弾けず、

入院期間の8週間楽器に触れなかったわけなので、

その後の1か月半で何とかできたことを

とりあえずよしとしようという気持ちに落ち着いたところです。

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ピアノと一緒に弾けることはとても嬉しいのだけれど、

あまりにも感覚が鈍り、

大してできない自分がもどかしい。

本番をやってわかったことは、エネルギーが落ちている今の自分の状態。

 

とうとう介護度6の認定を受けた娘のケアと家のことと

ヴァイオリンの三つを成り立たせることの困難さに

少々めげていました。

ちょっと、このプロジェクトが終わったら、

もう弾かない方がいいかな、、、と思いかけていた。

いや、実は本番前私はよく「もう弾かない方がいいかもしれない」と

気持ちが落ちることがよくある。

 

それは毎回病気?みたいな気分の流れで、

一回そういう気分になり、

それを超えて「ここはこう思う!こう弾きたい!」が高じて気持ちが盛り上がり

本番を迎えると何とかなるというパターン。

今回は盛り上がるところまでいかないので、なかなか辛かった。

弱音の部分を話すとこうなります。

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でも、娘の感激の涙が、

勝手ながら天から「弾いてごらん」と言われた気持ちになれた。

ポジティブとか明るいとか見えているような私も

けっこうクヨクヨしています。いくつになっても。

落ち込んでは、また懲りずに立ち上がるの繰り返し。

誰でもそうですね。

 

でさらに、桜を見ると、新緑を見ると、

そこから生命エネルギーをたくさんいただいて元気が湧いてくる。

良い季節です!

3月つくばサロンコンサート非公開演奏会(勉強会)で弾いたプログラムは、

5月末に録音を予定している曲たち。

あと2か月しかない!

ここがうまくいかない、、にはまると、さてそこをどうしたらいいものか?

練習の仕方を考えてやってみる、

うまくいかなければまた考えるの繰り返し。

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日頃、音楽は消えてなくなるもの、、、と思って、

とにかく本番は全力で弾く!でやってきましたが、

今やYouTube等の動画の時代。

証拠が残る怖い時代になりました(>_<)

つくばサロンコンサートの新しいHPでも動画がupされています。

 

YouTubeなんて恐ろしい、、、と思ったのに、

今回の中で最も短い「美しい夕暮れ」をupしたら、

意外に慣れてきました。

慣れとは感覚のマヒのことなのですね。。

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中間部分のピアノパートの楽譜は、先に進みたいと書かれているというのに、

私はオクターブでもたもたしていたり、

まだ全体としてはまとまっていませんが、

とりあえず1upしています。

 

4月からは朝コンは「つくばサロンコンサート」に名称を換え、

時間も夕方や夜もあったりと実験します。

コロナ禍にあって、身近に本格的なプログラムで音楽が楽しめる

1時間のつくばコンサート。

どうかよろしくお願いいたします!

ネット予約が当日券より優先されるそうですので、ぜひご予約ください。

 

 

写真は今週のお花見。

全て近所の風景。

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この時期限定の近くのパン屋さんの桜アンパン。

桜餡の甘さとクリームチーズの塩気、そして桜の花の塩漬けの絶妙さ。大好物♪

 

2021年3月22日 (月)

春分

嵐に見舞われた春分の翌日の日曜日。

今日は雨上がりの爽やかな空と、たくさんの水分を含んだ土、そして春の太陽を浴びて、

また美しく花々が咲き開いていくことと思います。

と思いつつも、まだ曇り加減。

昨日は毎年恒例のとねっこ保育園卒園式での演奏。

 

娘が学童でお世話になって以来ずっと続いているお祝いの演奏。

様々な人にとねっこを紹介したいので、今まで多数のピアニストさんに同行願いましたが、

去年からは山口泉恵さん。

金曜日のプログラムから2曲を演奏して参りました。

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かれこれ16年?くらい続いていると、

毎年ここから春の区切りの気持ちになる。

そしてコロナで、去年この日を最後に本番に縁がなかった。

いつものことが廻ってくる幸せとご縁の有難さを改めて思う。

 

娘がとねっこに週に2回遊びに行かせてもらっていた時期てんかん発作はなく、

冬の夕方5時にお迎えに行っても、

外の井戸水のあたりに泥んこになって遊んでいても

全く平気なくらい元気な幸せな時代を過ごした。

裸足は身体にいい。

 

そして、自然食の給食や、檜の床、漆喰の壁、高い天井、

自然に囲まれて自由な子供時代を保証されていること、

ここは子供たちの楽園。

体中から声を出して歌う子供の姿に驚き、

力をもらった卒園式。

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私も数名ながらも自宅でヴァイオリンの生徒さんを教えていて、

ヴァイオリンだけでなくどう育っていくのか?を

一緒に見届けている気持ちでサポートしていますが、

とねっこで学んだことが実に多い。

 

たとえば驚くことに、とねっこでは

誰かを叩いてしまうような問題行動を起こした子がいれば、

その子を叱るのではなく、

なぜそうするのか?

