2019年11月 9日 (土)

希望という名の贈り物

 

 

心震える作品が届きました!

桐朋時代の1学年先輩の作曲家 相馬邦子さんにお願いしていた委託作品が完成して、

手元に来たのです。

春から相談してお願いし、待つこと数か月。

約束の「秋口までには」をしっかり守ってくださり、

途中経過のメールまでくださって、

譜めくりしやすく製本され、何から何まで心配りがされた贈り物のようでした。

そんな外見のことよりも、中身の音楽が素晴らしく胸がいっぱいです。

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元は、ラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第2番第2楽章を、

クライスラーがヴァイオリンとピアノで演奏できるように編曲した「祈り」

という曲があり、

その譜面を探していましたが、ない!!

困り果ててひらめいたのが、相馬さん!

 

 

3年前に初めて相馬さんの作品を聴いて以来、

いつかオリジナル曲をお願いしたいという漠然とした夢を持っていました。

初めて聴いたのは「雨上がりの日差しの中で」というチェロとピアノのための作品。

その日のコンサートで最も素敵な印象が残り、ずっと温めていた夢。

今ようやくそのチャンスに巡り逢えた!という気持ちでいます。

 

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~相馬さんのピアノと古谷さんのチェロのユニット「コスモス」の新しいCDには、

夢と希望と元気がいっぱい!

ごきげんな気持ちになれる素敵なCD.

この中で「雨上がりの日差しの中で」を聴けます♪~

 

 

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届いた作品の演奏時間5分程度。

ちょうど譜面が届いた翌日は私たちLunaClassicaのリハーサル日。

初見大会で作品を探検してみたところ、拡がった景色はとても雄大でした!

まだゆっくり弾いてみただけですけれど、、、今抱いているイメージは

 

 

鈍色の空の元。

山の向こうに薄い日差しが見える。

誰もいない静かな湖。

繰り返されるテーマが少しずつ彩られていくのを聴くうちに、

景色の奥行きが拡がっていく。

空から次第にまぶしい光が差し込めてくる。

胸の内には哀しみも切なさも抱いたままながら、

光と共に希望の中を歩もうと決意する。

 

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いきなりこんな光景、物語が浮かんできました。

惚れこまないとすぐにこんなイメージは湧きません。

好きだと思える作品だけ弾きたいと願うわたし。

まだちょっと弾いてみただけなので詳細がわかっているわけではなく、

きっとこれから私たちの中で成長していくと思います。

 

 

相馬さんが付けてくださった曲のタイトル「Hoffnung 希望」は、

誰もが希望を持てる世界にと願う祈りでではないか、、、とふと思いました。

自然災害が多発し、世界情勢は不安定で、

この先どうなるのかわからない不透明な時代に生きている私たち。

音楽にできることは何か?

自分にできるささやかなことは何か?

 

何度もメッセージのやり取りをし、お互いを知って信頼して待ったこの数か月。

それ自体に希望があり、

楽しみに待つ何かがあるということは幸せだと振り返っています。

 

けれど作曲家はその間、多くの時間を割いて心を砕いて創ってくださっていた。

楽譜からそれがひしひしと伝わって来ます。

現代の作曲家が書いたと言っても、難解さとは無縁のとても美しい作品。

彼女の人となりが伝わって来る温かさがあり感動しています。

譜面を見ると、生まれてくれてこの手に来てくれてありがとう の想いでいっぱいになります。

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Facebookでの私の投稿、写真を見て、共感のメッセージを寄せてくださり、

昨年12月の演奏も聴いてくださって、

具体的に私たちをイメージして作ってくださった作品。

感謝に堪えません。

 

同じ時代の空気を吸い、共に生きる作曲家の作品を、

音にしてこの世に出す。

そしてそれを皆様と分かち合う。

音楽家としてこんな幸せなことはないのかも、、、。

 

これから二人で音合わせするたびにこの作品を追求し、

来年44日の初演を目指して練りあげて参ります。

 

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~今年は紅葉が遅い。これらは昨年の夫の作品~

 

2019年10月31日 (木)

温まる時間を求めて

 

 

ようやくの晴天にほっとしますが、

このところ災害続きで、心が疲れています。。

今朝の目覚めのニュースは首里城消失の知らせ!

次から次へとどうしてこんなに、、、。

悲しいことばかり。

でも、私は有難いことに音楽に支えてもらっている。

心底好きなものがあるだけで、それが自分を包んで守ってくれるような気がします。

久しぶりのブログなので、ここのところを振り返って徒然なるままに、、、。

 

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~4年ぶりに枝の剪定をしてもらってすっきりさっぱり!ほとんど伐採に近かった。

細い木々のシルエットが線を描く朝の庭も新鮮。~

 

 

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~切ってもらう前はヤマボウシの紅葉が綺麗で、ちょっともったいない気分。寂しい気分でもあった。。~

 

 

 

そう。外の出来事、自然の激しさと共鳴するかのように

最大限に右に左にと心が振られているのです。

また災害発生!と構えたら、

ラグビーで日本代表が大活躍して喜んで身体が緩む。

あるいはノーベル賞受賞のおめでたいニュースに気持ちが華やぐ。

天皇陛下ご即位の儀で厳粛な美を電波を通して知り感動を覚える。

激動の10月を今日で終えようとしています。

 

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即位礼正殿の儀の日、私は一日練習Day

午前の練習を終えて一人でお昼ごはんを食べて、

テレビの前に座ってみました。

 

 

雨が多かった今年の10月。

あの日も雨模様で室内も暗かったのが、

天皇陛下の御座のカーテン(何と言うの?御簾でもないし、、)が開く瞬間に

ちょうどぴったり我が家にもまぶしい光が差し込み、

とても驚きました。

 

 

何も私には関係ないだろうと思うのだけれど、

あまりのタイミングの良さに、こんな毎日でも

「これからは良い時代が来る」と天が知らせてくれたかのような

神聖な気持ちになった光でした!

 

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翌水曜日、小学校時代の親友と待ち合わせて皇居前をお散歩。

私たちの友情は一体何年になる?

せめて年に1回は会いたいね!と願っている

懐かしい彼方の思い出を共有する貴重な友達。

爽やかな彼女と話していると、私の心も晴れやかになる。

私の筆まめ長文は、彼女との長年の文通から始まっている。

僭越ながら、天皇皇后両陛下とは同年代の私たち。

お二人がこれからいよいよ本格的なお仕事と責任に就かれることを思うと、

私たちも頑張らねばね!という気持ちに。

 

 

皇居前広場を初めて訪れる。

前日ここの中で最高に厳かなる儀式が行われ、

その日は外国の賓客を招いてのお茶会が

あの門の向こうで開かれていると思うだけで、

歴史の1ページの傍にいるような気持ちになりました。

何より青空がまぶしかった!

おめでとうございます!

そしておめでとう 日本!

 

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その後の金曜日、

あのすごい雨の日は実は高速を使ってリハーサルへ。

市の防災メールが配信されないか?時々スマホを気にしながら、

防音で外のことが気にならないレッスン室ではエネルギー全開!

リハーサルはこの上なく楽しかった。

 

 

まだ本テンポで弾けるには至っていないというのに、

針が振りきれるほど本気で弾いてしまいボロボロ。。

でも、きっと活き活きとした本番ができる!と確信したリハーサル。

今年はLuna Classicaでの本番はなかったので、余計に力を入れて準備したい。

二人で弾くのは最高に楽しい♪

まずは117日(金)を目指して頑張ります!

つくば朝のサロンコンサートへ、ぜひおいでくださいね!

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その晩は一緒に弾いた音楽の興奮の余韻が残ってしまい、

ちょっと睡眠が浅かったほど幸せだったのに、

豪雨でまたもや被災された方が出たと知り、

この明暗に何とも言えない気分になる。

日々気持ちの針は揺れっぱなし。

 

 

 

時間の針の方を戻して台風の翌日のこと。

ずっと相談相手を務めてくれた友人とコンサートに行って、

道中、そして食事をしながら最近あったことをシェアして振り返る。

人生を俯瞰してみる勉強をしている彼女からは、

他からは得られない助言をもらって心が拡がって行きました。

 

いつも不安があると彼女にメールして「大丈夫!」の言葉で支えてくれた優しき友。

「森さんこそ幸せになってほしい」という温かい言葉に

本当に苦労多い人生を懸命に生き、

今幸せになっている彼女との

友情の厚さを感じて有難かった。

 

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ある日は、お姉さんのような友人に初めて我が家に来ていただいて、

穏かなひと時を一緒に過ごす。

その後お気に入りのスパイス・ガーデンへご案内。

年上の彼女は温かく見守ってくれて多くは語らなかったけれど、

とても温かい眼差しと表情からたくさんの祝福のプレゼントをいただきました。

 

 

つまり、このところ人と会うことが多かったのです。

10月末からだったら少しの期間時間が取れるから、、、と

今いろんな友達と会っている。

会いたい人はたくさんいて、

でも実際に逢って話ができるのはそれぞれ年に1回くらいかしら。

私はワイワイ大人数よりも、差し向かいで相手を聴くことを好む。

まだ今年会えていない友達がいる、、、。

 

 

今週火曜日、またまた昼と夕方と友人と会うダブルデートがあり(どちらも女性)、

それぞれ目の前の人との時間を味わう。

9月のコンサートの感想を聴けると、驚くほど人それぞれ。

その場を体験した人の言葉を聴けるのは貴重であり、

それぞれの感覚で受け止めてくれている多様性を感じる。

あのコンサートは私は主催者であって、

やはり自分らしい演奏はできていなかったと締めくくっています。

だからこそこれから、もっとしっかり頑張らなければと思う。

 

 

夕方に逢った友人とは、お互いの苦労を知っている者同士の連帯感で、

彼女の頑張りを見て私も頑張ろうと思う時間を持てて、これも有難く思う。

 

 

その後19時から王子ホールでイザベル・ファウスト&アレクサンダー・メルニコフの

デュオコンサート。

この演奏会は今年最大の楽しみにしてきた期待の一夜。

 

何しろチケット発売日の10時に夫とパソコンとスマホ各2台ずつ、

4つでスタンバイしたのに、一瞬で売り切れ!!

どういうこと??

王子ホール友の会の先行発売で売り切れていたということなのかしら?

チケットぴあから買えないか?などいろいろ調べているうちに、

早くもネットオークションに1枚出ているのを夫が発見。

3割以上も高くなっているのに、即落としてもらう。

どうしても行きたかったのでね。

今や世界最高峰の誉れ高いデュオは、こんなに人気があるのかと驚きでした。

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~CDを購入してサインもらいました!~

 

 

プログラムは、ドビュッシーのソナタから始まり、

バルトークのヴァイオリンソナタ第1番、

休憩をはさんでストラヴィンスキーのデュオ・コンチェルタンテ、

最後にフランクのソナタという

「弾きまくります!」の重量プログラム。

 

ドビュッシーは誰が弾いてもそれぞれの個性が出る、これという型のない曲。

彼のダブルメッセージが隠れているのではないか?と思われる謎多き作品は、

私が探求し続けたい曲の筆頭にある。

 

このデュオは、ほぼ弱音の方にダイナミックレンジを取り、

その分ffの時との落差で大きな表現を実現。

イザベルさん、作曲者の書いた通りのスラーで弾く。

弾きやすいからという理由で弓を切ることなく、

一弓のなかでたくさんの音を語る。

高い技術の証拠。

そして、作曲家の書いてあることを尊重する姿勢であると伝わって来る。

 

しかし、この曲はなかなか「これだ!」と思う生演奏に出会えることはない。
(勝手な期待を抱いて聴いている厄介な聴衆、、、)

もっと不安や恐怖や叫びや、それらを包括しての美に至るまでの

究極の表現はどこにあるんだろう?と考える。

難しい作品です。。

 

 

続くバルトークとストラヴィンスキーは私は弾かないので新鮮で、

まあ上手いこと!凄いこと!と目を丸くして聴いていました。

リズムの妙も、鮮やかなのに自然なテクニック、ぐいぐい攻める音楽の推進力に、

ここまでの演奏は他では聴けない!!と驚嘆していました。

一体感と言い、世界最高のデュオここにあり!でした。

 

最後のフランクは、ヴァイオリン&ピアノのデュオのプログラムでは最も演奏される作品。

お客様も皆さんこれを楽しみに来られたのでは?と思う。

メルニコフが最初の第1音を吸い込まれそうな集中力で弾き始める。

でも、第2テーマが始まる個所で???、、、

 

なぜここをこんなに小さく弾く?

mfかあるいはmpくらいの音量。

ここの作曲家の指示はfではなかった?

 

1楽章の始まりは、揺れるように迷うように夢のように漂う。

2テーマに向かって少しずつ山を作り、

2テーマからエネルギーが流れ始める。

なのに、すごく控えめ。

私かなり欲求不満。

 

2回目に第2テーマが出てくるところでは、もっと語ってくれたけれど。

その後も、なぜその音量?なぜその表現?と疑問に思うことが続き、

楽しむよりは考え込んでしまった。

楽譜の読みの深い彼らがやっていることだから、

私の理解力不足なのか?と頭がグルグルしながら、

家に帰ると即楽譜を見ずにはおられない。

 

でも、やっぱり私の記憶は間違っていなかったのだけれど、、、。

ダイナミックの指示以外にも、

2回目に出てくる第2テーマはもう主調に戻っていて、

終わりに近づいていることを調が物語っている。

対して1回目に出てくる第2テーマはお約束の属調に転調し、

発展の方向性を呈示する。

 

 

構成は1回目の方がより大きく表現し、

2回目は早めに衰退していくというストーリーの方が自然でいいのでは?

などなど考えていたらきりがなく、

昨日の午前中はなぜだか具合が悪く過ごしていました。

なぜ?が多く、そのなぜの意味がわからないのは苦しい。。

 

しかしこのデュオは使用する楽器にもこだわり、

ネットのイザベルさんのインタビューによると、

フランクはエラールのピアノを使用してはじめて

この作品の本当のバランスが取れるとのこと。

つまり、スタインウエイではピアノがヴァイオリンを消してしまうとの

趣旨のことを言っていました。

 

それでなのかな?やたら控えめに弾いていたピアノパート。

pの部分は完全に背中を椅子の背に付けているものだから

(体重を腕にかけないようにするため)

客観的というか、遠くで弾いているような、

悪く言ってしまうと気がないような感じにさえ見えてしまう。

(本当はネットで悪くは書きたくないのだけれど、、)

体調悪かったのかしら?

人間だからいろいろあって当然よね、、。

 

早い話、よく知っている作品には「私はこう思う」が染みついているので、

他の解釈を受け入れづらいということなのだと思う。

でも、時には全く違う解釈なのに、

心から手を拡げて受け入れることもある。

こんなに素晴らしいのに、こんなに楽しみにしていたのに、

釈然としない気分が残ったというのは初めてで、

だからこそ貴重な体験だったと思える。

きっと宿題をいただいたのですね。

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「ここはこうだったのか!」の知的発見はたくさんあってワクワク驚いたけれども、

感動とは少し違ったのだと思う。

彼らのCDを聴いていてもそう思う。

「こんな解釈があったか!」

「楽譜にはこう書かれていたのか!」といつも驚く。

 

でも、感動すると心を奪われて、思考回路が止まり、

ただただ身を委ねるという幸せな時間が流れる。

私は生演奏ではそんな時間を過ごしたいと願う。

 

こんなこと書かない方がいいよね、、と思っていたけれど、

疑問、宿題が多すぎてずっと考えています。

ヴァイオリンには心から共感していたけれど、

ピアノは私の感覚とは違ったってことなのかしら?

 

息(時間)はピッタリだったけれど、

弾いている二人の温かさが違ったという感じにも思えた。

ヴァイオリンは歌う楽器、右手のボウイングは息の楽器に対して、

現代のピアノはメカなので人の体温を伝えるのは難しいのかも。

つくづく私は温かい弾き手が好きなのだと思う。

結局好みの問題だけですね。

 

 

少ない情報で勝手なこと言ってごめんなさいね。

でも最高に工夫と情熱があり素晴らしかったし、

また必ず聴きたいと思うデュオです!

来年もチケット入手にトライします♪

宿題の続きをもらいに勉強に、演奏会場に通う。

 

 

今日はハロウィン。

娘は日中施設でバーベキューを楽しんだそう。

うちの娘のすること、反応が可愛くて、

みんなが笑顔になったと連絡帳に書いてあった。

そんな風に想ってくださって、私まで幸せになる。

平和な日はそれを存分に心から楽しみたい。

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でも実は今日は娘の鬼門の日。

何がって、毎年重いてんかん発作が発生しやすい時期なのです。

理由は日中と朝晩の気温差がすごく大きくなるから。

あるいは、15時から18時の間に一気に気温が下がってしまうから。

 

それらの理由がわかり、さらに細かく温度管理、衣服管理するようになったら、

少しはましになっています。

今年は季節の進みが遅いから、気を抜かずに注意を続けます。

去年はこの時期救急車のお世話になりました。

しばらく厳重警戒の日が続くのです。

毎年のことなので、年中行事の一つの気分。

今年はサイレンを鳴らす車には乗らないぞ!

私もたくましくなったはず。 、、、かな?(>_<)

 

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22年前の子供たちの写真。ピアノの上にずっと飾ってある。

大人になってしまった今でも子供たちは私の宝物だけれど、

友人のいないこの世も考えられない。~

 

 

2019年10月17日 (木)

問いの扉

 

 

この度の台風19号でお亡くなりになった方の御霊に哀悼の意を表し、

被災された方々に心からお見舞申し上げます。

 

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ブログをアップして我が家の無事を伝えねばと思いつつも、

台風の緊張疲れ&その後思いがけなく届いた嬉しい知らせに大喜びで最大限に心が振られ、

ブログまで手が回らなかったのでした。

台風の晩は、思いつく限りの友人の顔を思い浮かべて祈りながら眠りにつきました。

きっとお互いに、、、だったのだと思う。

あれからもう1週間経つのですね、、、。

 

 

 

台風19号が発生してその巨大さに、

バハマに上陸した破壊的な台風のことが重なり、

不気味な不安に襲われました。

その前の日曜日、娘の移動支援で来て下さった流山の支援員さんが、

千葉の台風15号を体験して発した言葉「私死ぬのかな、、、と思った」が響いてしまい、

この1週間怯えていました。

15号の時に、もうすでに千葉の方はそんな想いをしていた。

 

 

先週は日々台風の進路が気になり、

海側に逸れた、いや内陸に進路が変わったと一喜一憂し、

こんなことでは身が持たないから途中から進路予想図は見ないように。

どうせ直前に進路は変わる。

台風は生き物で、その時の高気圧の張り出し具合や偏西風や海水温や、

その他もろもろ私にはわからない自然のエネルギーの中で凶暴に動き回る。

 

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ただただ謂れのない不安の中で、伝えておきたいことは伝えておこうとか、

まるで遺言でも書かなきゃみたいな極端な心境。

こんな私 おかしかった?