その子の行動の中にある心の痛みを知って寄り添おうとする。

意思を尊重し、気持ちをくみ上げる。

決して強制することはない。

 

自分の子供の頃は親から言われたことに従う時代だったため、

それが嫌で、いざ親になると理解のある親でいたいという気持ちと、

自分に刷り込まれた古い子育てとの狭間で

行ったり来たりのふり幅の大きな育児であった自分を反省の日々だった。

今は孫と接するように子供たちと向き合っている気持ち。

年長さんの生徒さんが二人いるので、

同じ年齢の子供たち!ということでうちの教室の子供たちのことと重なった。

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~近所の公園の桜の中で、もっとも早くつぼみがふくらんでいたのは、

昨年秋にとねっこの子供たちは登っていた桜の樹。

あの時遇ったこどもたちが、年長さんだった~

 

 

昨日午後には自分の気持ちと感覚をとても正直に話せる子がレッスンにやってきて、

そんな子は問題もとてもわかりやすく、

余計な口出しをしないお母さんの子育てに感心する。

それはいわゆる良い子という意味ではなく、

その子らしい自然だという意味のまぶしさ。

かといって、その子なりの葛藤や悩みもあるのだろうな、、、とは思う。

社会で生きていくには、正直だからこその難しさもあるはず。

 

卒園の年齢の一人は自由な楽しい子で、

ヴァイオリンは好きだけれどレッスン中は、ほぼ遊んでいるような男の子。

ふざけて余計な話をして、私と遊んでくれているのかな?

なかなか手ごわい(笑)

もう一人は「私は!」とはっきり言って、

上手く弾けないと怒ったり泣いたりと感情が豊かな女の子。

こちらも全力で当たってきて、やはりてごわい(笑)。

 

子供たちに触れる時間は、私は教える立場でも、

私も人としてたくさんのことを受け取っています。

コロナで人にあまり会わない生活の中で、

定期的に会えるのは生徒さんとその親御さんたちくらい。

我が家に風が入って来る。

 

コロナ禍でも、子供たちが生き生きと過ごせる社会をつくっていかなければ、、、と

改めて思う春分の日曜日でした。

卒園、卒業の皆さん、春休み楽しんでね~!

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今朝は、嵐をなんとか耐えた娘が回復のために寝てしまい、

静かにしている我が家です。

 

 

2021年3月21日 (日)

再出発

 

金曜日はつくば日和でした。

1年ぶりの本番。

お客様はいらっしゃらなくとも、

聴いてくれるのは同業者ばかりという最も緊張する場。

仲間の有難い温かさとともに、

何もかもわかる人たちの前で弾くのはこわいものがあります。

でも緊張がほぐれて振り返ると、

ここから再スタートさせていただけるという喜びの中にいます。

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~入院中に反対側からずっと眺めていたプラネタリウムの丸い屋根と、エキスポセンターのロケット。

また一つ帰ってきたという気持ちに~

 

 

はじめ、暖房いらないかな、、、と思ったものの、

ゆっくりの曲が多いプログラムはいつまでたっても身体が温まらず、

どんどん手は冷えていく。

なのに、汗はかく。

いやなパターンです💦

ヴァイオリンの私がそうなら、

冷たい鍵盤を触るピアノはもっとだった!と気が付いたのは終わってから。

暖房要りません、は失敗でした。 

ごめんなさい!

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本番とは様々なものをあぶりだすもので、

今回は特に今の自分の体の硬さに気が付きました。

それは当然演奏する仲間にはわかる。

いつも弾く場所で、いつもよりも音が伸びない。

こうやって課題を改めて意識できるというのはいいことです。

うまくいった~という後では安心してしまうから。

悔しいくらいがちょうどいい。(、、、ということにしておきたい。。)

 

調律師さんが、涙が出そうでした、、と

感想をくださったのも嬉しかったけれど、

何より驚いたのは、

娘が感激して泣いていたこと。

最後の3曲だけお父さんと一緒に会場にやってきたのですが、

終わって会ってみると、

あれっ目が潤んでいるような、、?

夫曰く、「弾いている最中から感激して泣いていたよ」とのこと。

ハグしたらしばらく泣いていました。

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~終わって1階のギャラリーに写真展を見に~

 

 

その涙の意味は?

言葉がないから本当のことはわからないけれど、

娘もまた弾ける私を祝福して喜んでくれていたのだと思う母です。

練習を聴いていたからね。

また一つ、言葉がない世界に閉じ込められた人の

豊かな内面を知ることができました。

 

以前は、私が弾いた方が発作が止まることが多かったので、

去年の自主企画コンサートの前にも小さな発作中に弾き続けていたところ、

それが大発作になってしまい、その時は大変なショックを受けた。

ちょうど昨年3月末の、世間が最初のコロナの恐怖の中にあった時期だったこともあって、

演奏会を中止にしたという経緯があります。

強行突破しようと考えていたのを、娘が止めました。

あの時無理してやろうとせずにやめてよかったのだと思うし、

今はまたやっていいのだと思える。

娘は見えない世界からの合図も送ってくれているように受け取ってしまう母です。

 

そして、大事な共演者との本番というかけがえのない時間。

今弾いている世界しかないという時間を共有して作っていく喜びも戻って来ました。

この日のことを活かして前に進んでいきたいと思います。

 

 

終わってから次の目的地に行く前にお昼ご飯。

ふわふわのリコッタパンケーキは世の中で流行っているみたいだけれども

未だ食べたことがなく、

デザートに注文して3人で分けっこしました。

1枚を娘と二人で、もう一枚はお父さんが。

娘がウフフと喜んだ♪

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そしてもう一つの目的地、病院の窓口に文書の依頼に行く。

用事が終わって、病院内をちょっと歩く?