でも、結構似た心境にあった方はいらっしゃったようです。

心配性の人は、日ごろのその特性がクローズアップされたのかもしれません。

 

 

そんな時、今月会う約束をしている友人たちから、

具体的な相談メール等がどんどん入って来る。

未来の楽しい約束があるから一緒にこの世に留まるよね!と確認するように。

でも、そのおかげで随分気が紛れました。

SNS時代の現代は、会わなくても、声を聞かなくても、

通信だけでも安心できるように人は変化しているのも面白いと

自分を見ていました。

 

 

不安にフォーカスするのではなく、明るい未来に意識をシフトする。

そして何よりも祈りにエネルギーを向けようと、自分に声をかける。

でも、不安は大きくてすぐにそちらに飲み込まれ、お腹の調子も悪くなるほど。

小心者ですね。。

 

風への備えもいろいろ考え、

今回は飛散防止フィルムを買って、出窓や二重サッシでない窓に貼る。

それ以外の小さな窓は、布製ガムテープで米印に貼って、

その上からさらにプチプチのパッキンを貼ってガムテープで留める。

やれる限りのことはやりました。

窓を養生しながら、愛おしい我が家の無事を祈りながら。

 

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そんな中、娘の発作がなぜかゼロで、

穏やかな微笑みで癒してくれたのは救いでした。

台風到来の一日は、時間はカウントダウンで迫って来る。

テレビを付ければ不安になるようなことしか言わない。(もちろん必要な情報ですが)

なので、画面は音声を落として、音は癒しのCD

愛聴しているMozartにして気持ちが落ち着き、改めて音楽に感謝でした。

 

 

東日本大震災の時も、私はMozartを車の中で聴いていました。

何番だったかは忘れましたが、ピアノ協奏曲。

目の前の道路がうねって波打つという異常事態を目の当たりにしながら、

車ごと揺れているというのに、聞こえるのはMozartなら私は全く怖くなかった。

あの時はMozartに守られた、、、、と思っていたので、

今回も迷わずMozart

 

 

数あるMozartの中でも、この前から書いている菅野潤先生演奏のCDです。

聴きながら窓の養生をしていると、

先生の落ち着いた集中に引き寄せられて、

Mozartの力に導かれて

不思議な平安の中に居ることができた。

刻々と台風が近づいているというのに。

人は自然と共に生き、人に影響されるのに、

何を聴くか?

あるいは心の中にあるもので、

こんなにも心境が変わる。

 

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土曜日。

朝から何度も届く市の防災メール。

そして、ご近所の山田美枝子市議会議員さんからも、

福祉避難所についての情報を何度もいただき、

いつも気にかけてくださっていてとても有難く心強かった。

 

 

都内がLevel5になったのなら、あの雨雲がやってくるなら

ここも浸水する可能性もある、と判断し、

我が家の地域にLevel3の避難指示が出てから避難準備を始める。

うちは去年新しく作られたハザートマップで、いざとなれば7mも浸かることが判明。

以来、心の準備はできていました。

 

 

今回は「空振りでもいいから、練習でいいから、行こう!」という話しに夫とまとまり、

お隣の車がない高齢ご夫婦にも声をかけてみる。

でも、「うちはここがいいからいいわ」とお隣の奥様。

月曜日に外で会った際に「次回避難勧告が出たらうちは避難所に行きますから、

その時必ずお誘いします。一緒に行きましょう!」と告げたところ

笑顔で「ありがとう」と返って来てほっとしました。

 

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~今日の写真は、ほぼ夫の撮影したもの。ここは普段は樹のところまで川。

10月13日、14日の近所の水辺の風景。大小3つの川に囲まれている我が家~

 

 

 

避難したのは市役所だったので(しかも和室)、思ったよりも快適に過ごせました。

座布団とテーブルだけ借りて、

持参した水や食料、毛布を使って一夜を過ごす。

すぐ傍に市の災害対策本部があって人がたくさんいるのも安心。

市の福祉課の職員さんが娘の発作について丁寧に尋ねてくださって、

とても心強かった。

 

 

10時代は雨風のピークで、外では荒れ狂った音がして怖かったけれど、

コンクリートの建物に守られどこか安心感がある。

その時間帯が最も電話が鳴っていた。

 

風も納まり、眠りに落ちる。

目が覚めたら外は晴れていて、市役所も静か。

河の氾濫はなかったのだと感じる。

帰り支度をして、職員さんにお礼のあいさつをして車に乗り込む。

朝の空気、朝の光がまぶしく、

倒木もない市内の道路を確認して、皆無事であることを心から喜ぶ。

 

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7時には帰宅。

窓を開けて換気していたら、冷えた娘は発作が始まってしまった!

私もほっとして気を抜いていてごめんね。

でも、この1週間よく発作ゼロで過ごして親に気を遣い、

きっとたまっていたのだろうし、

台風が通る時は強烈に気圧が下がるからその影響もあるのだと思う。

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 ~気圧アプリ「頭痛~る」も、台風当日はこんな感じ!~

 

 

 

何しろすごい恐怖を味わい、

初めて生きるか死ぬか?の問いの前に立ったような1週間だった。

そして何事もない我が家に戻れた喜び。

今回はたまたま運が良かっただけかもしれないし、

これからもこんな思いをするのかもしれないけれど、

今は安堵に浸っていたい。

次への備えは怠りなく。

 

 

重い障害とてんかん発作がある娘と一緒の私は、

いざとなると逃げられないであろうと諦めていた。

疲れると、将来の不安にさいなまれると、

二人で抱き合って終わるならそれでもいいと、

いつも言って来た。

 

 

でも、いざ本当にその時が来るのかも?と思ったとき、

この世は何と愛おしく思えたことか!

私はまだこの世界に留まっていたい。

いつもの日常が実は奇跡の連続で成り立っていることも、

言葉でなく実感できた。

 

 

私は娘のために生きて来た。

音楽はそれを支えるために。

でも今回初めて、自分のためにも生きたいと強く思った。

生きて音楽を続けたい。

ヴァイオリンを奏でたい。

その思いを発し、思いがけずその問いと希望のブーメランは

ギフトとなって私の元に戻って来てくれて、何とも温かく包んでくれた。

 

 

無事を祈ってくれた家族、友人、愛する人たちに心からの感謝を。

そして、これからも娘を全力で護ることと、

併せて自分の人生を生きること。

新しい私が始まっています。

 

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2019年10月 4日 (金)

この先のお知らせ♪

一段落した、、、と思ったら、もう次へ!

早くも2020年のお知らせです。

 

本日ホールが取れまして、2020年の主催コンサートの日程が決まりました!

 

44日(土)「Luna Classicaが贈る名曲の花束」と題したデュオコンサート。

 

会場はいつもの つくばアルスホール。

開演も同じく14時。

もしかしたら4/4、アルスの前の中央公園は桜の盛りかも?

と思うだけでワクワクしてきます♪

半年後ですが、来年のカレンダーを購入されましたら、

ぜひ印を付けてくださいね(^^

 

今年は泉恵さんとのLuna Classicaの活動はありませんでしたが、

来年は前半に主催コンサートを含めて3つのプロジェクトを予定しています。

 

内容はまた後日お話しするとして、この日の目玉となるのは

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(主に第2楽章)を、

作曲家の相馬邦子さんにヴァイオリン&ピアノ用に編曲、

いえ彼女のオリジナル曲として書下ろしをお願いしています。

 

どんな譜面に仕上がってくるのか?とても楽しみ♪

 

http://forest-note.com/

 

その前に、まず2020年最初の演奏会は

117日(金)1030~いつもの「つくば朝のサロンコンサート」

この日の朝コンは第149回目。

ロングランコンサートはそれだけでも貴重!

そして、仲間が素晴らしい!!

 

さらに、2020年はベートーヴェン生誕250年の年。

私たち朝コンでもベートーヴェンのお誕生日をお祝いしたいと、

まずはLunaClassicaから新年を始めます。

 

メインはヴァイオリンとピアノのためのソナタの最高峰、

ベートーヴェンの「クロイツェルソナタ」。

クロイツェルソナタについてはまた後日詳しく書くとして、

前半にはクロイツェル連想ゲーム?のチャイコフスキー アンダンテカンタービレ

クライスラー ベートーヴェンの主題によるロンディーノなど、

よく馴染みの聴きやすい作品からスタート。

お正月疲れも癒されるかも?のプログラミングです(^^

 

その後、ちょっと面白い掘り出し物を発見したので、2曲ご紹介したいと思います。

どちらも若き日のベートーヴェンの面影を知ることが出来る楽しい曲。

「6つのドイツ舞曲」(Vl&PF)はあっという間ですが、

まだ耳も聴こえていた頃の楽し気なベートーヴェンの姿が伝わって来る可愛い小品です。

 

そして、有名なトルコ行進曲を変奏曲にしたものを発掘!(Piano solo

ベートーヴェンは変奏曲の名手でしたから、どんな変装?いや変奏が聴けるか?

ぜひお楽しみにしていてください♪

ベートーヴェンづくしのプログラムで、2020年のコンサートを幕開けします!

 

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~写メを左に回転したはずが、そのまま、、、(>_<)~

 

 

ちなみに今月の朝コンは、18日(金)1030

新進気鋭のチェリスト木下通子さん(東京藝術大学及びパリエコールノルマル卒)

そして知性溢れるアプローチで響きの森を創り出すピアノ鈴木納子さん(東京藝術大学、スヴェーリンク音楽院卒)のお二人の共演。

プログラムは、ラフマニノフのチェロソナタ 他。

これは聴きものです!絶対面白いと思う!

 

私たちの3つ目のプロジェクトは、今はまだ内緒(^^

 

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コンサートが一つ終ると本を買い込む私。

 

勉強のものは、

・バルトルド・クイケンが書いた「楽譜から音楽へ バロック音楽の演奏法」(昨年出版)

帯には「音楽の光を映し出す鏡として、演奏家のなすべきことは何か?楽譜から何を読み取り、何を聴き手に届けるのか? 古楽をめぐる18のテーマから、演奏の神髄を語る」とあります。間違いなく面白そう♪

 

 

そして、手元に置いておきたい1冊として

・「古い音楽における装飾の手引き」 ハンス・マルチン・リンデ 全音出版

 

ベートーヴェン研究については8月から読み進めているこれ。

・カール・ダールハウスの「ベートーヴェンとその時代」西村書店

 

これ、難しい。。

ダールハウスさん、生きている時にあまり評価されていなかったからなのか、

知の巨人すぎて他の人がおバカさんに見えるのか、

やたら批判ばかりで否定的な記述が多く、精神的に疲れます。。

でも、頑張って読む。

 

他は、話題の本たちを♪

写メには映っていないけれど、「新しい腸の教科書」江田証 というのも買ってみました。

私の読書タイムは、娘が帰って来て彼女のお昼寝の隣で。

毎日少しずつ必ず読む。

並行して何冊か。

そして私も15分ほど目を閉じてリフレッシュしてから、夕方の練習タイム。

そうすると頭が回って一番良い練習時間になります。

 

今年は娘の骨折及び療養生活、息子の結婚式、などなど家族のことが中心でしたが、

これからしっかり勉強して、来年はたくさん弾きたいな♪

 

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~我が家のもう一人の愛娘。小鳥は花の下にいるのが似合う。

ピピはいつも私の周りをうろちょろ。~

 

 

 

 

2019年10月 2日 (水)

穏かな朝

 

 

以前にも似たようなタイトルで書いた覚えがありますが、

秋はこういう気分になれる日が多い。

 

夏の日中 過酷な暑さに耐え、夜の寝苦しさにうんざりし、

その後にやって来る秋を実感できる幸せ。

今年は10月に入っても相変わらず半袖で過ごしているという季節の進み具合の遅さですが、

それでも湿度が下がって来て

なんとも爽やか、、、とほっとして嬉しくなります。

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うちの娘も昨日施設の散歩で訪れた公園で、

木洩れ日の下気持ちよく目を閉じていたそうで、

どこからともなく「きれいなお顔ね、、、」という声がもれたと

連絡帳に書いてありました。

 

きれいな顔とは造りのことではなく、表情、内面のこと。

どんな美人やイケメンでも、内側で嫌なことを考えていたら

それはせっかくの美しい造りを曇らせてしまう。

娘はきっと気持ちよく、有難いことに体調もよく、

それが素直にそのまま顔に映し出されていたのでしょう。

嘘なんて縁のない人ですから。

そして、それを感じて取ってくださる施設の職員さんに恵まれていることを

改めて幸せに思った母でした。

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~すっごく優雅なチョコレートいただきました♪もったいなくて食べれない。~

 

 

今年の主催コンサートから1週間が経ち、後片付けも終わり、

さあ落ち着いて次の準備、勉強、先の計画、生徒さんたちのことも、家のことも、、、、と

あれこれ考えています。

 

自分の演奏については思い出すとため息ばかりなのですが、

先生方の「今ここ」に捧げる心と音、

それを温め受け止める会場の空気が残り続け

私はずっと爽やかな気持ちを持ち続けて過ごしています。

芸術がもたらすのは「浄化」という力。

それを改めて感じています。

 

コンサート前、台風被害の恐ろしさに目を覆い、

被災した方々を思うと気が滅入って来る。

悲しい事件を多数ニュースで見聞きし、

悲惨な出来事の数々にちょっと参っていました。。

 

 

どこでどんな事件に遭遇するかわからない。

多発するようになった自然災害はいつ我が身のこととなるかわからない。

停電になったら、通信が途絶えたら、

急な大発作で救急車を呼ぶこともできなくなる!とわかった恐ろしさ。

考えうる限りの対策は立てておかねばと思います。

 

増税前に何か買うものある?と考えて、

充電式の喘息の吸入器が壊れてしまったので、買いなおしました。

10年前に購入したものに比べてとても軽くなり、使いやすくなっていて

常に進歩しようとする日本人魂をこんな商品にも感じます。

みんな頑張って生きてるね!

 

そんなこんなで、本番前の緊張+日常の緊張でマックスのストレス状態だったのが、

コンサートで一気に緩解しました。

日常の景色が穏やかに見える。

それは私の内側がそうなったから。

そして娘にも影響する。

いえ、もしかしたら彼女から影響を受けている。

いや、お互いに響き合っている。それが正解でしょう。

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~コンサートでいただいたお花をまとめる。茎を切り戻しつつ最後まで楽しみます~

 

 

穏かな朝には、モーツァルトが似合います。

「いつでもモーツァルト♪」と思うほどのモーツァルト好き。

あまり知らない方には「どれも同じ」なんて言われることもあるモーツァルトさん。

スタイルが確立しているから、そして時代様式からではありますが、

知れば知るほど彼の温かさ内面の豊かさ、

そして何があっても前向きに生きた力を感じて、

私はいつもモーツァルトから生きる力をいただいています。

 

今バックで聴いているのは、先日の「和の響き」コンサートで素晴らしい演奏をしてくださった菅野潤先生のCD.

8月から手にしていましたが、

実際に目の前で演奏されるお姿を体験したら、

また一歩踏み込んで聞こえてくるものがたくさんあって、

先生が我が家で弾いてくださっているような息遣いを感じて

私の朝を豊かにしてくださいます。

 

これ見よがしなこと、オーバーな表現は一切ない

とても自然で誠実で滋味深い演奏は、

先生のお人柄そのものに聴こえます。

聴けば聴くほど考え抜かれてあるのに自然に流れていて驚きます。

とても細やかな心遣い優しさに溢れていて、

ずっと聴いていたい音楽。

 

私は演奏からいつも、弾いている人をも聴いている気がする、、、。

音はその人そのものだから。

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サインをいただくのを忘れてしまったので、

次にどこかで演奏会を聴きに伺った際に、サインの列に並ぼうと考えていますが、

ドビュッシーの前奏曲集のCDはそこまで待ってはおられず、

先日Amazonで注文。

サインをいただくのはメシアンのCDでかな。

それにしても、こんな超一流の演奏家の方に私の小さな演奏会で弾いていただいて、

改めて有り得ない幸運であった、、、と感謝でいっぱいです。

 

素晴らしい演奏を届けてくださった菅野先生、渡邊先生、長明さん、

そして矢崎先生に心からの感謝を。

「行けないけれど頑張ってね!」と応援メールをくれた友人たち、

支えてくれた友人たち、

期待の空気で演奏を支えてくださったお客様。

感謝の気持ちに満たされていることが、

私を幸せに導いてくれています。

 

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~落ち葉と木洩れ日の今朝の庭~

 

 

2019年9月26日 (木)

振り返り

昨日は先生方の演奏と全体についてだったので、

今日は自分自身について考えてみる。

やりっぱなしでは成長はない。

 

新しいことに挑戦することは好きです。

同じことを繰り返すのでは発展はないと考える。

(練習は反復が大事だけれど)

なので、毎年「今年はこういうチャレンジを!」と定めます。

今回はプロデューサーを初体験。

しかも自分も演奏しながらの一人二役。

 

主催者としての振り返りは昨晩書いたので、

今日は主に自分の演奏についての反省です。

いつものことながら、、、準備が遅い!

たいてい本番直前でないと、演奏の全体像が見えてこない私。

毎回懲りない。。。

 

本番前の工夫した練習と、

それを積み重ねる時間の長さをいつもやっていれば、

もっと遠いところに行けるだろうに、、、と思うのに。

介護があり、ある程度きれいな家に住むのでないと落ち着かない私は(超綺麗好きの母に育てられ)、それらをそうそう手を抜けない。

まあ欲張りというものです。

 

バッハの3番プレリュードは、ずっとリュートのイメージを持っていました。

リュートとは現代で言うならちょっとギターに似た楽器。

実はバッハはこの3番のプレリュードをリュートにも編曲(BWV1006a)しており(最近知った)、

さらにはカンタータにも編曲して3回使っている。

それほどお気に入りだったと言えるでしょう。

 

昔九州交響楽団に在籍していた際に何度か演奏を聴いたギタリストの山下和仁氏の

バッハ無伴奏CD20代の終わりに愛聴していて、

特にパルティータ3番はヴァイオリンの他のCDよりも好きだったくらい。

しかし、長い間聴くこともなく、今回1度だけ棚から引っ張り出して再会。

懐かしい爽やかさ♪

どこまでも続く高原や野原、風と光とたわむれ、

草の上に腰を下ろし、つまびくギターの伸びやかな音色。

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なので当初はもっと速くテンポを設定。

でもレッスンに伺うと先生からは「教会のオルガンのように」とアドバイスいただく。

たしかに、バッハは見事なオルガニストで多くの教会音楽を書いており、

正しいご提案です。

でも、染みついたイメージは拭い去れず、

最後の最後までどう弾くか悩み続けていました。

 

土曜日の会場リハーサルで先生の太く輝かしい音を聴いて、

ようやく今回はリュートではなく教会の響きでと思えるようになった。

言葉よりも音の方が雄弁です。

かといって、私が先生のような音が出せる訳ではないけれど。

 

大変なクラシック愛好家で、かつては物理学の第一線で活躍されていらっしゃった方から

「演奏も物理も似ていますよね」と言われたことがある。

「学会で人と同じことを言っても誰も相手にしない。

初めての発見や研究成果を発表してこそ意味がある」という趣旨のことを伺ったことがあります。

 

そうなんです。

正しいことは偉大な先人がやりつくしてくれている。

その足元にも及ばなくとも、

自分が感じている唯一のものを表現して届けたいから弾きたい。

バッハは即興の名手だったので、新しい表現もきっと受け入れてくれるはず。

 

今回の種明かしとしては、

最初の長い上行音形の箇所は始めからF(フォルテ)となっているけれど、

私はP(ピアノ)から始め息の長いクレッシェンドをかける。

 

2回あるバリオラージュ(特殊な移弦を繰り返して和音のような効果になる)

2回目に入る前は、クレッシェンドにしてみる。

だれもやっていないアイディア!