娘は即エレベーターに向かう。

あっ10階に行きたいんだ、、、。

 

娘がお世話になった病棟でコロナが発生し、

当分の間入院、手術は休止中。

地域の人々にもっとも高度な医療を提供する大病院が大変なことになっている。

もともと脳卒中などの緊急手術で忙しい脳神経外科なのに、

コロナでますます緊張が走っている。

スタッフの顔が浮かぶものだから、

今週はずっと病棟のことが頭を離れませんでした。

娘も話を聞いているから、一緒に心配していたのでしょう。

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病棟の扉はインターホンで呼ばなければ開かないので、

ドアのガラス窓からしばらく中の様子を見ていました。

2か月お世話になった場所は懐かしい気持ちになる。

入り口のデイルームはボードにスタッフルームと書いてあり、

看護師さんたちは使い捨てのビニールのエプロンに全身を包み、

明らかに違う病棟の様子。

ただでさえ暑い病棟なのにビニールにくるまれていては、

ますます疲れそう、、。

でも病院のHPは毎日見ていて、

特にお知らせの変更はないのでその後のコロナは大丈夫なはず。

 

自宅に帰って病棟から電話が入り、

先日送った観音山フルーツガーデンのお任せセットが届いたとのこと。

私がいただいたお見舞いですごく美味しかったので、これを!と思ったわけです。

こういう時は、美味しいフルーツが身体と心の免疫を高めてくれるはず。

先だって送った応援の手紙だけでも看護師の皆さんはウルウルして、

また頑張れる気持ちになっていると言われ、

こんな時だからこそ、そして長くお世話になった私たちだからこそ

できることもあってよかったと思いました。

 

そこまでしなくてもいいかな、、、どうしようかな、、、と

迷うくらいなら行動する。

想いは、思っているだけでも力になるけれど、

行動するともっと拡がる。

演奏の出来はどうであれ、

大事なものを温めた素晴らしい一日。

出会った人と交わす気持ちに感謝。

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つくばサロンコンサート、4月から再スタートです。

毎月第3金曜日、つくばアルスホールで演奏会がリレーで続いていきます!

 

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~帰ったら、夕方に斜めの日に照らされて、チューリップが咲き始めていました~

 

 

2021年3月13日 (土)

久しぶりの本番に向けて

 

娘が退院してそろそろ1か月半。

だいぶ生活が落ち着いてきました。

今週娘は昼寝の時間も減り、発作も減り、

私も来週の勉強会という本番に向けて

ヴァイオリンの練習ができる生活を取り戻しています。

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娘を一人置いて私はヴァイオリンを弾くというのは、

そこそこの時間であれば問題なくとも、

ほったらかしは気が引ける、、、、というもの。

でも、本番が近づいてきたらそんな悠長なこと言っていられません。

通しの練習はリビングで、

細かい部分練習は玄関でやりながら、

リビングのガラスドアから娘の様子もチェック。

う~ん、集中とは程遠いなあ、、、。

でも贅沢言ってられないので、

やれる環境でやるしかない!

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今回1年ぶりの本番であり、

1か月半前まではずっと楽器から離れていたので、

リハビリの感覚。

明日はほぼ練習する暇がなく、月曜日は娘の通院があるのであまり時間はなく、

今日の土曜日と火水木の計4日でなんとかしないと!と焦り気味でした。

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音程も甘いので細かいことが気になる。

旋律的に音程を組み立てたところ、

今回弾くのはゆっくりの曲が多いので、

結局は和声的に取らなければピアノと合わず、

もう一度耳を換える作業もまだ必要。

やっぱりバスの上に響きを乗せなきゃ。

 

音の出も、特に小さく出るところでまだまだ不安定。

などなど技術的なことが気になる気になる~。

何よりもチマチマ練習の方が多すぎて流れが悪い。

あと数日の練習で何とかしなきゃ!

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金曜日の朝コンひこう会(弾こう会&非公開)で1時間弾かせていただいた後は、

日曜日は毎年恒例のとねっこ保育園卒園式での演奏。

こちらは金曜日に用意しているプログラムから2曲弾きます。

 

いつもは母であることが最優先ですが、

本番前だけはヴァイオリニストになります!

でも、この焦りも緊張も久しぶりで嬉しい♪

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~今日の写真は、今週のご近所の寒緋桜と我が家の庭の花とリハーサルランチのデザート♪~

 

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