バッハはオルガンやチェンバロの2段鍵盤のように、

同じ音形を2回使う際に1回目はF,

2回目はPでと指示しているけれど、

私は同じことをするよりもこちらの方が構成として面白いと考えた。

 

最後はダウン(下げ弓)で終わるボウイングがついているけれども、

私はアップ(上げ弓)で終わりたい。

曲の冒頭は八分休符で一瞬のエネルギーのためがあって、

いきなり天から音が舞い降りてくる。

曲の最後は同じく天に昇っていくエネルギーが欲しいと考えた。

最後の1小節のメッセージは「この音、天まで届け!」と思って弾いていました。

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まあ実際にそのようにできたかどうかは定かではありませんが、

何か所かのオリジナル解釈を話すとこういう感じです。

他も言い出したらきりないし、種明かししすぎるのもね、、、と思うのでこの辺で。

 

しかし、練習の仕方の発見もたくさんありました。

どこがなぜ弾きにくいのかを考えて、

その理由をもとにグループ分けをしての反復練習を始めたのが、実は本番10日前。(>_<)

たださらっているだけでは間に合わない!

 

学生の時は時間が全て自分のものだったので、

やみくものただただがむしゃら練習していましたが(つまりアホな練習)

さすがに歳とって、しかも時間がごく限られていると、

無い知恵絞るしかありません。

 

でも、今回発見した練習方法、楽譜の読み方はこれから使える!

もう少し早く弾けるようになり、

もっと深く表現するための時間もできそうです♪

せっかく中村恵さんの勉強会で、長く楽譜の分析研究を学んでいるのだから。

スコアを分析できることは私の強みになっているからこそ、

オリジナル解釈で演奏したいのです。

 

本番前は久しぶりに本当に怖かった。

先生方の演奏会を貶めるような演奏になったら、、、と

なんだか責任重大なオープニングの気分。

1曲目にいきなり高速道路を走るようなこの曲を選んだのは冒険がありました。

最初は自分が落ち着ける楽な曲で始めた方がプレッシャーが少ない。

 

そして、出来上がりが遅いことの不安。

いつもそれでも何とかするけれど、今回はバッハ!

16分音符だけが続いていく4Pは、ほぼビブラートもなく、

素の音で勝負しないといけない。ひえ~~。。

 

ビブラートかけるのは、オルガンのペダル音に当たる個所が続く1拍めと、

これぞ!の部分のみ。

音程練習はシビアにビブラートなしでやった方が、厳しく追及できる。

毎日自分の今の姿を突き付けられて「昨日よりは少しましになった、、」と慰めながら

後何日?とカレンダーを見る日々。

 

前から一応下ごしらえはしていたとはいえ、

本格的には9月に入ってからだったしね。

夫も「間に合うかな?」と。

いつも家族に心配かけながら本番に向かっています。。

 

 

そして、土曜日の会場リハーサルの日、

私は一人930から会場で練習を始め、

肩を回す、下に降りてパンでお昼ご飯にする以外の時間は4時間ずっと弾きっぱなし。

1245に先生と長明さんが来られた時はすでに疲れていて、

お二人に聴いていただいた演奏はボロボロ。。。

 

「私下手になってる!?」ととても不安に(>_<)

早い話、疲れて集中力を欠いていただけだけれど、

そんな状態を聴いていただくべきではありませんでした。

お蔭で不安が増してしまう。

きっと先生方もこの人大丈夫?と。ごめんなさい。

 

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~本番前、守谷の中にそば畑があることを発見。白い花が美しい。~

 

 

Mozartに関しては、先生と私はタイプが違うので(横に並べるのも不遜ですが)

なかなか一つの音楽にまとまらない。

人と弾くのは自分のイメージだけでは成り立たなく、

相手によって同じ曲でも弾き方、表現が毎回変わります。

 

 

私は渡邊先生の演奏は現代音楽のCDでは聴かせていただいたことはあっても、

実は本番は初めて。

どんな感じに演奏されるのかわからず、いろいろ迷っていました。

でも、その後のメンデルスゾーンを聴いて納得。

大きな情熱的な音楽はとても魅力的。

先生と一緒に本番ができるなんて、なんて幸せ♪

 

 

私はこの3年、渡邊先生の元で、

楽器の持ち方、弓の持ち方、左手の落し方、ボウイング、

右手の細かなテクニックについて一から学びなおしてきました。

まだまだできないこともありますが、

教えていただいたことが少しずつ実を結んでいる実感を持っています。

私に成長があるとしたら、渡邊篤子先生のお陰なのです。

自分のことは気が付かないこと、盲点が多く、客観的にコメントいただけるのは一人で勉強するのの何倍も早く進めます。

 

前から聴いてくださっているお客様で趣味でヴァイオリンをなさっている方が、

「森さん 楽器替えましたか?」と聞いてくださったとか。

ガット弦に替えたのが大きな要因だと思われますが、

一つ一つの音の発音の注意し、前よりもしっかり音を出すことを心掛けるようになり、

私自身アルスで久しぶりに弾いてみて、鳴りが違うと感じました。

 

 

矢崎先生、菅野先生からも「スケールの大きい音楽だった」との

温かい労いの言葉をいただき、嬉しかった。

実際には、あそこで音がかすれた、音程が微妙だった、

少々ひるんだ箇所があったなどいろいろ不備もありましたが、

また頑張ろう!と思います。

 

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私が弾き始める前に会場に響いた「あ~♪」の声。

あれはうちの娘でした。

介護の付き添いでお願いしたお姉さんによると

母が登場すると娘はすごく嬉しそうだったとか。

終演後もとってもハッピーな笑顔ですり寄って来てくれました。

 

途中20分ほど寝てしまったそうですが、

席を立つことなく大人しく演奏を聴けたようで、

きっと母と演奏会を見守ってくれていたのだと思います。

私も彼女の「あ~」に「居るな♪」と思って、弾き始める前に気持ちが和みました。

練習を散々聴かされていた娘も暗譜していたはずで、

きっと誰よりも母を応援してくれていたことでしょう。

 

 

言葉がない子ですが、感性はとても豊かです。

心配はたくさんあっても、笑顔に癒されています。

優しくサポートしてくれる夫にも感謝。

どこを向いても感謝しかないと思う本番を振り返る日々。

本番は究極の時間です。

 

2019年9月25日 (水)

有難いご縁に感謝を!

秋分の日の23日月曜日。

今年の主催コンサートをお蔭様で盛況のうちに終えることが出来ました。

 

今年は国際的に活躍される一流奏者を招いて、などという恐れ多い企画。

私の手作りの小さなコンサートにこんな豪華なゲストの方々。

自分も最初の2曲+アンコールに参加するとはいえ、

まずは失礼なくおもてなしできるのかどうか?

そしてご迷惑をかけないで弾けるかどうか、、、の緊張感を持って当日を迎えました。

 

~

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~アンコールは、マスカーニ作曲 オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲~

 

 

しかし今回は、前日までに招待券、スタッフを含めて満席の100席が埋まっており、

そのことは気が楽な要素。

なので、倉庫から椅子を追加しなきゃ、

もしかしたら立ち観さえ出るかも?とか勝手にワクワクしてましたが、

結局当日券は1枚のみ。

まあ人生そんなものですよね。(笑)

 

しかも解説には渡邊先生のご主人様でいらっしゃる

指揮者の矢崎彦太郎先生にお願いできるという有り得ない豪華さ!

演奏も大迫力の熱演の数々で、圧倒されました!

まずは先生方の演奏を。

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3曲目から渡邊篤子先生と長明康郎氏によるデュオ。

ある方の感想は、「お二人が歌っているようだった」ともあり、

ある方は「やりあっている白熱感が」とあり、

様々な表情を見せていただいた迫真のデュオを堪能しました。

 

私は特にマルティヌーが素晴らしく忘れられません。

技術的にも高度な内容ながらも、テーマがわかりやすく、

近現代にしては意外に初めて聴いても面白く楽しめる作品でした。

 

特に圧巻のチェロのカデンツ。

これぞ長明さん!の演奏。

あのリコッシェ(飛び弓)の切れ味!

どこをとってもクリアな音。

そしてどこまでも深い音。

渾身の演奏とはこういうものか!と驚きの内容。

 

渡邊先生も、開演30分前までデュオのリハーサルを続けて、

お昼ごはんなしで本番突入にもかかわらず、

太く輝きのある音を放っていらっしゃって、

グレイヘアの年齢にはとても思えない迫力の演奏に驚きでした。

友人からは先生の凛とした素敵なお姿に「モデルさんのよう!」と感嘆の声も。

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でも何といっても心を動かされたのはメインのメンデルスゾーンのピアノトリオ第2番。

2年前に私も弾いた大好きなこの曲のことは隅から隅まで知っているので、

期待はマックスに。

ここからトリオ・ルテシアの菅野潤先生の登場。

私は譜めくりを務めることになり、先生のお傍で音楽の息遣いを感じることができて、

もう~シビレていました!

 

素晴らしい音質と柔らかなタッチ、リズムの取り方、自然でいて情熱的な流れ。

トリオは傍で鳴っているピアノ中心に聴いていましたが

もう素敵で素敵で!

終楽章の最後に感動して譜めくりを忘れてしまい、

慌てて2枚めくってしまうという失態。。

菅野先生はお姿通りのとても温和な方で、「問題ありませんでしたよ」

なんてフォローしてくださいましたが、

大変ご迷惑をおかけしてしまいました。。

 

トリオは初回リハーサルの土曜日から譜めくりをさせていただいたので、

どんな風にリハーサルを進め、本番はどうなるのか?も見ることが出来て幸運!

国際的に活躍される演奏家のリハーサルを見学できることなんて滅多にない。

それはそれは勉強になりとても有難い経験でした。

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なぜ今回の演奏会が実現したのかというと(前にも書きましたが)

昔九州交響団に居た頃ご一緒したチェロの長明さんとのご縁で

3年前に守谷でのピアノトリオが実現し、

その時に自分のヴァイオリンのことでご相談したら渡邊先生を紹介してくださった。

 

ならば今年は、お世話になっている渡邊先生と長明さんの演奏会を、というのが事の始まりです。

そこに、菅野先生も加わってくださって、

さらに矢崎先生もお話しくださることになり、、、とどんどんスケールが大きくなって

主催の私本人が驚いています。

音楽をやっている友人は皆驚いていたけれど、ホントそのとおり。

 

でも、演奏会って演奏家だけでは成り立たなく、

お客様がいないことには始まらない。

私のコンサートはいつも来て下さる常連の方ばかりで7割埋まります。

そこに、お友達を誘ってくれる友人が居て、

少しずつ少しずつ拡がって来ています。

 

今回の感想を聞くと、たくさんの方を誘ってくれた人たちが

どれほど楽しみにしてくれていたかが伝わって来て、

私も胸が熱くなりました。

その会場の期待と熱が、演奏家にさらにエネルギーを与えてくれて、

良い演奏が生まれるという循環に入ります。

先生方も「とても会場の雰囲気が良かった」と喜んでくださった。

会場の演奏者と聴衆が一緒に呼吸し、エネルギーがどんどん高まって行く。

 

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さらにそれだけではなく、裏方としてお手伝いくださる方が居ないと成り立たない。

今回自分の出番はさっさと終わるので、

なんでも自分でやってしまおうと最初は考えていました。

しかし、そんなの甘かった(>_<)

 

譜めくりをすることになって(自分で志願したんだけれど、、)

自分のGP後時間もないので会場準備もできない。

日頃のデュオコンサートなら配置は変わらないのでステージマネージャーはいらないけれど、

今回は編成が変わっていくためにステマネが必要だと気が付いたのは土曜日。(*_*)

プログラムは本番前日に練習しながらプリンターで印刷という遅さ。

何でもギリギリ。

全て後手に回りました。。

 

温暖化の暑さ、台風の心配で頭がおかしかったのか、いや緊張からか、

運営計画が今回完全に失敗していました。

急にスタッフをお願いして万全のサポートで支えてくれた朝コンの仲間、

野末あけみさん、結束寛子さん、奥田千春さんなしにはできないコンサートでした。

本当に本当にお世話になりありがとうございましたm(__)m

 

演奏してくださった先生方も、

会場を埋めてくれた友人の皆さんとそのお知り合いの方も、

スタッフで協力してくれた仲間も。

全ては有難いご縁でつながる輪のようだ、、、とただただ感謝の想いです。

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自分の演奏については、次に。

明日upできればと思います!

2019年9月 7日 (土)

9/23 和の響き

今年の主催コンサート、「和の響き」というタイトルなものだから、

和楽器も入るの?と聞かれることがあります。

イエ、、、。

令和の響き の方のニュアンス デス。

 

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コンサートのネーミングはチェロの長明さんが付けてくださったので、

まだ直接詳しくは聞けていませんが、

たとえば 令和になって新しい時代の とか、

和合する などの親密さも入っての意味ではないかと思います。
(推測でものを言ってすみませんm(__)m

でも、新しい時代に、新しいだけでなく今まで培ってきたものも融合して

更に進化を目指す そんなコンサートになりそうな予感です。

 

 

トリオ・ルテシアの「ルテシア」とは、古いパリの呼び名。

パリ在住の渡邊先生、菅野先生がいらっしゃるのでこの名前。

ルテシアの皆さまは久しぶりに集まって演奏してくださるようで、

きっと過去の演奏会の思い出などの懐かしさ温かさを湛えて

和やかに演奏してくださることと思います♪

 

Get-along

世界はどこの国を見てもポピュリズムの波が激しく、

自己主張が目に痛いほどですが、

だから余計にほっとできる安心を求めたくなるのかも。

音楽の世界も聴く人を圧倒させるような演奏よりも、

聞く人を包むこむ温かさ親密さが求められているような気がします。

 

前にも書いたことがありますが、

よく言っていただくのが「森さんのヴァイオリンを聴いて癒されたい、、」という言葉。

作曲家が真剣勝負なのは言うまでもなく、

弾く方も準備している最中は胃が痛くなるような気分になります。。

お客さまがコンサートに求められることと、

実は弾く側の状態はかなり離れているかもしれない。

 

もちろん、素晴らしい作品と共に毎日を過ごせる喜びや、

勉強できること自体を幸せに思うけれども、

いざ現実の自分の今に立ち返ると毎回この時点、

約2週間前辺りというのはとても辛い時期です。

理想と現実のギャップ、そして時間のリミットが迫って来ている焦り。

キャー!!という気分。

 

でも、何とかします!

いつも出来上がるのがとても遅い私。。

スイッチが入るのが遅い。

もっと余裕で早くに出来上がっていたいのですが、

まだああでもないこうでもない、、、ともがいています。(>_<)

 

しかし、先生方は私とは違って余裕です。

私が先生方のリハーサルを聴けるのは本番二日前なので、

その日までトリオ・ルテシアはどんな音なのか?の楽しみは取っておいています。

皆さま国際的に活躍されている百戦錬磨のベテランでいらっしゃるので、

今回のコンサートの成功は間違いなしです!

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さてプログラムは、というと、

オープニングのウェルカムにバッハの無伴奏パルティータ第3番のプレリュード。

6曲あるバッハの無伴奏の中で最も明るいエネルギーに溢れている楽章。

突然、空がひらけて音が天から舞い降りて来ます。

 

動きっぱなしの16分音符。全部で何個だったっけ?

4分の3拍子なので、1小節に16分音符が4×3.

そして小節数は?

最後の方で四分音符もあるので、

おおまかに1656個の音符たち、と申しておきましょう。

細かく動きまわる音たちは、旋回したり、直線的に登ったり、うねったり、

宙を駆け抜けます。

 

リズムパターンによって、和声の変化のポイントによって、

音のグループ分けを変えることで、エネルギーの流れ方が変わる。

そこは奏者の解釈で行く通りもの弾き方があるでしょう。

 

バッハの無伴奏のCDも多種類持っているので、時々聴いてみたりしていますが、

それよりも今読んでいるヤープ・シュレーダーの

「バッハ無伴奏ヴァイオリン作品を弾く バロック奏法の視点から」がとっても面白くて、

ヒントの山。

新しいことに出会って考えることは楽しすぎる。

 

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~プレリュード バッハの直筆譜。この流麗な線だけでも音楽が聞えてきそう~

 

 

バロック奏法には以前から興味はあり好んで聞いていますが、

自分はまだ使えていない。

わかっていないのに本番で¥実験するようでは聴いてくださる方に申し訳ないので

どんな具合になるかは当日までわかりませんが、試行錯誤しながら

話す、踊る、歌うのバロックの精神に少しでも近づけたらなあ、、、と

思い描いているところです。

 

天から音がやって来てまた天に帰っていく 

というストーリーだけは前から自分の中で決まっている。

でも、これ以上は言いません。

テンポは110くらいの予定。

あっという間の時間ににぎゅっと詰まった音符たち。

 

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~バロックとモダンの二つの楽器を使ってのプログラムだった8月朝コン アルスホールの様子。

とても素敵な響きでした~

 

 

 

次はモーツアルト ソナタKV331.

あれ?これってピアノソナタじゃなかった?

そうです。トルコ行進曲が終楽章に付いているピアノソナタのヴァイオリンデュオ編。

 

もちろん原曲には及びませんが、右手と左手(ピアノの)が近いこのソナタは

ヴァイオリン2本で弾くのも結構いい感じです。

先生と一緒に演奏させていただきますが、

二つのパートは入れ替わって旋律を担当するところも面白い。

1st(森)がメロディーのことが多いものの、

特に第2楽章のトリオ部分は頻繁に旋律を受け渡して入り組んでます。

 

このソナタを書いた頃のモーツァルトさんはどうしていたか?というと、

1783年6月16日に初めての子供が産まれ、

ならば実家に胸を張って報告!と赤ちゃんは乳母に預けて

7月から故郷ザルツブルグに妻のコンスタンツェと共に里帰りし、

12月にウイーンに戻ってみたら赤ん坊は8月には亡くなっていた、、、、と知る。

絶句。

 

私にはちょっと考えられないことだけれど、

当時の余裕のある家庭は、乳母が子供を育てるのが普通だったようです。

彼の時代は小さな子供が無事に成長するのは困難でした。

医学の発達も住居環境、衛生面、どこをとっても厳しい時代。

 

それにしても、モーツァルト夫妻も相当なショックだったのでは?と想像します。

そのせいか、私には第1楽章のテーマのシチリアーノが子守歌のように聴こえて来ます。

モーツァルトは、アンダンテ・グラツィオーソと指定しているだけですが。

(グラツィオーソとは「優雅に」という意味。

アンダンテはゆったりした歩みを表す速度の表示。

原曲の第1楽章には全部で6つの変奏と終曲で成っていますが、

今回演奏するヴァイオリンデュオ編の楽譜では、

第2変奏、第5変奏はカットされています。)

 

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シチリアーノの話しに戻ると、、、

シチリアーノは古くは哀しみを表現するものであったそうで、

それを明るいイ長調で書いているあたり、モーツァルトらしく思う。

彼はごくまれにしか使わなかったシチリアーノ。

どの作品に使われているのかを知ると、ちょっとはっとするものがあります。

 

このテーマはまるで民謡か何かのように親しみやすい旋律で、

二つの楽器(左手と右手)は寄り添って動きます。

穏かに揺れるリズムは、揺りかごのよう。

3度で寄り添って動く二つの旋律は、

我が子の寝顔をのぞく若い夫婦のようにも思ってしまう。

 

テーマを「子守歌」と思った最初のきっかけは、

原曲の第3変奏が高音域なため、オルゴールのように聴こえたから。

調べてみたところ、この時期にはまだオルゴールはなかったようなので、

私の思い違いかな、、とは思うけれど。

しかしいつも、想像力は勝手に羽ばたいてしまうのです(^^♪

弾く方もオリジナルなイメージで弾いていますので、

聴く方もお一人お一人独自の世界の中で夢を膨らませていただければと思います!

 

第2楽章メヌエットのトリオ部分は、

ヴァイオリン編では前にも書いたように旋律を交代しますが、

原曲も右手と左手が交差して演奏。

それも観ていても面白い。

 

そして終楽章は、有名なトルコ行進曲。

ピアノを習っているお子さんたちが弾きたい曲リストに必ず入っているこの曲です。

この時代オスマン・トルコと緊張状態にあったハプスブルグ家。

敵とはいえ、東欧のエキゾチックな雰囲気はブームを呼んだそうで、

モーツアルトはこれ以外にも

オペラ「後宮からの誘拐」ではトルコを舞台とし、

ヴァイオリン協奏曲第5番の第3楽章も「トルコ風」。

気になって仕方がない。

いえインスピレーションを掻き立てられて仕方がない。

もちろんトルコへの強烈な風刺とも言えます。

この楽章もアレグレットなので速すぎず演奏しましょう。

 

私の出番はここで終わり。

後はゆっくり先生方の演奏を楽しませていただきます♪

ここまではバロックと古典の世界。

ここからは時間を飛んで近現代へ。

 

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~アルスホールの公園側入り口~

 

 

次のヴァイオリンとチェロのデュオ2曲はパリにちなんだ作曲家によるものです。

ラヴェルはパリで活躍した洗練されたパリジャン。

残っている写真の彼はとてもお洒落な紳士。

「音の色彩の魔術師」と異名を取る。

 

マルティヌーはチェコ出身でパリで学んだ作曲家。

実は私はこの作品は聴いたことがなく、、、

しかしIMSLPで楽譜は入手しました!

初めて聞けるのが楽しみです。

 

最初の2曲とは雰囲気がガラッと変わる。

古典からこの近現代へのタイムスリップは、

曲調からも演奏スタイルからも驚くほどのギャップがあります。

この絶妙なプログラミングで、生のコンサートのダイナミズムをお楽しみください。

 

渡邊先生と長明氏による高い集中力と安定感ある演奏で、

迫力あるヴァイオリン&チェロのデュオをお聴きいただけることと思います。

まずはラヴェルのヴァイオリンとチェロのためのソナタ。

そしてマルティヌーのヴァイオリンとチェロのためのデュオ第1番。

 

休憩後の後半は、メンデルスゾーンのピアノトリオ第2番。

4楽章ある大きなトリオは、聴きごたえ十分です。

ここからいよいよ菅野先生の登場。

私も2年前の12月に同じアルスでの「つくば朝のサロンコンサート」で

演奏したことがありますが、

とても素晴らしい未だに忘れられない作品です。

メンデルスゾーンの晩期に書かれたトリオには、

彼の人生が詰まっているようにも感じ、

特に終楽章は感動的です。

 

 

どの作品も弾く人によってイメージは異なり、

だからこそ生演奏は面白いのですが、

自分のイメージを捨てて目の前の演奏を楽しみたいと23日を待っています!

 

ちなみに、メンデルスゾーンは忘れ去られていたバッハを復刻させた人で、

プログラムは輪のように最初と最後がつながります。

パリを舞台の作品を間に挟み、

バッハをキーワードに結ばれるプログラム。

当日はスペシャルゲストのナビゲートが、

お客様をクラシック音楽の素晴らしい世界へと誘ってくださることでしょう。

どうぞお楽しみに!

 

「和の響き トリオ・ルテシアを迎えて」

2019年 9月23日(月・祝) 14時開演(13:30開場)

つくば文化会館2階 アルスホール

 

会場はつくばエクスプレスつくば駅 A1出口より徒歩3分。

研究学園都市つくばの緑あふれる公園に面したつくば文化会館。

1階にはカフェや図書館、ギャラリーもあり、

公園の奥にはプラネタリウムが楽しめるエキスポセンターも。

遠方からの方も、23日つくばの午後をいかがでしょうか?

 

お席のご予約は、当HPのお問合せフォームへ。

http://forest-note.com/

 

あるいは、下記店舗でもチケット取り扱っていただいております。

 

*ナチュロアロマチカ  守谷市久保ヶ丘2-5-18 ℡ 0297-46-2810

*ブティック・フラワー 守谷市松が丘2-6-2  ℡ 0297-46-0204

 

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

 

 

2019年9月 2日 (月)

新学期の気持ち

 

あらっ よく考えたら私8月は2回しかブログを書かなかった?と

気が付いたのは一昨日。

日々宣伝作業に追われ、

それに暑さ疲れで夜はバタンキュー。

手が回っていなかったのかしら、、

 

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~夫が昨日 明野のひまわり(筑西市)を撮影して、

お土産に10本(¥600)買って来てくれました。

ゴッホのひまわりを思わせる八重(いやそれ以上の多弁)の花。

昨日が最終日でひまわり畑はブルドーザーに踏み倒されるそうで(*_*)

もったいないけれど毎年のことだそう。

今年のひまわりも土に戻って、来年また生まれ変わるのかな。

黄色は元気が出る色です♪~

 

 

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最近、面白い出会いがいろいろありました。

自主企画コンサートを知ってもらおうと本番前にいろんなことを考えていると、

それに伴って変化が訪れます。

ちょっとした動きがきっかけとなり、

新しい出会いに嬉しくなったり、

人と話して自分の方向性を確認したり。

秋の入り口に、私も新たな気持ちで立っています。

 

 

9月に入り新学期といっても、

近所の小中学校は2学期制への変更に伴い、

後期はすでに始まっているようです。

でも私にとってはやっぱり新学期は9月から。

しみついているのですね。

練習時間があまり取れなかった8月を後にし、

さあしっかり音楽に向き合おうと思う私にとってのスタート。

 

 

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先々週の金曜日、異業種交流会というものに初めて参加して参りました。

近所の戸頭にある「サムシングブルー」さんという結婚紹介所(介護紹介も始められて)が初めて企画された交流会。

男女の縁をつなぐ会社は、人の縁をつなぐプロでした!

 

 

個人事業主さんが集まる会で、

私のように細々とした活動をしている者は初心者の気分。

皆さん夢と希望と覚悟を語られ、

とても勉強になりました。

何よりその熱をいただいて私も頑張ろう!という気持ちがさらにアップ。

 

 

自宅周辺の自然からは癒しを与えてもらい、

出会う人からは生きるエネルギーをいただく。

今この地に居ることを有難く思ったひと時でした。

魅力度最下位の茨城ですが、そんなことない!と思う県民の一人です。

 

 

そして、6月からお世話になっている土浦市のヴィアンネ・ヴァイオリンファクトリーで、

楽器の調整もとても面白かった。

朝コンの弦楽器奏者の友人達からお名前は度々聞いていましたが、

私は学生時代以来ずっと通っていた工房があり、

長年のご縁はなかなか変えられない、、、。

でもちょっと覗いてみたくなり、

まずは練習用の弓の毛替えを頼んでみて、

きめ細かで丁寧な仕上げに納得。

 

 

その後本番用の弓もお願いし、

伺うたびに長話に洗脳され(笑)、

いえ、ヴァイオリンへの愛に圧倒され、

学ぶことが多くて面白く、今回はいよいよ本丸の楽器を差し出す。

 

 

 

この10年扱いやすいからという理由でナイロン弦を使っていましたが、

今回久しぶりにガット弦に交換。

それに伴い調整も。

先週木曜日は10:30~15:00までヴィアンネさんにお邪魔して、

話しをしながら楽器をピカピカに磨いてもらって見違えるように輝いています!

 

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~ガット弦のオリーブはこの緑色。久しぶり~。お帰りオリーブ♪~

 

 

ヴァイオリンの弦はいろんなものが売られていますが、

大きく分けて羊の腸を使う古くからあるガット弦と、

新素材のナイロン弦の2種類に分かれます。

 

 

音色はガットの方がもちろん良い。

しかし、湿気に弱くピッチが狂いやすい。

時には演奏中に切れるリスクも。なやましい~。

仕事として使うならナイロン弦が便利で、

でも芸術としての演奏を追求するならガット弦。

9/23「和の響き」コンサートにご出演いただく私の先生も、

もちろんガット弦を使っていらっしゃいます。

 

 

新しいタイプの弦の方が発音がいいのかと思っていましたが、

ガットの方が格段に発音がいいと聞き、

え~っ!それならガットに!と心は決まった。

ヴァイオリンに対する愛と情熱に溢れるヴィアンネさん(河内さん)の話しを伺っていると面白過ぎて、

滞在時間がとんでもなく長くなる。

 

 

木曜日は弾きながら調整ということだったので、

長時間滞在に供えて勝手にお昼のパンを二人分調達して訪問。

とことんこの楽器に魅了され研究している職人さん

いえ芸術家は楽器の話しだけでなく、

お互いの身の上話にまで広がった。

苦労したもの同士の空気があった。

 

 

ヴィアンネさんいわく、今の若い人のバリバリガシガシした弾き方でなく、

弓を軽くたくさん使う弦を響かせる奏法こそ、

ヴァイオリンの魅力を引き出すボウイングであること。

私このところ元弓エクササイズで、けっこうガシガシタイプになりつつあったので、

反省。。

 

 

もちろん曲にもよります。

いろんな弓使いができないといけない。

作品のエネルギーを伝えるためには、時には汚い音も畏れずにいる姿勢も必要だと思う。

けれども、ヴァイオリンの音に求められるのは何か?を改めて考えていました。

 

 

音楽は何のためにある?

その中でなぜヴァイオリンでなければならない?

自分はなぜ魅了されている?

なぜこんなに苦労するものを続けている?

 

 

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~ヴァイオリンはとっつきにくいけれども、限りない魅力に溢れた楽器。

それを誰でも弾けるようになる方法を研究中。

物心ついて11歳からヴァイオリンを始めた私は、

自然にできたことはなく苦労の連続なので、

意識的に勉強してきたのが強みかも。~

 

 

答えはもちろん一つではなく、

いくつも浮かびます。

でも答えよりも問いの方が大事だと思える。

どれだけ多くの問いを自分の中に持てるか。

答えなんて時と共に変化し、真実と思うものは人の数だけある。

多様な問いを持ち、しなやかに考えていける方が面白いと最近特に思います。

心に響くものが、今の自分の答えのヒント。

 

 

魅了されている作品に込められた作曲家のメッセージを再現したいと願う。

謎解き(分析)自体が面白い作業。

でも、良い音自体に力がある。

今「なぜ音で治るのか?」ミッチェル・ゲイナー という本を読んでいるところ。

 

 

内容は音楽療法であり、少々スピリチュアル系でもあるけれど、

音がどれほどの力を持つのかを多くの症例を通して知ることができ、

「どんな音を出すのか」を考え続けるものにとっては

勉強になります。

 

 

音程の取り方一つにしても奥が深い。

倍音を豊かに含む共鳴する音はとてつもないパワーを持つ。

このところ演奏活動を控えていらっしゃるけれど

ものすごく豊かな音を奏でるチェロの友人が

長年ヴィアンネさんを支持しているというのを知り納得。

(木曜日、工房でばったり出会った)

探求は一生続きます。

 

 

次回のブログはコンサートの内容を。

なるべく今週中に何か書きます♪

 

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金曜日はようやく、つくばみらい市の「游なかにし」さんに

コンサートのチラシをお願いしに行くことができました。

ここはスリランカ紅茶専門店で、

美味しい紅茶がポットサービス(3杯分)。

ランチには焼きサンドが美味。

 

今回行ってみたところ名物の豪華あんみつのミニ版が

ランチに付けられるようになっていました♪

私が頼んだのは写真の小さい方。¥300

黒蜜は喜界島。小豆は北海道産。

と、素材にこだわりとことん手作りの優しい味。

シックな店内ではコンサートも行われるそうです。

 

我が家から車で7分。ピンクの壁が目印。

オーナーご夫妻の上品で温かい笑顔のおもてなしは

つくばみらいのサロン的役割を担っていると思う。

店内には奥様が集められたちりめん人形作家の竹本京さんのお人形が

展示されているスペースがあり、

季節ごとに違う作品が楽しめます。

 

 

2019年8月18日 (日)

秋に向かう

 

え?どこが?ですが、我が家の庭のヤマボウシは

お約束通りに落葉が始まりました。

毎年必ずお盆が過ぎるとこの樹から秋が始まります。

気温は高くとも、自然はちゃんと秋の準備を始めているというのを目にすると

ほっとします。

我慢していたらちゃんと秋は来るのね(^^♪

 

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お盆休みが終ると、子供たちは夏休みも終盤で2学期を見据えるように、

大人も秋に向かう気持ちになります。

ほとんど行かないけれど、

デパートやショッピングセンターではもう秋物が展開されているのですよね?

こんなに暑くてうんざりする、、、と思っても秋のお印を見ると希望を感じます。

最近はスーパーに食料品の買い物に行ったついでに、セリアを覗くのが楽しみな私。

100円でカワイイものがたくさんあって楽しい♪

 

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~小さい生徒さんが喜ぶようなシールを探したら、楽しい作曲家のがありました♪~

 

 

 

我が家も昨日息子たちが帰ってしまって、

あ~お盆休みも終わったなあ、、、という気分。

予定は入れずに、何を食べさせよう?ばかり考え、

日中は秋のコンサートの宣伝作業に励んでいました。

しかし、PCの住所録がちょっと変で、混乱しています。

私のチェックも甘く、記憶があやしい。。

 

 

もしかしたら、1回出した方にもう一度出してしまったかも?

あるいは出したつもりで出せていないかも? 

この混乱は暑さのせいにしてもいい、、?(>_<)

失礼がありましたらごめんなさいm(__)m

 

 

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GWからずっと怪しかった娘のてんかん発作も、このところましです。

いつもの範囲内。

朝にちょっと小発作があるけれど、ほどなくして治まります。

前回も書きましたが彼女のセンサーは高く、台風が発生する前に感知して反応。

5号の時が一番ひどく、7号だけは何事もなかった。

7号は日本には来なかったから?

 

 

この前の10号は超大型で心配しましたが、

意外に被害が少なかったようでほっとし、

10号があまりに大きかったためにしばらく台風が発生していないので

娘も無事に過ごしているという訳です。

蝉のように、しばしの平和を楽しみます。

 

 

 

お盆休みの最初に3家族で、

結婚式を挙げたアジュールのファミリーバイキングを楽しみました。

(FBには先にアップ)

ファミリーバイキングという名の通り、

たくさんの美味しいお料理を始め、かき氷、ソフトクリーム、ポップコーン、

ヨーヨー釣り、すいか割りなど楽しいコーナーがいっぱい!

これで大人¥2500は安い!と思ったほどです。

アジュールさんの心意気に拍手♪

暑いし混むしでどこにも行かない我が家としては、

うちの娘のお盆のお楽しみに毎年恒例にしてもいいかも?と思ったくらいでした。

 

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子どもは「いつもの」「毎年」などの繰り返される行事が大好き。

絵本の繰り返しもそうですし、繰り返すことで安心や、

あるいは記憶の定着などもあるのでしょう。

娘の施設でも夏は毎年フラダンスのボランティアさんが来てくれたり、

スイカ割があったりで、「ああ夏が来た♪」と思える行事を用意してくれています。

そういう季節の行事ってなんだか温かい思い出になる気がします。

だって、用意する人がいない限りは、自動的に「毎年」になるわけではない。

地域の夏祭りもそうです。

 

 

それ以外は何もなかった我が家。

ひたすら、何食べる?何食べさせる?で終わりました。

特別なことといえば、ひまわりのように明るいお嫁さんが初めて泊まりに来てくれて、

家の中に花が咲いたように明るくなって楽しかったことくらいかな。

すっかりうちの家族は彼女のことが大好きです(^^♪

 

 

以下、我が家のこの夏の食卓の写真を貼り付けて今日はおわり。

 

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~半年前から何度か作っている「ヤンソンの誘惑」(重ねてオーブンで焼くだけ)、シュニッツェル、夏野菜たっぷりのスープ、サラダ~

 

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~13日は迎え団子で白玉を作る。納豆蕎麦と~

 

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~メインは息子たちが帰って来たら食べさせようと思っていた鰻。

守谷駅1階ターリーズ傍の「守谷コレクション」で売っている守谷牧場藤井商店の美味しいお肉を入れたスープも。

豚小間切れ500g500円~

 

 

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